+第15話:出産後の処置…。+ | ユリノキ-家族はじめます!-

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家族の笑えるエピソードを奇天烈な文章で綴る、おバカイラストエッセイ!
みんな笑って幸せになりますように!

これまでのお話

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+第1話:ついに来たおしるし!+
+第2話:子宮口1cmの帰宅+
+第3話:陣痛襲来①+
+第4話:陣痛襲来②+
+第5話:子宮口6cm開大!+
+第6話:LDRで心の準備!+
第7話:ダーリン陣痛室へようこそ+
+第8話:破水させられました!+
+第9話:押せ肛門、押すな時間+
+第10話:陣痛ジェットコースター+
+第11話:道を作る+
+第12話:スーパー出産ロボ+

+第13話:息子爆誕カウントダウン+

+第14話:産声ギャー!のその後+
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ドクターモスキートによりお腹をグニグニ押され胎盤以外の残った血液やら何やらを出された後、会陰縫合が始まった。


産んだ直後だというのに、結構強めに押される↓




「痛てててて!」


どうやら麻酔をしてくれているようで、チクチクと縫われている感覚はあるものの、縫合ではほとんど痛みはなかった。


しかしそれは、裁縫としか思えない動きをしており、により引っ張られているのが分かる。




はほつれたぬいぐるみか。




15分ほどで縫い終わると、ドクターモスキートは、再び聞こえない声で何かを言い、去って行った。


ぐったりしているところに、助産師さんに呼ばれ、ダーリンがやって来た。




我が息子も、測定や処置が終わったようで、1時間ほどの家族水入らずタイムが設けられる。


出産後、2・3時間ほどLDR母体の出血具合、その他の様子を見なければならないため、そのうちの待機1時間を家族タイムとしているのだろう。




息子腕枕されるような形で置かれた。




「唇薄いね。厚いと思ってたけど。」


そうね。」


「髪の毛いっぱい生えてる…私もダーリンも毛深いから遺伝だね。」




「うむ。」


「ガッツ石松似だね。」


「最初は皆そうよ。」


せっかくだから、写真を撮ろうということになり、何枚か激写。


は今、どんな顔をしているのだろうと気になり、見てみると…




かなり血色の良い、「終わったぜ、イエ~~イ♪」と言わんばかりの、爽快な表情を浮かべていた。



そんな母のお調子者っぷり嫌気がさしたのか、「ふえ~ん。ふえ~ん。」息子泣きだした。



「ママだよ―。ママだよ―。大丈夫よー。」


と、なだめると…


泣きやんだ。


可愛いじゃないか、こんちきしょう!









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