クレーンに取り付けた安全装置が、早速役に立った。
街中でよく見かける小型移動式クレーン。クレーンがついたトラック。便利なクルマだが、事故も多い。
転倒事故はたまにニュースになるが、肌感覚で最も多くかつ身近だと思うのは、クレーンを立てたまま走ることによる事故。
電線を引っ張って切っちゃうとか、下手すりゃ電柱をなぎ倒すことも。
ガードをくぐろうとして橋をぶっ壊したなんてことも聞いたことがある。
しかし、立ててること忘れちゃうんだよね。僕みたいにトラウマレベルで気を付けてても、忘れちゃう。もちろん過去には電線を切ってしまったこともあることによるトラウマを持っててさえ。
幸いうちの職人は心得ていて、今のところ事故はないが、僕がこんなだからいつ事故があるかとびくびくしていた。
それで今回調べてみたら、後付けの安全装置があるというので、付けてみた。
クレーンが格納されてないか、またはアウトリガーが出っ放しでサイドブレーキを解除するとアラームが鳴るという、簡単なもの。
それで今日クルマを出そうとしたら、アラームが鳴り、クレーンが立っていることを思い出した。いやあ良かった。お客さんのところで仕事してお金を貰い、電線をぶった切って帰るとこだった。
若い奴、植木屋やりなよ!