世の中で言われている「結婚のイメージ」と、実際の結婚は違った。
それが、結婚して感じたことでした。
想像していたより、結婚って何万倍もいい!
それがわたしの感想です。
先入観や固定観念、価値観は、見聞きする情報によって作られます。
それらをいったん捨てるために、「普通」じゃないかもしれない結婚の物語を読むのはいかがでしょう?
婚活カウンセラーが選ぶ、結婚がわかる100冊シリーズ
31冊目
ばにらさま 山本文緒
↓表紙がかわいい
≪あらすじ≫(「ばにらさま」)
優良企業に勤める広志は、東京生まれのお坊ちゃん。
同じ職場のバニラアイスのような色白美人・瑞希に告白される。
うまくいっているはずのふたりだけど、瑞希がこっそり書いているブログを広志は読んでいて……。
瑞希は広志のことをブログには「友達」と書いていて、本人には言えない本音を吐き出しています。
広志はボーっとしているように見えるけれど、瑞希が自分を心から好きではないことを見抜いています。
婚活って、いろんな葛藤がありますよね。
好きな人と結婚したいけれど、好きになれる人はそう現れない。
結婚相談所でやっとお見合いまでこぎつけたんだから。
独身で真面目で、結婚を望んでいる人だから。
この人を好きになれたらいいのに。
そう思いながらデートをしている人は多いんじゃないでしょうか。
わたし自身、お見合いをしているときも、仮交際中もそんな気持ちでした。
二度と会いたくないというほど嫌いじゃない。食事に行くのは全然OK。でも、この人と結婚することはないだろう。
だけど、ほかに好きな人もいない、わたしに会いたいと言ってくれる人もいない。
それなのに、この人との仮交際を終わらせていいのか。
すごく悩みました。
数日後には交際終了の希望を出したのだけど。
でも……
条件や第一印象で「あり」か「なし」でジャッジしがちな婚活で、相手と自分の人生について真剣に考えられたことはよかったというか、ちゃんと婚活できたと思えたというか。そういう気持ちでした。表現が難しいですけれども。
婚活疲れをしているときは胸にグサッとくるものがありそうな小説ですが……
瑞希が広志を人間として見たときに、まったく魅力を感じないか、それとも好きになるのか。
瑞希を通して、自分は相手を人間として見ているか、自分の心をごましていないか。結婚になにを求めているのか、と問いかけてみます。
そうすれば、婚活の葛藤が減り、視界がクリアになるんじゃないかと思います。
「ばにらさま」は結婚をテーマとした短編集で、どれもひとクセある物語です。
読んでいる途中にちょっとした引っかかりがあり、「? まぁいいか」と進めていくとだんだん真実が見えてきて、「なるほど、そういうことだったのか!」とおどろきます。
おどろきと爽快感と、「してやられた感」を味わえて、二度読み必至です。
ほんとうにおもしろい!!!!
どの物語もエネルギーに充ちていて、「結婚ってこういうものだろう」といういつの間にかできていたイメージをぶち壊してくれます。
「わたしは大丈夫」と「バヨリン心中」が特に好きです。
婚活カウンセラーが選ぶ、結婚がわかる100冊
1.この人と結婚するかも
2.スパルタ婚活塾
3.消滅世界
4.私たちがプロポーズされないのには101の理由があってだな
5.夏休み
6.怒り
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ブログにも書きたいと思っているのですが、インスタのほうが確実なので、読書がお好きな方はのぞいてみてください。
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