舟木昭太郎の日々つれづれ -62ページ目

シーザー会長の輝かしい業績/最近散歩で聴いている歌/他

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■シーザー会長の輝かしい業績
 ~来年団体創立30周年~
 ~花の30年組~
■最近散歩で聴いている歌
 ~演歌は日本人の魂だ~

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シーザー会長の輝かしい業績

 自分が格闘技の編集者&編集長(月刊ゴング、ゴング格闘技、週刊ゴング)だった頃の選手が引退した後、ジムの会長になったり、団体を主宰して活躍する姿を遠くから眺めるのは格別に嬉しいものだ。ここに御紹介するシーザー武志さんも、そんな一人である。
 
 先ず、シュートボクシングとはなんぞや。シュート(真剣の意)ボクシングとは、立技総合格闘技(バーリトゥード)である。パンチ、蹴り、投げ、そして立った状態での関節(極め技)もある。試合はロングスパッツを穿き、上半身は裸で戦う。色々な技を組みなしているのでファンは面白いという。
 
 元キックボクサー村田友文が、引退後転じてシュートボクシング(SHOOT BOXING)協会を創設した。村田はシーザー武志会長の本名である。山口県生まれ、母親が離婚、再婚したたため残された村田少年は、母を頼って大阪に出た。中学、高校は大阪。中学時代は野球に夢中。一方高校生になると不良の血が騒いだ。
 
 何と大阪の各校を束ねる”総番(長)”を務めるほどのワルだった,と高名な格闘家”M"から聞いた。仲間には”M"や後年ボクシングの世界王者となる”W”がいたというからそりゃ無敵艦隊だ。刃向う者はいなかったそうな。当然だろうね。
 
 手の付けられぬこの暴れん坊が、キックボクシングと遭遇。青春の不満をこれにぶつけているうちいつの間にか自らを厚生させた。「キックは喧嘩より面白い」一途にのめり込んだ。
 
 格闘技が人生を変えた見本。もしキックに出逢わなかったら「私は不良の道を歩んでいた」(シーザー会長)。任侠の世界で大親分になっていたかもしれない。
 
 大阪市にあった西尾ジムからキックデビュー。向こう気の強さと、卓越した身体能力で最後は日本ウェルター級王座にまで駆け上る。私はゴング時代デビュー仕立ての彼にインタビューして、「将来有望な選手」と小さい囲み記事で紹介した。
  
 それを彼はよく覚えていて折に触れ「嬉しかったですよ」と礼をいう。こちらが恐縮する。FACEBOOKを覗いたら2月23日(後楽園ホール)の来客への丁重な御礼文を綴っている。人柄が滲み出ている。
 
 因みに当日、長男がデビューした。勝利したらしい。蛙の子は蛙か。兎に角彼の他人対しての気配りには感心する。腰が低い。「実るほど首(こうべ)を垂れる稲穂かな」だ。多くのスポンサーが援助を申し出るのは多分この人柄だ。団体を存続させるのは人気ある試合カードで御客を集めるのは勿論だが、篤志家の援助も欠かせない。興行に金がかかる。
 
  
~来年団体創立30周年~

 シュートボクシングという新興の格闘技がかくも長続きしているのは正直驚いている。スタートしたときは。ボクシングとキックボクシンを2で割ったようなもので、いずれ此の世から消える、ともっぱらだった。
 
 とんだ思い違いだった。UWF発足時は、リーダーの前田日明や高田延彦らに労を厭わずにキックを指導。こうした人脈もシュートボクシングが異種格闘技戦を展開する上で役立った。
 
 同団体の旗揚を確認する。旗揚げは1985年9月、だったら来年は創立30周年。盛者必衰、有為転変の無常な世にあって30年連綿と継続している。地上波の恩恵なし、独力独歩の興行。集客が困難な時代にこれは奇跡に近い。経営(プロモーター)の資質をこれほど備えた元選手を私は見たことがない。
 
 特に近年はさいたまスーパーアリーナや両国国技館といった大きな会場を使用、いずれも成功を収めている。他の格闘技団体と比べても突出した興行数字である。今年度も「GROUND ZERO]「S-cup世界トーナメント」とビックイベントが目白押し。
 
