世界そのものが「現在進行形」〜脱完璧主義のための秘訣

 

  

  

  前回は、

  ありのままの自分を受け入れること  

  についてを考えてみました。

 

    

 

   「気質を美化しない=ありのまま自分」を認め受容することが実はキモ

  

   

 

  今回は脱完璧主義のススメについて

  お話しします。

 

  先日お話ししたYouTubeの

  精神科医の益田先生が

  ものすごくしっくりくることを

  言われており、

  そのお話を聞いてスコンと

  私の中の完璧主義への執着心が

  落ちました。

  

  あんなに落ちなかったのに。。。

  アハ体験ってすごいです。

 

  その動画はこちら。

 

  完璧主義(べき思考)に関する雑感

  

 

  益田先生によることのうち

  私のアハ体験の元となったお話を

  ザックリまとめると

  下記の通りです。

 

  「世界そのものが『現在進行形』

   でつくられている」

 

  そもそも世界は完璧なのか?

  

  山田晶先生の

  『アウグスティヌス講話』の中に、

  世界は完璧に造られたはずなのに

  なぜ悪人がいるのかという、

  キリスト教的な矛盾についての解説がある。 

 

  神様は世界を完璧に造ったが、

  今なお造り続けている。 

  神様は世界を完璧に造った。

  だが現在進行形で

  完璧を目指して造り続けている。

  完成はしているがそれが現在進行形である、

  

  僕たちもそう。

   完璧にできたと思った次の瞬間、

  その前提が崩れて次のものを目指す。

 

  世界そのものが

  現在進行形で造られているから

  いわゆる完璧主義は不可能。

 

  

  なぜ世界が進行形なのか?

  それは技術の進化があるからで、

  技術の進化があるから産業構造が変わり、

  産業構造が変われば

  自ずと社会や家族の生活スタイルが変わる。

  

  生活スタイルが変われば

  価値観が変わる」

 

  完璧主義にこだわること自体に

  肩の力が抜けました。

 

  そもそも「完璧」がないからです。

 

  今の時点で「最上」

  自分の中の理想の「最上」の

  水準を満たせなくて

  がっかりするよりは、

  今の自分の「最上=できること」をする、

  にフォーカスを当てれば

  良いのではないかと素直に

  思えました。

 

  理想通りにうまくいかなくて

  自分にがっかりすることは

  当然あります。

 

  苛立ちから

  自分の未熟さに嫌悪しそうに

  なることもあります。

  

  そんな時には

  私は最近次の言葉を自分に

  かけるようにしています。

 

  この言葉を知り、

  使うようになってから

  完璧にすることへの執着心が

  薄らぎました。

 

  それは

  「大丈夫、

  今はまだできてないだけ」です。

  

  この言葉は

  コーチングアカデミーでのご縁から

  私がコーチングを受けているコーチから、

  完璧主義の克服への秘訣として

  教えていただいた言葉です。

 

  そして、この言葉自体もそもそも

  根っこにあるのは

  益田先生の

  「完璧を目指して造り続けている。

  完成はしているが

  それが現在進行形である」

  ということだからです。

 

  つまりこの言葉で

  私は甘えではなく、

  未熟を受け入れた上での

  前向きな向上心と

  安心感とを得られるのです。

 

  今の私のレベルでは

  これが限界(ある意味完成)

  でも現在進行形で進化しているので

  「今できていないだけ」であって

  「ずっとできないわけではない」

  そう思えるからです。

 

  これは効果覿面でした。

 

  未熟な自分を

  許すことができるからです。

 

  完璧主義が発動して

  苦しくなった時には、

 

  益田先生の

  「世界そのものが『現在進行形』

   でつくられている」という言葉と

  アカデミーのコーチから

  「大丈夫、

  今はまだできてないだけ」を

  セットで思い出されると

  驚くほど楽になります。

  

  未熟な自分を自覚することと

  そこを否定して

  自分を非難すると苦しいだけです。

  

  未熟だけれどそれも良き、

  それを含めて自分は進化していくと

  思えば、

  自分の思う「かくあるべき」の

  理想に今の状態が遠く及ばなくても

  落ち込まなくなります。

 

  検証するのに時間がかかりましたが、

  とても有効であることが

  わかりましたので

  お伝えします。

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「気質を美化しない=ありのまま自分」を認め受容することが実はキモ

 

  

  

  前回は、

  繊細だから苦手な人は避けよう、

  そう考えたところから、

  そこから踏み出して得るものが

  あるかもしれないと

  思ったことについてお話ししました。

 

   心の鎧と心の筋トレ〜その1 苦手な人への心のざわつきは自分を知るヒントの山

  

   

 

  仕切り直しもかね、 

  なぜブログのタイトルも

  「HSS型HSPの自分を愛す」から

  変えたかということから

  発信内容の変化することを

  改めてお話しします。

  

  前回から日が空いたのは

  単純に何をどう伝えたら良いのか

  自分の中で迷いがあり過ぎの

  消化不良だったので、

  自分の中で言い訳がましく

  モヤモヤがありました。

  

  ようやく消化ができた今、

  改めてお話ししたいと思います。

  

  

   

  そもそも

  私がこのブログを書き始めたのは

  自分と同じように

  「自分の生きづらさの原因が

  気質に由来するものと知らず

  自分がどこかおかしいのか  

  と悩んでいた人を救いたい、

  生きづらさは

  気質によるものだよ!

  あなた一人が特に悪いわけじゃない」

  と伝えることで楽にさせたい、

  救いたいと思ったからです。

 

  平たくいうと、

  過去の自分を救いたい、

  その一心でした。

 

  裏を返せば、  

  適応障害になって

  安定職を捨てざるを得なくなったこと、

  社会的に敗者となったことを

  「気質だから仕方ないじゃん!!」

  と正当化したかったこと、

  肯定したかったことが

  強かったように思います。

 

  

  気質について学び、

  同じ気質の人の傾向の話を

  読むことは、

  私にとり救いでした。

  

  もうこれで

  できない自分を責めなくて済む。。。

  私が悪いわけじゃない。。。

  気質のせいだから仕方ない。。。

  同じように悩む人もいるし。。。

 

  そう思うことで

  どれだけ傷ついていた私が

  癒されたことか…。

 

  今振り返ると、

  当時の私は

  まだ家のことも大変で

  両親との関係にも気持ちの

  整理がつかず心身ボロボロ。

 

  頑張ってきたのに

  世の中にその頑張りを否定された、

  だから自分が自分を肯定して

  あげないと可哀想!

  そう思っていました。

 

  疲れ切っていたので

  被害者意識も強めだったと思います。

  

  ・・・気質の中の負の側面が

  暴走気味でした。

  

  

  自分を認めたい、

  自分を好きになりたい、

  今までと違う道を歩むのだから、

  「新しい自分を肯定しなければいけない」

  そう思っていました。

 

  でも本当はこんな綺麗事ではなく、

  本心はこちらだったと

  ごく最近気づきました。

 

  後述の益田Dr.のおかげです。

 

  私が本当に思っていたのは、

  「なんで家の中で私だけが

  こんな面倒な

  生きづらさを感じる気質を

  持つハメになったのか。

  こんなに生きていくのが辛いのだから

  何か良いことがないと

  浮かばれない。

  人口6%のマイナーな

  人が尻込みするようなことも

  チャレンジする特別な人達だから

  その代償、

  嫌だけど甘んじて受けよう」でした。

  

  (つまりは、

   辛さを我慢するのだから

   見返りがないと浮かばれない。

   その見返りは特別感でした)

 

  そう思うことで自分の中の折り合いを

  つけていたように思います。

 

  今から思えば超傲慢ですが、

  そう思わないと

  浮かばれませんでした。

 

  そして、

  HSS型HSPという

  良い面はあるけれど

  同時にこの上なく厄介なところもある

  気質とは一生のお付き合い、

  ならば嫌な部分を嫌いになっていては

  辛すぎる。

  その部分も含めた自分を

  「好きにならなきゃ。。。。」

 

  そう思って一生懸命でした。

  

  ですので、

  発信自体も全て気質を全肯定、

  エンドレスな

  一人反省会も厳しく自分を裁くこと、

  深読みして妄想しすぎることなど、

  苦しさから考えたら

  直したほうが圧倒的に楽だろうなと

  いうものも全て

  「気質だから仕方ないよね」と、

  それをしてしまう自分を否定せず

  「それが私だから」と肯定していました。

 

  それでもどこか

  全肯定で私自分が好きーーー!!

  と思えない自分の存在に気づく自分を

  意識していたので

  いつも

  「欠けているらしいパズルのピース」

  を探していた気がします。

  

  一連の自分の行動から考えて

  今はわかります。

  

  自分を肯定しきれない

  苦しさから解放されたい、

  より自分を好きになりたい、

  

  傷ついた気持ちが少しずつ

  癒えてきたことで

  次に進みたくなったため、

  出会ったコーチングを学ぶことに

  しました。

 

  コーチングとの出会いにより

  「当たり前に感謝することの大切さ」

  を知り、

  両親に感謝することができるように

  なりました。

  

  そして、

  なぜ自分があんなに過去、

  自分を愛せなかったのか

  その理由も分かりました。

  (参考:HSS型HSPのコーチングでの学び3~私が自己肯定感を上げられなかった本当の理由

  

  コーチングでの学びを通し、

  自己肯定感が上がり

  自己受容も進みました。

  

  おかげで、

  「絶賛自己否定期」の時には

  救われた「HSS型HSPの気質の概念」や

  「あるある行動」に

  収まり切らない自分に気づき始め

  気質ベースの発信に

  もどかしさと後ろめたさを

  感じ始めるようになりました。

 

  傷が癒えて体力回復したため、

  次の段階に進む時が来たのです。

 

  そうすると、

  私の中でずっと目を背けていた

  ある点を無視できなくなる出来事が

  起こりました。

 

  直面させられたのは、

  「苦しさの原因を知って安心はした、   

  でも私の中の苦しさは無くならない」

  「HSS型HSPの持つ

  素晴らしい面に目を当てても

  それでは私の辛さは解消されない」

  「私はHSS型HSPの自分を

  実は是としていない」

  「今のままでは環境に振り回され続ける」

  ということです。

  

  このことをがっちり

  指摘されたのです。

 

  合わせて認知の歪みも

  指摘されました。

 

  どちらも全くもってその通り。

  

  このことは

  気づかない方が都合が良くて

  認めたり向き合うには

  あまりにも痛みを伴うことだから

  気づきたくなかったのです。

 

  合う・合わない環境があるのは

  認めます。

  人の相性の良し悪しが

  能力を伸ばすことにものすごく

  影響を与えることも実感しています。

 

  だからこそ、

  今まで仕事をしていた時に

  環境に恵まれると良いが、

  恵まれなければぐだぐだ感が強くなる

  を繰り返していました。

 

  能力は伸ばす。

  でもその環境に振り回されない

  マインドは手に入れたい、

  手に入れないと、

  環境にこれから先もずっと振り回され

  続ける。

 

  だから、

  根本的な治療が必要。。。

  そこからメタ認知を身につけようと

  思いました。

 

  メタ認知についてや

  認知の歪みについてを学ぶ中

  ありがたい出会いがありました。

 

  早稲田メンタルクリニックの

  精神科医の益田裕介院長のYouTube

  「『精神科医がこころの病気を解説するCh』です。

   (チャンネル登録者数は現在61万人)

 

  益田Dr.の発信や著書を読み、

  ようやく私はHSS型HSPという

  この面倒くさいことこの上ない気質に

  本当の意味で向き合い、

  「自分のありのまま」を認めていきつつ

  成長していくことを

  理解できたように思います。

 

  つまり、

  HSS型HSPの持つ美点は美点とし、

  気質を美化せず、

  短所は短所としてちゃんと認める。

 

  具体的に言うと

  繊細さからくる傷つきやすさや

  不安感が強いとか完璧主義だとか

  自己否定の強さからくる

  認知の歪みを起こしがち、

  (エンドレス妄想劇場開始)といった

  ネガティブな部分は

  気質だからと放置せず治療していく。

 

  生まれつきそういう

  脳の性質なんだからそこは仕方ない、

  ならどうやって

  楽に生きるようにするのか?

