これまでのお話
**************************
+第1話:ついに来たおしるし!+
+第2話:子宮口1cmの帰宅+
+第3話:陣痛襲来①+
+第4話:陣痛襲来②+
+第5話:子宮口6cm開大!+
+第6話:LDRで心の準備!+
第7話:ダーリン陣痛室へようこそ+
***************************

「調子はどうですかー?」
度々押し寄せる陣痛と戦いながらも、昼食に出たトマトやサラダを食べていると、助産師さんが様子を見に来た。

「ちょっと処置しますから、旦那さんは外にいてくださいね。」
ダーリンは追い出され、私は楽しみにとっておいた、フルーツプリンを下げられる。

「あー・・・せっかく最後の楽しみにとっておいたのに…。」
分娩台へ寝てくれと言われたので、仰向けになると、助産師さんが内診をし出す。

また子宮口の開き具合でも見ているのかと思っていると…
!!!!!
破水。

「うぅ~~~…うえ~~。」
生温かい液体がドクドク流れて出て、それはそれは最悪に気持ちが悪い。

「今破水しましたので、これからもうちょっと痛みが強くなると思います。」
助産師さんはそう言い残し、去って行った。
って、おいこら。
何勝手に破水させてんだ。
と、ツッコミを入れたのも束の間、今までの痛みとは比べものにならない痛みがやってきた。

「うぐぐぐぐ~~う!!」
ベッドサイドにある手すりを、力いっぱい握りたくなるくらいだ。
よし、こうなったらソフロロジーだ!
私は川だ!

川だから痛みを受け止めるのではなく、流すんだ!!
よしきた!ほいきた!!
流せ!!
・・・・・・・・・・・・・

流せねぇ。
この記事が面白いと思っていただけましたら、ポチッとお願いします