アッペで緊急入院!たまにある話 | 〈ADHD〉失敗から学ぶ正しさと喜び!

〈ADHD〉失敗から学ぶ正しさと喜び!

この世に完璧な人もいるかもしれない。通常は誰でも失敗はつきもの!でも失敗から正しいことを学び、喜びと幸せが体験できることも重要。失敗は将来の糧になるから恥じることはない。失敗から多くの幸せを学ぶことのありがたい人生に感謝!

 

 

※、下記は見出しではなく「盲腸(虫垂炎)手術」時の内容をまとめた一つの物語。クリックすることで全編購読可能。↓

 

盲腸(虫垂炎)手術物語!

一話:腹痛が実はアッペだった?愕然!
二話:アッペで緊急入院!たまにある話
三話:アッペ急性虫垂炎驚異の回復力!

四話:治った盲腸がふたたび痛む!
五話:盲腸の手術って剃毛するの?
六話:盲腸で剃毛?事実はもっとヤバい!
七話:尿道カテーテルという物体の惨劇!
八話:入院して病気になる?お驚く失態!
九話:炎症を起こしていた盲腸の軌跡!
十話:病院での死という現実に・・・!
十一話:入院中の夜は睡眠不足?
十二話:原因不明の病気?
十三話:並みの回復力じゃない!
十四話:この歳でも背は伸びる!
十五話:足指のツボ押し効果は身長を促す効果だけではない!

 


63歳のオヤジがアッペになってしまった!別段、巷ではよくある話になりそうな興味もわかないであろう出来事だが、本人にとってみれば一大事!



(前回語尾の記事)

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腹部のレントゲンと、お腹のDTを撮った。

これから主治医になるであろう医師が、写真を片手に「○○さんアッペだわ!コレ・・・・・?」

わたしが何か分からずキョトンとしているのを見て「急性虫垂炎だね!」

医療用語はみなドイツ語。つまり、急性虫垂炎=Appendecitis(アッペンデシティス)=アッペ



「うっそーーーまさかこの年で」(今年で満63歳のオヤジ)どうする?



・・・・・!

 

(前回の記事ここまで↑)
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(続編)
レントゲンとCT検査が終わり、車いすで病室と思われる場所へ移動。



看護師さんの指示に従いベッドに横になり、点滴やらなにやらの処置を施されるもお腹の痛みで寝ようとしてもなかなか寝れない時間が続く。

辛い時間だけが過ぎてゆくなか、ほんの少しウトウトしてくるが、すぐさま痛みで目が覚める状態が幾度となく続く。




やけにざわつく気配と、鼻の奥が乾く感覚でフッと目が覚める!

真っ暗だった周りはもうすっかり明るくなっていた。激痛が続く中、「知らないうちに寝れたんだ」と思った!

 

痛みがなくなっている!

お腹の痛みもすっかりなくなっていた。激痛が消えていて本当によかったとしみじみ思った。




周りを見渡すと、そこは病室ではなかった。詰所の横らしい!当直の看護師さんと朝出勤してきた看護師さんたちの業務交代時の言葉が忙しく飛び交っていた。


鼻の奥が乾き「ヤバい!風邪をひきそうだ」と感じたわたしは「うがいをして水を飲まなければ」と、とっさに感じ、当たりを見渡すと目の前に運よく洗面台があるのを発見!

おもむろに立ち、点滴が繋がれているスタンドを押し、洗面台で口をゆすいだ後のども潤した。

これで少しは大丈夫だろう」と当たりを見まわし時計を発見!朝の8時前だった。



ヤバい!今日は月曜日で仕事がある。

 

ワッチを組む関係上私一人が抜けると仕事に支障をきたす。

 

 

 

電話を掛けなければととっさに思い、昨夜妻が持たせてくれたバッグを探索。

 

あった、携帯が!」と手に取り電源を入れる。「んっバッテリーがない!」充電コードを探しソケットに差し込みしばらく経って会社に急性虫垂炎だということを連絡。

 

 

退院後妻に聞いた話では、「満タンに充電し置いたんだけど?」・・・わたしが所有しているiPhone6sは今年で4年目を迎えバッテリーも限界寸前。

 

 

大急ぎでコードをつなぎ取り急ぎの要件を済ませると、昨夜の疲れが出てきたのか横になるといつのまにか寝ていた。

 




目が覚めると看護師さんに「病室が決まったので移動します。」と告げられ、ベッドとともに病室へ。6人部屋で入室者は4人いた。


向かいにいた人は次の日に退院していった。カーテン越しに看護師さんとのやり取りの中で分かったことは心臓移植を迫られているらしい。

 

たとえ移植したとしてもその後の保証がほとんどないという。そして、その結果を家族に伝え手術の是非を決めるための退院だったようだ。


そんな重大極まりない話を聞き、わたしの急性虫垂炎なんて、どれだけちぽっけな病気なのだろう?と恐縮してしまった。

 

対応していた看護師さんは、淡々とした応対をしていたことに対して私情というか感情を出さず接していたことに対し「すごい!」と思った。もし私だったら、「とても正常な対応なんかできないよな」と思った。

 

おそらく、日常茶飯事の出来事だから、いちいち気にしていては業務に支障が出るため、感情を押し殺しているのだと思った。看護師さんてつらい仕事だ。




しかし、どうにかならないものだろうかこの病院のベッド、薄くて硬い!腰が痛くておちおち寝てられない。・・・・・そうこうしているうちに、その日が終わりを告げていった。

 

次に続く→

 

 

 

盲腸になる原因は?・・・腸の健康管理・・・!