 S-cupの決勝戦は大会場を予定しているという。業界をアグレッシブに牽引するシーザー軍団に括目だ。
  
 
~花の30年組~

 シーザー会長は、1955年(S30年)8月生まれというから俗に”黄金の30年組”といわれアスリートの豊穣の年。同年生まれには、大相撲・千代の富士、野球・江川卓、ボクシング・具志堅用高ら後世に名を残すスーパースターがいる。シーザー武志会長も私は当然”花の30年組”に加えたい。
 
 面白きことなき世を面白く
 住みなすものは心なりけり
          (高杉晋作=同郷)
 どうぞ格闘技界を面白いものに導いて下さい。
 今後の益々の御活躍を陰ながらお祈りします。
 
  
最近散歩で聴いている歌

 最近私の携帯カセットに新に加わった曲は、IL DIVO(イルディーヴォ=イギリスで生まれたヴォーカルグループ)のTIME TO SAY GOODBYE,FURUSATO(故郷)。
 
 彼等4人のメンバーはいずれもオペラ歌手で兎に角上手い。「故郷」なぞは、日本人の感性で唄っている。震えがくるほど上手い。世界中で人気爆発だそうで、日本公演でもチケットを取るのは至難の技らしい。
 
 歌謡曲では何と言っても「もう一度恋をしながら」は名曲だ。NHKラジオ深夜便「深夜便のうた」主題歌で「吾亦紅」(われもこう)の杉本眞人が作曲した。
 
 作詞は荒木とよひさ、これを荒木の妻、神野美伽が唄う、神野の新境地。哀切極まりないバラード風のメロディー曲は、杉本の真骨頂。
 
 
~演歌は日本人の魂だ~

 演歌は[風泣き岬」(花咲ゆき美)、「北の浜唄」(真木柚布子)「保津川ふたり」(葵かを里)「夢灯篭」(瀬口侑希)「秋月の女(ひと)」(原田悠里)。「花影の女(ひと)」(千葉一夫)女性歌手が多いが、女性の歌は唄い易い。私は女性の曲は音程を+3~4にして唄う。
 
 散歩、ラジオ体操に出るときにタイ語会話と交合に聴いている。お蔭でストレスが溜まらない。演歌、棄てたもんじゃないよ~。オジサンは元気が湧く。演歌で今日の活力が得られる。安いもんです。
 
 それはそうと「葵かを里」は歌唱力あるし演歌の新星だね、大物になると私は期待しているんだけど。演歌は日本人の魂だ~!
 
 (注:上記の曲はパソコン&スマートフォンなどからYou Tubeで試聴できる。)
 
  
シュートボクシングの創始者シーザー武志会長。
同団体は来年30年を迎える。
(写真提供:シュートボクシング協会)

    
シュートボクシングの試合風景。
パンチあり、蹴りあり、投げあり、そして立関節もある。立技総合格闘技だ。
(写真提供:シュートボクシング協会)

 
拙宅の玄関に咲いた満開の山茶花。
日陰にあったものを移し替えたもの。
愛情を注げば植物は応えてくれる。
  



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真央は夜叉になった/他

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■ソチ、印象に残るシンプルな閉幕
■浅田真央、失敗と蘇生と
 ~真央は夜叉になった!~
 ~敗者の気高さを示した~
 ~ソトニコワの優勝は異論なし~
■政治家の傲慢不遜な言葉

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ソチ、印象に残るシンプルな閉幕

 今月7日に始まった第22回ソチ冬季五輪は、2月23日、15日間にわたる大会を終了した。心配されたテロ事件もなく終った。御同慶の至りである。
 
 大会中、日本の首都は記録的な大雪に見舞われた。後世、我々は2014年ソチ冬季オリンピックを”大雪”と共に印象深く振り返るだろう。
 
 41才ジャンプ葛西の銀メダル、羽生のフィギュア金メダル、そしてメダルは逃したが真央の不死鳥のフリー。ことほどさように心を鼓舞された冬季五輪もない。
 
 特にマスコットキャラクターは粋な演出。別れを惜しむ白熊の流した涙が仄々として印象的だった。聖火を消したのも熊ちゃん、何と可愛らしい「お・も・て・な・し」だろうか。ソチ、有難う。


