石川県の観光特使の委嘱状交付式に参加しました
12月26日、石川県の「いしかわ観光特使」の委嘱状交付式が「グランドプリンスホテル赤坂」で開催されました。
観光特使になったとお伝えしたときに 、みなさんに「おめでとう」というコメントをいただきました。どうも、ありがとうございました。
でも、というのは変ですが、特使に任命された方は、全国に総勢565名もいらっしゃるとのことでした。
石川県、東京、大坂、名古屋で委嘱状交付式を開き、谷本県知事が直接、委嘱状を手渡すという儀式をしているそうです。
交付式というのはこんな感じで。奥が谷本県知事です。
26日は、首都圏にお住まいの方を対象に、65名が参加。詳細はわかりませんが、懇親会で名刺交換させていただいたのは、みなさん石川県ご出身で、東京でご活躍の方々でした。私のような石川県出身者ではない人は珍しいかもしれません。
私も委嘱状をいただきました。
県知事のお話によると、石川県は、能登空港でレンタカーを借りた方の6割が、小松空港で乗り捨てをしているそうです。1県に2空港を持つ県でも、こういう利用のされ方は珍しいということ。
石川県には、能登、輪島、金沢、加賀、白山という自然と歴史と文化と食材があります。レンタカーでたっぷり楽しんでいらっしゃる方が多いのですね。
また、能登町の「春蘭の里」には、農家民宿が30軒あり、宿泊はどこも1日1組様限定。漆黒の夜、物音一つしない夜というものを味わいに首都圏のお客様に人気が出ているそうです。暗闇の中、提灯を持って夜道を歩くウォーキングというオプショナルツアーもあるそうです。
面白いですね。ご興味のある方は「能登 農家民宿」で検索してみてください。
いろいろなフェアや旅行のパンフレットなどもいただいたのですが、首都圏の皆様向けに、おもしろそうでお得なものを3つピックアップしてみます。
◯東京で能登・加賀の料理を味わいたければ・・・
「新宿プリンスホテル 加賀 金沢 能登フェア」
期間:2011年1月11日~2月28日
内容:プリンスバイキング
価格:ディナービュッフェ 大人3800円、こども2200円、シニア3200円
ファミリープラン (ご両親2名利用で、こども1名様無料・1日先着10名様)
アフターエイトプラン (月~金) 2500円(予約限定1日先着30名様)
内容:和風ダイニング&バーFUGA(25F)
価格:特別ディナーコース 7000円(食前酒プレゼント)
加賀能登なごみ膳 2000円、味わい昼会席3500円、香蔵膳2800円
◯石川県だけでなく、故郷の味も一緒に味わいたい方は・・・
「ふるさと東京祭り~日本のまつり・故郷の味」
期間:2011年1年8日~1月16日
場所:東京ドーム
価格:当日券1500円、イブニング券1000円
内容:秋田の竿燈まつり、盛岡さんさ踊り、土佐よさこい踊り・・・等
ご当地どんぶり選手権
ご当地の味:石川県は白山堅豆腐カレー
URL:http://www.tokyo-dome.co.jp/furusato/
◯羽田空港から能登・輪島にツアーで行ってみたい方は・・・
「美味しい能登 2日間」
金額:19800円~29800円(2名様より1室ご用意)
提供:阪急交通社
内容:往復飛行機利用、ホテル送迎付き、ホテル高州園宿泊、輪島朝市見学。
申込:03-6745-1351
URL:http://www.hankyu-travel.com/chubu-hokuriku/tyo.php
雪の降る中で、露天風呂に入りながら、冬の日本海を見る、というのもいいかもしれませんね。
福岡の「鍋・食酒屋 かんべえ」さんで「わじまの海塩」デビュー
福岡にある博多もつ鍋屋「鍋・食酒屋 かんべえ 」さん。
駒込の「やさい料理 夢」
の耶麻都 夢さんのブログがきっかけだったのでしょう、「わじまの海塩」のご注文をいただきました。
ダシと醤油にこだわり、自家製かえしを使っているお店です。もつ鍋以外にも、サラダ、焼き物、揚げ物のメニューも豊富です。
ブログのタイトルを「佐々木次郎料理研究所 」としているぐらい、研究熱心な店主さんのようですよ。
飲食店での「わじまの海塩」の利用は、価格の問題があるかもしれませんが、そんな店主さんの本音(?)も書かれていますので、ブログを引用してご紹介いたします。
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色々な方のブログで絶賛されてる「わじまの海塩 」を色々と悩んだんですが購入してみました!