  認知の歪みからくる

  不安や自己否定感などを

  いかにして発動させないようにするか、

  発動しても

  メンタルへの被害を最小限度にするか

 

  「気質との共存」が

  気持ちが落ちると

  ネガティブ度が増す私がいきやすくなる

  一番現実的な対処法であるということです。

  

   (益田Dr.は精神科医なので、

   HSPという概念で話さずあくまで

   生まれ持って

   不安を感じやすい脳の持ち主であり、

   なぜ不安を感じすぎて苦しいのか

   そのメカニズムはどうなっているのか、

   どうすれば解消(緩和)していけるのか、

   困っているのならそこは直していきましょう

   という感じで話されます)


 

 気質の負の側面を

 ただ美点にフォーカスして

 緩和する対策を取らないのではなく、

 緩和する方法を選ぶようにする、

 辛いけれど

 「気質の面倒な部分による辛さや

 その部分の暴走による弊害や

 今までにしてきた経験は

 仕方ないものと受け止め、諦める。

 そこを緩和して共存する」

 

「それができるようになった

 自分を認めて褒め、

 さらに視野を広げ

 視野狭窄に陥るのを防ぎ

 メタ認知の精度を上げるよう努める」

 「その上でありたい私を目指す」

 

 を大切にしていくことが

 生きづらさを緩和し、

 本当の意味で

 クーパー博士の言う

 「ありのままの自分を認める」

 ことなのだと

 ようやく気づきました。

 

 

 因みにこれは 

 コーチングの佐藤先生が

 言われていたことと同じ。

 ようやくコーチングでの学びが

 腹落ちできたようです。

 

 

 必要だった段階を経て

 進みたい方向に進めていけるよう、

 色々なものに助けられて

 いるように思えてなりません。

 

 ・・・過程は決して楽では

 ありませんでしたが。。。

 

 できればスパイシーではなく

 楽な方が良いのですが、

 でもこのスパイシー味があることが

 私の成長にとって必要なのだなと

 しみじみ思います。

 

 

 次回は

 最近私が体験した「脱完璧主義」の

 アハ体験についてお話し

 したいと思います。

 

 

 ※アハ体験

 …ここで言うアハ体験は、

 「本それな!な」と心の中で膝スパーンで

 がっちり腑に落ちる目から鱗が落ちる体験

 

 「傷つきやすいのに刺激を求める人たち」

    ~フォレスト出版

   トレイシー・クーパー著

     (カリフォルニア

     統合学研究所の統合学哲学博士。

     HSPのアーロン博士の

     ドキュメンタリー映画にも

     出演、自信もHSS型HSPと公表)

   時田ひさ子監訳

    (HSS型HSP専門心理カウンセラー)

   長沼睦雄監修

    (精神科医)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

心の鎧と心の筋トレ〜その1  苦手な人への心のざわつきは自分を知るヒントの山

 

  

  

  前回は、

  弱っている時には

  気質は自分を守る「鎧」になるが、

  回復すると

  重たく窮屈に感じていくこと、

  今までの発信軸を否定するのは

  怖かったが

  自分を守る「鎧」から自由になる方が

  より幸せになるので、

  方向転換をすることにはなるが

  その方が自分らしくなると

  行ったことをお話ししました。

    

 

   世界観episode115 ~「気質」の枠を超えることで私が得たもの(自己肯定感epi15)

  

   

 

  まず最初に、

  HSS型HSPの気質の発信をしている

  人を否定する気持ちは

  ありません。

 

  あくまで私の

  「個性」や

  「そうした方がより

  自分を認められるし

  人と互いに尊重し合える関係築く」

  「自分の世界が広がる気がする、

  自由になりワクワクする」という

  「人生の目的」にあっているから

  気質による傾向の枠から

  はみ出して行こうと決めただけです。

  

  ですので、

  私の考え方を

  人に押し付ける気は全くありません。

 

  人にはそれぞれ段階がありますし、

  「幸せな人生」の選択基準が

  違うからです。

 

  その人にとって

  「大切にしたいことを

  「大切にすること」が

  「幸せな人生・良い人生」であり、

  「人生の目的」です。

  

  人生は選択でできており、

  自分にとっての「良い人生」を送るためには

  この「人生の目的に沿った選択」を

  することが大切です。

 

  「人生の目的」は

  その人が「自分らしい良い人生」を

  送るための

  「人生の選択基準」でもあります。

 

  この「大切にしたいことを大切にする」

  ことをやろうとする時・やれた時に、

  「嬉しい」「楽しい」「充実感がある」

  などのプラスの感情が人には湧きます。

 

  そして人によっては、

  「ハラハラ・ドキドキする」

  「ワクワクする」

  など感情も湧きます。

 

  この時に得た感情こそが

  その人にとって「得たい感情」

  であり、

  この感情を得ることをすることが

  その人にとっての

  「人生の目的」になるのです。

 

  感情なので

  当然ですが人により異なります。

 

  ちなみにこの

  「人生の目的」を達成することに対し、

  時間・お金など私の持てる

  リソースを投下しなければ

  人生の最後に

  人は後悔します。

 

  「それをしないこと・大事にしないこと」が

  その人の人生の良さを左右するくらい

  大切なことであれば、

  それがその人にとっての

  「人生の目的」になります。

  

 

 

  ーーーーーーーーーーーー

 

  私にとっての「人生の目的」は 

  やはり一番は

  「自分を認め愛する」です。

 

  もちろん

  「ワクワクする」

  「充実感を味わう」

  (難しいことに挑戦するのが好き)

  「人に優しくして尊重しお互いを

  大切にする」

  などもあります。

  (人生の目的は一つではないので)

  

 

  でも私にとり至上命題は、

  「自分を認め愛する」です。

  

  そのためには

  「自分」を知ることが不可欠です。

 

  クソみたいにチンケな、

  存在しているのも知りたくなかった

  自分も知って

  その上で、

  「あ、今そんなふうに感じたんだー、

  そんなふうに思うこともあるよねー!

  そう思うこともあるよね」

  

  「時にそんなふうに思う私もいて

  いいじゃない。

  そんな自分も好き。」

  

  そう思うことが私の人生の

  目的なのです。

 

  今回お話しすることは、

  私の人生の目的でもある

  「自分を認め愛する」ためには、

  気質を理由にして避けていた

  苦手な人や場所にあえて

  関わってみることが大切であること

  をお話しします。

 

  

 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜  

 題して、

 「心の筋トレ・

 苦手な人に感じる

 心のざわつきは

 自分を知るヒントの山」

 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

  最近聞いたセミナーの中で

  「人は人を通してしか

  自分を認識することができない」

  というお話がありました。

 

  

  ・・・まさにそうです。

   

  私の場合、

  人生の目的や得たい感情から

  照らし合わせても、

  残念なこと?に

  人と関わることが

  人生の目的達成には不可欠なのです。

 

  この「他者との関わりの大切さ」を

  「鏡の法則」という形で

  教えてくれた方もいました。

 

  「人と関わること」は

  共感能力があるHSS型HSPで、

  人を楽しませるのが得意で

  コミュニケーション能力が

  あっても楽なことではありません。

 

  というのも

  人より感受性が鋭すぎ、

  (音や言葉づかいに敏感ったり)

  時に深読みが暴走もするため

  人よりストライクゾーンが狭め。

  つまり苦手な人が多いからです。

 

  特に大切なのは

  「苦手な人」や「嫌な人」

  など心がざわつく人やモノに

  関わることなのです。

 

  なぜ苦手な人、

  苦手な人と関わることが

  大切であるかというと、

  それは

  相手を通して自分を知ることに

  なるからです。 (鏡の法則)

 

  つまり人は、

  嫌だと思う人や出来事には

  自分が目を逸らしたくなる

  自分の嫌な部分

  無自覚な呪縛が投影され、

  それによりその存在を自覚するのです。

 

  ・・・

  全くもって嬉しくない作業ですよね。

 

  「裸の王様」が

  「自分が裸」かも。。。

  「井の中の蛙」が

  実は自分が「井の中」にしか

  いなくて、

  かつ「空の青さも知らない」

  ということを自覚させられることなので。。。

  

 

  ここでポイントなのは、  

  「なんでそう思うのか?

   あれのどこが嫌だと感じるのか?」

  と問いかけて

  その理由に気づくことです。

 

  裸であることに気づけば

  王様は

  「あ、ワシ、本当は裸だった。。。

   服着よ。」

  で服を着ることができます。

 

  「井の中の蛙」は

  「大海は知らない。

  でも見上げたら空ってこんなに

  青かったんだ〜」

  と「空の青さを知る」ことは

  できます。

 

  あくまでも

  そんな自分を「一切責めず」

   「『あ、私そんなふうに

   思っていたのか』以上終わり!」

  とするだけです。

 

  この嫌なことポイントに

  気付くと

  自分の中の気付きたくない

  暗部に気付けます。

 

  気付いた時、  

  初期は吐きそうになったり

  人によってはですが。。。

 

  気付いたら  

  その傷を自分で癒すことが

  できます。

  

  そして、

  人は嫌なことや怖いことに直面すると

  「闘争・逃走」反応を示しますが、

  理由がわかれば

  ただ逃げたい・嫌! 

  という脊椎反応にも似た

  この逃走反応からも自由になれます。

 

  感情に呑まれなくなる、

  脇にその感情を置く事ができるように

  なるからです。

  つまり、感情を選べるように

  なっていくのです。

 

  そうすると

  自分の中の「べき」のツボに

  気付くことができます。

 

  王様でいくと

  裸であることを指摘された瞬間、

  いらっときたざわついた原因が

  「人前で裸でいることを指摘された、

  みんな知っているのに

  自分だけ気づかず得意げに歩いていて

  バカだと思われたかもしれない。  

  (自分の無知を人前で指摘された、

   メンツを潰された)」場合を例で話します。

 

  この場合王様は

  イラッとしたことが

  人前での指摘が原因なら

  自分はメンツを潰された事が

  実は嫌だったのだと気づけます。

  =自分はメンツを思った以上に大切に 

   していることを発見。

 

  人にバカだと思われることが

  恥ずかしいし、腹がたつのなら、

  自分自身がそういう人を

  バカにしていることを知ることができます。

  

  さらに言うと

  自分の利益を損なわれた時に

  密かに世間体を盾に

  怒っている場合があります。

 

  例えば

  「自分もやりたかったのに、

  またあの人が我を通している。

  いつもそうだ、

  譲ればいいのに。

  みんなのことを考えない人だ」

  と思った事があったとします。

 

  この場合

  その人に

  「前、〇〇されたから今度は別の方に

  してもらいませんか〜」

  と言ってみたり

  「それは私もやりたいのですが」

  と言えば良いだけの話です。

  

  「譲ればいいのに」とか

  「譲るべき」ということにより、

  自分が行動しないで

  自分の欲求を叶えるために

  相手を「一般論で非難」するという形で

  正当化していることがあります。

 

   私がそうでした。

 

   仕事から早く帰りたいのに

   帰れない。

   

   やるのが当たり前なことを

   人がやらないから

   私がやらなきゃいけない。

   ※姉にやりたくないならやらなくても良い。

    やらなかったら周りがそれに合わせて

    動くようになるから。

    人を責めながらやるならやるな

    と教えられました。

  

   隠れた思いに気づかずに

   相手を心の中で責めていました。

 

   行動もそう。

 

  苦手な人との関わりを通して

  自分が自分に勝手に

  「世間はそう思うだろう」と  

  「社会不適合者」という

  レッテルを貼り、

  相手はそんなことを

  全く思っていなかったのに

  遠ざけていることに気づきました。

 

  なぜ人を遠ざけていたかというと、

  それは自分の中に湧き上がる

  「こうあるべき私」に

  今の自分が合っていないこと、

  合っていない自分を恥じていることを

  突きつけられるからです。

  

  一人でいる時には

  「こうあるべき私」に縛られていることに

  気づきません。

  人と関わる時に湧き上がる

  心のざわつきでないと気づけない

  深層心理の領域の話です。

 

  ちなみに

  繊細で自分を認められない私は

  このざわつきを受け止めることが

  できませんでした。

  

  ちゃんとしないと

  「愛されない」

  「認めてもらえない」という

  思いが強いを通り越して

  無意識の恐怖心としてがっちりしすぎて

  いたからです。

 

  この徹底した恐怖心のおかげで

  このざわつきを通して

  「道徳的に清廉潔白でない自分」の存在を

  このざわつきを通して受け止めることが

  できませんでした。

 

  だから

  自分を守るためには

  「優秀さはあるし大胆だが超繊細

   だから周りは苦手、

   関わらなくてOK」という

  HSS型HSPの気質の鎧は必要でした。

 

  でも

  コーチングを学び、

  色々な人との出会いを通じた学びを経て、

  受けた心の傷が癒え、

  復活してきた今、

  「もしかして、

  その鎧、要らなくない?」

  と思うようになったのです。

 

