黒澤公人のドキュメンテーションシステムの100年(1960年-2060年)

一次情報ダイレクトアクセス時代のドキュメンテーションシステム


以前の世界と以後の世界

(世界を分離させてしまう技術)


この技術は、改善、改革ですか?


いいえ! これは革命レボリューションです。

もう、前の世界に戻ることは不可能なのです。

このブログでは、革命前の世界と革命後の世界を追いかけているのです。




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自動化書庫は、蔵書を入れ、OPACで出庫指示という使い方が一般的である。

 

しかし、自動化書庫は、別に図書館システムと無関係に独立したシステムとして、運用することができる。

すると、自動化書庫のコンテナに入るものはなんでも入れることができる。

その時、自動化書庫システムで管理するように、なんからの管理番号が必要であるので、自動化書庫システムに登録する。

 

ICU図書館では、実例がないので、それなりの想定を考えてみると、

ここに

 

ゾウの置物、鹿の置物、サルの置物が3つあったとする。

管理しやすいように、一応、箱に入っており、コンテナにいれても問題のない大きさであると仮定する。

 

ゾウの置物には、 99990001

シカの置物には、 99990002

サルの置物には  99990003

 

という番号をつけて、バーコードや、ICチップをつけておき、入庫する。

 

それを、出庫するときは、出納ステーションで番号をいれれば、取りだせる。

 

もし、なんの管理もせずに、入れてしまえば、永久に取りだせなくなってしまう。

と、いうことはないが。

作業日時が分かっていれば、その時動いたコンテナを、30個ぐらい調べれば、みつけることができる。

 

という、わけで、管理する気があれば、なんでも管理できる。

秘密の隠し場所にもある。

注意すべきことは、コンテナは高速で、横移動、縦移動等をするので、コンテナから落ちたり、はみ出したり、飛び出したりするようなものは、故障の原因になるので、絶対いれてはいけない。

 

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書架で管理する上で、厄介なのは、製本していない雑誌だ。製本すれば、いいのだが、最近、雑誌も電子ジャーナルになって、購読冊数も激減しているので、製本もあまりしなくなった。

自動化書庫は、未製本雑誌管理もしやすいかもしれない。書架でも管理しにくので、自動化書庫でも管理しにくいが、それでも、書架にくらべると圧倒的に便利だ。

 

自動化書庫の管理単位は、60cm幅のコンテナが基本で、おこなう。

雑誌が、60cm以上あれば、コンテナ一杯につめこんでしまえば、製本などということもなく、管理可能になる。ここで、迷うのは、固定ロケーションを設定するかだろう。

利用が多いと、戻す時、時間がかかってしまうという難点があるが、所定の場所に所定に巻号の雑誌があるのは、安心感がある。さすがに、未製本雑誌をバラバラで管理するのは、気分的にも、難しいかもしれない。

自動化書庫は、コンテナを搬送するので、コンテナ内の加速度もかなりある。未製本雑誌が、隙間だらけで入れるのは、なかなか、難しい。できれば、コンテナに、ぎっしり詰まった状態で管理するのが、よい。

 

すると、あとから抜けていた巻号をあとから追加するとき、すきまがないと大問題になるが、それらは、

半端な未製本雑誌にコンテナにいれておくことでも、特に問題ない。

 

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最近のAIの発展がものすごい。

将棋や碁の世界では、圧倒的につよい。

NHKテレビによれば、タクシーの乗客予測までするという。

 

最近では、牧師もロボットになったとか。

 

http://www.christiantoday.co.jp/articles/23886/20170609/pastor-robot-blessu-2-reformation-500-years.htm

 

ルターもびっくりである。

 

さて、そんな風に考えてみると、Discovery もどんどん AI化して、人間の介在をできるだけ排除しているようにも見える。

 

本来、Discovery は、フルテキストデータベースを検索するという非常に単純な設計であったが、書誌情報や索引、ブックレビューなどのデータもたくさん混入しているので、それらの解決を研究しているようだ。

 

Discoveryの最大の強みは、各出版社のフルテキストを、検索専用データベースをして、安価に購入していることだ。この関係で、非公開情報も入手できるので、Googleではできない分析も可能になるだろう。

 

昔のように、CPUの能力の限界、データ量の限界というのが、問題ないので、今は、どんどん発展していく。

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杏林大学井之頭キャンパスを見学する機会があった。

 

