完治めざして!アトピー治療の段階と目的。 | 鍼灸師が創った元祖国産よもぎ蒸し【よもぎ庵】子宮菌活®

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おはようございます。
蒸しりんご店長のりんごです。


早速アトピーのことを書きます。


今現在の、うちの娘ちゃんは
水溶性ステロイドを断つ段階に入っています。

通っている病院では
子供用の水溶性ステロイドの強さは3段階あります。


水溶性ステロイドは
保湿化粧液に混ぜて希釈して使います。


水溶性ステロイドのレベルも
今は一番弱いもの


そしてその弱いものが更に
希釈の度合いが薄くなり
最後はスポイドで数滴のステロイドだけ混ぜる

そしてステロイドを断つ

今はその段階です。

ほぼ保湿化粧水のみとなり

最後は保湿化粧水を使わずとも
元気な肌になる。

現段階で、あと1~2割
症状が残っているかなという感じですが

完治を目指しているし
医師を信頼しているので

最後までこの病院に通おうと思っています。


というわけで、まだ治療段階なので
完結したわけではないですが

この段階でいえること。


私のアトピー治療の学びは・・・



アトピー治療には段階がある。

段階と言うかレベルと言うか次元と言うか。


【アトピー性皮膚炎】

と、ひとくくりで言われても


そのときの肌が
どんな状態でどの段階なのかは
すごく幅が大きい。


その肌具合に応じて
適切な処置は変わってくる。


適切な処置を行わないと
いろんな要因が混じって悪化するし

逆に適切な処置を行えば
表面的な皮膚の荒れは抑えられる。



そのことをきちんと把握していないと


【アトピーには●●が効く!】

という言葉に振り回されて
あれこれ手を出してしまい
どツボにはまる。


アトピー症状がきつく長くなるほどに
必死でわらをも掴む想いになるだけに・・・


アトピーってネットを見ても
明らかに弱みにつけ込んで売ろうとしている
アトピー商材が本当にたくさんあふれている。


だからこそ惑わされず
アトピーといって
ひとくくりに出来るものではなく


今、どういった段階かを見極めて
適切な処置をする必要がある。


ごく最近の娘ちゃんの写真ですが

8月の始め頃のアトピーひざ裏の写真。

アトピー肌画像 アトピー肌 改善

ほぼ良くなってきてる♪

アトピー皮膚写真 アトピー性皮膚炎写真

ひざ裏を拡大した写真。
「残るはここだけ。完治まであと一歩だな~」

と思っていたのですが・・・

お盆始め、ちょっと生活、リズムが乱れたかな~というころ。

アトピー皮膚炎 写真 アトピー 症状 写真


アトピー性皮膚炎 アレルギーアトピー

ひざ裏もかきむしってしまっています。


この感じ、この感じ!