早速開封一番に一つまみ舐めてみたんですが、こりゃ絶賛されるのも納得です
旨みが凄いです!!!舐めて最初に浮かんだ食材はおむすびでした(笑)
この塩でおむすび食べたらたまらんでしょうね
でもその次に浮かんだのはこの塩でおむすびを握るのであれば米と水も最高のものを用意せないかんな・・・という知ってしまった後悔にかられました(笑)
今うちで使ってる天麩羅油もそうなんですが、生半可な食材では完全に油に負けてしまうから、素材にも神経を尖らせないといけなくなります
この塩もそういった調理する人を悩ませる素材ですね
塩や油に申し訳ない素材を使えませんです・・・。
そして今、今日豚バラ肉を覆うカッパ肉というのを仕入れたんですが
それをこの塩で食べたら美味さ100倍になりました!
いやぁ・・・まいりました。
やはり商売をしてる身ですから原価率も考えないといけないですからね・・・。
基本かんべえの料理は塩を使う料理は少ないんですが
塩を使う料理全部にこの塩を使っていいもんだか・・・悩みます
とりあえず、天麩羅用に蕎麦の実と一緒に蕎麦塩にして提供しようかと考え中です
僕の知る最高の油と最高の塩で最高の茨城蓮根を食べたらお客さんどんな顔するんでしょうか?(笑)
一度このレベルのものを提供すると今後落とせないですからね・・・今、嬉しさと困った感が僕の心の中でぐちゃぐちゃに混ざっております(笑)
群馬より下仁田葱が送られてきました!
後数日後には埼玉より深谷葱が送られてくる予定です!
どちらかと言えば僕は深谷葱のほうが好きなんですが
おそらく一般の方は下仁田葱のほうがわかりやすくて好きだと思います。
これで鴨鍋や焼き鴨、葱の天ぷら、焼き葱と一気にメニューのレパートリーが増えます!
そして最近入荷の必殺「わじまの海塩」がありますんで、葱の甘みがより一層引き立つ事でしょう(‐^▽^‐)
塩をわじまの海塩に変えてから、お皿を下げようとした時 お客さんに「塩が残ってるからまだ下げないでください」と言われる事が増えました。
やはり皆さん塩の旨さに気づいてしまうんでしょうね
良い傾向だと思います。
わじまの海塩で肉を焼けばふっくら肉が焼けて肉の甘みが倍増するし
野菜を食べれば野菜が甘くなるし
白身の握りに柑橘を絞って塩をちょんと乗せれば、それだけで悶絶します(笑)
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お塩の値段なんて、高いようでも、日々の食材の価格に比べたら、小さなもの。それに、そうそう減りませんよ。
「わじまの海塩」は、お客様の反応が目に見えて違ってくる、結果の出る塩です。
「うちは素材にこだわっています」という飲食店様に、オススメします。
「わじまの海塩」は、低温結晶で、ナトリウムとマグネシウムの理想的なミネラルバランス。素材に浸透しやすく、野菜や穀類の炭水化物を糖に分解し、肉や野菜のタンパク質をアミノ酸に分解する酵素を活性化します。
だから、新鮮こだわり素材のうま味を忠実に引き出します。
糖は脳の唯一のエネルギー源。アミノ酸は体を作る構成要素。
だから、このうま味は、甘いのが好き、辛いのが好き、塩辛いのが好きというような、個人の舌の好みとは別次元のもの。人間という生物が生きるために求める本能の味なのです。
最後に・・・、福岡の皆様、こちらの「かんべえ」さんに行かれたら、レポートをお願いしまーす。
「鍋・食酒屋 かんべえ」のプロフィール:
住所:福岡市城南区別府5-12-3
電話:092-821-8143
営業時間: 18:00~24:00
定休日:日・祝
URL:http://kanbee.net/
お正月料理「塩ぶりのお雑煮」と「蕪の千枚漬け」と「いくらの醤油漬け」のレシピ
さあ、年末押し迫ってきましたね。
「わじまの海塩」「わじまの水塩」を使ったお正月料理のレシピをまとめてご紹介しますね。どれも、塩を振るだけ、混ぜるだけのレシピなので簡単です。
◯「塩ぶりのお雑煮」
去年の末にブログにアップしたのですが、「塩ぶりのお雑煮」のレシピ。アクセスが多かったので、今年もご紹介しておきます。