大学の中心に大学図書館が置かれたすばらしいキャンパスである。

講義棟などは、外見は非常にシンプルであるが、図書館棟は、ギリシャ・ローマ風の柱がそびえる非常にデザイン的な建物である。

 

詳細は、こちらをごらんください。

http://www.kyorin-u.ac.jp/univ/student/campus/inokashira/

 

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ICU図書館は6月末に、業者による蔵書点検をする。業者一晩をかけて、図書館にある蔵書を読み込む。(ICU図書館の場合は、開架35万冊を2年で、半分づつ実施する。)

ICU図書館の場合は、あまり紛失する本は多くない。蔵書点検の大きな楽しみは、行方不明本の発見である。

図書に付けられた請求記号順に本が並んでいないと、本はすぐ行方不明になる。

貸出されていない本が、書架にない場合、学生から、探してくれという要求がくるので、担当者が探すのだが、一度見失った図書を見つけるのは難しい。本来あるべき場所にない以上、他を探しようがない。

間違っていないか、周辺を探してみても、見つかる確率はひくい。

 

学生アルバイトに余裕があるときには、シェルフリーディングという作業もある。学生アルバイトに書架を順番にチェックしてもらい、間違った請求記号の本をみつけたら、正しい位置に直してもらう。アルバイト学生は、授業の空き時間をつかってアルバイトをしているので、一度に、作業できる量も知れているので、実に、気の長い作業でもある。しかし、本を探す方法といえば、そのような方法ぐらいしかない。

図書館内部で、蔵書点検をすることも試みたこともあったが、最近は、図書館の図書の蔵書点検は、

経理の監査にも必要になっているので、業者による蔵書点検を行うことになった。

財産が本当にあるかという証明が求められている。紛失本は、除籍することが求められており、いつまでも行方不明本だといっていられない。しかし、蔵書点検をして、その時、不明本だからといって、直ぐに除籍することはできない。しばらくすると、出てくることがあるからだ。どこからでてくるのか、なかなか説明しがたいのだが、どこからとなく、図書が出現してくるのである。

 

蔵書点検をしたあとのデータは、図書館システムの蔵書点検システムに取り込むと、問題リストを作成してくるので、その後始末に追われる。データの所在場所が間違っていたりする。貸出中の本がみつかることがある。返却漏れなのかもしれないし、学生が、間違って、書架に戻してしまったのかもしれない。

本来、自動化書庫に戻るべき、本が、開架書架に間違っていってしまうケースは多い。しかし、それらも、正しい請求記号の位置に置かれていれば、みつかるのだが、間違った場所におかれると、やはり、判らなくなる。

 

返却された本や、利用された本は、一度、サーキュレーションデスクに集められて、訓練されたアルバイト学生によって、書架にも戻されていくのだが、必ずしも、正しい位置に戻されるとは限らない。

ICU図書館の請求記号は非常に複雑で、アルバイト学生も、訓練とテストをしないと、作業させない。

それでも、図書が、間違って配架されてしまうことが、発生する。

 

図書館システムの蔵書点検システムは、大きな問題は、リストアップされるが、請求記号の前後の入れ違いなど、細かいことはチェックしない。細かいことまで、チェックすると、とんでもない量のリストをつくることになるので、システム的にはできない。

 

では、どうするかというと、図書館システムで、蔵書ファイルを作成するという機能をつかって、蔵書点検をした図書番号順に、そのまま、書名や、請求記号のついたファイルを作成する。20万冊蔵書点検したら、その20万冊分のリストを(ここは、重要)、蔵書点検したファイルそのままの順番で吐き出す。

蔵書点検は、一度に、何十人もの人間が取りかかって作業をするので、そのファイルは、別に書架順に並んであいるわけではない。強いて言えば、結構、ランダムっぽい感じである。

しかし、このファイルをExcelにして、パソコン上においておくと、とんでもない強力なツールとなる。行方不明本の図書番号を入れて、検索すると、とんでもないところに本があることが、一目瞭然でわかるのである。図書は、毎日、毎日利用されていくので、蔵書点検した状態は、日々、どんどん崩れていってしまうので、完璧ではないのだが、どうしても、見つからない本をみつけだすファイルになる。

 

