人が増えてくると、道具の管理が疎かになるね。

 

道具がなきゃ仕事にならないけど、流石に何から何まで見ていられない。壊れたり、無くなったり、修理に出したり。そのうち総数さえ分からなくなる。刈払機やバリカンといった、比較的大きなものでさえ。
 
職人達にちょっとは責任を持ってもらいたいと、専用の道具を与えたりした。でも所詮、与えられた道具。丁寧に扱えるか、メンテナンス出来るかどうかは、性格に依存するらしい。
 
道具が壊れるのは、ある程度しょうがない。せめて現場で無くしちゃうのはどうにかならないか。他所の会社では、チェックシートを作って始めと終わりにちゃんとあるかチェックしているらしい。それ、いいかもしれないけど、すごく面倒くさいね。わざわざ紙を印刷して現場ごとにチェック? 本気かよ! ぜってえ綺麗なまま使えないし! でも効果はあるようだ。じゃあFileMakerで作るか! 印刷する手間はないし、みんな使えるからね。
 
 
朝、予定している作業にチェックを入れると、道具がずらっと表示される。その数を記入するだけ。下のOKボタンを押すとレイアウトが切り替わり、チェックシートになる。帰り際、ちゃんと数があることを確認してチェックを入れていく。
使用した感じ、確かに効果ありと確信した。朝にデータベースを開くことさえ忘れなければ!
 
技術的なことについて。作業のチェックとポータル表示のところは、自己連結リレーションシップと、改行により複数のテキストを照合できる仕様を利用している。このファイルはデータベースとはいえ一日が終わったらその日のレコードを廃棄する仕様だが、日報と連携させればより道具管理が強固になるだろう。うちのFilemakerServerはクソすぎて、そこまでやる気はないけど!
 
若い奴、植木屋やんなよ!