  無双の剣術家は超軽装。

  「キングダム」でも

  主人公の信は超丸腰。

  

  宮本武蔵も佐々木小次郎も

  鎧をつけて果し合いって

  やっていないですよね。

 

  ・・・機動力を奪うなら

  脱いじゃえ、

  そう思うようになりました。

 

  やはり

  体と同じように心の筋力も

  強い方が色々な負荷に耐えられます。

 

  心の筋力が鍛えられると

  持ち上げられるものも増えます

  (耐性の強化)。

 

  筋力が増えると

  耐性が上がるので

  分厚い鎧でその重さで自分を縛りながら

  守る必要もなくなります。

 

  そこで今回のお題、

  題して、

  「心の筋トレ・

  苦手な人に感じる

  心のざわつきは

  自分を知るヒントの山」になるのです。

 

 

  長い文章を

  ここまでお読みくださり、

  本当にありがとうございました。

 

  

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

世界観episode115 ~「気質」の枠を超えることで私が得たもの(自己肯定感epi15)

 

  

  

  前回は、

  自己肯定感を上げるために

  自分を好きになるために

  色々なことをやってきた私が

  たどり着いたこと

  騒々しい環境が苦手など

  感覚的に苦手なものは仕方がないが、

  対人関係は

  気質にとらわれて

  向き合うのを避けずに

  向き合いありのままの自分を認め、

  自分の思い込み含め超えていくことが

  成長につながること

  についてお話しました。

    

 

   世界観episode114 ~苦手克服ノススメ④-「気質」の枠の外へ(自己肯定感epi14)

  

   

 

  しばらく時間が空いたのは

  今までの自分と

  今私が思っていることの

  変化、

  ーーー違いすぎて

  もはや「変節」といった方が

  良いかもしれませんーーー

  をどうお伝えするものかと

  考えていたからです。

 

  HSS型HSPは

  「鋭い感覚処理感受性のおかげで

  観察・分析が得意、

  洞察力がある、

  繊細で自己犠牲しがちで

  思いやりがある。

  人口6%の天才で変人

  リアルジキルとハイド、

  苦手な人からは離れても良い、

  言葉遣いが雑な人が苦手

  圧の強い人、

  厚かましい人が苦手

  一度許せない、愛入れないと

  感じた相手には

  白黒思考を発動し、

  人間関係をリセットする

  劣等感を負のエネルギーに変えて

  頑張る

  頑張りすぎてしまう、

  本音を人に話すことはない、

  目立つのは苦手、

  人と行動するのは苦手で嫌い

  浅い話が苦手で世間話が嫌い」

  

  「苦手な人からは逃げてヨシ

  合わない人に無理して

  合わせる必要はない」

  

  そんな自分でも大丈夫、

  それが自分だから

  否定する必要はないということを

  お伝えしてきました。

 

  私自身

  自己肯定感が低い時には

  「気質だから仕方ない。

  人より繊細だから傷付いたら

  そんな言葉を使ったり

  配慮ができない相手とは

  私は相入れない。

 

  そんな人からは離れて良い。

  色々なメディアや

  SPSでも

  合わない相手からは

  壊れる前に離れて良きと言ってるし!

  そう思っていました。

 

  だって私は

  人からは理解されない

  繊細さを持つ  

  「世の中の少数派だから」

  そう思っていました。

 

  これはこれで

  間違えだったわけではないし、

  段階的には必要な考え方でした。

 

  HSS型HSPについての

  他の方の発信を見ながら

  「そうだよね!そうだよね!」と

  自分はおかしくないんだ

  同じように思う人もいるんだ、

  私だけ特別じゃないんだと

  感じられた時は、

  そんな自分の存在を許してもらえた

  気がして、

  本当に救われたのを思い出します。

 

  このおかげで

  私も「世の中に溶け込めない自分」

  「繊細すぎたり

  人に気を遣いすぎたりする自分」

  「人よりも苦手すぎる人が多すぎる自分」

  を肯定することができ、

  潰れ切らず前向きに

  自分を好きになる、

  「べき」思考から自由になれつつある

  今の私になることができました。

 

  繰り返しますが、

  段階の問題です。

 

  心が弱りきっている時には

  気質によりできないことを

  受け入れるのは大切です。

 

  心が弱っている時に

  苦手な人と関わると

  さらに自分を責めてしまうので

  壊れる元を作ってしまいます。

 

  「段階が大切」というのは

  壊れてしまっては

  元も子もありません。

 

  心が元気になってきたら

  自分の心に向き合い、

  苦手なことに向き合い

  そこから学ぶ(自分のことを知る)

  ことが大切になると思うのです。

 

  「弱い自分」を

  「気質に由来するデフォルト性質」と

  受け入れた上で

  「苦手なものから離れる」などして

  回復を最優先

  今度は、

  人と関わることで

  「ありのままの自分を認める」

  「ありのままの自分でいることを許す」

  をして進化の道に

  踏み出していく過程に入るのだと思うのです。

 

  なぜなら

  人間には成長欲求があるからです。

  向上心と成長欲求が強ければ

  強いほど、

  成長しないままでいるのは

  (成長しない方を選ぶのは)

  辛く感じるからです。

 

  病気で例えると、

  お腹を壊している時は

  お粥よりも重湯、

  剥いたリンゴではなく

  すりおろしりんご。

  柔らかいプリンや

  ゼリーなど

  胃にやさしく吸収しやすいものを

  摂取して体を休め回復に努めます。

 

  この時に

  焼肉!ハンバーグ!

  ステーキとか無理ですよね。

  タンパク質が豊富でも

  疲れて弱った体には

  負担が大きすぎます。

 

  ですが、

  いつまでもゼリー飲料など

  噛まなくても良いような

  柔らかい流動食チックなものばかり

  食べているとどうなるでしょうか?

 

  「フツーの噛んで食べる物」を

  胃は横着して(消化がラク)

  受け付けなくなりますし、

  体力も落ちます。

  

  柔らかいものに慣れきった胃が  

  久しぶりの「固いフツーの食事」に

  驚いてびっくりして痛んでも

  普通の食事を摂り続けることが

  大切です。

  

  心も同じです。

  

 

  コーチングを学び

  4ヶ月ほどしてから

  「気質だから苦手なことが多い、

  それは気質のせいだから!」と

  ブログやTikTok等のSNSで

  発信することに

  迷いや疑問が生まれました。

   

  「弱っている時には

  逃げるのは絶対必要!!

 

  ・・・でもこれって気質を理由にした

   被害者意識、

  「逃げ」…?」という想いです。

 

  私はいつの間にか

  回復して次の段階に

  入っていたのです。

  それと同じことです。

 

  コーチングアカデミーでの学び以外でも

  自己肯定感を上げる学び、 

  そして視野を広げ

  心の筋力を鍛えることが大切だと説く  

  佐藤先生の人柄を見て

  自分も人も尊重できるようになりたい 

  (自己肯定感が上がる前の

  不可侵条約をお互いに結んでという

  冷たい感じではなく)

  と思うようになってくる内に

  だんだん私の中で

  気質のことを話すことに

  窮屈さを覚えるようになってきました。

  

 

  つまり、私は 

  回復していたのです。

 

  「気質」に守ってもらわなくても

  良くなったのです。

 

  私にとって「HSS型HSP」という

  「気質」は

  繊細な自分を外部から

  守る鎧でした。

 

  ですが、

  この鎧も、

  私が成長して強くなったため

  窮屈になり、

  動きを妨げるようになってきたのです。

  
  ではなぜ

  「気質」を手放すのに時間が

  かかったのか?


  それは単純に怖かったからです。

  

  今までの私は

  積極的に人との関わりを

  肯定してこず、

  尚且つ

  合わない人からは

  逃げてもいいよと

  発信していたからです。

 

  真逆なことを言うので、

  読んでくださっている方を 

  裏切るような、

  同じ気質で仲間だと

  思っていたのに…と、

  傷つけてしまう気が

  したからです。

 

  

  HSS型HSPといっても

  本当に人それぞれだと思います。

 

  もしかしたら

  私のようなタイプは

  変わっているのかもしれません。

 

  人と関わるのを嫌いながら

  人と関わること

  人に受け入れられることを

  実は心の中では望んでいたし、

  人と冗談を言ったりして

  楽しい時間を過ごすのは

  根本的には好きだからです。

 

  私の場合

  「人と関わりたい」という

  思いの裏には

  単なる好奇心だけではなく

  その根底には

  「人を大切にし、

  お互い尊重し合いたい、

  成長していきたい」という

  強い気持ちがあることが

  最近わかりました。

 

  私が正解だとか

  言う気持ちは全く

  さらっさらもありません。

 

  私の主張を

  全てのHSS型HSPの人に

  押し付ける気もありません。

 

  他の発信者の方の発信を

  否定する気もありません。

 

       人により

  幸せだ、大切だと感じる基準は違うので。

 

  ただ

  私には窮屈になった、

  それだけです。

 

 

  人それぞれ

  気質による繊細さの度合いも

  異なりますし、

  環境により作られた性格も違います。

 

  それにその人の

  心の変遷も千差万別です。


  

  私が正しい!というもではなく、

  「私はこちらを選んで良かった」

  というだけです。

 

  そしてそのことを

  選択肢の一つとして

  お伝えしたいだけです。

 

  ※あくまで

  私がそう考える、そう感じる

  それだけです。

 

 

  「気質ではそう」でも

  それはあくまで「傾向」

  そこに囚われることは

  ないと思うのです。

  

  意外に「苦手」は

  超えられたりするし、

  人と過ごすことが

  苦痛じゃなくなったり

  「なぜそうするかな!

   ○○すべきじゃん!!」と

  人にイラつくこともなくなります。

  

  相手に求めてイラついた

  「べき」から

  自分を無意識に縛っていた

  「べき」に気づき解放されます。

 

 

  苦手な人だらけで

  本心は人に極力見せない

  見せる用の自分を人ごとに用意して

  踏み込ませないようにして

  50年近く生きてきた

  私ですが、

  自分に向き合って許すように

  してきたおかげで

  今、この状態が減りました。

 

  心が楽になりました。

  周りの人間関係も良くなりました。

  そして、

  何より自分を認められるように

  なりました。

 

  少し踏み出すと

  見える景色も変わってきます。

 

  もし「変わりたい」と

  思っている方がいたら、

  その気持ちを大切にして

  諦めず踏み出していくことを

  強くお勧めします。

 

  

  今までと

  主張が変わっていますが、

  根底にあるのは

  「繊細で深読みしがちで

  めんどくさい自分を認め・愛す」

  です。

 

  ヴィクトール・フランクルの

  著書「それでも人生にイエスと言う」の

  タイトルではありませんが、

  この思いはずっと

  変わっていません。

 

  HSS型HSPの

  気質を肯定した今までの形の

  「それ気質のせいだから♪

  気にしないでOK

  苦手なものは苦手なままで良き♪」という

  発信からは変わります。

  (弱った時にはそう思うことが

  大切という形で発信することはあっても)

  

 

  「こういう傾向があるけれど

  踏み出していこう

  こうすれば自分を縛る思考から

  自由になって自分を好きになれる」

  ということを

  そう思うに至ったことを含めて

  お伝えしていきたいと思います。

 

  発信内容は変わりますが、

  それでもよろしければ

  変わらずお読みいただき

  私の成長を通して、

  一緒にご自身の変化を

  体験していただければ

  嬉しいです。

 

  

  

  

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

世界観episode114 ~苦手克服ノススメ④-「気質」の枠の外へ(自己肯定感epi14)

 

  

  

  前回は、

  苦手克服として特に 

  大切だと思った下記の点

   

  ①苦手な人との関わり

  (コミュニケーション)

  ②感謝すること

  ③自分を諦めないと決めること

  ④「チンケな自分」を認めること

  ⑤嫌だと感じたことから学ぶ

   「それも良き、好(ハオ!)」と

   そこから何が気づけるかを

   拒否反応に負けずに行う

  ⑥湧いてきた負の感情を否定せず

   その上でプラスの感情の選択

  ⑦気質への執着の手放し

    

    このうち、の③〜⑥について、

  嫌だと感じた出来事を否定せず

  そう感じた理由を

  検証することを逃げずに

  根気強く行う大切さ、

  チンケな自分を認める大切さ、

  湧いてきた感情を否定せず、

  起こった出来事を肯定する、

  エゴと自分とを切り分けることの大切さ

  などについてお話しました。

 

   世界観episode113 ~苦手克服ノススメ③-一番辛く大切なこと(自己肯定感epi13)

  

   

  今回は

  最後の項目である

  ⑦気質への執着の手放しについて

  お話しします。

  