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自動化書庫の蔵書点検はできない。

自動化書庫の中は、ランダムに入庫されている。

出納ステーションに出てくるコンテナの入出庫作業時が、コンテナの中が正しい冊数なのか、調べられる唯一の機会なので、その機会に調べる。

すると、不一致の例が見つかるので、それは、時間があるときにじっくりと調べる。

コンテナの中の本が多い時は、割と簡単にわかるが、コンテナの中の冊数が少ないとなると、それを探り当てるのは、なかなか面倒になる。

実際、そのようなトラブルを探してみると、不思議なもので、トラブルのある本は、最初にはみつからず、いつも、最後のほうに隠れている。いたずらっ子が、先生に見つからないように、友達の陰に隠れているのに、よく似ている。

 

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このブログのタイトルは、自動化書庫はマジックボックスであるであるので、そのことを書かなくてはならない。

図書館で、やっかいのは、小規模コレクションの管理である。数十冊、数百規模のコレクションを別置するには、厄介である。

しかし、自動化書庫は、別置とか考える必要がない。複数の図書館の分類番号が違っている本や、分類番号のない本でも管理可能なのだ。

 

自動化書庫は、1冊づつ取りだすことを前提に考えれば、実に、マジックボックスといっていい存在である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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大規模書店というのがある。ビル一つや巨大なフロアーが、書棚に本が埋め尽くされており、ほしい本を、買い手が探す。実に、それも楽しい行動でもある。

しかし、しばしば、探したいという本がなかなか見つけ出せないで、苦労することもある。

 

探し出したい本がはっきりしているときは、アマゾンの方が便利だ。検索して、クリックすれば、あとは届けてくれる。(アメリカでは、本の価格は一律でないので、安く買えることもある。日本でも古本は、値段を自由についてもよいが)

 

さて、東京大学に巨大な自動化書庫 300万冊ができたという。(運用は、すこし先になるが)

 

自動化書庫には、目録データがある資料で、登録番号があれば、どんな順序、どんな場所にいれても問題ない。場所を固定していれる方法もあるが、場所を固定してしまうと、戻す作業がたいへんになる。なので、基本は、フリーロケーションを呼ばれる、場所は固定されない運用になることが多い。

(固定とフリーの共存も可能だが。)

 

さて、利用者にとって、巨大自動化書庫とは、アマゾンのようなものと考えればよいだろう。

(アマゾンといっても、実に多彩なものを売っているので、ここでは、普通の本をうっているアマゾンという

 意味で書いている。)

 

いままで、書架の隅や研究室の中にしまわれていた本が、これからは、自由に利用できるようになる。

 

このように書くと、自動化書庫がゴミダメになってしまうという意見に遭遇する。たしかに、ゴミダメのようになってしまうというイメージは、嘘ではないように思う。しかしながら、書架では絶対管理できないような薄い冊子やパンフレットのような資料でさえ、目録がとってあれば、利用可能になる。ゴミのような資料さえ、活用を可能にする。

さすがに、300万冊の巨大な自動化書庫といえども、その容量には、限界があるが、しばらくは、大丈夫だろう。当面、なにをどのように入れるかが、問題だろう。

 

ひとつだけ、面白いことを教えておく。

150万冊までは、出庫、入庫速度は、あまり変化しない。150万冊を超えだすと、奥側のコンテナな利用をされるようになるので、出庫、入庫速度は遅くなる。それは、10年後、20年後の話かもしれない。そのころに、その違いに気づける人もいないのかもしれないが。

 

さて、運用5年目あたりで、100万冊以上入庫されていると、大成功と思われるが、どのような運用をするのかが、楽しみである。運用5年目あたりで、50万冊以下のようだと、あまり、成功したとは言えないかもしれない。

 

 

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東京大学図書館の自動化書庫が完成したというのを聞いた。建物空間の湿気を抜く必要があるので、

自動化書庫への入庫作業は、しばらく先になるそうだ。

 

さて、300万冊の図書をどのように管理するのか、いろいろ気になるところである。

自動化書庫には、書架では、絶対できない特技がある。

 

図書館の図書には、請求記号というものがついている。

昔の図書館の書架には、利用者が入ることはできなかったので、図書についている請求記号を調べて、図書館の人に、図書を探して取りだしてもらう必要があった。(図書を請求するための記号)

その請求記号は、図書の排列順を決めるものである。

図書館の本には、棚の位置を確定する絶対番地のような請求記号が必ず、必要なのだ。

それは、分類でなくても、アルファベット順でも、番号順でもなんでもいいのだが、なんらかの番号を必要なのだ。

 