浅田真央、失敗と蘇生と

 浅田真央、その名の如くにソチでは当然「真中、中央」表彰台を目指したのに、ショートプログラムでは悪夢の16位。金縛りに遭ったように体が動かない。「心と体がバラバラだった」と後に彼女は述懐する。
 
 最初の3回転半ジャンプで躓いた。転倒、以後立ち直れず。あんな真央を私は見たことない。ボクサーなら差し詰めコチコチの状態。そこに相手のカウンターパンチを受けてもんどりうってダウン。意識朦朧としてなんとか最終回まで持ち堪えた姿だ。惨めな判定負けの状態。
 
 何が真央を狂わせた。思えば最終組最終滑走者に決まった、くじ運からして勝利の女神は遠のいた。彼女の前滑走者はソトニコワ。満点の演技で場内は自国観客で興奮の坩堝。それを引きずった。心の動揺。これが五輪というものだ。
 
 
~真央は夜叉になった!~

 フリーの真央は夜叉になった。失うものなしと腹を括った。出来なかった3回転半を全て成功させた。見事なジャンプ、風のように軽やかなダンス。自己最高142.71点、合計198.22点。16位から一挙に6位の奇跡の大躍進。ショートがもう少し点数が良かったらと悔やむ。
 
 ショートの不振はあれは何だったのか。屈辱の一夜から別人の彼女がそこにいた。素晴らしいのは、真央が自分の流儀を貫き通したこと。ショートで失敗した3回転半を普通は控える。二度失敗しないように、より無難な構成に。だけど敢然と己の目指して来た道を追求した。失敗を恐れずチャレンジした勇気。これは並大抵ではできない。
 
 彼女の流した涙はまさに達成感。感極まった慟哭の涙。初心貫徹、その結晶の涙。そして満願の笑顔。金メダル何ものぞ。敗北は人間を大きくする。浅田真央がそれをソチから伝えた。
 
 
 ~敗者の気高さを示した~

 NHK日曜討論会で清水紀宏教授(筑波大)次の言葉を引用した。「オリンピックは人間を高める場である。敗者の気高さを示す場である。」とクーベルタンは五輪憲章に掲げていると。敗者の気高さを彼女は世界に発信した。これぞ、ザ・レジェンド!
 
 優勝は逆転でソトニコワ(フリー1位149.95合計224.59)、2位キム・ヨナ(フリー2位合計219.11)、3位コストナー。誰が優勝しても可笑しくない。近来稀に見るハイレベルな戦に私は満足した。 
 
 審査員も難しかったろう。ただロシア審判委員の女性は、組織委員会の夫人だったという噂。残念なことだ。疑いを掛けられる人選は避けなくてはならない。
 
 その採点がおかしい、との疑惑に繋がる。キム・ヨナは金メダルを奪われた、と韓国のマスコミ、ネットユーザーから非難が殺到しているという。抗議の著名活動までしているらしい。
 
 
~ソトニコワの優勝は異論なし~

 採点は公正でなかったのか。私はソトニコワの後半のエネルギュシュな脚の降り、あの鉈のように振り下ろす演技の迫力には圧倒された。逆にキム・ヨナは後半力強さが失速していたように見えた。それが17才(ソトニコワ)と23才(キム・ヨナ)の内なる息吹、肉体の差。
 
 男女ともフィギュア・スケートの覇者は10代。という訳で、羽生も、ソトニコワも4年後の韓国では優勝できないというおそれも。さて年齢の壁をどう克服していくか今後の二人の命題になる。
 
 採点・判定は自国開催に有利に働くのか。自国選手に声援が多い分、確かに惑われやすい。ただ今回に限っては公正であったと思う。理由は先に述べた。次回は昌平(ビヨンチャン)。女子は4年後19才のリブニツカヤが雪辱を期す。韓国はソチの仇をビヨンチャンで討つか。だとしたら了見が狭い事です。
 
