+第19話:看護師さんとツレション+ | ユリノキ-家族はじめます!-

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家族の笑えるエピソードを奇天烈な文章で綴る、おバカイラストエッセイ!
みんな笑って幸せになりますように!

前回のお話


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+第18話:産後はジンジャ―エールで乾杯!+


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出産から6時間初めて尿意を感じたのでナースコールすると、ツンデレ看護師さん早々とやってきた。









「はい、じゃあ私も同行しますので、トイレに行きましょう。」




え!?




同行!?




ためらいつつツンデレ看護師さん威圧感でトイレに向かった。








「では、私うしろ向いていますので、どうぞして下さい。」




思いがけぬツレション。




小学生時代も、ツレションなどしたことがないというのに。




病院の決まりということなら仕方がないので、背を向けたツンデレ看護師さんを見ながら用を足す。









チョロチョロとまぬけな音が響き渡る。




・・・・・・。




会陰の傷は、相変わらずジンとしており、尿で多少しみるものの、思っていたほど痛みは感じなかった。









「はい、尿がでましたね。ではこれ履いて!」




ツンデレ看護師さんはそう言いながら、、おむつのようなでっかい産褥ナプキンパシッ!豪快な音をたて、の股にあてがい、ガバっと前開きショーツを履かせた。









赤子を産んでおいて、自分が赤子のような気分である。




「ふらふらした感じ、ありませんか?」




「いえ、大丈夫です…。」









「それでしたら、今から歩行OKですからね。」




どうやら、産後尿をした後、貧血のようにめまいを起こす人もいるらしい。




はいたって元気だ。









トイレから戻ると、例のごとくベッドの隅っこで丸くなり、まだ産んだことが不思議でしょうがないとばかりに、ポケーっとしながら眠りについた。




出産した日ツンデレ看護師さんとのツレションで、幕を閉じたのだった。




これまでのお話


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+第1話:ついに来たおしるし!+


+第2話:子宮口1cmの帰宅+


+第3話:陣痛襲来①+


+第4話:陣痛襲来②+


+第5話:子宮口6cm開大!+


+第6話:LDRで心の準備!+


第7話:ダーリン陣痛室へようこそ+


+第8話:破水させられました!+


+第9話:押せ肛門、押すな時間+


+第10話:陣痛ジェットコースター+


+第11話:道を作る+


+第12話:スーパー出産ロボ+


第13話:息子爆誕カウントダウン+


第14話:産声ギャー!のその後+


+第15話:出産後の処置…。+


+第16話:おいでなさった後陣痛+


+第17話:入院部屋へ続く道+





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