家庭料理研究家・クッキングサロンリエ主宰の宮崎里恵先生のお正月料理のレシピです。「わじまの海塩」の特長を生かした「塩鰤の雑煮(しおぶりのぞうに)」です。出世魚・ぶりを使った長崎風のお雑煮だそうです。
わじまの海塩を振って、一晩寝かせたブリを使います。うま味たっぷりですね。
ダシの味はお好みで調整してくださいね。
レシピは、こちらです → http://ameblo.jp/wajimanokaien/entry-10415169007.html
◯「蕪の千枚漬け」
こちらは、「みっく」 さんの「蕪の千枚漬け」のレシピです。
写真はみっくさんより。
必要な材料は蕪と昆布と赤唐辛子。調味料は、「わじまの海塩」とみりんと酢と砂糖だけなので簡単です。
千枚漬けは、買う必要はないですよ。
レシピは、こちらです → http://ameblo.jp/junkururu/entry-10730139271.html
もちろん、京都本場の聖護院大根があればそちらでも。また、赤蕪があったら、皮をむかずに使うと、色どりがきれいです。
◯「いくらの醤油漬け」
もう一つ、「中野ねこりん 」さんの「わじまの水塩」を使う「いくらの醤油漬け」のレシピです。
つけダレに、「わじまの水塩」と、醤油、酒、みりんを使います。生筋子を見つけたら、やってみてください。
レシピは、こちらです → http://ameblo.jp/wajimanokaien/entry-10663741074.html
生筋子をほぐすときには、お湯につけずにそのまま手で丁寧にほぐす方がうま味が逃げないそうです。
一手間できたら、酒とみりんは、沸騰させて冷ましたものをお使いください。グンとまろやかになります。(みっくさんからのアドバイスでした)
手作りできるものは手作りがいいですね。添加物を使わないし、安心だし、経済的だし、自分好みの味付けにできますものね。
五反田の家庭料理「うさぎ」でおかあさんの手料理
12月6日の「やさい料理 夢」で開催されたオフ会でお会いした「うさぎまま じゅじゅ」さん。
夢さんのところで、「わじまの海塩」を味わってくださったことをきっかけに、さっそくご注文くださいました。
先週、友人とどこかで食事をしましょうという予定があったので、お塩を持って行ってきました。
自宅で日本舞踊を教えていたじゅじゅさんが、お稽古場を閉めたあとに開いた『家庭料理うさぎ』というお店。看板がなければ、一見、普通のお宅です。
仕事帰りの女性が一人で来て、ご飯を食べて、家族のように今日の出来事をおしゃべりして、リフレッシュして帰れるような店、というのがコンセプトだそうです。
一人の空間とキッチンとの距離感を守るよう計算された広いカウンター。
一人鍋もできるような広さです。
さて、納品でお持ちしたお塩をさっそく使ってくださったドレッシングで、美味しいお野菜の元気サラダ。
フルーツトマト、トマト、グリーン野菜と、それぞれの生産者さんから直接仕入れているそうです。20種類ぐらいの野菜が入っているそうですよ。
魚や肉も、産地に直接頼んでいるそうです。
手作りのシューマイ。
あさり大根。
手作りのチーズの燻製。桜とナラと鬼ぐるみ(ヒッコリー)をブレンドして燻製にしたそうです。
お客様に満足して帰っていただきたいから、注文したお酒が好みでなかったら気の毒なので、ということで、180種類の焼酎、30種類の地酒は、すべて試飲が可能ということです。
「料理人としては素人だけど、家庭料理ではプロです」とおっしゃるおかあさん。女性が一人で入れる店は、男性にとっても居心地のいい店。お客様も、男性、女性、半々でした。
お稽古場だった場所は、畳のお座敷になっているので、宴会も可能ですよ。
お客様のことを第一に、新鮮なものを、体にいいものを、おいしいものを、居心地よく、と考えていらっしゃる「家庭料理うさぎ」さんに使っていただいて、「わじまの海塩」、本望です。
追伸: 「うさぎまま じゅじゅ」さんの12月24日のブログ では、三浦のホウレンソウとわじまの海塩のコラボで「ホウレン草のオムレツ」と「ほうれん草のクリームパスタ」がメニューとなったそうですよ!