  自分に向き合って

  考えていくと、

  昨日も少しお話ししましたが、

  自分が気質に思った以上に

  囚われていると

  思うようになりました。

 

  HSPであると

  音が苦手、

  強い光が苦手、

  嗅覚や触覚など五感系の

  感覚が敏感であるため、

  大勢の人がいる中に行くと

  疲れやすいということはあります。

 

  この点は

  否定する気はありません。

 

  実際に私も音や光が苦手で

  家の中でも音があると

  疲れるため

  最近は瞑想系のリラックス系の

  音楽をかけるくらいで

  考えてみれば静かです。

 

  動画で勉強するため

  脳疲労を避けたくなるのです。

  日本語の歌詞がある音楽は

  意味を考えてしまうため

  ぼんやり聞けないので

  すっかり音楽業界から浦島太郎です。

 

  視覚情報が多いと

  目から入る情報過多で疲れるため

  寝室には極力ものを置かないように

  しているくらいです。

 

  長時間人といると

  大好きな姪っ子・甥っ子、

  身内の姉であっても

  やはり楽しいと疲れるので

  べったり過ごすことはありません。

 

  浅い話は苦手ですし。。。

 

  こういう感覚系の「苦手」は

  受け入れていって

  自分が心地よく過ごせるように

  調整するのは大切だと思います。

 

  人付き合いは

  苦手が多いのですが、

  それでも

  関わることによって感じる

  心のざわつきで

  自分の中の認めたくなかった

  人を羨み嫉み気味な部分があることを

  気付かさせてもらえました。

 

  自分が傷つきたくないので

  一生懸命武装して

  自分が我慢していたりする分

  「相手もそうするべき」と

  無意識に相手にも

  その価値観を押し付け、

  できていない相手を

  「できない人は仕方ない」と

  どちらかというと上から目線で

  見ているところが

  あったのです。

 

  そして、

  何となくこの上から目線の自分は

  嫌で落ち着きも悪く、

  認めたくもなく、

  かつ

  妬みを人にぶつけたくないので

  私は「苦手」だと

  感じる人とは極力関わらないように

  してきました。

 

  鏡の法則、

  というのでしょう。

 

  人は自分の中の嫌な部分を見て

  その人を嫌いになる、

  ということがあります。

 

  人のふりして我が身を治せ、

  なのだと思います。

 

  この話はなるのどなと思います。

 

  鏡を見なければ

  私たちは自分の姿を知ることが

  できません。

 

  どんな顔をしているのか、

  自分の髪が

  今日は寝癖がついてはねているとか…。

 

  鏡を見るから

  「マスカラで目がパンダになってる…」

  とか気づくわけです。

 

  鏡を見なければ

  パンダになっていることも

  髪が爆発していることも

  気付きません。

 

  人とコミュニケーションを

  取るからこそ

  自分の中の

  嫌な部分に気づくことがあるのです。

 

  一人で過ごす分には

  ある意味無菌状態、

  エゴが暴走しません。

 

  そうすると、

  私が大人になって経験した

  喘息で例えると、

  喘息は気象やストレスなど、

  一定の条件によって

  発症します。

 

  普段は発作が起きないので

  治っていると思っています。

  

  でも、意外にしぶとく、

  治ったかと思っていても

  悪化すると治ったかのように見えて

  先に挙げた条件が満たされると

  発作が起こります。

 

  ちょうど嫌な人・苦手な人に

  出会った時に感じる

  アレルギー反応にも似た拒否感が

  私にとっては

  忘れた頃にふと咳き込む

  喘息と似ているなと思うのです。

 

  ちゃんと治療する時に

  テキトーに切り上げず治療を受けて治す、

  そうしないと

  ぶり返し、悪化していくと

  久しぶりに行った際に

  お医者さんから諭されました。

  

  おかげで

  真面目に治療し、

  発作は起きなくなりました。

 

  それでも

  たまーーーーーに

  ぜいぜい言うことはあります、

  天候とストレスで…。

  (ハワイのビミョーな

  湿度が相性が悪かったのか

  変わろうとする自分を止めようと

  ホメオスタシスが

  抵抗したのと両方だと思います)

  

  ストレスの元となる状態から

  解放されると、

  無自覚キャリア状態で

  幸せに過ごすようになります。

  例えが悪いのですが…。

 

  ですが、

  キャリアであることも

  無自覚なので(治ったと思っているので)

  条件が合えば

  病気の部分が活性化し、

  発病、ということになります。

  (その部分を刺激する人に出会えば)

  

  発作に対処する術を

  学んでいれば

  あわてず対処できます。

  

  例えは悪いのですが、

  向き合うことを避けると

  後から発症要因に出くわすと

  発症してしまう、

  と言うことなのです。

 

  逆の面もあります。

  

  相手の良さがわかるし、

  自分の良さもわかります。

  

  相手から気づかせてもらうのです。

  自分の良いところほど

  自分が気づいていないことは

  HSS型HSPは多いので。

  

  母の死から今に至る中、

  「自分に向き合うこと」

  「人と関わろう」と決め、

  落ち込みつつも

  関わり続けました。

 

  寝込むくらいの苦しさも

  度々ありましたが、

  それでも山は超えて、

  なぜか苦手で仕方なかった人も

  理由がわかってからは

  気にならなくなってきました。

 

  もちろん、

  まだざわつく人もいますが。

 

  それでもその人に対しても、

  「気づかせてくれてありがとう、

  あなたがいなければ

  私、気づかないままだった、

  本当にありがとう」

  本気で感謝の気持ちを持っています。

 

  よく

  嫌な人や出来事は「その課題」が

  終われば勝手に消えていく、

  と言われますが、

  それと似たようなことも

  経験しました。

 

  逆説的ですが、

  傷つくことを恐れて逃げるよりも

  向き合う方が

  スパルタ式ではありますが、

  平気になれるのです。

  

  ダメージゼロではないにせよ、

  回復は圧倒的に早くなります。

  

  湧き上がる感情の理由がわかるので

  「あの人、ひどい、

  なんでそんな言い方するの…」

  と「被害者」にならなくて

  済むからです。

 

  「あ、そんな感情が湧いてきた、

  エゴが今日もちゅんちゅん言ってるね、

  でもこれは、私の本心じゃない」

  そう選べるようになりました。

 

  そして、以前感じていた

  ひたすら逃げたい、

  「いやーーーーーー!!!!」という

  思考停止しての拒否反応を

  示すことはなくなりました。

 

  感情を少しずつ

  選べるようになりました。

  

  逃げることにより

  問題から回避して

  現状維持ないしは悪化か、

  向き合って治療して治すか。

 

  壊れたら元も子もありませんが、

  「繊細さんだから…」と

  関わることを避けるより、

  長い目で見たときに

  自分が成長していけます。 

 

  そして、

  人と関わるからこそ

  得られる気付きがあります。

 

  昨日気づいたこととしては、

  HSS型HSPのなかの

  「予定が近づくと嫌になる、

  ドタキャンしたくなる」

  ことへの対処法です。

 

 

  この衝動についても

  佐藤先生からいただいた

  ヒントが克服するために

  役立ちました。

 

  もちろん、

  感情なので克服というか

  ゼロにはまだ

  することはできていません。

 

  ですが、

  あ、この嫌な気持ちを

  深掘って行った場合、

  やはりHSS型HSP特有の心配性が

  大きく関係していると

  思います。

 

  要は、

  「楽しめなかったらどうしよう、

  楽しみにしていたから

  楽しまなきゃいけない、

  楽しめない自分はよくない、

  特にお金がかかっていたら

  楽しめないことに

  お金を支払うのは良くない」などの

  気持ちがこのイヤイヤ症候群には

  大きく関わっていると思うのです。

 

  この気持ちの背後にあるのは

  「ねばならない」です。

 

  この予定の前のイヤイヤ症候群は

  非HSS型HSPの人にとっては

  理解不能な感覚です。

 

  ふと考えたのですが、

  イヤイヤ症候群を発症するかくいう私も

  子供の頃や大学生の頃は

  手放しに遠足や旅行の準備を

  楽しめました。

 

  このイヤイヤ症候群が発症してきたのは

  社会人になってからのような

  気がします。

 

  理由は

  仕事をするようになってから

  完璧主義が悪化したからです。

 

  完璧主義の悪化から、

  過不足なく荷造りしなきゃいけないと

  思う気持ちが強くなります。

 

  そうすると、

  「持ち物が

  足りなかったらどうしよう

  忘れてないかなとか。

  あれは持っていった方が良いかな?

  不要なものを持っていきすぎて

  いないかな??

  あーー、考えるのが嫌になってきた、

  メンドクサイ…」

  とか色々考えるようになります。

 

 

  コーチングアカデミーの

  佐藤先生のお話から

  「楽しめないかもしれない、

  それも良き」と

  「楽しめない自分」

  許すことにしました。

  

  「私に必要なことが起こっているのだから

  まあ、『大丈夫』」

  そう思うようにすることに

  したのです。

 

  ・・・感情の選択です。

 

  そうすると、

  イヤイヤ症候群の発症レベルは

  大幅ダウン。

 

  「楽しめなくてもいい。

  全ては私にとって良いように

  導かれる。

  大丈夫、どうにかなる」は最強、

  「ねばならない」からの

  「できないかもしれないことへの不安感」が

  大幅に弱まったのです。

  

  このことも

  人と関わり、

  自分の気持ちに向き合わなければ

  気づくことはできませんでした。

 

  気質は気質だからと

  自分の気持ちに目を向けないのではなく、

  そういう気質だからこそ、

  湧き上がる

  自分の不安や怒り、羨望などの

   「思い」を汲み取ってやることが

  大切なのです。

  

  自分を愛そうと思ったからこそ

  敢えて「苦手な人から離れる」

  ではなく、

  「向き合い」「発見する」

  が大切だと気づきました。

 

  クーパー博士が言われる

  「ありのままの自分を認める」

  ということは

  「苦手だから避ける」と

  いうより向き合って、

  それを認め受け入れていくという

  ことだと思うのです。

  

  なぜならHSS型HSPは

  クーパー博士の著書にもありましたが、

  「より良い自分になりたい」と

  成長することを望むからです。

 

  

  それに、

  避けたら避けた分、

  自分を暗に責めることもありますし。

 

  私自身、

  最初は癒しが必要でした。

  「気質だから仕方がない」、

  そう思わないと

  つらくてたまりませんでした。

 

  人との出会いに恵まれ、

  傷が癒えていくうちに

  「気質」に甘んじることは

  何か違う気がしてきました。

 

  「HSS型HSP」という気質に

  甘えて

  自分の成長を阻んでいることに

  気づいたのです。

 

  「向き合って自分を知り、  

  成長していく」 

  そういう嗜好が

  強い気質である以上、

  気質に従う方が

  人生楽だし楽しいと思うように

  なったのです。

 

 

 ーーーーーーーーー

 

  以上が私が

  自分を好きになるため、

  認めるために

  取り組んでよかったことです。

 

  そして今も

  取り組んでいることでもあります。

  

  同じように

  悩むことがある気質の人の

  参考になれば

  嬉しいことはありません。

 

  人にはそれぞれ段階があります。

  私もそうでした。

 

  「気質」を武器ではなく

  「だから仕方がない」と

  思ってしまうと制限に変わります。

 

  もっと自由に

  繊細で落ち込みやすい自分の

  存在を認め、

  自分を認めるのが苦手だったり

  自分より人を優先しがちな

  優しい気質であることを

  受け入れ、

  改めることにより他人軸から

  自分軸に戻すことができるものは

  改めていく。

 

  そして「気質により苦手・できない」を

  最初からやらないのではなく、

  やってみる。

 

  時間をかけて最終的に

  その枠を超えていくことが

  「ありのままの自分」を

  認めることにつながり、

  「自分らしく生きる」

  良い人生につながっていくのだと

  思っています。

  

 

 

  ここまで読んでくださって

  本当にありがとうございました。

 

 

 「傷つきやすいのに刺激を求める人たち」

    ~フォレスト出版

   トレイシー・クーパー著

     (カリフォルニア

     統合学研究所の統合学哲学博士。

     HSPのアーロン博士の

     ドキュメンタリー映画にも

     出演、自信もHSS型HSPと公表)

   時田ひさ子監訳

    (HSS型HSP専門心理カウンセラー)

   長沼睦雄監修

    (精神科医)

 

 

  

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

世界観episode113 ~苦手克服ノススメ③-一番辛く大切なこと(自己肯定感epi13)

 

  

  

  前回は、

       苦手克服として特に 

  大切だと思った下記の点

   