 了見が狭いというか、何様ですかあなたは、といいたいのは東京五輪組織委員会会長森喜朗元総理へ。ショートプログラムでの浅田真央に言及した次の言葉に対し私は、倍返し。
 
 
政治家の傲慢不遜な言葉

 「団体戦は負けると分かっているのに浅田真央選手を出して、恥をかかせることはなかった云々」「見事にひっくり返った。あの子、大事な時には必ず転ぶんだ」
 
 切って捨てたように言い放つ御人。政治家とはそんなにエライのかねえ。こんな人が東京五輪組織委員会会長とは品性が知れる。傲慢不遜とはこの言。流した真央ちゃんの涙でも煎じて飲んだほうがいい。
 
 さて浅田真央の今後の去就だが、3月26日(さいたまスーパーアリーナ)からの世界選手権に出場する意向。その後に引退か現役続行か決めるという。私は引退を勧めたい。ライバルのキム・ヨナも引退を表明した。ラストダンスをこの舞台で、私はそう願う。
 
 あと4年地獄の練習に明け暮れる真央ちゃんの姿はもう私は見たくない。これからはスケートを楽しんでください。気が向いたら後進の指導にあたり、第二の真央ちゃんを育ててください。
 
 いい人がいたら、恋もデートもして結婚も。あなたの市井人としての幸な生活を望みます。あなたは、私達に諦めない事、勇気を持つ事の大切さを教えてくれました。あなたは永遠に、我が心のアルバムに宿ります。
 

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羽生ハイブリットの勝利/女子、立ち塞がるリプニツカヤ/他

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■羽生ハイブリットの勝利
 ~10代の恩恵あり~
 ~高橋が切り開いた羽生の金~
■女子、立ち塞がるリプニツカヤ
■高梨沙羅ちゃんにエール
 ~葛西紀明を見習いなさい~
■歴史的大雪に降参

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羽生ハイブリットの勝利

 羽生結弦(19歳)がフィギュア男子で優勝した。恵まれた体躯を活かした演技の大きさ、難度技の正確さでショートプログラムで史上初の101.45点。フリーもトップの178.64。合計280.09。やっぱショートのミラクルポイントが優勝を決めた。
 
 華麗な舞いは我々を圧倒した。優勝がかかるフリーでは、出足の4回転サルコーなどでミスはあったが、オリンピックは特別だ。ミスはつきものだ。人間だもの。よく重圧に押し潰されなかった。流れた曲はロミオとジェリエット、奏でる名曲に見事に演技が融合した。
 
 名前がゆづる。私はその優雅な舞いに”ゆうづる、夕鶴”と重ねあわせた。短足、胴長の日本人のイメージを払拭。羽生の伸びやかな肢体は、誰よりも映えた。歌舞伎役者玉三郎を髣髴させる美形が織成した、これぞ誠の和洋混合ハイブリット・フィギュア。歴史的金メダルだ。

 
~10代の恩恵あり~

 フリーの場合男子は、4分30秒(+-10、女子は4分+-10)の時間内に決められた難度、精度の高い技を次々に成功せねばならない。スピードは勿論、見映えが要求されるのだ。生半可な競技ではない。極限の過酷なスポーツ、それに堪え得る頑健な肉体、無限のスタミナが要求される。
 
 全体重がかかる脚、就中踵の負担はジャンプの度に軋む。それでも選手たちは笑顔を失わない。華麗と表現するには余りにも単純な言葉だ。あるいは残酷と置き替えた方がいい。そういう意味で10代のしなやかなバネは大きな武器である。
 
 ロシアのプルシェンコは31才、今回も団体で金を取ったものの個人競技ではショートプログラムで腰痛で棄権した。ソチ五輪で引退。過去シングルで銀2個、金1個の名選手は惜しまれてリンクを去った。矢張り体を苛め抜く競技なのだ。

  
~高橋が切り開いた羽生の金~

 高橋大輔も怪我に泣かされ自分の演技ができなかった。6位に終わった。高橋にとっても、ソチまでの道程は遠くて重かった。しかし、羽生の金メダルは、高橋のバンクバーでの銅メダルが道を切開いた。世代交代、それが勝負の世界の宿命。蜻蛉のように短い栄光のときよ。
 