ボリュームたっぷり。ザ・家庭料理ですね。
「家庭料理 うさぎ」のプロフィール:
住所:東京都品川区西五反田7-18-5
アクセス: JR五反田駅 徒歩7分
改札を出て西口を右へ、横断歩道を渡り左へ、目黒川を渡り
BOOK OFF前交差点を渡り右手に進み、
トヨタレンタカーで左手、直進徒歩2分。三角の角。
電話:03-3490-2158
営業時間:17:45~23:00
定休日:土・日・祝祭日
URL: http://www.usagi-net.jp
下北沢「高むら」と魚の塩焼きの塩
年末のご挨拶訪問シリーズ(?)で、下北沢「高むら」さん。
つきだし二種。埼玉県産のホウレンソウのお浸しと、タラの白子とたまご。
お刺身。添えられているのは、わじまの海塩と、ユズと、ワサビと、カンズリ。カンズリというのは唐辛子とユズを使った和風の発酵調味料です。
豚ホルモンと聖護院大根の和風煮込み。
食材だけ見ると、いわゆるモツ煮込みですが、まったく別物ですね。
ホルモンは、臭みのある食材ですが、その臭みをすっかり抜き去って、うま味だけを残し、そして、澄んだお出汁のスープで味わうという高村真オリジナルの技。
洋食では、香辛料やハーブなどを駆使して素材の臭みを「殺す」のに対して、和食では、素材の臭みを「消す」ということでした。
寒ぶりの塩焼き。
たらの塩焼き。お味見に、小さい切り身を焼いてくださいました。
少し干してあるそうです。こちらも、タラの臭みが消えています。
どちらの魚も、塩焼きには、「わじまの海塩」を振っています。
和食の料理人さんは、振り塩をするため、塩の粒がまばらなのを嫌う方もいらっしゃるのですが、高村さんは、そのままの粒を使って、塩を振った後に、手の平で押さえて、塩を素材になじませています。「これで大丈夫ですよ」ということ。
この手のひらの体温が加わることによって、きっと、おむすびと同じような効果がうまれる(「霊妙なうま味をかもしだす」)ことになるんですね。
ところで、横田邦信著『メタボリックシンドローム”対策の必須ミネラル マグネシウム健康読本」の中に、以下のような記述があります。
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なぜ焼き魚のプロは粗塩を使う?
マグネシウムを豊富に含む粗塩を使うと、食材のうま味が逃げ出しません。これはマグネシウムが「味の保護砦」を作るからです。
マグネシウムがつくる「保護砦」は、水和集団がつくられるからです。水和をわかりやすくいいますと、「タンパク質やイオン、コロイド粒子などが回りの水分子と結合し、1つの集団をつくること」をいいます。
マグネシウムが水和集団を作った水は、ちょっとした粘り気を持っています。塩化ナトリウムを水に溶いても粘り気は出ませんが、粗塩を溶いた水は軽い粘り気があります。マグネシウムイオンが、水のイオンと結合し、水和集団を作ったからです。
食材で水和集団がつくられると、タンパク質が保護され変性しにくくなります。水和集団は味を保護するわけで、水和集団は、味の保護砦になるわけです。
粗塩を使った焼き魚がおいしく、マグネシウムのない食塩で焼いた魚がおいしくない理由は、ここにあるのです。
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なるほどね、ですね。
「割烹 高むら」のプロフィール:
住所:世田谷区北沢3-25-1
最寄駅:井の頭線 下北沢駅 北口徒歩4分
電話:03-3469-8173
営業時間: 18:00~
定休日:日曜日
高村真さんのブログ:http://ameblo.jp/eberno1/
新宿御苑「懐石 龍雲庵」のお弁当と塩むすび
年末のご挨拶に、新宿御苑前にある懐石料理「龍雲庵」へ。こちらは、お昼のお弁当です。
右奥には、いろいろなお料理がぎっしり。一つづつ、どれも違う味付けになっています。
こちらの「龍雲庵」の店主・後藤紘一良(こういちろう)氏は、15歳の時、故郷・飛騨高山の料亭「洲ざき」で修行をはじめ、その後、裏千家専門の料理店・銀座「辻留」に入り、27歳で「胡蝶」の料理長となり、26年勤めたという方です。
ところで、当時の「辻留」二代目主人・辻嘉一氏の著書に「味覚三昧」がありますが、その中に、おむすびについて、以下の記述があります。
「両手に水をつけ、荒塩を塗りつけ、御飯を取り上げて固くむすびますと、両手の温かみと湿り気と塩によって、霊妙なうま味がかもしだされるのでありまして、ニギリメシと簡単無礼な呼び方でなく、「おむすび」と申すべきであります。」
