「日本版プラン・メキシコへの道」シリーズ記事一覧~「貧困」と「監獄」と「軍隊」と~ |   「生きる権利、生きる自由、いのち」が危ない!

  「生きる権利、生きる自由、いのち」が危ない!

突きつめれば「命どぅ宝」!
【新】ツイッター・アカウント☞https://twitter.com/IvanFoucault
徳冨蘆花「謀叛論」を再発見してたら、
「ソクラテスの弁明」が、なぜ好きなのか、最近になって納得し始めた今日この頃です。



予備知識・関連参考記事



「新自由主義=市場原理主義・グローバル化・規制緩和
/構造改革」関連記事


〇 「新自由主義」って何?

〇 「新自由主義化」の政策措置は、どんなもの?

〇 <規制緩和>と「業務上過失罪」と

〇 「グローバル化」って何だろう? ~その1~

〇 グローバル化って何だろう? ~その2~

〇 改訂・復習)中野剛志『自由貿易の罠』

〇 中野剛志『自由貿易の罠』 ~<自由貿易>と<保護主義>それぞれへの誤解、そして再評価・再検討~

〇 ピエール・ブルデュー「新自由主義は”エイズのようなもの”/征服の武器だ」(『私物化される世界』)

〇 ジェーン・ケルシー教授、1998年からの警鐘!(1998年と、何も変わっていない手法)

〇 フリーター資本主義と「合成の誤謬」(社会保障のために本当に必要な改革)


「<新自由主義およびセキュリティー切り捨て政策>
と<軍国化/9条改正>」関連記事


〇 政府が、あなたのお子様やお孫さんを、傭兵産業(民間企業)や海外派兵に、刈り取っていくための方法

〇 日本の財界も、なぜ憲法9条改憲を要求するのか?

〇 安倍晋三、石破茂、前原誠司、橋下徹 ~「9条改憲」と「TPP」と「プルトニウム核利権」と~

〇 「改憲策動」の”新しい陣立て”③~海外派兵のための「改憲」~

〇 <自民党/維新の会/みんなの党>「9条改憲」および「軍事ファシズムへの回帰」!?

〇 デフレを解消するだけで、「格差」や「庶民の窮状」は解消されるのだろうか?

〇 自民党”ホンネと建前”~それでも自民党に投票できますか?極東衝突問題は「PRS計略」なのでは?~

〇 HNK取材班『生活保護 3兆円の衝撃』は、「維新」推進のプロパガンダ本かも!?



「本当に必要な措置・政策」参考記事

〇 新自由主義を蹴飛ばして貧困格差を是正させ成功中のアルゼンチンとブラジルが、日本国民に問いかける!

〇 都知事選立候補者の宇都宮健児氏「反貧困」「脱原発」「人にやさしい東京をつくる会」

〇 亀井靜香 「(旧)郵政民営化見直し/中小企業金融円滑化法」



日本版プランメキシコへの罠
「<貧困>と<監獄>と<軍隊>と」シリーズ記事一覧



〇 「貧困(雇用融解/福祉削減)」と「刑罰国家」と「軍隊」と「新自由主義」と(プロローグ)

〇 新自由主義政策と”雇用不安定化”(「貧困」と「刑罰国家」と「軍隊」と<新自由主義>と(その1))

〇 「小さな政府」化と「刑罰国家」化(「貧困」と「刑罰国家化」と「新自由主義」と<その2>)

〇 「刑罰国家」化のための”理論的支柱”「ゼロ・トレランス政策」(貧困と刑罰と新自由主義<その3>)

〇 ”貧しきは罰せよ!”のための<取締まりの徹底化>(貧困と刑罰化とネオリベと<その4>)

〇 「生活保護の"有期化"」と「刑罰国家」化(「貧困」と「刑罰」と「新自由主義」と<その5>)