  ①苦手な人との関わり

  (コミュニケーション)

  ②感謝すること

  ③自分を諦めないと決めること

  ④「チンケな自分」を認めること

  ⑤嫌だと感じたことから学ぶ

   「それも良き、好(ハオ!)」と

   そこから何が気づけるかを

   拒否反応に負けずに行う

  ⑥湧いてきた負の感情を否定せず

   その上でプラスの感情の選択

  ⑦気質への執着の手放し

  

  の中の

  ②感謝することについてを

  ③自分を諦めないと決めること

  のことをお話ししました。

 

  ②の具体的には

   「当たり前」に感謝することの

   難しさと大切さ、

  それができるようになるには

  人によっては段階が必要であること、

  私の場合は

  ある程度自己肯定感が

  上がってからだったことなどについて

  お話ししました。

    

 

   世界観episode112 ~苦手克服ノススメ②-当たり前への感謝(自己肯定感epi12)

  

   

 

  今回は

  不可分なので

  ④「チンケな自分」を認めること

  ⑤嫌だと感じたことから学ぶ

   「それも良き、好(ハオ!)」と

   そこから何が気づけるかを

   拒否反応に負けずに行う

  ⑥湧いてきた負の感情を否定せず

   その上でプラスの感情の選択

  

  についてお話しします。

 

  

  よくありのままの自分を認めることが

  大切だと言われます。

 

  私もクーパー博士の著書を読み、

  ありのままの自分を認めることが

  HSS型HSPにとっては

  大切であることを知り、

  認めるよう、

  向き合ってきました。

 

  ありのままの自分を認めることが

  嫌すぎて、

  「ありのままの自分を認められない自分   

  まるごと認める」という

  ことを決めてから

  ものすごく楽になりました。

 

  Twitterでも

  そのことを何度も発信してきました。

 

  コーチングアカデミーでの

  学びでも

  「未熟の自分を否定しない、

  ありのままの自分」を

  まず認めてそこからどうしたいかを

  選ぶことが大切だと

  学びました。

 

  自己否定のセルフトークもやめ

  意識してそうするように

  していたので、

  できたつもりでした。

 

  ですが、

  やはり心のどこかでは

  「ありのままの自分」を

  認めたくない自分がいました。

 

  正直に言います。

 

  認めたくなかったが故に

  存在を黙殺してきた、

  気が付かなかったフリをしていた

  と言った方が正しい気がします。

 

  「そんなことを考えちゃいけない」

  「考えるべきじゃない、

  私は私だもの」と

  心のどこかで、

  自分より上手くできている人、

  綺麗な人、

  進んでいる人、

  ・・・平たく言えば

  私が自分より優れているなと

  無意識に劣等感を抱く相手です。

 

  この無意識に劣等感を抱く時、

  「認めてはいけない」

  と思うあまり、

  その感情を持つこと自体が

  耐えがたくなります。

 

  そうなるとその感情を

  なかったことにする必要が

  あるわけで、

  「私はそんなことを思わない」と、

  湧いてきた黒目の気持ちが

  溢れ出ないように、

  封印します。

  

  そんな感情をわかせた相手を

  批判的に見る・否定する

  と言った行動に出るのです。

 

  別に声を上げるわけでは

  ありません。

  

  「すごいなー。

  でも、私はそれは選ばないかな」とか、

  「その言葉を選ばないかな」

  とか、

  もうしょうもない、

  でも私にとっては自分が優位に立てると

  思える点を持ち出して

  一生懸命自信喪失になりそうな自分が

  崩れ落ちないように

  自分を正当化するのです。

 

  このことも

  ある方からのセッションを通じて

  気がつきました。

 

  その時初めて

  自分の拗れに気づきました。

  というか、

  気付けさせてもらえました。

 

  自分のそのブラックな部分が

  人より遥かに

  どす黒くって嫌だと

  思っていたので

  存在自体を否定していたのですが、

  それはいわゆる「エゴ」であって

  本来の私ではないそうです。

 

  人には「エゴ」があり、

  感情は湧き上がるので、

  湧き上がるのはある意味不可避。

 

  その感情と一体化するか、

  その感情を横に置いておくことが

  できるか(感情を選ぶか)が

  大切だと教えてくれたのです。

 

  加えて、

  なぜそう感じたのか、

  その気持ちが沸いた理由を

  ちゃんと向き合うことが

  大切だと教えてくれました。

 

  向き合ってみて

  (正直号泣して寝込みました…)

  初めて

  自分がその人たちに

  妬みを感じていて、

  言葉遣いに固執していたのは、

  私が前職でかなり

  厳しくチェックされていたからです。

  

  (実は言葉遣いは対外的にも 

  対内的へのものの方が

  神経を使っていました)

 

  自分の中で

  前職への未練が残っていたことに

  驚きました。

 

  そして、

  その未練を

  「HSS型HSPは

  言葉への感度が高い」

  ということで

  誤魔化していたことにも

  気づきました。

  

  そうして、

  自分の中の苦手なことから

  目を背けようとしていた

  自分の未熟さと

  変化と成長を望みながら

  それから逃げようとしていた

  自分の狡さに

  気が付き、

  衝撃を受けました。

 

  特に衝撃的だったのが、

  色々なSNSで見る

  「HSPは繊細だから

  傷つきやすい。

  嫌だと思った人からは

  逃げていいんだよ」を

  自分が使い勝手が良いように

  歪曲していたことに気づいたことでも

  あります。

 

  心が辛い時には

  まず回復が大切。

 

  それでも

  筋力を鍛えるのと同じで

  心の筋力を鍛えること

  (心の成長)には、

  負荷をかけることが

  大切です。

  

  そこから逃げていたら

  結局心は強くならないので

  同じような出来事が

  重なった時に

  逃げることしか

  手がなくなってしまうのですよね。

 

  元々の問題に自分が

  向き合っていないので。

 

  常々そのことには

  気付いてはいて実行したつもりでも

  それは結局「しました」という

  自分へのアリバイ工作レベルで

  本当にはできていなかったことに

  気づかせてもらえました。

 

  (参照:世界観episode97~「嫉み厳禁」と「酸っぱい葡萄」の自己防衛レトリック

     世界観episode96~「べき」思考からの我慢と隠された本当の気持ち

 

  そこから

  過去の色々な人との付き合いで

  ざわついたことを

  思い出し、

  なぜざわついたのかの

  検証作業を行いました。

 

  自分自身に

  セルフコーチングをしながら…。

 

  この作業は本当に

  辛く苦しいものでした。

  

  厳しい追及を交わそうと

  もっともらしいダミーの理由を

  上手に作るのです。

 

  HSS型HSPは自分に都合の悪いことは

  上手に自分を欺くと

  クーパー博士の本の中の

  時田解説で読んだことがあります。

 

  ですので、

  この追求は本当に大切で、

  根気が必要でした。

  

  

  ダミーの理由を厳しく追求して暴き

  自分自身に「それ嘘だよね」と

  宣告するときに

  「やめたら楽になる」

  「もう、いいじゃん、

  無理に追求しなくても

  嫌なものは嫌なんだから」という

  逃げたいという感情も湧きました。  

 

  それでも

  自分を好きになることを

  諦めたくなかったのでやり続けました。

  

  ・・・逃げずに

  やれて良かったです。

 

  完全に自分の「チンケ」な部分を

  気付いて認めきれたかと言われると

  「YES」とは

  言い切る自信はありませんが、

  見つけた時には

  受け入れることができる自信は

  つきました。

 

  実際にやってみて

  「受け入れることができた」からです。

 

  そのおかげでここ最近

  リアル・オンラインともに

  会う人から

  雰囲気がいい感じになった、

  なんだか軽くなったと

  言われるようになりました。

 

  自分でも

  母の葬儀の時の写真と

  (葬儀だから元気なわけもないのですが)

  四十九日の時の写真と見比べて、

  別人級に変わったのが

  わかります。

 

  本当に「なぜ」心がざわつくのかに

  向き合うことの大切さを

  痛感しました。

  

  そして、

  苦手だからと親族も

  ただ単に私自身が苦手だと

  思い込んでいたことを

  母の死を通して学びました。

 

  

  (参照:世界観episode93~苦手な人ずっと気付けなかった心の呪縛

     世界観episode94~頼むことの苦手意識と引き寄せの法則の衝撃

 

 

  コーチングアカデミーの

  佐藤先生に

  「未来の自分に励まして

  もらおうとすると

  叱られる気がするのです。

  頑張らないと

  叶わないよ!

  本当に叶えたいなら頑張るよ!!と…」

  と少し前に授業後の質問コーナーで

  尋ねたことがあります。

 

  佐藤先生からは、

  「べき」思考が働いているから

  一つ一つを「べき」で動いているか

  「やりたい」で動いているか

  確認して感情を分けることが

  大切だと教わりました。

  

  「そして、

  夢は叶えても叶えられなくても

  どちらでも良い、

  そこを自分に許可してあげて」

  と言われました。

 

  ・・・ありのままの自分を

  認めてあげてね、

  ということを暗に教えられました。

  

  そして、

  感情の切り分けですが、

  これは、

  エゴと自分の本心とを

  意識的に分類することで

  自分とネガティブな気持ちを

  一体化させないようにするためです。

  

  ・・・そうなのです。

  佐藤先生に言われて

  初めて気づきました。

  

  自分の無自覚な自己否定と

  「ありのままの自分を認められて

  いない」を

  「ポジティブを装い

  自分を責めず

  ありのままの自分を認めている」

  偽りの仮面を自分が

  身につけて自分を騙していたことに。

 

  要は、私は

  「自己否定のセルフトーク」は

  やめたつもりで

  未熟な自分を受け入れていた

  つもりだったのです。

 

  そして、

  「夢を叶えた未来の私なら

  頑張れる。

  未来の自分のために頑張ろう!」

 

  そう思っていました。

 

  一見前向きなこの気持ち。

 

  でもこの思考の裏には

  「今の私じゃだめだ。

  頑張れていない今の私じゃ

  未来の自分ではダメだ。

 

  未来の私に叱られないために

  未来の私に失望させる現実を

  もたらさないように

  頑張らなきゃいけない」

  と、間接的に自己否定を繰り返して

  いたのです。

 

  このことも含めて

  自分を好きになるためには

  苦手なことにも

  向き合うことが必要だと

  改めて思いました。

 

  心の筋力が強くならないと

  傷つきやすいまま。

  レジリエンスが鍛えられないのです。

  

  心の筋力を鍛えて

  「強者のマインド」を手に入れろと

  いうのではありません。

 

  心の筋力を鍛えるのは

  心の強度を上げること、

  そして

  修復能力を上げることに

  結びつきます。

 

  そのためには

  やはり苦手だと思っていても

  人との関わりは 

  避けて通れません。

 

  なぜなら

  人に合わないように

  避けて通っていては

  心が鍛えられないからです。

 

  人は無菌状態の温室ぬくぬくだけで

  生きていくことは

  できません。

 

  起こる出来事は

  嫌なこと・苦しいことも

  あるからです。

 

  その時に心の筋力が鍛えられていれば

  感情を選び取ることができます。

 

  広島の研修の時に学んだ

  「全て起こったことを肯定する」と

  決めて実行された方の

  凄みを痛感します。

 

  ・・・決意したものの

  私は中途半端気味だったので。

  

  それでも、

  昨年夏に一度決意し、

  決意して実行しているつもりでも

  できていない場合があることを

  自覚しながら、

  その度に思い直し、

  私は進歩してきました。

 

  少し前に

  ちょっときつい言葉をかけられ

  久しぶりに

  「死にたいとは思わないけれど

  心臓が動いているのが

  腹立たしい」と思うことがありました。

 

  その時に

  この「なぜ私はそう思ったか?」を

  この起きたことを

  肯定するところから始めて

  向き合いました。

 

  そしてその原因が分かり  

  超えることができました。

 

  超えられたことで

  「嫌」と思うことが減ったので

  (対処できる術を学んだので)

  心が楽になり、

  自分をもっと肯定的にみられるように

  なりました。

 

  ・・・私は超えていっている。

  そんな自信を得られたのです。

 

  ですので、

  ナチュラルに自分好きな人は

  無関係だと思いますが、

  考えて自己否定しがちな

  HSS型HSPの人が

  自分を好きになるためには、

  今日お話しした、

 

  ③自分を諦めないと決めること

  ④「チンケな自分」を認めること

  ⑤嫌だと感じたことから学ぶ

   「それも良き、好(ハオ!)」と

   そこから何が気づけるかを

   拒否反応に負けずに行う

  ⑥湧いてきた負の感情を否定せず

   その上でプラスの感情の選択

  