京都で育った辻嘉一先生が、お母様が握ってくれたというおむすびの思い出。その「荒塩」は、精製塩になる前の、日本の海の塩だったことでしょう。
「霊妙なうま味が、かもしだされる」・・・「わじまの海塩」のおむすびを召し上がった方には、きっと理解していただける表現ですね。
輪島の塩のおむすびは美味しいと評判なのですが、はじめてお使いになる方にまず試していただきたいもの。
そこで、辻嘉一氏の愛弟子である後藤紘一良氏に、おむすびを握っている写真を撮らせていただいてチラシを作り、以来、それを展示即売会などで使わさせていただいているんです。
このような写真です。
私が始めて輪島の塩に出会ったときも、一番最初に作って食べたのが「塩むすび」だったんですよ。
龍雲庵では、後藤紘一良先生の料理教室のときなどに、「わじまの海塩」を使っていただいています。
「龍雲庵」のプロフィール:
住所:東京都新宿区新宿1-18-3 ルーツビル1F
アクセス: 地下鉄丸ノ内線新宿御苑前駅 大木戸門口 徒歩2分
電話: 03-3354-1777
営業時間: 昼食 11:30~14:00
夕食 17:30~22:00
定休日: 日・祝
手作りたらこを「わじまの水塩」と昆布だし汁とピチットで作るレシピ
「わじまの海塩」は、たんぱく質分解酵素を活性化させて、うま味を増やし、脱水シート「ピチット」は、水分と臭みを取って、うま味を凝縮します。二つを使えば最強コンビ。
昨日は、「わじまの海塩」とピチットを使って、手作りたらこの作り方 をご紹介しました。
たらこの作り方には、塩水につける、という方法もあるので、今日は、「わじまの水塩」とピチットで作る手作りたらこの作り方をご紹介します。昆布のダシ汁も使う応用編という感じです。
「わじまの水塩」は塩を水に溶かしたものではなく、海水を濃縮して、不純物や苦味の元を取り除き、塩に結晶する直前で止めた液体の塩、塩分濃度25%というものです。
ミネラルがイオンの状態のままなので、素材に浸透しやすい、マグネシウム分が多いので、タンパク質分解酵素を活性化して「うま味」を生む、という「わじまの水塩」の特長を活かした作り方です。
用意するもの:
・生助子(スケソウダラの卵)
・わじまの水塩
・昆布
・ピチット
作り方:
(1)スケソウダラの卵の生助子、これは大きないい形です。
ボウルに日本酒と水を1対1の量でいれ、その中で、生助子を洗います。これで生臭みを取ります。
(2)生助子の水気を切り、ジブロックに入れます。
(3)そこに、生助子が隠れるぐらいに「わじまの水塩」を原液で注ぎいれます。
(4)ジブロックを立てるようにして冷蔵庫にしまい、12時間おきます。
(5)水に昆布を入れて、昆布ダシ汁を作っておきます。
(6)12時間たったら、生助子と水塩の入ったジブロックに、昆布ダシ汁を水塩の量の3倍量、注ぎ入れます。
これで、塩を薄めるのです。最初の水塩を捨てずに、そのまま薄めることで、うま味を捨てないようにします。この段階で、ゆずの皮を刻んだものなどを一緒に入れてもいいでしょう。
(7)冷蔵庫にしまい、さらに24時間漬けます。
(8)24時間たったら、ジブロックから出します。
こんな感じでプクプクに太りました。粒々をしっかりふくらませたところで、これから脱水していきます。
(9)水気を軽く拭いて、ピチットに包み、冷蔵庫にしまいます。冬の北海道の寒風干しを、冷蔵庫とピチットで再現するわけです。
(10)12時間。汁が出て、ピチットがベタベタになっていました。
(11)まだ、水気が多いので、新しいピチットに包み直して、もう12時間、冷蔵庫にしまいます。
(12)できあがりです。
(13)焼いてみました。
すぐに食べない分は、冷凍してしまいます。
やってしまえば簡単ですよ。
「わじまの海塩」を振る方法と「わじまの水塩」に浸ける方法とでは、私の舌では、劇的な味の違いはなかったように感じますが、プチプチ感は、水塩の方があるかな、という感じです。
ただし、塩化ナトリウムだけの塩の場合、水が出るときに、同時に「うま味」も逃がしてしまいますので、精製塩や岩塩ではできません。ご注意ください。
市販のタラコは、着色料や発色剤や保存料などが入っていますね。この冬の鍋物の時期、生助子を見つけたら、安心なタラコ手作りにチャレンジしてみてください。
無添加・たらこの作り方:「わじまの海塩」と「ピチット」で手作り
「わじまの海塩」は、たんぱく質分解酵素を活性化させて、うま味を増やし、脱水シート「ピチット」は、水分と臭みを取って、うま味を凝縮します。二つを使えば最強コンビ。
今日はこの2つの最強コンビを使って、手作りの「たらこ」の作り方をお教えします!
