橋本三奈子のSalt Revolution(わじまの塩に魅せられて) -138ページ目

聖書の中に出てくる「塩」・その2

クリスマスにちなんで、聖書に出てくる塩の話の第2弾です。


「初めに、神が天と地を創造した」で始まる旧約聖書の創世記に、すでに以下のように、「塩」の記載があるそうです。


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 「そのとき、主はソドムとゴモラの上に、硫黄の火を天の主のところから降らせ、これらの町々と低地全体と、その町々の住民と、その地の植物をみな滅ぼされた。ロトのうしろにいた彼の妻は、振り返ったので、塩の柱になってしまった。」(創世記 19:24-26)

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これは岩塩でしょうかね。。

他にも、旧約聖書には、「塩の海」「塩の谷」「塩の町」「塩地」「塩穴」という表現が出てくるそうです。


スラエル、ヨルダンのそば、アラビア半島北西部に「死海」という塩湖があります。
この死海のそばに、ソドム山、ロトの妻の塩柱と呼ばれるものが、まだ残っているそうです。

一般の海水の塩分濃度が3%なのに対し、死海の塩分濃度は30%もあるそうです。
死海の海岸に沿って、自然にできた塩が打ちあげられているといことですので、当時も、この死海の塩が流通していたのではないかと思われます。

また、太陽熱によって海水が蒸発して自然にできた塩なので、岩塩には含まれていないマグネシウムをはじめとする各種のミネラル成分が含まれていたのではないかとも思います。


イエスキリストが起こした奇跡の中で、病気を治す、傷を治す、というものがありますが、私は、キリストは、この死海の塩を持って、塩のない奥地、あるいは岩塩しかない奥地を訪ね、その土地の人に、その塩を食べさせたり、傷に塗ったりしてあげていたのではないかなと思ったりしています。


ところで、日本の「古事記」の中でも、イザナギ、イザナミの二神様が天の浮橋に立ち、天の沼矛(あめのぬぼこ)を海にかきまわして引き上げると、矛(ほこ)の先からしたたり落ちる塩が重なり積もって淤能碁呂島(おのころじま)になり、二神様はこの島に降りて、夫婦の契りを結んで、島々や神々を生み出した、という国生みの話が出ています。


天地創造のころ、人の住みつく場所に塩があった、塩があった場所に人類が住むようになった、ということがわかって、とても、興味深く思います。



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聖書の中に出てくる「塩」

今日は、クリスマスイブですね。
聖書の中に出てくる「塩」について、ご紹介します。

「新約聖書マタイによる福音書 5章13節」に、キリストが弟子達に言った言葉として、以下のような言葉が出てきます。

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あなたがたは地の塩である。だが、塩に塩気がなくなれば、その塩は何によって塩味が付けられよう。もはや、何の役にも立たず、外に投げ捨てられ、人々に踏みつけられるだけである。
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ここでは、「塩」は、生きていく上でなくてはならないもの、という意味と、味をつける調味料、という意味と、腐敗を防止するもの、という意味が込められているのだそうです。

キリストは、弟子達に、あなたたちは、生活や生存に欠かせないものであり、味気ないむなしいこの世に味付けをするのはあなたたちだということ、そして、この世の腐敗を防ぐのはあなたたちだということを教えている言葉なのだそうです。


また、ヨブ記の6章6節では「味のない物を塩もつけずに食べられようか。玉子の白身に味があろうか」という言葉もあるそうです。

こちらの言葉には、なんだか親近感を感じますね。


キリストの時代から、塩は、生活に密着していたということ、そして、当時、重要な調味料だったということ、そして、神聖なものだったということがわかります。




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ミシュラン一ツ星「小笠原伯爵邸」に納品に行ってきました

神田うのさんが通っている料理教室ということで、うのさんのブログ(こちら )にもお名前が登場している福田先生。福田先生の料理教室には、プロの料理人がたくさん通っているそうです。

