電子書籍に関する記事を読むと、その多くは、電子書籍端末は読みやすいなどとの記事ばかりで、本当に嫌になる。
考えてみれば、Kindle が初めて登場したころは、Kindle と Sony の書籍端末比較の記事ばかりでもあった。
今回、電子書籍を読んでいる人が、自分の周りにいないという記事を見かけた。
この記事を書いている人は、電子書籍を読んでいるのかが、不明なところが
実に面白い。この人もまた、電子書籍を読んでいないと思う。
http://blogos.com/article/103779/
そこに書かれた理由
紙がほうがいい。よくわからない。PRが下手 の3点を挙げている。
上記にブログでは、コメントを求めているのでだから、そこにコメントを書くのがいいのだが、ここで、私の考える理由を書いてみよう。
(1)だいたい本屋は、商売とはなにかが、わかっていない。もしくは、本屋は、商売をしてはいけない暗黙のルールがある。値引きもできないし、本屋が仕入れをすることもできない。売れなければ返品をしなければならない。
そのように商売ができない本屋(業界)には、、電子書籍をうる方法が、まったくわからない。
見当もつかないようだ。
(2)本屋に本を買いに来る人に、本を定価で売り、売れ残ったら、返品するシステムは、商売とも言えないのだが、それを本屋の商売だと思っている。
現代は、本が売れないというが、売れないのではない。買えないのだ。
本は多すぎるし、本屋には、本が多すぎて、どこにあるのかもわからない。
本は探せない。(最近は、書籍検索システムも出来たので、少しはましだが
検索システムのひどさは、まったく手に負えない。そのことに、いろいろ書いた
ので、ここでは、かかない。)
たとえば、一般の人をランダムに100人集めて、ランダムに100冊の本を
独力で探してこいといったら、たぶん、すごい疲れることになる。
しかも、日常生活では、その100冊のデータは、メモ書きであればまだいい方で
電車の中釣りで見かけた記憶、以前、新聞で見かけた記憶をたよりに
人間は行動しているのだから、始末に負えない。
そんな中途半端な情報で、本を探しているのに、本屋には、なんの打つ手がない。
だから、本は売れないのではなく、買えないのだ。
その点、オンライン書店の持っている検索能力は優れている。
オンライン書店で本を買う方が、とても、人間的に、疲れないし、人にやさしい。
ただ、本屋の中を歩いて、健康になろうという運動もあるくらいだから、
本屋の中を隈なく探検したい人は、そうしたらいい。
目的の本を素早く見つけ、買いたい人には、オンライン書店は、
圧倒的に優れている。
(3)誰が、どんな本を買ったのかも管理もできないので、誰に、どんな本を売ったらいいのかもわからない。
上記の条件のまま、電子書籍を売れるか、売れるわけがない。
何千万人が手にしているスマホ一つで、本は買えて、読めるのに、それにどのように売ったらいいのかが、まったくわからない。
楽天風に、電子書籍の数を増やせば、売れる、安売りをすれば、売れるとおもっているようだが、売れるわけがない。
買いたい人に、買いたい本を提供することができるかどうかなのだが、それがまったくできない。スマホ一つで、本を探させるというとんでもない試練、苦役をさせていて、それで、電子書籍を売っているのだと言い張るところがすごい。
無秩序、ランダム以外のなにもでもない、売れ上げランキングや出版年やジャンル別一覧の全てが、購入希望者にとって、意味のないリストの羅列だ。
その中から本を探せというのは、試練と苦役の何物でもない。
リアルの本は、まだいい。とりあえず、本はなんらかの秩序で並んでいるので、多少の忍耐があれば、買いたい本が見つかるか、もしくは、見つからないことがわかる。(買いたい本が、その本屋にないということが、素早くわかることも、重要。)
しかし、スマホで、無秩序、ランダムのリストから、おもしろそうな本を探すのは、とんでもない試練と苦役が必要だ。