スーパーに売っているタラコ、裏の表示を見ると、驚きます。
原材料名のところに、「食塩、調味料(アミノ酸等)、酸化防止剤(ビタミンC)、ナイアシン、着色料(赤102、黄5、赤3)、酵素、発色剤(亜硫酸Na)」と書かれています。
たらこ、好きなのですが、裏を見て、やっぱりやめよう、と棚に戻してしまいます。
それならば、手作りしてしまいましょう。
用意するもの:
・「生助子(なますけこ)」
・「わじまの海塩」
・「ピチット」
今の時期、毎日、必ずあるというものではありませんが、魚屋さんや、スーパーでも、助宗鱈(すけそうだら)の卵が販売されているときがあります。 「生助子(すけこ)」というのだそうです。
オレンジ色のものもあるのですが、肌色に近いものが新鮮なものです。
では、作り方です。
(1)生助子に黒い筋があったら、はさみなどで切り取ります。ボウルに日本酒と水を1対1の量で混ぜあわせ、生助子をさっと洗います。これで生臭みを取り除きます。
(2)水を切って、生助子に「わじまの海塩」を振ります。塩の量は、身の重さの10%です。できあがるときには、そんなに塩辛くありません。もともとスケソウダラは痛みやすい魚で、さらに魚卵なので、腐敗しやすいものです。いろいろやってみたのですが、10%以下の薄塩にすると、嫌な生臭みが出てしまいます。
(3)サランラップで包み、ジブロックに入れて、冷蔵庫にしまいます。
(4)12時間たったあと取り出します。飴色になっています。
この時点で皮の破けたところの粒の味見をしてみてください。これも6時間ぐらいだと、生臭みが取れません。12時間は必要でした。
(5)ピチットで包みます。
(6)またジブロックに入れて、冷蔵庫にしまいます。冷蔵庫の低温で、冬の北海道の寒風干しでの熟成を再現するわけです。ピチットだから実現できることです。
(7)24時間たったあと、取り出します。これで出来上がり。こんな感じになりました。
(8)手作りだと、ナマで食べるのには抵抗があるかもしれません。なので、焼いてみました。焼くと、また、色味が抜けた感じになります。
10%の塩を使いましたが、ごはんなどに合わせれば、市販のたらこよりも、うす塩に感じるぐらいですよ。「わじまの海塩」を使っているので、素材に馴染んで、塩かどを感じないからでしょう。
あれ、たらこ作りってこんなに簡単なの?というほど簡単です。
素材の新鮮さが重要です。かなり流通がよくなって、産地から遠い東京でも、新鮮な生助子が手に入るようになった現代だから、作れるようになったもの、といえましょう。
塩化ナトリウムだけの塩の場合、水が出るときに、同時に「うま味」も逃がしてしまいますので、精製塩や岩塩ではできません。ご注意ください。
明日は、 「わじまの水塩」で作る手作りたらこの作り方
もご紹介します。
トマトとポテトのフォッカッチャのレシピ:「わじまの海塩」で
パン教室を開いているご近所のママ友に、わじまの海塩を使った「トマトとポテトのフォッカッチャ」を作っていただだきました。
発酵器やオーブンが必要ですが、クリスマスのホームパーティにぴったりなので、レシピをご紹介します。
材料(アルセスト型3個分):
フランスパン用粉100% 300g
イースト 3g
わじまの海塩 6g
モルト 0.9g
ポテトフレーク 30g
セモリナ粉 15g
水 270g
ドライトマトのオイル漬け 30g
トッピング:
オリーブオイル 適量
プチトマト 15個
わじまの海塩 適量
作り方:
(1)粉類を入れ、水を入れ混ぜあわせます。
(2)混ざり合ったところに、刻んだドライトマトを混ぜ、ニーディング 10分。
(3)発酵器で、一次発酵 30分。
(4)210gづつ3つに分割します。
(5)丸めて、ばん重にノンキーシートを敷いて、セモリナ粉を振った上に置き、ベンチタイム 20分。
