蒸しりんご店長のりんごです。
前回の記事で
佐藤小児科では
赤ちゃんの顔の湿疹で
ステロイド使わずに約5～7ヶ月で治ったと
統計が取られていましたが
それにちょっと関連して
うちの末っ子ちゃんの
身体にできた湿疹の事書こうと思います。
うちの末っ子ちゃん
乳児湿疹というか、何らかの肌の炎症が出ました。
いつだったかな～
８ヶ月位の頃だったかな。
はじめは下腹部、そけい部近くに出たんです。
その写真をとっていたはずなのですが
ちょっと見当たらず。
境界線がきれいにある貨幣状湿疹でした。
で、その時はどくだみエキスを友人からもらったので
それを風呂あがりと朝にせっせと塗っていたのです。
そしたら本当に７日くらいで
きれいに綺麗に治ったのです！
おお！さすが植物の力！と思ったら
程なくしてほぼ同じようなものが
右脇に出現。
こちらは写真あります。
もうちょっと寄ると
丸く境界線があり貨幣状の湿疹ですね。
アップで見るとこんな感じ。
あら～ここにもできた！
前にあった鼠径部のところ
赤ちゃんだから色々触って移っていたのかな？
と思い、今度もまた
へっへっへ～どくだみエキスで治すぞ！と思ったのです。
しかし、今度はうまくいかなかった。
もしや、超天然の手作りエキスだから
防腐剤とか入ってないし
もう効力ない、もしくは腐って変な雑菌繁殖してる？
一応冷蔵庫に入れてたんだけどな～
なんて思いながら、さてどうしようかなと思っていた頃
気が付くと、他にもうつっていたんです。
右脇から中心部、そして顎の下首のところに。
特に首の所はみるみる広がりました。
夜の風呂上りに撮る事が多くて
写真暗めで見にくくてごめんなさい！
急速に広がったことで、私は考えました。
まずいろいろ調べると
貨幣状湿疹のように境界が鮮明なものは
カビなど、真菌の可能性がある。
白癬菌（水虫の菌）が体幹に伝染すると
タムシというらしいので
これはタムシなどかも知れない。
そして、よだれが栄養になって
首は拡大しやすく治りにくいのかもしれない。
うちの末っ子ちゃん写真とってる最中もダラダラなくらい
ものすごくよだれがすごかったんです。
首を中心に胸部が治らないまま
年明け、今年の１月。
この末っ子ちゃんのことで
ちょっと一度病院に行こうかなと動き始めた時
アトピーの標準治療専門の九大の医師が
近くの病院に外来で週に１回来ているのを見つけ
行ってきたのです。
私『私なりに調べたんですが・・・
これはタムシとか、何らかの菌じゃないかと思うんです
家族にも白癬菌がいた経歴もありますし。』
医師『たしかにその可能性はあるかもしれません
湿疹に鮮明な境界線もありますし。
ちょっと皮膚をとって見てみましょう。
ん～出るかな～』
と言いつつ
末っ子ちゃんの皮膚を少し削り
顕微鏡で見たのですが
その時に菌は確認されず。
『けれど、症状から真菌の可能性も高いので
まずは抗真菌の塗り薬を渡しますので
1週間塗って様子を見て下さい。』
それで頂いた薬を塗ったら
半減ぐらいしたんです。
１週間後に受診した時は
医師『これぐらい軽減しているなら
このままこの薬で継続してみてください』
そう言われたものの、なかなかそこから落ち着かず。
結局、翌週にはステロイドのロコイドが出されました。
で、塗りました。
みるみる良くなるんですね。
本当、怖いくらいに。
で、３日塗ってやめました。
その段階で皮膚はきれ～い！
治ったぞ！！！というレベル。
が、やはり若干
ちりめん状のシワシワ光沢した感じが
する気がするのです。
で、３日でやめてみたら
しばらく良かったんです。
しかし、１週間か１０日くらいかな
再び赤くなってきて
少しずつ少しずつ結局元通り。
ただ、脇や首周りは落ち着いて
残ったのは首の直下、つまり口の直下の
よだれダラダラ部分だけ。
ちゃんと塗り続けて下さい！
ちゃんと塗らないから！と医師には言われるかもしれませんが
これは塗っては治りやめたら戻る
それを繰り返すかなと
もうステロイドは塗らずに
そのまま他の民間的なケアやワセリンなどで
やり過ごし
ひどくなったり、広がったりすることはないけれど
治りきらない赤い状態はずっとある状況だったのです。
そういう感じで月日が過ぎ
今から１ヶ月前くらいから
次第に良くなってきました。
これで１ヶ月前。
そしてちょうどその頃って
よだれが減った頃なんです。
スタイも、もういいよねってしなくなった。
ほぼよだれが出なくなりました。
佐藤先生の著書で述べられていたように
６ヶ月くらい経てば
本当に治るな～と。
やっぱりうちの末っ子ちゃんはよだれが
治りにくくしていたんだろうな～。
これをずっとステロイド使っていたら
やっぱり怖いな～と思ったのです。
本当に、よだれが出なくなった時期に
勝手に治りましたもの。
もちろん炎症ひどい時は
サンホワイトやシアバター塗ったりしましたが
なによりもこまめにスタイを変えました。
よだれで濡れっぱなしにならないように。
でも、子どもの肌荒れで小児科いって
それがステロイドとも知らずに塗り続け
ずっと塗っていたっていう人、たくさんいるよね。
赤ちゃんだから皮膚薄い。でも
ちょっとの炎症でステロイド使う。
やめたら再燃するから長期使ってきた。
副作用でさらに皮膚が薄くなる
バリア機能崩壊で
様々な炎症起きやすくなり
どんどん皮膚炎が広がる。
こういう人は本当に多い。
何が何でもステロイド否定ではありませんが
やっぱり第一選択肢ではないのかな、と。
うちの子のように肌荒れ初期なのに
いきなりステロイドはないかなと。
それでもうちの末っ子ちゃんも
服を脱いだ時は掻いていたし
風呂あがりは赤みが増して
痒がって掻いていて
引っかき傷ができたりしていたので
それを見た周囲の人から
『あら、首のところ赤くなってるね。
ちゃんと病院行った？』
なんて言われたりしたんですよね。
これがもっとひどく炎症部位があり
頻繁に子どもの手が行くようなら
やっぱり病院に行ってなんとかしようとして
そしてやっぱりステロイドの指導はされるのが
一般的なんだろうなと思います。
でも小さければ小さいほど
成長という伸びしろ
治る可能性はたくさんなので
ステロイドに行く前に
出来ることはたくさんあると思います。
一方で、どうにもならないぐらいジュクジュクで
一旦症状を断ち切るためにというのであれば
ステロイドもありだと思っているのです。
結局、赤ちゃんの乳児湿疹って
乳児期の赤ちゃんに見られる湿疹の総称です。
乳児期の脂漏性皮膚炎とアトピーは、
年齢があがらないと区別がつかないことが多いようです。
それこそ専門医でも見極められないとか。
単なる脂漏性皮膚炎だったら治る
もちろんステロイドなんていらずに。
ようするに、いきなり病院に行く前に
できることがあるように
親は引き出しをいっぱい持つべきですよね
子どもを守るためには。
ということで、
間にわが子のことをちょっと入れましたが
アトピーにステロイドの使用が
ゼロか百かの肯定か否定かだけではなく
中間位置にいる医師の本を次回は書きます。
つづく
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