読者は、本を読み終えて、次の本を読みたいといっているのに、読みたい本を提示できないのが、問題なのだ。私が、どんな本を読んでいるのか、どの著者が好きなのか、どんなジャンルの本を読んでいるのか、そして、どんな順序で、どんな本を、いつ読んだのかもも、わかるのに、今読み終えた次の本を提示できないシステムが、欠陥システムなのだ。
紹介したブログでも、PR下手が、理由に一つになっているが、読者がどのように本を読むのかに、まったく思いが至らないというのか、考える気がないところが、電子書籍の最大の問題なのだ。
ビジネス、商売とはなんなのか。読者が、どうして本を読むのか考える必要がある。
本を読みたい人に、快適に本を売る方法を思いつかないで、商売しようする電子書籍業者
の考えが間違っている。
Youttube は、見終った後に、妙味の引きそうなビデオを羅列してくれる。
電子書籍にそれが、できないようじゃ、電子書籍を売れないのも無理はない。
売れないではない、 買えないのだ。
メールで、その人向けによく洗練された本のリストを送るだけでも、相当わかるはずだが、そんな努力も、システムも、ほとんど、持ち合わせていないようだ。
私は、すでに、kinoppy Kindle を含めて、100冊以上電子書籍で読んだ。読みたい本を読むので、本が安くなったら、読むわけではない。こcいらが読みたいと思う本に、快適に出会えるシステムがある方がよい。
しかし、そのシステムは、まだ、どこの電子書籍業者は、持っていない。
何度か、書いたが、マイ書店システムを提供できるものが、電子書籍を成功するだろう。
ラノベやマンガ、コミックのように、限定された電子書籍を売っているサイトが成功しているのは、その電子書籍サイトが、その読者にとって、マイ書店化が、偶然にも出来上がっているとも、考えられる。
Toutubeに少しは、学ぶべきでしょうね。
実に電子書籍は買うのが難しいのだ。そんなことを人に強いているようじゃ、売れるわけがない。
スマホやタブレットの書籍端末用アプリをダウンロードすると、どのくらいのダウンロードされたか、回数が表示されているのだが、その回数を調べてみるだけでも、電子書籍のシェアが
わかるかもしれない。
考えてみれば、Kindle が初めて登場したころは、Kindle と Sony の書籍端末比較の記事ばかりでもあった。
今回、電子書籍を読んでいる人が、自分の周りにいないという記事を見かけた。
この記事を書いている人は、電子書籍を読んでいるのかが、不明なところが
実に面白い。この人もまた、電子書籍を読んでいないと思う。
「電子書籍が全然読まれていない件について」
http://blogos.com/article/103779/
そこに書かれた理由
紙がほうがいい。よくわからない。PRが下手 の3点を挙げている。
上記にブログでは、コメントを求めているのでだから、そこにコメントを書くのがいいのだが、ここで、私の考える理由を書いてみよう。
(1)だいたい本屋は、商売とはなにかが、わかっていない。もしくは、本屋は、商売をしてはいけない暗黙のルールがある。値引きもできないし、本屋が仕入れをすることもできない。売れなければ返品をしなければならない。
そのように商売ができない本屋(業界)には、、電子書籍をうる方法が、まったくわからない。
見当もつかないようだ。
(2)本屋に本を買いに来る人に、本を定価で売り、売れ残ったら、返品するシステムは、商売とも言えないのだが、それを本屋の商売だと思っている。
現代は、本が売れないというが、売れないのではない。買えないのだ。
本は多すぎるし、本屋には、本が多すぎて、どこにあるのかもわからない。
本は探せない。(最近は、書籍検索システムも出来たので、少しはましだが
検索システムのひどさは、まったく手に負えない。そのことに、いろいろ書いた
ので、ここでは、かかない。)
たとえば、一般の人をランダムに100人集めて、ランダムに100冊の本を
独力で探してこいといったら、たぶん、すごい疲れることになる。
しかも、日常生活では、その100冊のデータは、メモ書きであればまだいい方で
電車の中釣りで見かけた記憶、以前、新聞で見かけた記憶をたよりに
人間は行動しているのだから、始末に負えない。