 パトリック・チャンは23才になったばかりなのに、既に往年の体の切れがない。着氷に失敗するケースがよく見られる。絶対的な肉体の衰えは如何ともしがたい。歳月は人を待たず。選手はスキル(技術)の鍛錬と共に、時間というハードルとも戦わねばならない。
 
  
女子、立ち塞がるリプニツカヤ

 4年後まで、羽生はそれをどう克服していくか。まさに今後は年齢との己の戦いになる。女性でもロシアのユリア・リプニツカヤは15才。はまさに氷上の妖精というより、氷上の曲芸師だ。あの高速回転”キャンドルスピン”は一体誰がマネできようか。

 あの破天荒な舞いこそ若さの特権。柔らかい、成長盛りの、強靭なバネ、瑞々しい15才の体にしかできようがない。改めて年齢のアドバンテージを痛感する。

 いまやキム・ヨナ、浅田真央の金メダルを脅かす存在にのし上がった。さすがフィギュア王国、ロシア。自国開催の五輪にピッタリ照準を合わせてきた。さて、女子フィギュア、キム、真央の前に立ち塞がるリプニツカヤ。3強の激突は19日深夜から始まる。
 
 
高梨沙羅ちゃんにエール

 女子ノーマルヒルで4位に終わった高梨沙羅(17)は重圧に押し潰された。日本中が優勝を決めてかかっているかのような状況を彼女は肌で感じていたのだろう。さもありなん、17才純朴な一少女である。紅涙を絞った彼女の姿が我胸を刺した。流した涙の数だけ明日に勝利がある。
 
 この種目優勝したのは、フォクト(独)2位イラシコ、3位テルいずれも欧州勢。詰り農耕民族が狩猟民族に敗れた。彼女達はは4年に1度の五輪の獲物に猛然と飛びかかった。狙った獲物は逃がさなかった。それが狩猟民族。
 
 金メダルが取れなかったことで、彼女は悔しいだろう。不甲斐無いと落ち込んでいるだろう。しかし私が思うに勝利の女神が、まだ早い、金は4年後に預けて置きなさい、といっているのかも知れない。もっともっと偉大な選手にするために、神が高梨沙羅に与えた試練。
 

~葛西紀明を見習いなさい~

 4位は立派じゃないか。4年後の韓国・平昌(ピョンチャン)、成長したあなたを見たい!葛西紀明をお手本に為さい。41才で銀メダル。22年かかって得た個人銀メダル。あなたは41才まで、あと24年もあるんだぜ。
 
 スキージャンプはフィギュアと違って選手寿命が長い競技だ。焦ることはない。より高みを目指し、己を信じ研鑚してほしい。「現実の人生では、あらゆる偉業は信念に始まり、信念によって第1歩を踏み出す」(アウグスト)
 
 
歴史的大雪に降参

 連日の大雪である。♪雪やこんこん 霰やこんこん 降っても降っても まだ降りやまぬ~ である。歴史的な大雪に関東甲信越地方は大パニック。集落は孤立するわ、車は立往生するわ、死者が出るわ等々。傷痕は計り知れない。
 
 拙宅でも土曜朝、玄関のドアを開けようとしたが、積雪で開かない。こんなこと生まれて初めて。自然の脅威は人間の想定を遥かに超える。いやはや、雪見酒なんて悠長なことをいっていられない。
 
 やめてけれ~雪、雪。もうたくさんだ!
 