ところが、自動化書庫には、たくさんのコンテナがあって、そのコンテナに本をいれるので、そのコンテナが、その本の所在場所になるので、請求記号は必要ではない。自動化書庫の中の本は、基本的にはランダムなので、分類や文庫などもランダムになっている。入庫する時は、きちんといれることができるが、それが、年間10万回、20万回と出庫されると、それは、利用されて、別のコンテナにもどるので、いつしか、自動化書庫の中はどんどんランダムになる。

 

たとえば、ICU OPACで

 

地方公益経済圏の創定   という図書をさがすと、請求記号のついた図書と、請求記号のない図書(******で表現されている)が2冊でてくる。共に、自動化書庫に入っているのだが、

別々のコンテナに入っている。 ****** は、分類されずに、自動化書庫に入庫された本である。

 

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さて、130周年を無事迎えるために、中央公論の巻号を調整するということを行った。

中央公論は、長年、年号の組み合わせで、刊行してきた。それを、130周年に合わせるために、128年(2013)、129年(2014)、129巻(2015)、130巻(2016)、131巻(2017)と、年号から、巻号に変更した。

コンピュータシステムは、例外に弱い。多くの雑誌が、巻号を基準に発行を管理しているので、年号、巻号の微妙な変更は、対応不可に近い。

 

国会図書館の記事索引で、2014年8月の記事を検索してみると

新帝国主義的な動きをどう封じ込めるか 世界にはリベラルな民主主義しか残されていない (特集 中露の膨張主義 : 帝国主義の再来か)

G・ジョン アイケンベリー,白川 義和 聞き手

掲載誌 中央公論 129(8) (通号 1569) 2014-08 p.82-87

 


ICU Discvery で検索してみると

 

2015年6月の記事では

 

国会図書館サーチ

そして、中央アジアでの覇権争いが始まる 習近平、プーチン演ずる「新・世界秩序」の舞台裏 (特集 中露急接近で何が起きるか)

フランシス フクヤマ,会田 弘継

掲載誌 中央公論 129(6) (通号 1579) 2015-06 p.80-87

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中央公論が、工夫した 129年、129巻は、索引の処理上では、無視されて、ともに、同じ129 に

なっている。

 

ICU Discoveryの場合、ICU OPACにリンクして、現物の雑誌の所蔵を指し示しているだけなので、特に、129年、129巻は問題にはならない。

 

 

今後、雑誌記事のデジタル化や、その記事固有の絶対番地が確定してくるので、129年、129巻などという問題は、瞬く間に解決してしまうに違い。

 

こんなことをグチグチ言い出しているのは、単なる図書館員の嫌がらせとも考えれられる。(嫌がらせではなく、こだわりだ。)

 

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さて、雑誌を眺めていると、本当の問題は、年号、巻号という問題は、どうでも、いいような問題だということがわかる。

 

中央公論、アエラをはじめ、雑誌の記事タイトルの複雑さは、半端ない感じなのだ。

多くの問題は、特集の多さ

 

サブタイトルなのか、タイトルなのかさっぱりわからない付け方。

 

中央公論 130巻3号の56ページの記事をみると

朴政権はどこへ向かうのか 変曲点に立つ韓国外交 (特集 韓国豹変の深層)

朴 喆熙

掲載誌 中央公論 130(3) (通号 1588) 2016-03 p.56-61

 

また、68ページをみると

「四割が非正規雇用」を論じる前に 「正規」と「非正規」の線引きをやめよう

玄田 有史

掲載誌 中央公論 130(3) (通号 1588) 2016-03 p.68-76


正式な記事タイトルの前に、形容詞のようなタイトルがついている。
なんとも、複雑な構造をなしているような気がする。

雑誌記事索引担当者は、ほんとうに、たいへんなお仕事だと改めて、考えさせられました。
 

 

 

 

 

 

 

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では、具体的に、データベースを設定するのだろうか

 

SerialsSolutions というメニューを眺めてみると

 

360 Core

360 Link

Summon

 

のチェック欄がある。

 

これをどのように使い分けるのかというと

 

360 Core  雑誌タイトルリストに登録

http://www.sunmedia.co.jp/e-port/serialssolutions/cat35/ams/

 

360 Link 2次情報からのフルテキストへのナビゲート

http://www.sunmedia.co.jp/e-port/serialssolutions/cat35/360_link/

 

Summon summon で検索できるようにする

http://www.sunmedia.co.jp/e-port/serialssolutions/summon/

 

もっとくわしく知りひとは、こちら

http://www.sunmedia.co.jp/e-port/serialssolutions/

 

 

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