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「日本はサプライロスによってデフレ脱却した(前半)」三橋貴明 AJER2025.3.11
令和の政策ピボット呼びかけ人に「作家・予備校講師・歴史系YouTuber 茂木誠先生」が加わって頂けました。
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自民党を潰すカギは立憲民主党?わかりやすく日本の政党のポジショニングをまとめました[三橋TV第994回] 三橋貴明・菅沢こゆき
明日8時(~9時15分)にニッポン放送の「垣花正あなたとハッピー」に出演します。
わたくしは三橋TVで語っているように、
「既得権益が~」
といったプロパガンダに加担したことは、人生で一度もありません。それどころか、
「日本は災害大国なのだから、土木・建設業を守らなければならない。指名競争入札と談合を復活させろ」
「日本の食料安全保障を維持するために、農協を潰してはならない。農家は所得補償制度により守れ」
「日本のエネルギー安全保障を高めるためには、FITは潰し、電力自由化や発送電分離は元に戻し、総括原価方式を復活させろ」
「公務員給与を引き上げろ。非正規公務員を正規化しろ。公務員数を増やせ」
「赤字の公立病院を潰してはならない。むしろ、赤字の公立病院や病床を増やせ」
「診療報酬や介護報酬を引き上げろ」
「自衛隊員の給料を増やせ。高齢者の年金を倍にしろ。我々の顧客が増える」
などと、十数年間言い続けて参りました。結果的に「三橋は○○の手先」系の攻撃を受けまくったわけですが、後悔したことはないね!
んなことを言うと、勝手な思い込みなミクロな事例を持ち出され、
「農協は~土建屋は~公務員は~電力会社は~医師会は~介護事業者は~自衛官は~高齢者は~」
と、反論されるわけですが、いや、それ反論じゃないから。ミクロな事例で全体を語るな。木を見せ、森を見せないプロパガンダだ。お前、公務員批判する際に公務員「全体」の調査したのか?
と、ガチギレ気味に突っ込む人生を続けてきたわけですが、一切「嘘」を言わなかった(※間違えたことはある)ことだけは確かです。
あ、2010年に自民党から参院選に出馬し、敗北。その後、「自民党の手先」呼ばわりされたのは、ちとムカつくかな。でもね。時間が巻き戻って同じ状況に置かれたら、やっぱり(あの時は)自民党から出馬したと思うよ。
結局のところ、敵は財務省と、わたくしに面と向かって、
「三橋さん! 日本に残された最大の既得権益は、正規社員なんですよ!」
と、言い放った竹中平蔵に代表される「思想」なのですよ。思想が間違っているから、政策を間違える。
というわけで、この手の連中と戦い続けてきたわけですが、わたくしは「勝つ」ためであれば、法的に問題ないかぎり、手段なんか選ばないよ。だって、イデオロギーやら好き嫌いで選択を誤って、負けるの嫌だから。
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『支持率低下の立憲、党内は混乱…野田代表に抗い「消費減税」を勝手に掲げる議員も登場。
世論調査の政党支持率で、野党第一党の立憲民主党が野党第三党である国民民主党の後塵を拝している。
例えば共同通信社が3月22、23日に行った世論調査での政党支持率は、立憲民主党11.1%、国民民主党12.9%。他の報道機関の調査も同じ傾向である。
「こうした現状を背景に、党派を超えた野党議員から、7月の参院選に向けて国民民主党の玉木雄一郎代表を核にした『連立政権構想』が持ち上がっています。
首相候補は玉木氏になりますが、本来なら最大野党の立憲民主党の野田佳彦代表がその任に就くべきです。
しかし野田氏は党内すら、まとめきれていません。同党の小川淳也幹事長は3月23日に出演した『日曜報道 THE PRIME』(フジテレビ)で、『あらゆる可能性を排除するわけにはいかないが、与野党第一党の党首が最も有力な首相指名候補というのは、潜在的に前提とすべきだ』と語るのが精一杯でした」(政治担当記者)
なるほど、立憲内では年中行事とも言える「内紛」が、参院選を控えて勃発している。(後略)』
もめろ、もめろ。それこそが、民主制だ。
この期に及んで「消費税減税」すら公約に書き込めないとなるならば、立憲民主党は「(存在感)ゼロ」から、「無」になるだけ。
【新・日本の政治経済マトリクス】
記事は、
『永田町では「立憲民主党は泥舟だ」とささやかれている。参院選に向けて党勢回復はできるだろうか。』
という結びになっていますが、立憲には堂々と消費税減税を公約として掲げ、自民党の票を奪い取ってもらわなければならないんだよ。
もちろん、わたくしは「立憲民主党など消滅しろ」と、思っていますよ。でもね、自公の政権が続く方がダメだよ。自公を参院過半数割れにするためには、わたくしは「ゼロ」であっても応援するよ。
立憲の思想が、イデオロギーが、政策が、誰々が・・・。
うるせえよ! んなことは、百も承知だ。
それでも、自公の参院過半数が続くよりはマシだということで、立憲にも自公から票を奪い取ってもらわなければならないんだよ。
1997年以降、三十年近く間違え続けてきた日本国を、そう簡単に正常化できると思うなよ。
立憲民主党の国会議員。頭を切り替えろ。消費税減税「程度」の公約さえ打ち出せないなら、お前たちの存在価値はゼロではなく「無」だ。