〇 NYから、ロンドンを経由しての西ヨーロッパへの<刑罰政策の輸出>~貧困と刑罰と新自由主義<6>~

〇 移民/外国人は「便利な敵」~日本版「プラン・メキシコ/NAFTA」への罠(7)~

〇 「福祉国家から刑罰国家へ」~アメリカ刑罰制度の変貌Ⅰ)<日本版プラン・メキシコへの策動(8)>~

〇 ”新しい”「刑罰政策」の二つの役割<日本版プラン・メキシコへの策動(9)>~

〇 「刑罰制度」は、どのように変貌したか ~日本版プラン・メキシコへの策動?(10)~

〇 <刑務所人口>と<刑務所施設>の「爆発的増加」~日本版プラン・メキシコへの過程(11)~

〇 <社会を覆う刑罰と監視の網>~日本版プラン・メキシコへの道のための「雇用融解」(12)~

〇 「刑務所」の劇的な膨張~日本版プラン・メキシコへのための「雇用融解」への策動(13)~

〇 刑務所増設の裏事情~日本版プラン・メキシコの為の「雇用融解」への策動(14)~

〇 「刑務所の増設」と「刑務所運営費削減」措置?~日本版プラン・メキシコへの策動(15)~

〇 「民営刑務所」~日本版プラン・メキシコへの道(16)~

〇 「刑務所」という巨大市場(1) ~日本版プラン・メキシコへの道(17)~

〇 刑務所という「巨大労働市場」(2)~国内アウトソーシング~<日本版プランメキシコへの罠(18)>

〇 「国内アウト・ソーシング」~日本版プラン・メキシコへの罠(19)~

〇 囚人は”とても優秀な労働者”!?~日本版プラン・メキシコへの罠(20)~

〇 「スリーストライク法」と悪循環~日本版プラン・メキシコへの罠(21)~

〇 ”貧しき者は罰せよ”は「ワシントン・コンセンサス!?」<日本版プランメキシコへの罠(22)>~

〇 奴隷労働者供給構造と経済的徴兵制 ~貧困と監獄と軍隊と/日本版プラン・メキシコへの罠(最終回)~


―――――――――――――――――――――――――――――――

プランメキシコ
麻薬撲滅に名を借りた
NAFTA軍事化

http://democracynow.jp/video/20080731-2 
(Democracy Now Japan より)
(2008年7月31日放送)

        
    北米自由貿易協定
NAFTA)発効
から15年

当初約束された経済繁栄とは裏腹に

メキシコ米国に
安価な労働力を供給する
移民工場
になっています

それに追い討ちをかけるように、
ここへきてNAFTA軍事化の動きが
顕在化
してきました。

ブッシュ政権が
2008年6月に打ち出した
麻薬撲滅政策
プランメキシコ
は、
社会経済対策をおろそかにして
軍事方面ばかりに力を入れています
初年度予算4億ドルの大半は、
米政府と契約する傭兵会社
メキシコ軍の手にわたります。

(引用者中略)

NAFTA2005年
北米3国の経済協定から
安全保障合意へと拡大
されました。
これによりカナダメキシコ米国の安全保障の傘の下に
取り込まれ

ブッシュ政権のテロ戦争に
巻き込まれることになります。
プランメキシコ
テロ対策や国境警備を含む
地域安全保障協定
であり、
麻薬戦争を口実に
NAFTA武装するもの
だと、
ローラ・カールセンは言います。

その目的の1つはメキシコの石油です。
メキシコ政府
石油事業の民営化を狙っていますが

これには国民の大反対が予想されます
そのため社会全体を軍事化し
国家の支配力を強化しよう

としているというのが
カールセンの見方です。
街頭に軍を配備して
民営化反対の運動
弾圧する準備
であり、
プランメキシコ
軍や警察による人権侵害を

助長する
ことになるでしょう

弾圧されるのは主に社会運動です。
チアパス州のサパティスタ運動に例をとれば、
麻薬製造を捜査する
という
建前
軍隊が入り
自治共同体
攻撃
しています。
天然資源自治を守るための闘争で、
先住民が危機にさらされているのです。

(中野)