■「私には価値がない」ー自分を無価値だと思うことで起きる不幸と、価値を認めるためのシンプルな方法

いつもご覧いただきありがとうございます。
スピリチュアルカウンセラーの斎藤芳乃です。

恋愛において、どうしても出てきがちなのが「私には価値がないから･･」というものです。

男性をお付き合いをしたい、もっと親密になって結婚したい、いずれはプロポーズされたい…と思っていても、

この「価値がない」という信念があることによってさまざまな苦しみが生まれてしまうんですね。

今回は、価値がないと思ってしまうこと、それによって生じるメカニズムと、そこから脱するための方法をお伝えしていきたいと思います。

■「私には価値がない」ー自分を無価値だと思うことで起きる不幸と、価値を認めるためのシンプルな方法

無価値感を感じがちな人は、「私は○○です！」という自分目線、主体的な視点よりも、

「他人から見て私は○○だ」という他者目線、客観的な視点から自分を捉えているんですね。

他人からの目線を気にする人は、どうしても「他人の評価」で自分を決めがちです。

他人がもしも「あなたは素晴らしい人だよ」と言えば、素晴らしい自分自身になれますし、

もしも「お前はダメな奴だ」と言えば、一気に自分はダメな人間なんだ、というふうになってしまうのです。

このように、私には価値がない、と思っているとき、心の中では必ず、「他人からの評価」によって「他者と自分を比較し」、そして「だから自分はダメだと自分の価値を決めている」ということが起きてきます。

また、このタイプの方は、特定の他者からだけではなく、「社会的に見て」とか、「一般的に見て」というように、不特定多数の意見を取り入れてしまう傾向もあります。

実際には、社会や世間の意見というのは、流行であったり、一部の偏りにすぎないのですが、

それでもそういった意見を採用して、自分を否定する材料に使ってしまうんですね。

そして、もともとこうした傾向のある方は、とても「素直である」という魂の資質を持っています。

他者の意見を自分に取り入れ、そしてそれを自分の一部にしてしまう…

この資質は、プラスの方向に使えれば、例えば勉強を一心に頑張れるとか、学問の探究、自分を次々に変えていく、流行に乗れる、芸術を表現する、

などの才能に変えていくことができるのですが、それがマイナスの方向に向いてしまうと、他者の意見を鵜呑みにして自信をなくしたり、ずっとそのことばかりを集中して考えてしまう、という苦しい状態になってしまうのです。

ここから脱するためには、あなたが聞きたいと思う情報を選別するようにしましょう。

他者からの意見によって自分への価値を決めてしまうのならば、マイナスの意見をする他者をシャットアウトすることから始めるのです。

そして、それができたら、あなたが本当に意識を向けたい方向、向かいたい未来、なりたい自分を想像してみてください。

あなたは本当はどうなりたいのですか？

他者からの否定的な意見や、世間からの否定する言葉を鵜呑みにするのではなく、「本当は」あなたはどのような自分になりたいのでしょうか？

そして、「自分の意思で」その自分を選び、そのために時間やお金を使うことをしてみてください。

例えば美しくなりたいのであれば、メイクをしてみる、デパートに行って美容部員にメイクしてもらう、雑誌でメイクを研究する等、そういった「なりたい自分」に向けて、健康的な努力を少しずつしてあげることです。

また、こうした努力をしている自分を認めてあげることが大切です。

マイナスの方向にいて、無価値感を感じることにばかり時間を費やすのではなく、自分の価値を感じようとしている自分を、褒めてあげること。

このように、自分に価値を感じられていないときは、時間もお金も無駄にしている場合が多いのです。

そこを正してあげるだけで、人生の方向性は変化していくのです。