『絶対可憐チルドレン 19巻』の感想 | まんが栄養素

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【マンガ感想】

 

絶対可憐チルドレン 19巻 (椎名高志)

 

4091220282 絶対可憐チルドレン 19 (少年サンデーコミックス)
小学館 2009-12-18

by G-Tools

 

 

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【あらすじ】

超能力者の存在が当たり前になった21世紀に、“超度7”の最強エスパーが舞い降りた! かわいいけれど性格難ありの10歳児、薫・葵・紫穂の行く末は、地球を救う天使か、滅ぼす悪魔か…!?

 

 

毎度、同じことを書いておりますが、主なあらすじとしては、

このマンガの世界には、少数ですが突然変異で超能力を持っている『エスパー』がおり、

その『エスパー』と『人間』との共生と対立を描いている作品です。

主人公・皆本光一は、あるとき、10年後にエスパーを殺す事ができる『高出力熱線銃』で、

自分を慕ってくれている『エスパー・明石薫』を撃ち殺す(?)という未来を知ってしまい、

ひたすらその『最悪の未来』に向かわないように悪戦苦闘する、ということを中心に描いています。

 

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ここからは、19巻の感想。

19巻では、18巻から描かれている『黒い幽霊』との戦いを始め、試験勉強イベントや、

その試験イベントを通して『パンドラ』の本拠地である『カタストロフィ号』が判明したりしました。

 

そんな19巻の注目点は、やはり『パンドラ』の本拠地が判明したイベントでしょう。

この話は、“学力試験”の勉強をしていた『明石薫』が、一人で勉強するために家を出たところ、

そこには『パンドラ』のリーダー・『兵部京介』がいて、その『兵部京介』が『明石薫』を『パンドラ』の

本拠地である『カタストロフィ号』に招待するという感じで話が進んでいきます。

 

ちなみに、この『カタストロフィ号』とは豪華客船のような巨大な舟のことでして、

『兵部京介』曰く、超能力でレーダーや衛星に見つからないようにシールドされているため、

誰にも見つからず、悠々と海を航海できているようです(多分、肉眼では見ることができる)。

今巻を見る限り、この『カタストロフィ号』には攻撃をするための手段は搭載されていないようでして、

常に、護衛として潜水艦を引き連れているようです。

 

個人的に、『明石薫』自体、『パンドラ』にとってまだ敵であるため、「どうせ幻想か何かだろう?」とか

思っていたのですが、『パンドラメンバー』の反応を見る限りでは冗談無く本拠地のようでして、

『明石薫』が『カタストロフィ号』内にある“とある椅子”に座ることとなったイベントなどからも判るとおり、

恐らく数年後には、この『カタストロフィ号』が『明石薫』の本拠地になることは間違いないようです。
 

で、

その『明石薫』が『パンドラ』に移籍するであろう数年後が何時なのかはまだまだ不明です。

『兵部京介』の「世界情勢が悪化してから」という言葉から想像するに、恐らく数年後にエスパーに対して

何かしらの排除行動が世界的に起こり、追い詰められた『明石薫』らが『パンドラ』にやってくるという
感じで進んでいくのではないかと思います。 もちろん、そのイベントには『黒い幽霊』も関わってきて、

『エスパー』と『人間』との争いを加速させる何かしらの行動をするのでしょうね。
 

次巻以降も期待したいと思います。

 

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【総評】

『明石薫』の『皆本光一』への想いが段々と強くなっていく描写が描かれていますね。
このことが、未来に何かしら影響していくのかどうか、気になるところです。

 

点数的には

88点

です。

 

 

では、ここまで。

 

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