若いやつは植木屋やりなよ
いまさらですが、「ケーキの切れない非行少年たち」を読んで、得るもの気づきが多々あった。1から10まで説明してるのに理解されないこと、毎回同じことを言わなきゃいけないこと。それらは不真面目さや本気度、またはバイアスという話だけではなく、そもそも認識のレベルが違う可能性があるらしい。考えてみたら当然と思えるが、、仕事を命じられた側は、内容のうち、理解できるとこだけ採用するから、真面目に一生懸命、理解できた事をやる。しかし命じる側としては、理解された部分は全体の一部分でしかないから、不満を持つ。双方真面目に一生懸命やってるのに、お互い不信感を持つ。このすれ違いを、長い間ぼくは分かってなかった。みんな一生懸命なのは知ってる。しかし理解出来ないのは、本気度が足りないんでしょ?そう考えてた。植木屋は一生勉強だ。知識のみならず、仕事の進め方も学び続ける。ぼくの本気度を周りに押し付けるのはとっくにやめていたが、それは諦めに近かったのかもと思う。しかし今回、ぼくは希望を持った。諦める必要はないのかもと。みんなちゃんと本気を持っていて、理解のレベルに合わせて指導することにより多くの改善があるのではないかと。やってみて、また改善だね。若いやつ、植木屋やりなよ!