娘ちゃんののアトピーも
こういう感じで少しずつ肘と膝がひどくなってきたのが
アトピー性皮膚炎への道の始まりでした。


肌荒れは以前からちょこちょこあったので
そのうち収まるかなーと思っていたら
どんどん悪化の一途だったんですが


この時の無知な私は
黄色ブドウ球菌の異常増殖なんて考えても無くて

殺菌なんてことも考え付かず


肌荒れ、乾燥には
石鹸を使わないとか
お湯だけで洗うとか

ワセリンで保湿とか

どこかで聞いたことをあれこれ試行錯誤して
結果的に悪化させていたのだと今ならわかります。



この夏こうなってからは

『あ、菌が繁殖しだしているな
だったらあの対策をしよう。』

そんな風にきちんと処置して

2、3日後。

アトピー肌改善 写真アトピー性皮膚炎

夜、暗い電気の下で撮った写真だし

川遊びをしたので
全体的に日焼けして黒くなっていますが

炎症は治まっています。

この日焼けも良かったのだと思います。


アトピー性皮膚炎 アトピー肌
そしてまたその4日後くらい。


炎症は治まり、もうあと一歩

一番かきむしっていたアトピーの部位
左ひざの裏、左端の場所が残るのみ。


基本的には元気に夏休みを遊んで
日焼けした小麦の肌です。

ーーーー

アトピー性皮膚炎に適切に処置するためには
治療の方針、目的をはっきり持つことが重要。


そして、その処置、治療の目的は
段階によって違う。


①表面の症状を叩く

②症状を出さないベースの体作り


2つの段階に対するアプローチが必要だし

全体として、そもそも

なぜその症状が出たのかという
③原因を推察する視点


忘れてはいけない。


ステロイド治療は
表面的な症状をたたくだけなので
やっぱり根本的に治るとはいえない。

逆に根っこの浅い症状なら
ちょっとステロイドを早期に塗れば
すぐに収まるとも言える。



・まずは表層の症状を治す

・そして症状を出さない体作り


この表層の症状=かゆみが
アトピーはとてもつらいものであるので

まずは症状を抑えようと必死になる。


けれども治りにくいものであるので
忘れられがちだけれども


症状を抑えるのと同時に
症状を出さない体作りが必要。


そのときの方向性として
症状を起こした原因を明確にすることが
治す早道だと言える。


けれど原因は、単にこの症状が出た
引き金となったアレルゲンとして
わかりやすいときも有るけれど


どうしてそういう体質になったのか
これはなかなか、いやもしかしたら永遠に
わからないのかもしれない。


症状を起こした原因と
そういう体質になった原因

体質となった根本原因は
複雑に絡み合って

それこそ遺伝的レベルから
環境要因さまざま複雑。


それからもうひとつ。

症状が長引くほどに

もともとの肌からすると弱くなっているのを感じる。

この季節、弱い肌の娘ちゃんは

蚊にさされてかいた周辺の肌が
すぐにかさぶたレベルになる。

以前はそんなことは無かった。


アトピーの炎症は治まっても
まだまだ本来の強い肌ではなく
皮膚の防御機能の低下によって
引き起こされる症状が増える。


アトピー肌 改善 アトピー肌

少し背中をかいただけで
引っかき傷跡になる。

アトピー性皮膚炎写真 アトピー性皮膚炎原因

爪でかいた後がわかる。


少し擦れただけで
かさぶたレベルの肌の傷が出来ます。

アトピー傷 肌傷

これは、肩からかばんを提げていたのが
すれて、すぐにかさぶたに。


アトピー性皮膚炎傷 肌 傷 消し

コチラは、かゆくてぼりぼりかいた後。
これまたかさぶたに。



今はもう、肌荒れは収まっているけれど
まだまだ危うい、ガラスの皮膚。


皮膚の防御機能がまだまだ本調子でないので

防御力の低下があり

アレルゲンとの接触や、単に物理的刺激でも
痒みの発生、掻き壊し、皮膚の破壊

そして雑菌の付着、常在菌の異常増殖
化膿・炎症と

どんどん悪循環を繰り返し
アトピー悪化の一途をたどることになります。



でも、炎症が起きたら
まずその表層をたたく。


炎症はアトピーというより
黄色ブドウ球菌の氾濫でもあるので

ほぼ、適切な洗い方
石鹸選び、すすぎ方

そして殺菌消毒

これで炎症は治まるし
その後の保湿で肌の沈静化により
効果を発揮する。


けれどこのとき
ステロイドという薬で炎症だけを抑えることができるので
結果的に根本治療をせずにあたかも治ったように見え


アトピーが治ってしまったかのような錯覚を受けます。


けれど、根本の原因も治っていない上に
一見落ち着いたかに見える皮膚も
強く健康な皮膚にはなっておらず

ガラスの皮膚なので、炎症も引き起こしやすい


だからまだまだ対策は続く。

炎症を抑える過程では

次は、アレルゲンとの接触を避ける

ダニ、ハウスダストや化学物質等の
わかりやすいアレルゲンの除去

炎症が収まったら次は

根本的な強い体質作りをする

ストレスや睡眠不足等の心理的要因の緩和だったり、
食生活の改善による
腸免疫の強化、栄養の補充だったり


そして、最終的には
丈夫で強い健康的な皮膚を取り戻す!


丈夫で強い皮膚さえ持てば
一般的なアレルゲンと接触しても大丈夫になるはず。

過敏に色々除去しなくても普通にいける!


やっぱり薬だけで抑えるのではなく
少しずつ自然に強くなること大事です。

体質によりある程度炎症をくり返しても
その炎症は徐々に少なくなっていくし

薬効的作用で治っているのではなく
自己治癒力で治っていることが重要です。


そして強い皮膚に戻すこと。


うちの子は今この段階。

だからこそ、病院の治療だけで治すのではなく
健康的な体作りが大切。


腰痛で言うならば
鎮痛剤で押さえ痛いときに寝てばかり


これで痛みは治まったとしても
やっぱり再発する。

そうならないために
腹筋を鍛えることや

痛みを起こす腰の使い方を治す


そういうことなんですよね。


そしてこの体質作り・皮膚作りの段階で
鍼灸やその他の療法の本領発揮です!


つづく
NEXT コチラアトピー対策そのものが強力なストレス・・