×××えんちの事情×××

×××言いがかりも×××言い訳も×××すべてそこには
×××事情があるから×××


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その日―――――。

私は浮かれていた。

明日から4日間公休を取った。

ずいぶん早くからチケットも予約した。

このお客様のブローが終わったら、

さっさと片づけを済ませて、戸締りをして

即行で家に帰って、荷物を作らなきゃ・・・。

そんな私の、はやる気持ちなどお構い無しで、

店長はゆったりとお客様と談笑している。




早く終わらないかなぁ・・・




私は恨めしそうに店長の手の動きを眺めていた。

鏡越しにお客様と目が合う。

ひきつったような笑顔を返す。




ブローが終わる頃・・・

私の鼓動は早くなった。

まるで小学生が遠足を前に、

ドキドキワクワクするかのように

私はとても浮かれていた。




明日は長崎。

初めての場所。

初めてのプライベートな旅行。

そして・・・初めての飛行機。




21年前の8月12日。

午後7時の閉店前だった。









                    ――――― 空が荒れている

                    ――――― 雷鳴は叫びであり

                    ――――― 穿孔は希望であり

                    ――――― 雨は涙の粒である

                    ――――― 空が荒れている










夕飯後、空が騒ぎだしたので、

慌てて部屋の窓を閉めてまわった。

天気予報どおりか?

重たく暗い闇が、フラッシュする。

私は閉めた窓に顔を寄せて、外を眺めた。

北の空がひび割れる。

稲妻と雷鳴は何かを強く訴えているかのようで

私は目を閉じ、天を仰ぐ。

そして21年前の夜のことを思い出していた。









スタッフルームの扉が大きな音をたて開いた。

スタッフの1人が飛び出す。

お客様を含め、みんなの動きが止まった。










臨時ニュースだって!

旅客機墜落だって!










          飛行機が?!

          墜ちた?!

          どこに?!

          日本?!

          飛行機は?!

          どこ?!

          JAL?!

          JALが墜ちた?!









私は戸惑いを隠せなかった。

さっきまでの浮かれた心は、一瞬にして凍りついた。

手元にあるJALのチケットが凶器にように見えた。









21年前、日航機墜落の翌日・・・

私は長崎へ飛んだ。

日航機だった。

怖かった。




飛行機は墜ちない。

そんな神話は崩れたから・・・。

安全ピンと言っても

雷が落ちることもあるから・・・。

この世の中に

絶対なんてありえないから・・・。


 

離陸する時の音に怖がって

雲の間を抜ける時の、揺れに怖がって

アナウンスのたびに、祈った。




私がその日、体験した(初めての)飛行機の恐怖など

恐怖と言えるものではなかった。

JAL123便に乗り合わせた524名の恐怖を思えば・・・。









 ――――― 空が荒れている     御巣鷹の空が ・・・

 ――――― 雷鳴は叫びであり   最後の思い ・・・

 ――――― 穿孔は希望であり   届かなかった祈り ・・・

 ――――― 雨は涙の粒である   愛する人への無念の粒 ・・・

 ――――― 空が荒れている     21年経過した今もなお ・・・










15年経過し公開されたボイスレコーダーには、

機長をはじめ、スタッフの必死の叫びが残されていた。

最後まで諦めることなく、飛行し続けた記録。

目を背けずに、耳を傾けて下さい。

2度とこのような悲惨な事故が起きないように・・・

亡くなられた540名の尊い命を無駄にしないように・・・

この事故が風化することのないように・・・




悲痛な叫びですが・・・

こちら→ 日航123便

こちら→ 生存者の一人、落合由美さんによる証言





飛行機に限らず、電車でも車でも・・・自然災害においても

すべてのあってはならない事故や災害は、決して忘れることなく

それを教訓にして行くべきだと・・・偉そうに・・・そう思います。

お帰りの際、左から順番に 教 訓 に とクリックして下さい。



        

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★`゜・:*:・。、゜・:*:・ 長崎の恐怖 ・:*:・゜、。・:*:・゜`★


長崎の離れ島で波と戯れた。

険しい岩場で波に足を取られた私は

ゴツゴツの岩の塊に全身打ち付けて流された。




その瞬間・・・

かっこ悪い・・・




そう思い、すぐに立ち上がろうとした。

しかし、それは無駄な抵抗だった。

さらに足を取られ打ちつける。

流される。




岩に擦れた私の足は血だらけになった。

とても痛かった。

そして哀しかった。




長崎の思い出―――――。

私には痛い思い出でしかない。




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