9月にこの福田先生に「わじまの海塩」「わじまの水塩」をご説明したところ、気に入ってくださり、教室の生徒さんに紹介してくださっています。
先日、ミシュラン東京2010で、1つ星をとっている「小笠原伯爵邸」さんから、「福田先生の料理教室で紹介いただきました」と「わじまの海塩」のご注文がありました。うれしいびっくりです。そして、一昨日には「わじまの水塩」のご注文がありました。

クリスマスシーズン。なるべく早くお届けしようと思い、昨日「小笠原伯爵邸」に「わじまの水塩」を納品に行ってきました。

こちらの料理長は、ゴンサロ・アルバレスさんというスペイン人のシェフで、日本の文化や食材を学ぶために、福田先生の料理教室に通っていらっしゃるそうなんです。
神田うのさんのブログの料理のお写真を見ると、納得です。



建物は、礼法の宗家で有名な小笠原家第30代当主、小笠原長幹伯爵(旧小倉藩主)の本邸で、昭和2年に竣工されたスパニッシュ様式の洋館。2002年に復元されたそうです。


塩売り主婦 奮闘記-小笠原伯爵邸


塩売り主婦 奮闘記-小笠原伯爵邸2


こんなところでクリスマスを過ごせたら、ロマンチックですね。


「小笠原伯爵邸」のプロフィール:


住所:東京都新宿区河田町10-10
最寄駅:大江戸線 若松河田駅すぐ
電話:03-3359-5830
営業時間:11:30~15:00、18:00~23:00  

URL: http://www.ogasawaratei.com/html/index.html



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お正月料理に「わじまの海塩」で、塩鰤(ぶり)のお雑煮 by 宮崎里恵先生

家庭料理研究家・クッキングサロンリエ主宰の宮崎里恵先生が、「わじまの海塩」の特長を生かしたお正月料理のレシピを作ってくださいました。

「塩鰤の雑煮(しおぶりのぞうに)」です。長崎風のお雑煮だそうです。
九州ではお雑煮に、出世魚で縁起のよい鰤(ぶり)を使うことが多いそうです。


塩売り主婦 奮闘記-長崎風雑煮
                             写真提供:宮崎里恵先生

 
作り方:


①鰤(ぶり)を1切れ60g位に切り、「わじまの海塩」を両面にきつめに振り、一晩冷蔵庫で

  寝かします。

②汁1200cc、淡口醤油60cc、味醂大さじ1を合わせて煮立てます。

③昆布巻きかまぼこ、生椎茸、茹で筍、ほうれん草の白菜巻き、焼餅を②の調味した

 出汁のうち少量を小鍋に取り分けた中で温めます。

④塩をした①の鰤(ぶり)は湯を沸かして茹でます。

⑤具を椀に盛り合わせ、2の出汁を入れ、切り柚子を添えます。


宮崎里恵先生からの一言:

ミネラルバランスの良い「わじまの海塩」を振って一晩置くことで、鰤が熟成してうま味を引き出します。

年末押し迫ると天然鰤が品薄になるので、早めに買って一晩塩したらピチットシートに包んで冷凍しておきます。大晦日にチルド室に移して解凍して元旦に茹でるとバッチリです。

12月の料理教室で「わじまの海塩」を使って作ったところ、生徒さんから、とても評判がよいとのことです。

お正月に限らず、ブリのおいしい季節。ぜひ一度お試しあれ。


宮崎里恵先生のプロフィール:


家庭料理研究家。
「クッキングサロンリエ」主宰。
「NPO日本食育インストラクター協会」1級インストラクター。
「NPO日本スローフード協会」 会員。
「O.N.A.O.O(イタリアオリーブオイルティスター機構)」公認オリーブオイルティスター。
URL:http://cucinarie.com/


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「哲学堂 まつおか」でも「わじまの海塩」を使ってくださいます

新宿区西落合の土佐屋豆腐店の近くには、哲学堂公園があります。

塩売り主婦 奮闘記-哲学堂公園


塩売り主婦 奮闘記-哲学堂公園2


この哲学堂公園の向かい、中野通りの桜並木の街道沿いに、「哲学堂まつおか」という和食屋さんがあります。


料理長は、和食の道を歩んで30年という松岡哲男さん。
こちらの料理長に、土佐屋豆腐さんが「わじまの海塩」を紹介くださったことがきっかけで、この年末から、お店で使ってくださることになりました。