  
<大雪のわが街風景>
西原町遊歩道の桜並木も雪化粧。

 
23日、日曜日午前の森閑とした住宅街。

 
月曜日、ウォーキングで見た風情ある民家。雪が雰囲気を醸し出す。

  
大山公園グランドの向こうに未明の月。
 

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ソチ五輪、合格点の開幕/20年振りの大雪に途惑い/他

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■ソチ五輪、合格点の開幕
 ~各国のユニホーム考~
■健康年齢は薬で購う
■20年振りの大雪に途惑い
 ~地球は氷河期へ向かっている~

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ソチ五輪、合格点の開幕

 ソチ冬季五輪が開幕した。開会式を見た。準備が間に合わぬと聞いていたからとんだ失敗、トラブルを危惧したが、まあ、五輪マークが4個のままで終わったのは御愛嬌。合格点、ソフトランディングといってよいだろう。
 
 聖火が点灯されて次々に火花が上がり、一挙に聖火台に登って行くときはスリルに満ちていた。最後滑り台のような所を、炎が滑って行く時には、途中で爆発せねばと、心穏やかならず。無事点火された瞬間は、子供のように胸を撫で下ろしたね。
 
 開会式のセレモニー、少女の目線を通してロシアの生立ちを辿るさまは、シンプルで分かり易かった。選手団が入場行進してくるあのシーンは、地図を大胆に駆使したアイデアで、斬新なもので唸った。さすが大帝国ロシアだ。遣れば為す、深い文化と科学技術を有している。
 

~各国のユニホーム考~

 各国の入場ユニフォームで、印象に残るのはラルフ・ローレンがデザインのアメリカ、一目でヤンキーと納得するもので、躍動感溢れていた。フランスはさすがオートチェクールのお国柄で、上下渋い色で纏め目立たない色は、目立つお洒落と得心。
 
 ドイツが登場するとパッと明るくなって、カラフルな装いで強烈に目を引いた。濃紺の上下にさり気ない白のステッチ、アクセントのイタリアも印象に残った。
 
 ロシアの威信、プーチンの威信、3兆億円投じた国家プロジェクトは、出足は成功とみていいだろう。冷たくも熱い戦いはこれからが本番である。後は心配するのはテロだけ、事件が起こらぬことを祈るのみ。
 
 
健康年齢は薬で購う

 「人生七十古来稀(まれ)なり」、といったのは杜甫。いまは平均寿命は、女性が86.41、男性は79.94才というから杜甫が知ったら驚くだろう。
 
 とはいっても健康年齢といえば、男女とも70代そこそこなのだそうだ。これは衣食住の格段の発達、なによりも医療の進歩が寄与していると思われる。裏返せば我々は人為的に”薬”で健康を購(あがな)っている、長生きさせられている、といっても過言ではない。
 
 年々医療費が膨張し国家財政を圧迫しているのを我々自身、そろそろ反省しなけれいけない。政府の方針は今後患者や高齢者の医療費を厳しく削減していく方針だ。こうした不幸な人を棄民にしてはならない。
 
 医療費の膨張の現状を踏まえれば、介護医療が必要な患者や高齢者が安心して治療出来るように、健常者の安易な病院通いは厳に慎むべきである。
  
 では健康を保つには何がいいか。私はウォーキングとラジオ体操をお勧めしたい。毎朝僅かな時間で健やかな身体が得られる、金のかからない健康法である。旨い酒も楽しい人生も、健康があればこそ。歩け、歩け、歩け!である。
 
 
20年振りの大雪に途惑い

 8日早暁からの雪は、まるで曠野に降るが如き大雪になった。雪は細雪で、しかも止めどなく降り、時折突風となり街を流れた。昼2度、夜1度のの雪掻きは骨身にしみたが、夜の帳(とばり)が下りると共に風情が増した。幻想の雪明り。
 
 1994年2月14日以来20年振りのの大雪ということだが、これほどの降雪を東京で私は経験したことがない。豪雪地帯に住む人からすれば、なあ~だその程度でと笑われるかも知れない。北日本や北海道、東北に住む人たちにとっては、こんな雪は日常茶飯事なものであろうが。
 
 東京が雪にすっぽり埋まって、拙宅の2階の窓越しから俯瞰する夜の光景はまるで、飛騨高山のような趣があった。白銀の世界、家々の灯りが妙に暖かく見えて心和んだ。ファンタスティックと表現すべきか。東京の雪景色もなかなか味わいがある。
 
 
地球は氷河期へ向かっている

 それでも、家全体が冷蔵庫になったように冷え冷えとする。幾ら暖房をフル回転しても部屋が暖かくならないのには閉口。特に1階の北側に面する我仕事部屋は。夏が恋しくなる。
 
