皆さま、おはようございます!

 

今から2年前のことです。

吾妻線の小野上温泉(おのがみおんせん)駅を訪れました。

吾妻線・小野上温泉駅

吾妻線・小野上温泉駅

吾妻線は沿線に草津温泉や四万温泉、川原湯温泉などなど、

数多くの温泉地を抱えた路線で、小野上温泉もそのひとつ。

当時の最寄り駅・小野上駅から温泉街まで2キロほど離れていたために、

平成4年に新設されたのが小野上温泉駅でしたのよ。

 

駅の真ん前を国道353号線が延びてますが…

吾妻線・小野上温泉駅

 

国道の東隣には宿泊施設もある「駅近温泉SUNおのがみ」が、

吾妻線・小野上温泉駅

 

国道を挟んだ向かい側には公共の日帰り入浴施設である

「小野上温泉 さちのゆ」がありました。

吾妻線・小野上温泉駅

ともに小野上温泉駅が開業する前から営業していた施設です。

そんな地に開業した小野上温泉駅、

駅名に「温泉」を冠する駅に相応しい立地ですよね。

 

小野上温泉駅は地元の委託社員さんが常駐する簡易委託駅ですが、

不在の際は駅舎が施錠されるために、

日中でも駅舎を通らずにホームに出入り出来る構造でした。

駅舎とホームの間に通用口がありますよ。

吾妻線・小野上温泉駅

 

ではなぜ、駅員さんの不在時に施錠されるかというと…

吾妻線・小野上温泉駅

駅舎の半分がお店になっていて、

敷地内に商品が並べられているからなんですよね。

駅舎におばちゃん服がたくさん並んでいてビックリしました。

 

スペースのもう半分は待合室です。

吾妻線・小野上温泉駅

新しく設けられた駅だけあり設備は快適でしたね。

ここまで電車に揺られながら温泉に浸かり、

帰りは着るもの(衣類)を選びながら到着する電車を待つ…

温泉好きなおばちゃんたちには、至福の時が楽しめる場所なんでしょうな。

ちなみに小野上温泉は、カルシウムイオンを含んだ弱アルカリ性の温泉。

お肌がつるつるになるそうで、「美人の湯」として知られているそうです。

 

駅舎や、駅舎外からも自由に出入りできる階段を伝ってホームへ。

吾妻線・小野上温泉駅

 

小野上温泉駅は単式ホームが1本あるだけの棒線駅です。

吾妻線・小野上温泉駅

吾妻線・小野上温泉駅

停車するのは1日14往復の普通列車のみで

特急列車は残念ながら通過扱いのようですね。

 

さてさて、この日は川原湯温泉で入浴を楽しんだために、

小野上温泉で入浴は残念ながら出来ませんでしたが、

駅前に立つ観光看板に目が釘付けになりましたの。

吾妻線・小野上温泉駅

 

駅前周辺のこの部分ですよ。

吾妻線・小野上温泉駅

小野上温泉にサーキットがある!?

そんな話は一度も聞いたことがありませんでしたが、

看板には確かにそのように書かれてました。

駅にいたおばちゃんにも念のために聞きましたけど、

サーキットなんて記憶にないと言っていたような…

 

誰も知らないようなので、この日は現地を確かめることなく帰宅。

後日、グーグルマップを眺めてみました。

こちらは温泉公園、正しくは「小野上温泉公園」の周辺の様子ですが…

吾妻線・小野上温泉駅

 

サーキットってこれか!

吾妻線・小野上温泉駅

市が管理する公園内にはゲートボール場があるのですが、

この周囲は昔、ゴーカートが楽しめるコースだったようで。

 

駅周辺の温泉施設の多くが渋川市が経営する施設です。

中でも小野上温泉さちのゆは昭和56年開業と歴史が古く、

平成8年に渋川市に合併されて消えた小野上村時代に造られたものらしい。

当時は全国的にも珍しい、自治体が経営するレジャー施設だったそうですよ。

サーキットもそんな施設のひとつだったのではないでしょうかね?

 

廃線跡や施設跡など、「○○跡」と呼ばれるスポットが大好きな自分。

中でもレジャー施設跡は大好物でした。

「夏草や 兵どもが 夢の跡」的な感じで。

今回の小野上温泉駅訪問も大満足でお腹がいっぱいです。

 

 

訪問駅リスト(JR線)
吾妻線

↑(渋川駅方面)
金島駅(平成26年6月22日)
祖母島駅(平成26年6月22日)
小野上駅(平成26年6月22日)
小野上温泉駅(平成26年6月22日)
市城駅(平成26年6月22日)
中之条駅(平成26年6月22日)
群馬原町駅(平成26年6月22日)
郷原駅(平成26年6月22日)
矢倉駅(平成26年6月22日)
岩島駅(平成26年6月22日)
川原湯温泉駅(平成26年6月22日) ・新駅舎(平成27年4月29日)
長野原草津口駅(平成26年6月22日)
群馬大津駅(平成26年6月22日)
羽根尾駅(平成26年6月22日)
袋倉駅(平成26年6月22日)
万座・鹿沢口駅(平成26年6月22日)
大前駅(平成26年6月22日)


読者登録してね