  をすることはとても大切だと思います。

 

  

 「傷つきやすいのに刺激を求める人たち」

    ~フォレスト出版

   トレイシー・クーパー著

     (カリフォルニア

     統合学研究所の統合学哲学博士。

     HSPのアーロン博士の

     ドキュメンタリー映画にも

     出演、自信もHSS型HSPと公表)

   時田ひさ子監訳

    (HSS型HSP専門心理カウンセラー)

   長沼睦雄監修

    (精神科医)

 

 

 

     

  次回も引き続き 

  引き続き私の自分を好きになること、

  自己肯定感を上げるために

  やってきたことについてを

  お伝えしたいと思います。

  

  次回は最終項目

  ⑦気質への執着の手放し です。

 

 

 

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

世界観episode112 ~苦手克服ノススメ②-当たり前への感謝(自己肯定感epi12)

 

  

  

  前回は、

  苦手克服として特に 

  大切だと思った点を

  心の変遷加味して列挙し、

   

  ①苦手な人との関わり

  (コミュニケーション)

  ②感謝すること

  ③自分を諦めないと決めること

  ④「チンケな自分」を認めること

  ⑤嫌だと感じたことから学ぶ

   「それも良き、好(ハオ!)」と

   そこから何が気づけるかを

   拒否反応に負けずに行う

  ⑥湧いてきた負の感情を否定せず

   その上でプラスの感情の選択

  ⑦気質への執着の手放し

 

  そう思うに至った出会いについてを

  お話ししました。

    

 

   世界観episode111 ~苦手克服ノススメ①-2わらしべ長者的出会い(自己肯定感epi11)

  

  

  今回は

  苦手な人と関わることの大切さ、

  本丸に行く前に

  まず

  ②感謝することについてを

  ③自分を諦めないと決めること含めて

  お話しします。

 

  

  ②感謝することですが、

  本当に苦手でした。

 

  といっても、

  感謝しないわけではありません。

 

  繊細で落ち込みやすかったり

  仕事上でも抱え込みすぎたり、

  仕事上で人間関係に行き詰まった時、

  いつも人に助けてもらえました。

 

  その点については

  コーチングを学ぶ前から

  心底、本当に感謝していました。

  

  人の助けがなければ

  できなかったことが

  たくさんあるし、  

  その支えがあったから

  精神的に破綻せずに済んだのだろうなと

  思いますし、

  その温かみ・ありがたさを

  感じるからこそ

  「どうにかなる、

   私は困った時には誰か必ず

   乗り切るのを

   助けてくれる人が現れる、

  神様は私の味方だもん!」

  という根拠ない自信を

  持つことができたのだと思います。

  (※神様は特定宗教の神様ではなく

   天の神様?的な意味です)

  

  この妙な自身からくる希望のおかげで

  自死を選ばずに済んだのだろうなと

  思います。

 

  

  ・・・本題に戻ります。

 

  ここで言う感謝は、

  『「当たり前』を当たり前と思わず

  感謝する」ことです。

 

  このことは本当に苦手でした。

 

  それまでも

  幸せになるマインドを作るための

  コーチングを受けたことが

  あるのですが、  

  その時に、

  本当に感謝していたら

  自然と涙が出るはずだから、

  心から感謝ができていない

  的なことを言われました。

 

  合わせて

  他の受講生は

  感謝のあまり涙が出るというのを

  聞きました。

 

  この話を聞いて、

  まず私が思ったのは、

  「マズイ…

   私は出ない。。。

  ・・・私はおかしいんじゃないか、

  

  ・・・それは困る。

  感謝しているハズ。。。

  

  感謝の涙、出るよね!」と

  無意識に泣くように

  思考をコントロールして

  感謝の涙を流していました。

 

  コーチに

  失望されたくなくて

  ダメ出しされたくなくて、

  見放されたくなくて。。。

 

  もう何をやってるのかという感じです。


  見放されることは恐怖だったので

  今思えば必死で

  自分の心に嘘をついて

  嘘の涙、

  いわゆるクロコダイルの涙を

  流していました。

 

  

  HSS型HSPの

  人と違うことへの恐怖感と

  ちゃんできていないことへの

  恐怖感に突き動かされ

  お得意の自分の心に蓋をして

  感謝する姿を演じていました。

 

  今冷静に考えると、

  そんなことをしたら

  本末転倒、

  幸せになれるわけもないのですが、

  当時は必死でした。

 

  (コーチが叱るつもりは

  ないのでしょうが、

  泣けない私がそういう印象を受けて

  いただけです、念のため)

 

  そういったこともあり

  感謝は本当に苦手でした。

 

  人生設計図作成ワークショップinハワイで

  初めてちゃんと

  コーチングアカデミーの佐藤先生から

  「『当たり前』に感謝すること」の

  大切さを学び、

  信頼し尊敬する先生だからこそ

  正直に

  「当たり前の感謝ができない

  『当たり前』すぎて

  ない状態がわからない。

  わからない理由は

  『当たり前』だから

  なくなる状態が想像できないから

  だと思う」

 

  と訴えたほどです。

 

  ちなみにその時、

  佐藤先生からは

  「段階があるから焦らなくても

  良いよ」と諭されした。

 

  ・・・多分必死の形相を

  呈していたのだと思います。

 

  そんな私でも

  「当たり前」に感謝が

  できるようになりました。

 

  でもそれは

  「感謝すること」を

  練習したわけでも

  以前の私のように

  無理矢理思い込もうと

  したわけではありません。

 

  自己肯定感を上げる

  ワークをやることによって

  自己肯定感が

  以前より上がったから

  「当たり前」に感謝ができるように 

  なりました。

 

  もっとも

  『当たり前』ではない状態でも

  感謝することができている

  方の本を読んで

  衝撃を受けたのが

  『当たり前』に感謝が

  できるようになったきっかけ

  ではあります。

 

  それは

  以前ブログでも紹介したことのある

  大正時代に生まれで

  四肢切断の中、

  人を恨まず昭和まで生き抜いた

  中村久子さんの「こころの手足」です。

  

  中村さんは病から四肢切断、  

  貧困生活の中で自活を志し、

  (四肢欠損で裁縫や書道の芸を披露する

  だるま娘として芸人になる)

  数度の夫の早逝による苦労の子育てを

  福祉がほぼほぼ発達していない

  日本社会で

  関東大震災、

  第二次大戦を経験された方です。

 

  読みながら涙が止まりませんでした。

 

  自己肯定感が上がったからこそ

  感謝できる余裕が生まれました、

  私の場合。

 

  子供の頃に

  母に言われてから

  ずっと心の中にある言葉が

  あります。

 

  それは、

  「自信があるから

  自分の間違いを認められ

  間違った時に人に謝ることができる」

  です。

 

  勉強ができなかった頃の私は

  自分に自信がなく

  本当に謝ることができない、

  自分の間違いを認めることが

  できない子供でした。

  

  できるようになったのは、

  勉強ができて自分に自信がついて

  余裕が持てて、

  間違えたからといって

  私の全存在が否定されるわけではない

  そう思えるようになったからです。

 

  ・・・むしろ謝らない方が

  負けや間違いを認めないからカッコ悪い。。。

  分かる人には分かるし…

 

  そう思うようになりました。

 

  ですので、

  本当の意味での

  「ありのままの私OK」では

  ないのですが…。

 

  「当たり前」に感謝ができなかったのは、

  「当たり前」に感謝すると

  「辛い状況にある私」を否定する、

  そんな変な被害者根性が

  私の中にあったのだと思います。

 

  中村久子さんの本を読んで

  そんな自分が恥ずかしくなったのです。

 

  小さい子が

  自分の間違いを認めようとしないのも、

  「ごめんなさい」が苦手な子がいるのも、

  やはり自分の非を認めるのが

  怖いからだと思います、

  何某か自分が劣勢に立たされる気が

  するのを恐れるのだと思うのです。

 

  「『当たり前』に感謝ができる自分」

  になることを

  諦めなかったおかげで

  時間はかかりましたが、

  「感謝する」自分になれました。

 

  物事には

  やはり段階があるなと

  思います。

 

  ですが、

  諦めなかったおかげで

  自分が実は持っていることが

  色々あること、

  色々な人の支えにより

  自分の日常が送ることができていること、

  色々な人の愛情に

  気づくことができました。

 

  そうすると、

  やはり心が温かくなります。

  人のありがたさも

  以前より感じられるようになりました。

  そうすると、

  自分の存在が大切なものに

  思えるようになれました。

 

  人嫌いも以前から比べると

  劇的に回復し、

  人に関わることの苦痛・

  心の武装も軽装になれました。

 

  「感謝する」は

  自分が色々な人に支えられている

  ということを知ることができるので

  私にとっては実行して

  良かったことです。

  

 

  次回も  

  引き続き私の自分を好きになること、

  自己肯定感を上げるために

  やってきたことについてを

  お伝えしたいと思います。

  

  次回は

   ⑤嫌だと感じたことから学ぶ

   「それも良き、好(ハオ!)」と

   そこから何が気づけるかを

   拒否反応に負けずに行う

  についてお話しします。

 

 

 

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

世界観episode111 ~苦手克服ノススメ①-2わらしべ長者的出会い(自己肯定感epi11)

 

  

  

  前回は、

  自己肯定感を上げるために

  私が必要だと考えて

  やってきた下記3つの行動のうち

   (①自分を知る、

   ②自分を好きになる、

   ③苦手意識を克服する)

  3つ目の、

   ③苦手意識を克服する行動を

  なぜ始めたのか、

   

  「苦手を克服する」2項目のうち

   ①体を動かす系・物理系

   ②意識系。

   メンタル的に

   恐怖感さえ感じること

 

  ②の精神系取り組みについてと、

  

  この苦手克服活動をしようと思う

  原点とも言えるものは

  はるか昔の子供時代の

  プチ成功体験による自信を得たこと

  と言えることなどをお話ししました。

    

 

   世界観episode110 ~苦手克服ノススメ①ー1原点はプチ成功体験(自己肯定感epi⑩)

  

   

  引き続き苦手克服活動を

  お話しします。

  

  今回は1つ目の

  体を動かす系・物理系についてです。

  

  とはいえ、

  やはりマインド的なものは含まれますが。。。

 

  一番苦手系で逃げずに向き合うのが  

  大切だと思ったのは、

  人との関わりです。

 

  私の心の変遷を加味して列挙すると、

  下記の通りです。

  ①苦手な人との関わり

  (コミュニケーション)

  ②感謝すること

  ③自分を諦めないと決めること

  ④「チンケな自分」を認めること

  ⑤嫌だと感じたことから学ぶ

   「それも良き、好(ハオ!)」と

   そこから何が気づけるかを

   拒否反応に負けずに行う

  ⑥湧いてきた負の感情を否定せず

   その上でプラスの感情の選択

  ⑦気質への執着の手放し

  (HSS型HSPだからと言って

  自己防衛と自己正当化等を

  取り払ってみる。

  気質を否定するのではなく

  それはそれとして)

 

  

  ちなみに、

  この心境に至ったのは意図的に

  そうしようと思ったのではありません。

 

  全てわらしべ長者的な出会いからの

  体験や学びから得た結論です。

 

  藁をもすがるつもりで読んだ

  たくさんの自己啓発本、

  SNSの発信を含め

  「そんなの分かってる。

   でもできない。

  そんなに簡単にできないもん!ケッ」

  (又はできた気になっていた)」

  「引き寄せの法則って、

  全然引き寄せられてないじゃん。。。

  やっぱり人を選ぶじゃん。

  できない私はダメなんだ。」

  

  そう思っていました。

 

  ・・・失礼かつ傲慢この上ない人でした。

   

  なので、

  本当にたくさんの本を読みました。

  金額を考えると怖いくらい。。。

 

  諸々経験した今ようやく

  「ごめん、

  おっしゃる通りでした・・・」

  素直に今なら

  それらの教えが正しかったことが

  よく分かります。

  

  

  特に現在は⑦の

  気質手放しに挑戦中。

  (このことについては

  また後からお話しします。)

  

  そう思うに至った経緯を含めて

  お伝えしたいと思います。

 

  オンラインの画面越しで

  会う人含め

  人から雰囲気が柔らかくなったね、

  吹っ切れた感じがする

  (イメチェンしたせいもありますが)

  そう言われるようになったからです。

 

  本からの学びだけでは

  納得できず体験して初めて

  ある種の事柄については、

  百聞は一見にしかず、という通り

  人は納得できるのだと思います。

  

