◇再アップ記事です
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こんにちは!
のんたんです。
バッハが難しいとのお声を頂きました!
たしかにバッハは難しいですよね〜(><)
なぜかというといつものパターン
メロディー+伴奏
ではないから。
バッハの場合は
メロディー×2
メロディー×3
のように感じるのではないかな??
そのメロディーは声部といって、
バッハの場合は何声部かが、
積み重なって曲ができていることが多いのです。
いつも弾き慣れているような
和音を弾けばいいというわけではないので、
難しいのです。
今回は
バッハを弾くときの練習方法や
よくあるパターンを書いてみたいと思います
■ バッハに取り組む順番
メヌエット的な小品を初期の頃に取り組むことがあると思いますが、
本格的に取り組むのは
ソナチネアルバム等のレベルの曲集に取り組む頃から
「インヴェンション」を弾く
ということが一般的な流れです。
↑ソナチネ以上のレベルで取り組むことが多いです。
バッハの曲集の中では
インヴェンション
↓
シンフォニア
↓
フランス組曲
イギリス組曲
↓
平均律クラヴィーア曲集
の順に取り組むことが多いと思います。
ちなみに私はヘンレ版を使っていました🥰
■ バッハの練習方法
①まずは声部ごとに練習する
普段は片手ずつですが、バッハの場合は声部ごとに練習します。
インヴェンションの場合は2声なので、
上の声部(右)と下の声部(左)の片手ずつでOK
シンフォニアなど3声以上の曲の場合は
片手ずつではなく声部ごとに練習します。
右手でメロディー以外を弾かなきゃいけないときのための練習方法
②一つの声部を歌いながら他の声部を弾く練習
声部ごとに弾けるようになったら
一つの声部を歌いながら
他の声部を弾く練習をしてみます。
バッハの場合は
各声部ごとの流れを
理解・意識することが
とても大切です。
それを意識できるようになるために
ひとつの声部を歌って他の声部を弾いてみます。
インヴェンションの場合は2声なので、
左手(下のパート)を弾きながら右手(上のパート)を弾く
右手(上のパート)を弾きながら左手(下のパート)を弾くというのをやってみてください
私も今実際にやってみたのですが、
インヴェンションの場合だと
左手を弾きながら右手を歌う方が簡単でした。
できるほうからやってみましょう!
③両手にする
とにかくゆっくり1〜2小節ずつでもOKなので少しずつ両手にします。
できない部分があったらその小節だけ何回も繰り返し弾きます。
これはとにかくやるしかない!!
部分練習を繰り返すと効果的です。
時間がないときの効率的な練習方法!2つのポイントで上達へ近道
④スケールカデンツ
バッハでは和音が直接出てくる場面が少ないので、
自分でハーモニーを感じながら弾いていく必要があります。
そのために曲と並行して
スケールカデンツで
調感覚を身につけておきましょう。
まずは
今弾いている曲の調の
スケールカデンツを練習します。
調の調べ方はこちら
でも、
曲中で転調していることがほとんどですので、
転調先の調のスケールカデンツも練習しましょう。
曲の途中での調の調べ方はこちら
スケールカデンツについてはこちら
⑤お手本のCDを聴く
ちょっとこれは担当の先生とも相談ですが
どうしても慣れないうちは
お手本のCDを聴くという手もあります。
たくさん聴くと簡単に曲を覚えられます。
ピアノを弾くときは
あなたが思うよりも
たくさん耳の力を使っていますよ!
ただCDを聴くのは担当の先生のご意向もあると思いますので、気になる場合は相談してみてください。
(まずは楽譜を見て取り組んで欲しいという先生もいらっしゃるし、生徒さんの習熟度によってそれも変わってくる場合があるので。)
音源聴く、聴かない問題についてはこちらの記事の後半
■ バッハの魅力
私の個人的な感想ですが
バッハを弾くと
□ とにかく癒される!!!!
□ 指が整う
□ 歪んでいた体があるべき場所に戻る…!
という気持ちになります。
ヨガのような無の境地です。
バッハを弾くと浄化されます。
「心の浄化におすすめはバッハ」という話はこちら
今でも大好きで趣味でよく弾いていますよ〜〜
まとめ
バッハまで行き着いたということはとても上級者です!!!
やっぱり先生としては、
初心者の生徒さんにいきなりバッハを弾かせることはできません。
なので
バッハに真剣に取り組めるということは
今まで積み上げたものがたくさんあるということ!
訓練の賜物です!!!
先生としても嬉しいです😍
最初は難しいかもしれないのですが、
バッハも何曲も取り組んでいくうちに
慣れてきますよ〜〜!!
一緒にバッハの沼にハマりましょう〜〜〜
バッハのすごいポイントをとても簡単に書いた記事