蒸しりんご店長のりんごです。
今日はズバリ、皮膚のことを考えたいと思います。
そう、娘ちゃんのアトピーに関してです。
アトピー対策として腸を元気にするというのは
よく出る話ですね。
つまりはアレルギーとなる物質を入れない。
内側からの侵入を防ぐため
腸のバリア機能を上げる！
善玉菌を増やし腸を活性化！
腸内免疫を高める！
でもですね、
なんと言っても実感するのが
最終的には強い皮膚を作らなければいけない！と
思うんです。
というより娘ちゃんを見ていて痛感します。
もちろん、内側からの強さの現れとして
皮膚も元気な強い状態であるともいえるのでしょうが
腸壁という内側のバリアと同じく
もう一方の体のバリア
まさしく外界と自分とを隔てるバリア
皮膚！
この皮膚さえ強ければ！
と、思うんです。
ここで写真を見て下さい。
ついちょっと前のこと。
全体的に落ち着いてきていた肌。
膝裏の写真です。
きれいにはなっているけど、まだむくみ状態がありますね。
その数日後・・・
ちょっと写真がより過ぎて
ピントがあっていませんが
かなりきれいな落ち着いたさらっとした肌になっていたんです。
それが・・・・
その１週間後の写真
いきますよ～
驚きますよ～
はあああああ
一度ひどいアトピー状態を経験し
皮膚組織が破壊された後に
皮膚が再生しようとしている時
例えば、食べたもの云々関係なしに
ちょっと痒くて掻いただけで
もう本当に一気に荒れる
ガラスの皮膚なんですよね。
なんていうか、薄い皮膚。
この皮膚がもっと強くなってくれたら！
外的刺激に対して強くなってくれたら！
腸内に、悪玉も善玉も
細菌はいっぱいいるけれど
皮膚にも同じく常在菌がいっぱいいる。
何とか強く厚い皮膚にならないか！
最終段階は内側（腸）だけでなく
強力な皮膚を取り戻すこと
これ大事だと思うのです。
ということで、いつもの娘ちゃんのかかりつけ医に質問してきました！
『先生、アトピーの肌って弱いですよね。ちょっと掻いたらすぐ壊れる。
なんか、皮膚を強くする為に出来ることってないですかね？』
『皮膚を強くするね。ほー。例えば？どんなことを考えてますか？』
きた！
たいていこのドクターは、私の質問に
おうむ返しで問い直してくる！
『え、えーとですね、、、、た、例えばやはり昔ながらの、乾布摩擦、とか？』
超安易な昭和の発想？で
なぜかちょっとおそるおそる答える私（笑）
すると、きた！医師の答えがガツンときた！
『乾布摩擦！ダメダメ、もってのほかです、皮膚をこするなんて！
あなたね、自分の皮膚をタワシでこすられたらどんな感じですか？
それと同じですよ！
この子にとっては乾布摩擦も同じレベルなんです！』
更に医師は続けた
だいたいね、鍛えて強くするという発想がもう違います。
これまでの話から、どうも
あなたたちご夫婦は体育会系のようですが
それは、時に子どもにはストレスです
ぶほっ！吹き出す私。
ええ、ええ、正真正銘の体育会系夫婦です！
『もうね、見守る、保護する、これだけで十分なんです。
鍛えるとか、頑張らせる発想がダメですよ。』
とまあ、こんな感じでいつものパターンですw
しかしですね、
乾布摩擦が例えよくないとしても
皮膚を強くするというのはやはり必要だと思うのです。
内側，内蔵が強くなった結果
自然と皮膚も強くきれいになるのを待つだけでなく
外側の皮膚そのものから強くすると言う方向もあると
早く強い肌を取り戻せると思うのです。
もちろん、何を持って強い皮膚とするかというのもありますし
アプローチも、その皮膚の状況、段階によると思うんですが
何も出来ない訳ではないし
それこそ、ここに鍼灸の効果が発揮できると思うんですね。
皮膚からのアプローチ。
いかに強い皮膚を作るか。
そういうことを模索していたときに
あるところに出会いました。
皮膚の話、続きます。
けれど、あんな風に皮膚が一気に荒れる直前は
やっぱり深夜の周りが寝静まった時間に
痒くてぼりぼりかき出す娘がいて
その手を制したり、さすったり
深夜に一人涙ながらの時間があるんですよね。
もう本当にノイローゼになりそう。
なんとかかゆがる娘の肌をいたわって
掻かないように手を制しているときに
下の子が泣いて起きて
授乳の為に娘から離れる
その間に、思いっきりボリボリとかきむしる娘。
だって、痒いのは苦痛だもんね。
しかたないよね。
彼女が悪い訳じゃない。
でも、溜め息と涙しか出てこない母親たる私がいる。
多分そんな深夜を過ごしている母親は多いんじゃないかな。
だから、少しでも私に何か出来ることを
鍼灸師としても突き詰めています。
つづく・
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