  体験しないと納得できなかった

  私のために用意されたのは

  多分わらしべ長者的な出会い。

 

  そんな

  わらしべ長者的な出会いを

  お話しします。

 

  そうでなければ

  なぜ今までの自分を否定するような

  ことを思うようになり、

  それが大切だと思うに至ったのか

  説得力がないからです。

 

  論理矛盾ではないのですよね、

  パラドックス的ではありますが。

 

  「自己肯定感をあげ、

  自分を好きになろうとする

  私の行動」の全ての始まりは

  ハイヒールチャレンジ。  

 

  この苦手を克服する行動

  から全ては始まりました。

 

  比較的簡単ではあるけれど、

  今思えば

  人生が変わる転機となったのは、

  これです。

 

  というのも、

  この時にセットでやり続けたのが

  ③自分を諦めず

  ①苦手な人と関わったことなのです。

  

  

 

  詳しくは下記参照。

  世界観episode101 ~私が自己肯定感を上げるためにしてきたこと(自己肯定感epi①)

 

  なぜ転機と言えるかというと、

  そこで出会った人がきっかけで

  わらしべ長者のように

  変化していったからです。

 

  この出会いの中でも

  ハイヒールチャレンジのブログで

  お話ししたように

  苦手な方とも関わり続けました。

 

  落ち込み自己嫌悪することも

  多々ありでした。

 

  でも振り返ってみれば

  その方々から得たものは実は

  ものすごく大きかったのです。

 

  その苦手だった人から通しても

  わらしべ的な出会いが

  色々ありました。

  苦手だった人

    

  ①コンテスト出場の際に受けた

  プロのメークによる

  「私、こんな面があったのか。。。」

  という自分の可能性の発見に

  つながった出会い

  (磨けば光る!!!匠の技は別として)

 

  ②安定職の前職を手放す決断と

   自己防衛のために

   自分の気持ちに

   無意識に蓋をし嘘をつくこと

   を自覚した出会い

   (HSS型HSP気質特有の自分の気持ち迷子)

 

  ③組織で働くのではなく

   起業という選択肢を提示してくれた方

   (自分の「似合う」を知ることで

   素敵になることを教えてくださった

   でもあります。

   ご自身も進化し続ける

   今も大好きで尊敬する方です)

 

  ④HSS型HSPという気質を知る出会い

   (参照:世界観episode81~HSS型HSPと運命のアニメとの出会い(HSP新章③)

  ⑤③の女性の縁からのFBを通じて

   観相学の木村れい子先生との出会い

 

  ⑥TwitterからUPW参加、

   コーチングとの出会い、

    (参照:世界観episode86~UPWでの経験と人生に向き合うチャレンジ

    (参照:世界観episode87~人生設計図作成ワークショップinハワイーその①

 

  ⑦コーチングからの星読みの出会い

    (参照:【告知とご案内】~最近の学びで得た気づきと感動とご案内

 

  ⑧③の女性の縁からのFBを通じて

   知り合った四柱推命の

   鑑定士さんから紹介された動画からの

   心のあり方を発信されている方との出会い

  (苦手を避けるな、人は鏡、

   人との関わりは大切を学びました)

 

  ⑧の女性の縁からのFBを通じて

   GODSEAL診断との出会い

   (人との関わりが大切と学習)

 

  ⑨星読みから顔タイプ診断との出会い

   (占星術の先生主催のイベントUNVEILで

    創始者の岡田実子先生を知る)

  

   思いつくだけでもこれだけあります。

 

 

  まさにわらしべ。。。。

 

  

  苦手な人と関わるのも

  こちらのメンタルが弱っている時には

  逃げること・離れることを

  否定するわけではありません。

 

  私自身

  無理な人からは一時離れて、

  (そのまま距離を取った方もいますが)

  ということをやってきました。

 

  逃げること・離れることから

  学べることもありますし、

  そもそも

  メンタルダウンしてしまっては

  本末転倒だからです。

 

  多分人間

  人生の課題から逃げていても

  やはり嫌な人や出来事は

  形を変えて訪れ、

  否応なく向き合うことを余儀なくされます。

  (同じようなタイプの人は

   世の中たくさんいるので)

  

  逃げた自分を否定しなくても

   「自分を諦めず変わろう」と

  思っていれば

  自動的にそういう機会は訪れます。

 

  それに

  「あの時そうしておけばよかった」とか

  後悔の念が湧いたならば

  その後悔の元になることは

  自分にとって

  「大切なことができていなかった」

  ことなので、

  「大切な何か」を知ることができます。

  

  焦らなくても、

  できてない自分を責めなくても良いなと

  今ならしみじみ思います。

 

  心も体も同じ。

 

  体が弱っている時に

  いきなり体力がつくからと、

  ガッツリお肉を食べないですよね。

 

  まずは

  おかゆやプリンやヨーグルト

  胃に優しく

  体力を回復させてからに

  なります。

 

  心も同じ。

 

  疲れ切って

  メンタル不調になっている時に

  いきなりハードモードは無理です。

 

  私もそうでした。

 

  分かるけど、

  嫌な相手、

  憎ったらしいあの人を

  許すなんて言語道断。

 

  人を許す・感謝するなんて

  「無理ゲー」、

  無理なことを勧められて

  「私に死ねと…」と言われた気がするほど

  尖りまくって

  被害者意識の塊でした。

 

  できれば因果応報、

  天罰が降れ!と

  心底思っていました。

 

  暗いですね、怖いですね。

  私の中ではそういう  

  怨念は唾棄すべきものと思いつつ

  握りしめていました。

 

  もちろん、

  そういう相手を見返そう!

  そう思うからこそ

  生きてこられた、

  頑張ってこられたという面もあるので

  その過去を否定する気はありません。

  

 

  長くなりすぎたので、

  苦手な人と関わることの大切さ、

  本丸に行く前に

  まず

  ②感謝することについてを

  ③自分を諦めないと決めること含めて

  お話しします。

 

  自分にとって

  当たり前なことになんで

  感謝しなければいけないのか?

  と思い、

  感謝しないわけではないけれど

  (いつも

  人に助けれられて今に至っているので、

  天の神様に助けてもらっていて、

  神様ありがとー!!とは

  思っているので)

  感謝度数が少なめだった私が

  感謝できるようになったことについて

  お話しします。

  

  

  

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

世界観episode110 ~苦手克服ノススメ①ー1原点はプチ成功体験(自己肯定感epi⑩)

 

  

  

  

  前回は、

  自己肯定感を上げるために

  私が必要だと考えて

  やってきた下記3つの行動のうち

   (①自分を知る、

   ②自分を好きになる、

   ③苦手意識を克服する)

  ②自分を好きになること

  についてのうち

  コーチングを学ぼうと思ったこと

  学んで良かったことについてを

  お話ししました。

 

 

   世界観episode109 ~自分を好きになるためにしたこと②−3(自己肯定感epi⑨)

  

   

 

  今回も引き続き、

  自己肯定感を上げるために

  私が必要だと考えて

  やってきた下記3つの行動を 

   (①自分を知る、

   ②自分を好きになる、

   ③苦手意識を克服する)

  をお伝えします。

 

 

  今回から最終項目

   ②苦手意識を克服する

  についてお話しします。

 

  苦手なことはたくさん

  あります。

 

  苦手なことを

  逃げて放置しているものも

  ありますが、

  逃げてきたけれども

  向き合おうと思って

  向き合ってきたこともあります。

 

  なぜ向き合おうと思ったか。

 

  それは逃げている

  自分が嫌だったからです。

 

  逃げている自分が  

  逃げてからしばらくすると

  いや〜な感じで

  心の中でざわざわし始め、

  ずっと消えないのです。

 

  苦手を克服しようと思うことが

  なぜ自分を好きになることに

  つながるかです。

 

  理由は2つ。

  

  1つ目は負けず嫌いだからです。

  「敵前逃亡、

  自分に負けるのはなんか嫌」

  そんな思いのせいです。

  挑戦することから逃げ続けるのは

  私の流儀に合わない、

  そんなところです。

 

  やってみてその上で

  「できなかったらできなかった」

  「合わなかったら合わなかった」

  「やっぱり嫌いだった」

  で別に良いのです。

 

  すごく上手にできなくても

  長続きしなくても。

  とりあえず逃げずに

  「やってみた」ので。

 

  やることから逃げるのではなく

  やってみた上での結果、

  やらない、やっぱり嫌い、

  イソップ物語の「酸っぱい葡萄」の

  狐になるのはなんかいや、

  それだけです。

 

  挑戦した私、偉い、

  みたいなそんな気持ちです。

 

  それもあるのですが、

  2つ目の理由も結構大きいのです。

 

  2つ目は

  挑戦している私が好き、

  「やっぱりそう来なくっちゃ」

  的な感じです。

 

  挑戦フェチなのだと思います。

  

  HSS型HSPの好奇心旺盛さ、

  刺激追及因子が

  絡んでくるのだと思います。

 

  克服系はただし本気になって

  やります。

  「できない」「逃げている」が

  劣等感に大体つながっているので

  劣等感から解放されたい、

  そんな気持ちが強いからです。

 

  本当は

  「できな自分は嫌」

  の未熟を否定することから

  スタートすると

  後が辛くなるのでよくないのですが、

  それでも努力の甲斐あって

  「やればできる」というレベルに

  なったことは「成功体験」。

 

  自分の自信につながりました。

 

  「苦手を克服する」も

  2タイプあります。

 

  1つは、

   体を動かす系・物理系

  もう1つは、

   意識系。

   メンタル的に

   恐怖感さえ感じることです。

 

  今回は

  「自分を好きになるために

  苦手を克服しようと思った」

  理由の元となった原体験も含まれる

  メンタル系について少し

  お話しします。

 

  

  私の「苦手克服」の

  成功体験で自信を持った一番の

  きっかけは子供の頃。

  確か小学校5年生か6年生の頃に

  遡ります。

 

  当時苦手を通り越して

  恐怖の対象だった

  長ブランコ恐怖症と

  ジェットコースター恐怖症を

  乗り越えた経験です。

 

  私はエレベーターや

  ブランコ、

  ジェットコースター

  バイキング(遊園地のアトラクション)系の

  ヒュッと落ちる感じが苦手です。

 

  小学生の時

  長ブランコが

  流行っていました。

  (普通の牧歌的な漕ぎ方ではなく

  かなりアグレッシブな漕ぎ方で

  スリルを楽しむ系です。

  今から考えると結構危険かも… 

  そこは昭和なので緩かったです)

  

  当初は怖くて遠巻きから始まり

  涙目になりながら

  乗り続けました。

  

  しかも場所的には結構怖い位置に

  あえて乗って。。。

 

  おかげで大好き!!!では

  ないにしても

  乗れなくはない、には昇格しました。

 

  ジェットコースターも同じ。

  

  子供会で遊園地に行った時

  怖くて乗れなかったのですが

  無料パス制の遊園地だったので

  ひたすら乗りました。

  落ちる系の乗り物含めて。。。

 

  おかげでジェットコースターも

  自ら乗ろう!乗ろう!とは

  なりませんが、

  乗ることに異議は唱えない

  レベルにはなれました。

 

  思えば私が

  「苦手だからって、

   敵前逃亡は嫌」の裏にあるのは

  「自分はできる!!」という

  自信があるからです。

 

  その自信は

  HSS型HSPのワクワクに

  突き動かされる面もありますが、

  世に言うHSS型HSPの

  根拠のない自信、です。

 

  もっともその根拠のない自信は、

  「過去の成功体験」に

  裏打ちされているのですが。。。

 

  参照:HSS型HSPの日常・よく言われるHSS型HSPの「根拠のない自信」とは

  

  

  新しくは

  Twitterを始めたこと。

 

  炎上の話を度々見聞きしていたので

  恐怖でしかなかったのですが、

  発信を始めました。

 

  最初の頃は

  投稿するのも怖ければ

  人様の投稿にリプをするのも

  怖くてたまらない。

  

  言葉足らずで

  不快な思いをさせたらどうしよう、

  炎上系の人に絡まれたらどうしよう、

  

  もう毎日が恐怖との戦いです。

 

  いただいたリプに返信する時は

  もっと気を使った気がします。

 

  かなり怖かったので

  時間もものすごくかかりました。

 

  しかも投稿した時に

  誤字があったりとか

  段落が乱れて失敗とか。。。

 

  (後からは慣れましたが、

   初期は大変でした。

  この世の終わりくらい

  些細な失敗で引きずっていました。

  今は超えましたが。)

  

  自分の書いたものを

  不特定多数の人が読んでくださるのは

  嬉しくもありますが、

  本当に怖かったです。

 

