【結婚本】兄と弟、結婚するならどっち? 結婚相手の選び方が変わった1冊。 | ゆるっとマインドで過ごす方法~婚活と結婚、時々マインドフルネス~

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毎日をゆるっと過ごす方法を心理学とマインドフルネスで見つけ、発信するブログです。

頼れる兄タイプと、愛されキャラの弟タイプ。

 

結婚するなら、どっちがいい?

 

 

わたしの結婚相手を選ぶ基準が変わった小説です。

 

 

 

 

 

 

婚活カウンセラーが選ぶ、結婚がわかる100冊シリーズです。

 

22冊目

 

よるのふくらみ   窪 美澄

 

 

 

 

 

商店街で育った兄の圭祐と弟の裕太。

 

ふたりは幼馴染みであるみひろのことが好きで、裕太の想いに気づいた圭祐はタッチの差でみひろに告白する。

 

みひろと圭祐は付き合い始め、やがて同棲し、結婚を考えるように。

 

子供が欲しいと圭祐は望んでいたものの、圭祐にとってみひろは家族であり、家族が「女」でいようとするのを拒絶する。

 

悶々としたみひろは、裕太のアパートを訪れ・・・・・・。

 

 

 

兄はイケメンでリーダータイプ。だけど、独りよがりなところがあり、実は女性を恐れている。

 

弟は要領がよくて愛されキャラ。だけど、いざとなると逃げてしまうズルいところがあり、本心がよくわからない。

 

 

この物語には、兄弟それぞれの魅力と、格好悪いところ、ズルいところが描かれていて、「どっちもどっち」という気がします。

 

 

「よるのふくらみ」を読んだのは3年前。

 

当時のわたしは、上に兄がいる弟(次男または三男)を好きになることが多く、相性もいいと思っていました。

 

裕太のように、人の懐に入るのが上手な愛されキャラで、明るくて優しい。

 

いつも機嫌がよくて、楽しそう。

 

自分のことをよく話すくせに、テリトリーに入ってこられるのを嫌がり、本心が見えないというのが、わたしが思う弟タイプの特徴です。

 

 

この物語を読んでいて、「やっぱり裕太かわいいなー」と思いながらも、圭祐の気持ちのほうがよくわかりました。

 

感情をうまく表現できない不器用なところ、圭祐の頑張りを評価してくれる人もいれば、「いい格好しい」だと思われることもある。

 

そのことに気づいても、弱い部分や格好悪いところは見せられないから、知らないふりをしている。

 

ボロボロになって感情をむき出しにしたり、仕事でやけくそになったりしているときのほうが、圭祐の人間らしい魅力が感じられる。

 

だけど普段の圭祐にそれを求めたところで、困ってしまうだろう。

 

そんなに簡単に自分をさらけ出し、甘えられないのが「兄」なのだ。

 

 

この物語を読んでいた頃、わたしのことを中学から知っている友達が、「結婚相手は価値観が似ている人のほうがいいらしい」と言っていました。

 

そして、「ゆきちゃんには、長男タイプが合ってると思う」と。

 

 

その理由は、行動の基準になる価値観が違うと、「なんでこんなときにそんなことをするの?」と理解ができないから、なのだそうです。

 

裕太のような人はかわいいけれど、わたしは根本的に理解できないだろうなと思い、友達の意見を採用しました。

 

 

それからは、結婚するなら長男(兄)がいいなと、男性を見る目が変わりました。

 

 

といっても、結婚相談所では上限まで申し込んでもなかなかお見合いが成立しなくて、弟NGどころか家族構成も覚えていない状態でしたが・・・・・・。

 

 

結婚してから、「よるのふくらみ」を読み返しました。

 

1回目は、「わたしだったら兄と弟のどちらを選ぶか?」とか、「兄と弟、どちらに選ばれたいか?」という視点で読んでいました。

 

だから、兄にも弟にも愛されるみひろに嫉妬していました。

 

化粧っけがなく、性格も暗め、見るからに色気があるタイプじゃないのに男性の心をつかんでしまう魔性の女、みひろ。

 

 

2回目に読んだときは、人妻の余裕から(?)か、それぞれの物語がすっと入ってきました。

 

みひろも、圭祐も裕太も、ただ好きな人を守りたくて、好きな人を好きでいたいだけだったんだ。

 

って、わかりました。

 

だからこの物語は美しく、泥くさい。

 

 

「この本を読んで、結婚するなら長男がいいなと思った」と夫に言うと、

 

 

「へぇ。でも、長男って面倒くさいって言わへん?」と言うので

 

「そう? どんなところが?」とたずねると

 

「親とか、あるやん」と返ってきました。

 

 

本人の性格が面倒くさいんじゃなくて、長男の役割的なことか。

 

「面倒くさいと思ったことないけど」と思わず笑ってしまいました。

 

失礼だったかな。

 

いつも家族のことを考え、責任を持って生きている長男らしいところも好きだなと思いました。

 

 

 

 

 

婚活カウンセラーが選ぶ、結婚がわかる100冊

1.この人と結婚するかも
2.スパルタ婚活塾
3.消滅世界
4.私たちがプロポーズされないのには101の理由があってだな
5.夏休み
6.怒り

7.私が失敗した理由は

8.おまえじゃなきゃだめなんだ

9.愛する人に。

10.結婚のずっと前

11.ここからは、オトナのはなし

12.僕が好きな男のタイプ~58通りのパートナー選び~

13.かわいい結婚

14.盲目的な恋と友情

15.本日は大安なり

16.かわいい夫

17.あたらしい結婚日記

18.未婚30(「結婚問題」)

19.男がストンと結婚したくなる女 178の瞬間

20.愛に乱暴

21.BUTTER

 

 

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感度高め女子のライフスタイルメディア「ウラスピナビ」で恋愛心理コラムを270本以上書いています!(隔週月曜更新)

 


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