皆さま、おはようございます!

 

世間的には認知度は低いけど、

一部のコアな鉄道ファンには超有名な駅…

今朝はそんな駅をいっちゃいます。g01060/吾妻線・小野上駅

吾妻線・小野上(おのがみ)駅です! 

小野上駅がなぜ有名なのか、その理由は後ほど書くことにしまして…

 

小野上駅は吾妻線・渋川駅-長野原草津口駅間が開通した

昭和20年に開業した駅でした。

駅舎は開業以来使用されていた初代駅舎に代わって

平成15年の無人駅化の際に建て替えされたものだそう。g01061/吾妻線・小野上駅

お隣には立派な公衆便所があるのですが、

てっぺんにデッカな時計が付いていて、

こちらの方が駅舎っぽく感じるのは自分だけかしら?

 

外見もそうですが、小野上駅は中も一見するとチャペル風。

こんな駅で好きな子といれば恋愛も成就しそうです。

彼女といちゃついて、交換日記を交わして…って、

今の若い子たちはもう、そんなことはしないのだろうなぁ。g01062/吾妻線・小野上駅

 

小野上駅は相対式&島式ホームによる複合2面3線構造で、

一番外側の3番線は客扱いをしない貨物用ホームになっております。g01063/吾妻線・小野上駅

 

さてさて、冒頭に書きました

小野上駅が鉄道ファンの間では有名な理由ですが、

この跨線橋に上がるとわかるのですよ。g0106a/吾妻線・小野上駅

 

ずん!g01064/吾妻線・小野上駅

 

ずずん!g01065/吾妻線・小野上駅

砕石場!!! 

小野上駅のすぐ隣りにはレールの下に敷くバラストの砕石場がありまして、

ここからバラスト輸送の工事列車が運行されてましたの。

この工事列車、高崎区のDD51が牽引することで知られており、

「小野上工臨」として名を馳せていたんですよね。

 

現在は高崎支管内のみのバラスト砕石だそうですが、

我がバイブル、宮脇先生著の「中央・上信越440駅」によれば

かつては全国に輸送されていたんだとか。

工事列車の仕分けのために6名の駅員さんが在駐されていたそうですよ。

 

こちらは昭和50年に撮影された航空写真です。g0106b/吾妻線・小野上駅

この写真だけでも合計3編成のバラスト輸送列車が写り込んでおりました。

1編成が6・7両なのは現在も同じ。

ホーム(&機回し線)の有効長の関係なんでしょうね。

 

バラストの積み込みは渋川駅川にある引込線から行われます。g01067/吾妻線・小野上駅g01068/吾妻線・小野上駅

 

ホキの姿が見にくかったので、別の場所からうおっちん。g01069/吾妻線・小野上駅

 

本当はDD51が牽引する小野上工臨の姿を、

ついでにDD51がチキ車をプッシュプルする

中之条工臨も見たかったのですが、

自分が訪れたこの日は日曜日で砕石作業もお休み。

ホキ車も遠目にしかみれませんでしたのよ、とほほ。g01066/吾妻線・小野上駅

とは言うものの、今や貴重な存在であるDD51牽引の工臨。

今年はぜひとも運行予定をチェックして、この目で見てみたいですね。

 

 

訪問駅リスト(JR線)
吾妻線

↑(渋川駅方面)
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