■コミュニケーションが上手にとれない人の恋愛術ー無理に会話しなくても恋愛することは可能です

いつもご覧いただきありがとうございます。
スピリチュアルカウンセラーの斎藤芳乃です。

「自分からコミュニケーションをとるのが苦手なんです…こんな私でも恋愛できますか？」

というご質問を受けることがあります。

世間的には「恋愛上手＝コミュニケーション上手＝会話上手」のように考えられているようですが、実はこれは完全な間違いなんです。

今回は、コミュニケーション下手さんが恋愛するためのスピリチュアルレッスンをお伝えしていきたいと思います。

■自分からコミュニケーションがとれない人の恋愛術ー無理に会話しなくても恋愛することは可能です

会話下手でも、実は恋愛することは充分可能です。

むしろ大変なのは、その「恋愛下手」「コミュニケーション下手」ということを「悪だ」「だめだ」と思ってしまっている自分の心の制限にあります。

自分でダメ出しをしていることは、人は無理に改善しようとしますから、余計に自己否定になってしまうんですね。

そして、「どうしよう、もっとうまく話さなきゃ！」と空回り…

これでは、余計に恋なんてできるはずもありません。

さらに自分を責めて、もっともっと恋愛が苦手になってしまいますよね。

けれども、実際には、こんなふうに思う必要はないんです。

自分が苦手なことは、人は絶対に出来ません。

もしもいつかとても熟練して出来るようになる日が来るとしても、「今は苦手で出来ない」ということを決して否定する必要はないんですね。

まずはそこを認めてあげましょう。

苦手でいいんです。まったく問題ありません。

そして、その上で、「苦手なことに変わる自分の得意なこと」に焦点を当ててみてください。

あなたは何が得意ですか？

黙って人の話を一生懸命に聞くことでしょうか？

それとも、にこにこして、その場にいることを楽しめることでしょうか？

あるいは、誰かがミスをしてしまったときに、サッと対応できることでしょうか？

もしかしたら、とても真面目で正直なために、長い時間をかけて信頼されることかもしれません。

一見派手なことや、見栄えの良いことに自分を合わせようと必死になる必要はないんですね。

むしろ、それをしてしまうことで、「本当のあなた自身」からはかけ離れてしまうのです。

どんなに偽りの仮面をかぶって人に受け容れてもらおうとしても、今度はその仮面を守ろうと必死にならなければならなくなります。

その結果、恋愛に疲れ、あるいは相手から「そんな人だとは思わなかった」と言われ、失望させてしまい、別れてしまう…。

これでは本末転倒なんですね。

ただ話を聞くだけしか出来ない…けれどそれは、話を聞いてもらいたい、人を楽しませたい、と思っている男性から見れば、とても素晴らしい資質です。

また、私はファッションセンスがなくて派手に女性らしく振る舞えない…ということも、自分らしい等身大でおしゃれを楽しんでいる、そして内面を重視する男性にとっては、全く問題ではありません。

話すことよりも、文章を書いたり芸術に触れるのが好きなんです…ということであれば、同じ趣味を持つ男性にとっては、人生を分かち合う喜びを感じさせてくれる、かけがえのない魅力になるんですね。

このように、あなたが「社会の枠組み・社会が良しとすることに合わせながら、自分を良い・ダメと判断していること」と、

「実際に男性が人を愛するために求める条件」は、違うのです。

自分の得意な部分、特に頑張って無理矢理しなくても自然に出来ることは、神様からあなたに与えられた大切なギフトです。

だからこそ、その自分の資質を殺したりしないでください。

むしろ、そこを表現してこそ、本当にあなたの魂の資質にそったパートナー、ソウルメイトと巡り会うことができます。

あなたがあなたの資質を見つけ、大切に表現してあげなければ、あなたの魂はなんのために生まれてきたのか、本当の役割を果たすことはできないのです。

すべての人は必ず、こうした素晴らしい資質を持っています。

そこに大きいとか小さいとか、すごい、すごくないの判断は存在しません。

どんなにあなたが「こんな小さいことで」と思ったとしても、ありのあままのあなたでいることが、あなたを愛する人とのつながりと絆を作ってくれるのです。

決して華やかで、「すごい」と言われるようなことでなくていいのです。

あなたはあなたのままで素晴らしい価値を持っています。

逆説的ですが、その価値をありのままに認めることができて、その価値を育ててあげることで、他者からも認められる人生になっていくんですね。