僕は自分中心に考えるから、この仕事をしているからにはみんな当然植物に興味があるんだと思っていた。

しかしそうではない人もいる、と早い段階で知った。

とはいえせめて自分が触っているものの名前くらい知らなきゃお客さんにも下のものにも話が出来ないだろ、

ある程度の努力が無きゃ損するのは自分だよと、

そうは言っても響かない奴もいて、しょうがねえから強制的に勉強を始めて1年。

はっきり言って全然成果はみられないが、しかし勉強に対して前向きになってきているのかな・・とかすかに思う。

考えてみれば、僕に職人を育てようという気持ちが出来て、実際に実行する時間が取れるようになったのは、他でもない、職人達の協力があればこそ。

じゃあ進んでいるか・・と穏やかに思う。

若い奴、植木屋やりなよ!