実は、先月に、元会社の上司と一緒に、食事をしに訪れていたのです。どの料理も、とても美味しく、体に優しい味付けだったので、この店なら使ってくださるかな、と、料理長にお塩をお渡ししていたのです。
そのときには、「いい塩だと思うけど値段が高いね」と言われてしまい、すっかりあきらめていたのですが、先週、「料理の味付けに使うから」とご注文をいただいたのです!さっそく、納品に行きました。

お正月用のお節料理でも使ってくださるということです。


お店は、器と食のコラボレーションということで、木曽漆器の店「哲学堂 山加」と併設になっています。

この「哲学堂 山加」は、12月27日(日)まで年末謝恩セールを実施中です。

お店のドアにも窓にも「SALE」のシール。


塩売り主婦 奮闘記-哲学堂まつおか


土佐屋豆腐さんが作ってくださった、わじまの海塩・哲学堂公園ネットワーク。ありがたいことです。

点を線に、線を面に。塩売り、がんばります。


「哲学堂 まつおか」のプロフィール:


住所:東京都中野区松が丘2-31-11
電話:03-5988-7029
営業時間:12:00~14:30、18:00~22:00
定休日: 月曜日
URL: http://yamaka-japan.com/aboutshop/index.html


料理長の紹介URL:
http://club.panasonic.jp/voice/product/monitor/main/kz_vs75b/page_01.html


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旭通り商店街のお米屋さん・鈴木屋で「わじまの海塩」が販売されます

新宿区西落合にある旭通り商店街。


塩売り主婦 奮闘記-旭通り商店会


土佐屋豆腐さんがある商店街です。
ここの商店街にお米屋さんがあります。
お店の名前は、鈴木屋さん。


塩売り主婦 奮闘記-米屋・鈴木屋


明治から続くお米屋さんで、ご店主は、旭通り商店街の会長さんです。


お豆腐屋の土佐屋さんが紹介してくださった「わじまの海塩」を気にいってくださって、このたび、この鈴木屋さんでも、「わじまの海塩」を販売してくださることになりました。


「わじまの海塩」は、おむすびにぴったり。お米の甘さを引き出します。

これは、ご飯を噛んでいると甘くなっていくのと同じ現象。ナトリウムが糖質をブドウ糖に分解するためです。

お米屋さんに置いてもらえるのは、とてもうれしいことです。


特に、ここの奥様が、お子様達のために、体に良いものを選んで食べさせたいという考えをお持ちで、初めてお会いした際にも、話が弾みました。

お米も厳選した産地・農家のお米を扱っているんですよ。


「米屋・鈴木屋」のプロフィール:


住所 東京都新宿区西落合1-29-6
TEL 03-3951-7474
URL: http://nisiochi-asahi.com/shop019.htm


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輪島のニガリを採用のお豆腐屋さん・土佐屋豆腐店

新宿区西落合にある旭通り商店街。


塩売り主婦 奮闘記-旭通り商店会


この商店街に、このブログでよく紹介する土佐屋豆腐さんがあります。

「わじまの海塩」が結晶した後に残るニガリを使ってお豆腐を作って販売しています。


平成19年度の新宿区のこだわり大賞を受賞しているお豆腐屋さんで、大豆も国産の中でも、各地の大豆を試し、ニガリも各地の天然ニガリを試した末、輪島・舳倉島(へぐらじま)のニガリを採用してくださっているんです。


凝固剤のマグネシウムではなく、天然ニガリを使うと、ナトリウムが含まれている分、豆腐が固まりにくいので、
特に、もめん豆腐を作るのは難しいのだそうです。

でも、ナトリウムは大豆の糖質のうま味を引き出し、マグネシウムが大豆の蛋白質のうま味を引き出すので
ただの凝固剤で固めただけのお豆腐の味とは、まったく違います。


店主の川田さん「このニガリだと、豆腐が熟成するようです」とおっしゃっていました。


近くにスーパーもあるのに、お豆腐を買いに、ご近所の方がひっきりなしに訪れています。


塩売り主婦 奮闘記-土佐屋


そのまま食べても、「味」があるお豆腐なので、お醤油をかけるのがもったいない。

お塩の方が、甘さがひきたちます。
なので、この土佐屋豆腐さんでも、「わじまの海塩」を販売してくれています。
味と健康にこだわるお客様方、少しづつ「わじまの海塩」の良さをわかってくださるようになってきたそうです。