そんな中途半端な情報で、本を探しているのに、本屋には、なんの打つ手がない。
だから、本は売れないのではなく、買えないのだ。
その点、オンライン書店の持っている検索能力は優れている。
オンライン書店で本を買う方が、とても、人間的に、疲れないし、人にやさしい。
ただ、本屋の中を歩いて、健康になろうという運動もあるくらいだから、
本屋の中を隈なく探検したい人は、そうしたらいい。
目的の本を素早く見つけ、買いたい人には、オンライン書店は、
圧倒的に優れている。
(3)誰が、どんな本を買ったのかも管理もできないので、誰に、どんな本を売ったらいいのかもわからない。
上記の条件のまま、電子書籍を売れるか、売れるわけがない。
何千万人が手にしているスマホ一つで、本は買えて、読めるのに、それにどのように売ったらいいのかが、まったくわからない。
楽天風に、電子書籍の数を増やせば、売れる、安売りをすれば、売れるとおもっているようだが、売れるわけがない。
買いたい人に、買いたい本を提供することができるかどうかなのだが、それがまったくできない。スマホ一つで、本を探させるというとんでもない試練、苦役をさせていて、それで、電子書籍を売っているのだと言い張るところがすごい。
無秩序、ランダム以外のなにもでもない、売れ上げランキングや出版年やジャンル別一覧の全てが、購入希望者にとって、意味のないリストの羅列だ。
その中から本を探せというのは、試練と苦役の何物でもない。
リアルの本は、まだいい。とりあえず、本はなんらかの秩序で並んでいるので、多少の忍耐があれば、買いたい本が見つかるか、もしくは、見つからないことがわかる。(買いたい本が、その本屋にないということが、素早くわかることも、重要。)
しかし、スマホで、無秩序、ランダムのリストから、おもしろそうな本を探すのは、とんでもない試練と苦役が必要だ。
読者は、本を読み終えて、次の本を読みたいといっているのに、読みたい本を提示できないのが、問題なのだ。私が、どんな本を読んでいるのか、どの著者が好きなのか、どんなジャンルの本を読んでいるのか、そして、どんな順序で、どんな本を、いつ読んだのかもも、わかるのに、今読み終えた次の本を提示できないシステムが、欠陥システムなのだ。
紹介したブログでも、PR下手が、理由に一つになっているが、読者がどのように本を読むのかに、まったく思いが至らないというのか、考える気がないところが、電子書籍の最大の問題なのだ。
ビジネス、商売とはなんなのか。読者が、どうして本を読むのか考える必要がある。
本を読みたい人に、快適に本を売る方法を思いつかないで、商売しようする電子書籍業者
の考えが間違っている。
Youttube は、見終った後に、妙味の引きそうなビデオを羅列してくれる。
電子書籍にそれが、できないようじゃ、電子書籍を売れないのも無理はない。
売れないではない、 買えないのだ。
メールで、その人向けによく洗練された本のリストを送るだけでも、相当わかるはずだが、そんな努力も、システムも、ほとんど、持ち合わせていないようだ。
私は、すでに、kinoppy Kindle を含めて、100冊以上電子書籍で読んだ。読みたい本を読むので、本が安くなったら、読むわけではない。こcいらが読みたいと思う本に、快適に出会えるシステムがある方がよい。
しかし、そのシステムは、まだ、どこの電子書籍業者は、持っていない。
何度か、書いたが、マイ書店システムを提供できるものが、電子書籍を成功するだろう。
ラノベやマンガ、コミックのように、限定された電子書籍を売っているサイトが成功しているのは、その電子書籍サイトが、その読者にとって、マイ書店化が、偶然にも出来上がっているとも、考えられる。
Toutubeに少しは、学ぶべきでしょうね。
実に電子書籍は買うのが難しいのだ。そんなことを人に強いているようじゃ、売れるわけがない。
スマホやタブレットの書籍端末用アプリをダウンロードすると、どのくらいのダウンロードされたか、回数が表示されているのだが、その回数を調べてみるだけでも、電子書籍のシェアが
わかるかもしれない。