交感神経の一方的な緊張が招く症状 | 橋本三奈子のSalt Revolution(わじまの塩に魅せられて)

交感神経の一方的な緊張が招く症状

ストレスで体を壊すとよく言いますが、ストレスと自律神経(交感神経・副交感神経)とさまざまな病気の因果関係について、あるサプリメントの会社の資料から紹介します。


過度のストレス(働き過ぎ、悩み過ぎ、薬の飲みすぎ)は、①交感神経の一方的な緊張を招きます。

すると、アドレナリンが過剰作用しますが、その影響には以下があります。


(1)血管が収縮し、血行障害・虚血状態になる。
 ⇒組織に老廃物がたまり、痛みや発がん性物質がたまる炎症が発生
   症状:肩こり、手足のしびれ、頭痛、腰痛、リュウマチ、五十肩、痔、脱毛、めまい、

      耳鳴り、高血圧、脳梗塞、心筋梗塞、狭心症、冷え症、アトピー性皮膚炎、

      子宮筋腫、子宮内膜症、等


(2)心拍数の増加
 症状:味覚異常、視力低下、嗅覚の低下、難聴、等
 ⇒緊張・興奮
   症状:イライラする、怒りっぽい、不眠、全身倦怠感、恐怖感、等


(3)活性酸素の増加・白血球のうちの顆粒球の増加
 ⇒組織破壊による炎症
   症状:ガン、胃潰瘍、大腸炎、白内障、糖尿病、痛風、等
 ⇒組織老化
   症状:シミ、シワ、くすみ、動脈硬化
 ⇒化膿性の炎症
   症状:急性肺炎、肝炎、化膿性扁桃炎、口内炎、おでき、ニキビ、等


また、過度のストレスは、②副交感神経の働きの低下を招きます。

この影響には以下があります。


(1)排泄・分泌能の低下
症状:緑内障、便秘、胆石、脂肪肝、尿毒症、ウオノメ、妊娠中毒症
 ⇒ガンを攻撃するNK細胞・NKT細胞の働きが落ち、ガン細胞の増殖を促す


(2)リンパ球の減少
 ⇒免疫力の低下、ガン細胞を監視する力が落ちる
 症状:感染症、カゼ


ストレスが、さまざまな病気を引き起こす元凶となることがわかりますね。


会社生活時代、精神的にきつい仕事をしていると、心拍数が多くなるのがわかり、肩こり・頭痛で悩まされました。S部長は腰痛がひどくなっていました。徹夜仕事が多かったNさんはアトピーがひどくなっていました。若い人は、それでも自律神経の不調という程度で済んでいたけれど、年配の方は、重い症状が出ていました。

適度なストレスは大事というけれど、やはり過度のストレスはいけませんね。適当なストレス解消をしなければ。


でも・・・。昨日、書いたように、交感神経を刺激するのは塩化ナトリウム。副交感神経を優位にするのは、マグネシウムやカルシウム、カリウムです。

となると、普段、塩化ナトリウムだけの塩で食事をしていると、それは、働き過ぎ、悩み過ぎ、薬の飲みすぎというストレスを与えているのと同じ働きをしてしまうということなんです。

本来、副交感神経が働く食事という行為なのにも関わらず・・・。あな、恐ろしや。

ストレス解消のつもりの食事も、ストレスを生む行為になっているなんて。


ただでさえ、精神的ストレスのたまる現代社会。塩化ナトリウムだけの塩をやめて、どうぞ、ミネラルバランスのよい「わじまの海塩」を。




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