土佐屋豆腐店のプロフィール:


住所:東京都新宿区西落合2丁目6-4
電話:03-3953-8225
URL: http://nisiochi-asahi.com/shop021.htm




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交感神経の一方的な緊張が招く症状

ストレスで体を壊すとよく言いますが、ストレスと自律神経(交感神経・副交感神経)とさまざまな病気の因果関係について、あるサプリメントの会社の資料から紹介します。


過度のストレス(働き過ぎ、悩み過ぎ、薬の飲みすぎ)は、①交感神経の一方的な緊張を招きます。

すると、アドレナリンが過剰作用しますが、その影響には以下があります。


(1)血管が収縮し、血行障害・虚血状態になる。
 ⇒組織に老廃物がたまり、痛みや発がん性物質がたまる炎症が発生
   症状:肩こり、手足のしびれ、頭痛、腰痛、リュウマチ、五十肩、痔、脱毛、めまい、

      耳鳴り、高血圧、脳梗塞、心筋梗塞、狭心症、冷え症、アトピー性皮膚炎、

      子宮筋腫、子宮内膜症、等


(2)心拍数の増加
 症状:味覚異常、視力低下、嗅覚の低下、難聴、等
 ⇒緊張・興奮
   症状:イライラする、怒りっぽい、不眠、全身倦怠感、恐怖感、等


(3)活性酸素の増加・白血球のうちの顆粒球の増加
 ⇒組織破壊による炎症
   症状:ガン、胃潰瘍、大腸炎、白内障、糖尿病、痛風、等
 ⇒組織老化
   症状:シミ、シワ、くすみ、動脈硬化
 ⇒化膿性の炎症
   症状:急性肺炎、肝炎、化膿性扁桃炎、口内炎、おでき、ニキビ、等


また、過度のストレスは、②副交感神経の働きの低下を招きます。

この影響には以下があります。


(1)排泄・分泌能の低下
症状:緑内障、便秘、胆石、脂肪肝、尿毒症、ウオノメ、妊娠中毒症
 ⇒ガンを攻撃するNK細胞・NKT細胞の働きが落ち、ガン細胞の増殖を促す


(2)リンパ球の減少
 ⇒免疫力の低下、ガン細胞を監視する力が落ちる
 症状:感染症、カゼ


ストレスが、さまざまな病気を引き起こす元凶となることがわかりますね。


会社生活時代、精神的にきつい仕事をしていると、心拍数が多くなるのがわかり、肩こり・頭痛で悩まされました。S部長は腰痛がひどくなっていました。徹夜仕事が多かったNさんはアトピーがひどくなっていました。若い人は、それでも自律神経の不調という程度で済んでいたけれど、年配の方は、重い症状が出ていました。

適度なストレスは大事というけれど、やはり過度のストレスはいけませんね。適当なストレス解消をしなければ。


でも・・・。昨日、書いたように、交感神経を刺激するのは塩化ナトリウム。副交感神経を優位にするのは、マグネシウムやカルシウム、カリウムです。

となると、普段、塩化ナトリウムだけの塩で食事をしていると、それは、働き過ぎ、悩み過ぎ、薬の飲みすぎというストレスを与えているのと同じ働きをしてしまうということなんです。

本来、副交感神経が働く食事という行為なのにも関わらず・・・。あな、恐ろしや。

ストレス解消のつもりの食事も、ストレスを生む行為になっているなんて。


ただでさえ、精神的ストレスのたまる現代社会。塩化ナトリウムだけの塩をやめて、どうぞ、ミネラルバランスのよい「わじまの海塩」を。




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副交感神経を優位にするのはマグネシウムやカルシウム、カリウム

