これまでのお話
+第1話:ついに来たおしるし!+
+第2話:子宮口1cmの帰宅+
+第3話:陣痛襲来①+
+第4話:陣痛襲来②+
+第5話:子宮口6cm開大!+
+第6話:LDRで心の準備!+
第7話:ダーリン陣痛室へようこそ+
助産師さんの手により、「破水させますね。」の一言もなしに、人工的に破水させられ、進化した陣痛に耐え始める。

「うぐぐぐぅ~~。」
脂汗のような、じっとりとした汗が、全身から吹き出、着火されたら丸焼きになりそうだった。
汗拭きタオルは必需品

水分が失われるので、苦しくてもたまには水分補給が必要だ。
せっかくペットボトルストローを買ったのに、ペットボトルと合わず、ストローを差して飲むという結果に…

ダーリンは助産師さんの教え通り、陣痛がきたら、私の肛門を手をグーにして押してくれている。

「やっぱり押されると楽だわ…。」
「ごめん…肛門押すことしかできなくて…。」

「お腹触った感じだと、赤ちゃん左の方に寄っているから、右を下にして横になってみようか。」

「はぁ…あの…まだですか!?いつ産まれるんですか…?」
「そうねぇー、あとちょっとかな~13:30過ぎかしら。子宮口はほぼ全開だからね。」
―時刻は12:30
よしっ。あと1時間なら頑張れそうだ!

「フーフー、ぐぐぐぅ~~!!」
「フーフー。」←私と合わせて呼吸してくれている。
―14:30

「フーフー、ぐぐぐぅ~~~!!!」
「フーフー!」
あれから2時間も経っている!?
どこがあと1時間だ!!
意識が朦朧とし出し、陣痛が来ない2~3分の間、夢を見た私であった。

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