分断が加速する社会
昨日、飲みに行きましたら見事に二日酔いですので手短に書きます。頭痛い。スタッフの某有名大学の子と話をしていて「ああ、分断社会だな」と感じたわけです。その他の若い子たちとも話をしたわけですが。
例えば最近の若い子はいわゆる「おふくろの味」を知らない子も増えてきたようです。共働きで食べるものはスーパーのおかずという人も多く、「おふくろの味」はもはや「過去の日本の遺物」となりつつあるのかもしれません。
おふくろの味はいわゆる土着、家族、ローカルの象徴であると私は思います。そしてそれは消滅しつつある。
一億総中流を忘れられない認知不協和世代は「俺達も準エリートだったはずだ」と、凋落を受け入れられず、そしてコスモポリタン的発想になり、土着を軽視します。生活のためもあるからしょうがないのですが・・・。
若い世代はその影響を食生活でまでうけるわけです。古き良き主婦は少なくなり、共働きが増え、しかし世帯所得は増えない。つまり貧困化であります。貧困化は一億総中流であった日本において、認知不協和のコスモポリタン的準エリート(エリートになれないが、エリートとして振る舞いたい)を絶え間なく発生させるわけです。
意識の奥底、生の奥底からの分断がこうして招かれるわけです。
誰とか?マイルドヤンキーなんて言葉を聞いたことがあると思いますが、彼らは土着でローカルに生きます。それに近い人達もたくさんいます。
地方では能力があれば「都会に出ていく」というベクトルがもはや出来上がっているようです。つまりエリート、準エリートvsローカルの分断が構造論的に発生しているわけです。
これはコスモポリタン馬鹿な中央政府vs土着の地方政府という分断でもあります。
反抗の仕方は地方政府から狼煙を上げろ!
地方政府の長(知事)から国政に行く人間はあまり多いとは言えないと思います。もはや国政はコスモポリタン馬鹿ばかりであり、自民党なんてグローバル馬鹿の集まりといっても過言ではありません。一部、まともであっても全体としてはそうです。
私、考えました。国政はもはや絶望と諦観しかない。ならば地方から狼煙を上げるべきではないか?と。
ナショナリズムではなく、パトリオティズム(郷土愛)こそを有効に使うべきではないか?と。
翁長前知事、玉城デニー知事は沖縄から政府へ反抗をしております。であれば知事にもそれなりの権限と、地方政府の長としての権力があるはずです。地方が一丸となって中央政府に要求を突きつければ、何かしらの抵抗は可能なのではないでしょうか?
ポピュリズムとは「自分たちと奴ら」と定義されます。ならば日本におけるポピュリズムの芽生えは「自分たち地方と、中央政府の奴ら」という反抗の仕方が望ましいのではないでしょうか?
それもナショナリズムではなく、パトリオティズム(郷土愛)で。
地方同士の中央政府への対抗としての連携が必要なのかもしれません。
という、構造論的に考えた場合の反グローバリズムの有効な手段の構想でありました。
P.S
もっと詳しく書けって?無理です。二日酔いですから。11時30分まで寝ますzzz
後日、「地方からの反グローバリズム」については詳細に議論してみたいと思います、が・・・・二日酔いなので今日は無理。
追記:海鮮丼を作りました
正面から右回りにホタテ、イカ、キハダマグロ焼き霜、漬けのメバチマグロ、サンマです。吸い物はアサリ、生わかめ。作り方はイカ、じゃなくて以下。
- イカ:さばいて皮を向いて格子状に飾り包丁を入れて刺し身に。
- キハダマグロ:一塩してフライパンで皮目を20秒ほど焼きを入れて氷水で締めて、刺し身に。
- メバチマグロ:日本酒1を鍋でアルコールを飛ばして、醤油1を加えて冷まし、刺し身にしたものを10分ほど漬ける。
- サンマ:三枚におろして腹骨を取り、皮をはいで中骨をV字型に取ってから刺し身。
- メバチマグロの漬けに使ったタレをご飯にかけて、刺身を盛り、大葉、みょうがを飾り付けて、タレを再度薄めに回しかけて完成。
スタッフにも振る舞ったのですが、皆さんバクバク食べてました。おふくろの味は世界一ぃぃ!ん?これは普通は作らないって?でしょうねorz
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