(6)成形です。手で丸く伸ばし、ストレッチスタンドの上にセモリナ粉を敷いた上に丸め、指先でトントン押します。
(7)アルセルト型の5mm内側に入れます。
(8)発酵器で、仕上げ発酵させます。40分。
(9)プチトマトを半分に切り、切り口を上にして木地の下まで押しこみます。トマトは真ん中におかないように。
(10)ドライトマトのオイル漬けのオイルを塗り、「わじまの海塩」を振ります。
(11)オーブンで、200℃で14分、焼きます。
(12)できあがり。
ドライトマトと生トマトと「わじまの海塩」というのは、よく合う組み合わせですね。ポテトフレークが入っているので、もっちりとしたフォッカッチャでした。
木地の塩味が足りないようなら、EXVオリーブオイルとわじまの海塩を付けながら召し上がってください。
『W100 女性経営者 25人の経営哲学・人生哲学』に載せていただきました
今年はいろいろな雑誌や本に紹介していただいたのですが、今年最後のメディア掲載情報は、「わじまの海塩」ではなく、「自分」でした。
2010年12月9日、「W100 女性経営者 25人の経営哲学・人生哲学」(青月社)という本が発売されました。
このW100シリーズは、100人の女性プロフェッショナルのプロファイル&メッセージ集ということ。
第一弾、第二弾、は11月30日に、若い女性に注目されている仕事『アニメ声優』、『LIVEアイドル』(シンコーミュージック)が発行されています。
第三弾の「女性経営者」編は、
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今をときめく25人の女性経営者をピックアップ
今までの常識をくつがえすように、様々な形で活躍する女性経営者たち。
彼女たちが何を考え、どこを目指しそうとしているのか…
W100ならではの切り口で経営哲学・人生哲学を徹底取材した一冊です。
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というもの。
どうして、100名ではなくて、25名なの?と思われるかもしれませんが、最初は100名を2ページづつ紹介しようと思っていたそうですが、それでは、メッセージが伝わらないのではないかと、一人づつのページ数を増やしたそうなんです。
私はなんと10ページを使って紹介していただきました。
「日本の食の改革をめざして、輪島の塩を世に広める」というコピーをつけていただきました。
スナップ写真がこんな大きく掲載されて、お恥ずかしいです。照れます。
この本に載せていただくことになったきっかけは、ブログで知り合った伊藤淳子 さんに誘っていただいて「女性起業家・リーダーズ名鑑」(日本地域社会研究所、2010年9月17日発行)に掲載させてもらったこと。
9月末に、そのメンバーを中心とする女性起業家交流会 があったのですが、そこにいらっしゃっていたW100の編集者さんと名刺交換したんです。
そして、もう一つのきっかけは、私がこのブログで19日間書き続けた「私が大手IT企業を辞めて、「わじまの海塩」の会社を起業した理由 」でした。
後日、その編集者さんが、私のこのブログ記事を読んで、共感してくださって、たくさんの人に知ってほしいから、ぜひ掲載させてほしいと連絡をくださったんです。
この「W100」でも、私が、輪島の塩に出会い、25年間勤めていた富士通をやめ、「わじまの海塩」の会社を起業した理由を語っています。
そこには、塩化ナトリウムだけの塩がもたらす心身の健康への影響、人の血液と同じミネラルバランスで素材の酵素分解や発酵を促し旨味を生む、などの「わじまの海塩」の特長が背景にあります。
本屋さんにも並ぶということなので、もしみつけたら、見てみてください。
ブログからの出会い、いろいろに拡がっていっています。