■親を憎むことであなたの魅力が半減するー恋愛をうまくいかせるためのスピリチュアル・ルール

いつもご覧いただきありがとうございます。
スピリチュアルマリアージュスクールの斎藤芳乃です。

実は恋愛と両親との関係性というのは、複雑に絡み合っています。

成人したからとはいえ、互いが全く関係ないものではなく、直接関わり合わなくなってからも、無意識のレベルで相互に問題を引っ張り合っている…ということが起きています。

今回は、両親と恋愛の関係性、そこから派生する「あなたの女性性の半減」ということについて、お話してみたいと思います。

■親を憎むことであなたの魅力が半減するー恋愛をうまくいかせるためのスピリチュアル・ルール

今の時代、両親を嫌って育つ人は少なくありません。

世代間の価値観の違いが明確に出ているため、どうしても価値観が合わないとか、言葉が通じない、自分の意思が伝わらない、ということで、両親のことを敬遠してしまう人も多いんですね。

そのこと自体は、実は自然なことでもあります。

人はどうしても自分が「分からない、伝わらない」という相手に対して、恐怖を感じ、防衛反応的に距離を置こうとする性質を持っていますから、こうした反応は、人間的な自然な行為だとも言えるのです。

けれど、そこで、ただ距離を置くだけではなく、自分の不幸を両親の責任にしたり、過去の苦しみを両親のせいにして積極的に憎んだり攻撃することで、実はそれがそのまま自分へのマイナスとなって跳ね返ってくるのです。

両親を否定しているとき、あなたは、自分自身が両親から受け継いだDNA、つまり、あなた自身の肉体を否定しているんですね。

これは、あなたの命を否定していることにつながっています。

否定するとき、否定した先のエネルギーを人は受け取ることができません。

だからこそ、せっかく両親から引き継いだ「才能や価値」も否定してしまうことになるのです。

人は両親から悪い部分も受け継ぎますが、反対に、良い面もたくさん受け継いで生まれてきます。

両親を否定してしまうことで、この「両親の良い部分」というものを、あなた自身が受け取れなくなってしまうんですね。

どんな人も、必ず魅力を持ち、その反面、悪い部分も持ち、この世界に生きています。

人が人である以上、こうした影の部分と光の部分があることは避けられません。

けれど、子供の気持ちとして、両親にはいつも光の部分だけで照らして欲しい…という気持ちがあることも確かです。

大人になるということは、こうした葛藤を超えて、「両親も同じ人間だったんだな」という、とてもニュートラルな視点に立つことが必要です。

もしもあなた自身が、自分の感情を少しだけ超えて、こうした視点を持つことができれば、両親に対する憎悪でいっぱいになっていた自分自身の内面も、だいぶ変えることが出来るんですね。

そして、「いやだったけれど、確かに両親も大変だったんだな」と理解できるようになれば、その瞬間、あなた自身が両親を許すことができています。

許しとは、自分を捨てて、相手のことを肯定することではなく、自分の嫌な気持ちを充分に受け容れながらも、相手のことを「理解する」姿勢を持つということなんです。

あなたがこうしたニュートラルな視点を持つことで、両親への批判や否定のエネルギーは終わります。

こうすることで、両親が持っていた良い側面を、あなたは初めて自分のものとして受け取れることができるんですね。

もともとDNAの中にあったあなたの才能や資質、美しさ、美徳、良い点、こういったことが、あなたの中で初めて「自分のもの」として受け取れるようになります。