自律神経や免疫学の権威の安保徹先生(新潟大学大学院医学部教授)。本屋の健康本コーナーには、必ずといっていいほど、この先生の本が数冊並んでいます。

先日は、ファミリーマートの本のコーナーに、『「まじめ」をやめれば病気にならない』というPHP新書がありました。まじめな働きすぎがストレスとなり、それが病気を生む、という趣旨の本です。


この安保徹先生の著書「安保徹の食べる免疫力」より、食事とミネラルの関係について記載されている部分を引用します。


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食事は、自律神経と深い関係があります。そもそも消化活動は副交感神経のはたらきで行われているため、食事という行為は、ストレスを解消し、自律神経のバランスをととのえる効果的な方法なのです。
ただし、何を食べても免疫力が高まるわけではありません。食品には、副交感神経を優位にするものと交感神経を優位にするものがあり、交感神経を刺激するいちばんの食品は塩分です。ですから料理に塩を多量に使い続けると、交感神経が優位になり続けて免疫力が衰えることに。逆に副交感神経を優位にするのは、マグネシウムやカルシウム、カリウムなどのミネラルです。

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ここでいう塩分というのは、塩化ナトリウムのことになります。

昼には、自律神経のうち、交感神経が働き活動し、夜と食事時には、副交感神経が働いて、リラックスして消化を促す、というのが人間の体のしくみ。交感神経が働くことが悪いわけではありません。やる気を出したり、体温を上げたりするのも、「塩」の役割です。


交感神経と副交感神経の働きも、バランス。ミネラルも、バランスです。

一方的に優位になりすぎる、一方的に摂りすぎる、というのが、諸悪の元になるのです。


その点、ナトリウムとマグネシウムのミネラルバランスが、人間の血液とほぼ同じ「わじまの海塩」なら、安心です。



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ミネラル不足も切れやすくなる原因の一つ(小泉武夫先生・「食の堕落と日本人」より)

このブログでは、マグネシウムの働きやミネラルバランスの重要性について書いていますが、ミネラルの精神や神経への影響についての話を、何回かに分けて紹介します。


発酵学・醸造学で有名な先生、元・東京農業大学教授の小泉武夫先生の著書に「食の堕落と日本人」(小学館・2004年)があります。



塩売り主婦 奮闘記-食の堕落と日本人


この本の中に「ミネラル不足も切れやすくなる原因の一つ」という節があります。
ここから、引用して紹介します。


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ミネラルが欠乏すると体にどういう影響が出るのだろうか。アメリカではサルを使ったこんな実験があったという。
同じ種類のサルをアマゾン流域で二十匹捕獲し、それを十匹づつの2グループにわけて人工の餌を与える。
片方のグループには、カルシウム、亜鉛、銅などの重要なミネラルが入った餌を与え、もう一方にはミネラル分のない餌を与えた。
結果はどうなったかというと、ミネラルを与えないグループはしだいに闘争心が激しくなり、生傷が絶えなかったのに対して、ミネラルが十分に与えられているほうは、非常に従順であり、あまり争いは見られなかったというのだ。さらに前者のグループの餌を改良してミネラルを補給してやると、徐々に落ち着きを取り戻していったという。精神の安定に、いかにミネラルが重要かを示す実験結果である。
ちょうどそのころ、アメリカでは校内暴力の嵐が吹き荒れていて、その解決策として、食事時に亜鉛、カルシウム、銅といったミネラル分を多く含む食べ物をとらせるように指導したところ、生徒たちの情緒は安定に向かったという報告もなされている。
このように、食べ物は、肉体だけでなく精神の安定にも密接な関係を持っているようだ。心を堕落させて、食べ物を甘くみてはいけない。

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よくイライラしているときには、カルシウムがよい、牛乳を飲むとよい、というけれど、カルシウムだけでなく、その他のミネラルも重要ということです。


ミネラルは身体だけでなく、精神や神経にも影響を与えているのです。

精神をつかさどるのは脳。脳を作るのは食事。

何を食べるか、何を食べさせるか。よく考えないといけませんね。


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