  投稿ボタンを押すまで

  本当に心臓がバックバクでした。

  

  TikTokの投稿は

  Twitterで投稿になれた後でも

  怖くてたまりませんでした。

 

  それでも

  怖いからとやめるのは

  嫌だったので

  細々ですが今に至っております。

 

  私の中で

  この細々続けている発信活動も

  「怖いけど継続できた」という

  成功体験になっています。

 

  苦手を克服する行動は

  スタートは

  未熟な自分の否定からであっても

  諦めずに続ければ

  成功体験につながります。

 

  そしてそれは

  やがて自信につながります。

 

  小さな成功体験が

  自信を持つために大事だと

  世の中でよく言われますが、

  そう言われたらそうだと

  今回振り返って

  改めて気づきました。

 

  私は成功体験を得られるから

  「克服すること=苦手に向き合うこと」を

  やることを選んできていたのです。

 

  嬉しくなくても

  頑張れたのは

  克服した先に得られるものを

  見据えていたから。

 

  小さな成功体験を得ることは

  自信に繋がり

  自信があるとセルフイメージも

  上がります。


  そうすると

  自分を好きにもなれるのです。

  

  完璧主義に結びつき

  自己否定につながりがちで、

  取り扱いが難しいところもある

  HSS型HSPの向上心ですが、

  使い方によっては

  セルフイメージを上げることに

  大きく貢献してくれます。

 

  自分を好きになるための 

  行動にはとても役立ったと思います。

  

  要は使いようなのです。

 

 

  

  引き続き

  自己肯定感を上げるために

  私が必要だと考えて

  やってきた下記3つの行動を 

   (①自分を知る、

   ②自分を好きになる、

   ③苦手意識を克服する)

  をお伝えします。

 

  次回は

  1つ目の、

   体を動かす系・物理系の

  苦手の克服についてお話しします。

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

世界観episode109 ~自分を好きになるためにしたこと②−3(自己肯定感epi⑨)

 

  

  

  前回は、

  自己肯定感を上げるために

  私が必要だと考えて

  やってきた下記3つの行動のうち

   (①自分を知る、

   ②自分を好きになる、

   ③苦手意識を克服する)

  ②自分を好きになること

  についてをお話ししました。

  

  具体的に言うと、

  自分を好きになるために行った

  顔タイプ診断アドバイザーの

  学びにより

  自分の似合うを知り

  定義的に似合うなのに

  いざ着ると垢抜けない、

  釈然としない、自分らしくないという

  ストレス、

  人に与える印象と私の内面の乖離

  からのストレス

  の理由がわかり、

  変えていく力を得たことなどを

  お話ししました。

      

 

    世界観episode108 ~自分を好きになるためにしたこと②−2(自己肯定感epi⑧)

  

   

 

  今回は

  コーチングを学んだことです。

 

  これについては、

  過去にもお話ししています。

 

  別にそもそも私は

  自分を好きになるために

  コーチングをぜひ学ぼう!!と

  思っていたわけではありません。

 

  あくまで

  「結果」としての「選択」です。

 

  コーチングアカデミーで

  コーチングを学ぼうと思ったのは、

  理由は3つ。

 

  1つ目は

  コーチングアカデミーの

  佐藤広康先生の人柄があまりにも

  素晴らしかったから

  この人から学べば絶対間違いなく

  私は変われると確信したから。

 

  2つ目は

  私の人生を変えてくれた

   「人生の目的」と「人生の選択基準」

  を学んで私も出せるようになりたいと

  思ったから。

 

  3つ目は

  被害者意識をなくして

  どんな時も「主導権は私!」と

  なりたいと思ったから

  (佐藤先生がそんな方なのです)

 

   参照;世界観episode86~UPWでの経験と人生に向き合うチャレンジ

 

  

  私が自信を失い

  人生迷子なのは、

  佐藤先生曰く、

  自分の人生の目的や選択基準が 

  明確になっていないからとのこと。

 

  さらに言うと、

  人生は選択でできているので

  自分らしい選択基準で選ばず

  世間の基準や他の誰かの基準で選ぶと

  自分の選択基準と合わないものを

  選ぶことになる。

  そうすると

  人生流されていって

  自分らしい人生を送ることが

  できなくなる。

 

  ということです。

 

  ハワイの人生の設計図ワークショップで

  私が大切にしたい感情、個性を

  出してもらい、

  それを大切にできない選択を

  私が選ぶと

  自分らしい選択から外れていく

  ということを教えてもらいました。

 

  参照:世界観episode87~人生設計図作成ワークショップinハワイーその①

   世界観episode88~人生設計図作成ワークショップinハワイーその②

 

  「ワクワク・ドキドキ、ヒリヒリ、

  達成感大切、

  オンリーワン大切(自分のこだわり大切)

  自己肯定感を上げたい」

  

  そんな感情を大切にしていると

  教えてもらいました。

 

  無意識に大切にしてはいるけれど 

  そこまで人生の満足度の

  根幹に関わるとは

  全く気づいていなかった

  価値基準たちです。

 

  確かに、不安に陥ることはあるけれど

  ワクワク・ドキドキは大好き、

  ハラハラ・ヒリヒリを含む

  ちょっと難しいことを挑戦する

  人との交渉・駆け引きとか

  楽しくて好き。。。

 

  何かと制約を感じるTwitterより

  自由に表現できるTikTokの方が

  投稿ネタを作成するのも楽しい。

 

  みんなに受けるネタより

  自分が伝えたいことを

  自分が伝えたい言葉で伝えるのが好き、

  そういうことでした。

  

  私は私が伝えたいことが

  自分に伝えたいことがベース。

 

  とすると、

  諦めなければいけないのは

  多くの人に支持されること、

  さらに言うと万人受け。

  

  つまり、

  バズ的に多くの人から

  共感のいいね!をもらえないことを

  落ち込むこと自体が

  そもそも

  「自分のしたいこと」からすると

  矛盾していることを指摘されました。

 

  佐藤先生にその点を

  バッサリ言われました。

  衝撃と迷いが晴れた瞬間とも言えます。

 

  そこはどちらか一つだよね

  と言われました。

 

  ・・・そうなのです。

 

  本当にはわかっているけれど

  相反するものを

  求めて得られなくて

  落ち込んでしまう。

  ではその相反するものが

  本当に欲しいものかというと

  そうではないけれど

  執着・未練を持ってしまうのです。

 

  それは

  私の中の「世の中では」基準が

  強いからです。

 

  そういうことも含めて

  この人生の目的出しの瞬間、

  自分の取説がわかった!

  扱い方がわかったら

  自分を好きに慣れそう!

  そう思いました。

 

  このことに気付き

  腹をくくれたおかげで

  発信も楽になりました。

 

  発信に限らず

  自分の選択基準がわかったことで

  周りに振り回されることが

  減りました。

 

  もちろんまだ完全ではありません。

  それでも

  「いや、待て待て」と

  気づくことはできるように

  なりました。

 

  この気づきができるように

  なったために

  自分の中で

  自己否定等がからまった

  複雑な相反する感情の葛藤からは

  解放されるようになりました。

 

  コーチをする人が

  自分嫌いでは

  相手に「自己肯定感を上げて!」

  「自分を好きになって!」

  と言っても説得力がないですよね。

 

  コーチングを学べば

  この点を解消できると思った

  私の直感に間違えは

  ありませんでした。

 

  まだ玉ねぎの皮を剥くように

  自分の中でまだ完全に

  できない・未熟な自分を受け入れることが

  できてはいません。

 

  服が似合わなくなって

  落ち込みもしましたし。

 

  一つをクリアすると

  欲が出てきます。

 

  気質的にも

  向上心の塊なところがあるので。

 

  全て自分アップデートは

  現在進行形で進歩中です。

 

  うまくいかなくても

  歩みを止めずにいけば

  いつか望む地点に到達できる、

  そう強く思えるようになりました。

 

  これはアカデミーで学んだ

  「成功スパイラル」のお話です。

 

  「成功スパイラル」とは、

  失敗しても

  歩みを止めずに進めば

  成長し、最後は必ず成功する。

  成功すれば途中のつまづきは

  単なる「過程」に過ぎなくなる、

 

  だから失敗は

  成功させるための次の方法を知る

  良い機会、

  

  そんな発想です。

 

  エジソンが電球を発明するまで

  一説には2万回くらい

  実験を重ねたそうです。

 

  その時にエジソンは

  「エジソンさん、実験は失敗ですか?」

  と言う新聞記者の言葉に対し

  「何言ってるんだ、

   このやり方じゃないことが分かり、

  また一歩成功に近づいた」

  と言ったそうです。

  

  諦めないことの大切さを

  学びました。

 

  私は人生の目的が

  自分を好きになることなので、

  自分を好きになることを

  諦めないと決めて現在

  その途中にいます。

  

  多分自分を好きになっても

  「もっと好きになる」

  「大好きな自分をさらに素敵にしたい」

  と思ったりして

  自分を好きになる行動を

  一生し続けると思います。

  

  ・・・人生の目的なので。

  

  

  

  コーチングの学びのおかげで

  視野を変えて見ること、

  思い込みにとらわれないこと

  諦めないことを決意したため

  今回一つ

  山を越えられた気がします。

 

  具体的には、

  一つの気づきから発展して

  きつい言葉をかけるから

  苦手だった思った人への

  極度な苦手意識を

  苦手だと感じる自分を

  変えようと躍起になっていたこと含め

  超えることができたのです。

 

  きつい言葉と思うこと、

  その人の言葉に反感を感じるのは、

  私が痛いところを突かれたから。

 

  きつい言葉で教えてくれたと

  肯定的な方を選ぶことができました。

 

  脱・被害者からの脱却。。。

 

  そんな言葉が頭の中に

  高らかに響きました。

 

  (言葉のチョイスについては

  私の中でこだわりがあるので

  やはりどうかと思いますが。

  文学が好きな人間なので)

  

  自分の感情を認め、

  その上でどう選んでいきたいか、

  また一つ進歩できました。

 

  コーチングは

  まず自分を認める、

  受け入れることから始まります。

 

  私はHSS型HSPのため

  感受性が普通の人より豊かです。

 

  ある部分では

  同じHSS型HSPの人よりも

  感じやすく繊細かもしれません。

 

  そんな私が最近脱したかったのが

  「傷つく」という言葉。

  

  理由は「傷つけられた」に

  結びついて

  行為の主導権が相手に渡る感じが 

  するからです。

  

  そして

  「自分は力及ばず傷つけられた」

  

  そんな力関係が感じられて

  心がとてもざわつくのです。

  

  先日のきつい言葉の方

  (私がそう感じているだけかもしれませんが)

  とのやりとりで、

  なぜ言葉がきつい人が嫌なのか

  わかりました。

 

  「傷つきやすい」のは確かに

  繊細なのでそうなのですが、

  それをそのままにしない。

   

  反芻して

  「傷ついた、ひどい」と

  思わないようにする、

  そこに居座らないようにすることの

  大切さに気づけました。

 

  被害者でいると

  自分を変えなくても良いという

  言い訳にもなってしまいます。

 

  コーチングの学びを通し

  回復することを選ぶのは

  自分の責任なので、

  

  どんな状況であれ

  自分の人生の責任は自分にあります。

 

  落ち込んだまま、

  被害者のままでいるのは

  辛いけれど楽。

 

  でもずっとそれで生きていくのは

  苦しいし嫌だと思うのです。

 

  この

  自分が変えていく方向を

  選ぶことの大切さや覚悟を学べたのは 

  コーチングアカデミーでの

  学びのおかげ。

 

  時差はあれど

  落とし込んでいけると

  自分が無力ではない感じが強まり、

  より自分を認められるように

  なってきました。

 

  HSS型HSPは

  上部ではなく根源的な治療、

  本質からなぜそうなるのかが

  わからないと

  納得できずそこに引っ掛かることが

  多いタイプです。

  

  そこをクリアするための

  論理的なことを

  学びたかったのです。

 

  論理に裏打ちされた教えのない

  感覚的なコーチングでは

  納得できないのです。

 

  時間が経っても揺り戻しなく

  確実に自分を好きなりたい、

  そのためには

  コーチングアカデミーのを学ぼう

  そう思ったのです。

 

 

      明日も、  

  引き続き私の自分を好きになること、

  自己肯定感を上げるために

  私が必要だと考えて

  やってきた下記3つの行動のうち

   (①自分を知る、

   ②自分を好きになる、

   ③苦手意識を克服する)

  3つ目の、

   ③苦手意識を克服するについて

  お話しします。