職人は仕事を体で覚えるものだし、そのうち好奇心が増して自主的に勉強するものだし、そうしない奴はする奴との差が広がる一方だし、それは仕事のやりづらさに繋がる、必ず自分に返ってくるものだ、勉強しなよといつも言っていた。

強制はしなかった。なぜ学ばなければいけないのか自分で理解するしかないから。

 

しかし、うーん・・やらない奴は何を言っても一生やらないなと。そして自分の首を絞めてることにも気がつかないんだなと。言って分からないなら、強制的にやらせるしかないかなと。用語を知らなけりゃ、お客さんや下っ端に説明することも出来ないからねえ。それは会社の信用やギクシャクした業務として返ってくるものだ。

 

そこで中学理科の参考書を買い、みんなで学び直すことにした。この実用的な教科を再考することこそ、うちの底上げがなされると信じている。いや、そんな大袈裟なものじゃねえ。普通に楽しいからね。「ドクターストーン」でやってることと同じだし。

 

若い奴、植木屋やんなよ!