 夏といえば、いつだったか猛暑続きの折に、私は「東京も温暖化でそのうち熱帯のジャングルになってしまうんじゃないか」とふと漏らしたら、愚息は「違うよ、地球はいま氷河期に向かっているんだよ」と教えられた。何だかそれが真実の様な、そんな気がしている。ニューヨークなどのでも豪雪が桁外れだった。
 
 たまたまテレビを見ていたら、高名な東京工大教授が地球が氷河期へ着実に移行しているいる事を説いていた。暑い夏も謂わば過渡期だからで、その原因は地球を覆う雲の多さにあるという。
 
 寒くなれば穀物は不作になる、これは人類の存亡の問題だ。だとすれば、狭い、風船球の如き地球で、民族紛争や戦争などやっている場合じゃない。喝!
 
 
20年振りの大雪に見舞われた東京。
8日夕刻拙宅ベランダからの黄昏の雪景色。

  
9日朝の近所の風景。雪がやんで静かな日曜日を迎えた。


 

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ソチ!ソチ!冬季五輪の風が吹く/フィギュアの玉三郎、羽生に期待/他

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■ソチ!ソチ!冬季五輪の風が吹く
 ~競技の肥大化は止らぬが~
 ~アルペンスキーは冬季五輪の華~
 ~フィギュアの玉三郎、羽生に期待~

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ソチ!ソチ!冬季五輪の風が吹く

 今週7日にはロシア・ソチで第22回冬季オリンピック(7日~23日)が開催される。一部競技は開会式の前日、6日には始まっている。テロの恐怖に曝されながらの大会のテーマは”hot,cool,yours,”「みんなの大会」だそうだ。
 
 開会宣言はプーチン大統領が行う。この目立ちがり屋の大統領が国と己の威信をかけた世紀のイベントである。テロ如きで失敗は許されぬと、軍隊、警察を総動員して戒厳令で望むはずだ。各競技会場にはネズミ一匹通さぬ万全の態勢を敷くことになる。
 
 それでも冬の大会は壮大な自然を相手にする屋外スポーツが圧倒的に多い。警備に万全を尽くしても死角はある。テロが発生しなければいいが、と危惧する。
 
 今回から新種目として、フィギュアスケート団体、スキージャンプ女子、スキーハーフパイプ、スキー・スノーボードスロープスタイル、スノーボードパラレル回転、バイアイスロン男女混合リレー、リュージュ団体が採用された。競技が肥大化するのを今回もまたとめられなかった。
  
 
~競技の肥大化は止らぬが~

 虫がいいけれど新たな種目女子ジャンプの高梨沙羅(17)には幸運だ。優勝してほしい。野菊のような可憐な君が、大空を飛ぶさまは愛くるしくも、眩しい。世界大会ではダントツの優勝回数、その実績を自信に、低い姿勢からロケットの如く飛翔せよ!
 
 正直いうと男女混合リレーとかフィギュア団体、スノーボードの新種目など私には全く必用なきものと思えるのだ。そもそもローラーゲームのような、チョロQのようなショートトラックは映像を見るだけで吐き気をもようする。スピードスケートは短、中、長距離の三種目だけでよろしい。
 
 モーグルなどもオジサンは好かん。ラクダのコブのような所を滑ったり、躍ったり、せこせこして見ていて心晴れやかになれない。この競技もまた細分化して、種目を増やす。プロボクシング(17階級)みたいになってはいけない。
 
 
~アルペンスキーは冬季五輪の華~

 アルペンスキーは、雄大な自然、気候、過酷なコースを相手に速さを競う勇猛果敢なスリルに満ち溢れたスポーツ。滑降(ダウンヒル)、回転(スラローム)、大回転(ジャイアントスラローム)はやはり冬季五輪の華である。
 
 マッハのスピードで滑走する。ストックを魔法のように操りながら、絶妙のバランスを取る。旗門(ポール)をカミソリの如き鋭さで切り込みターン。これを何度も繰り返す。ミスは許されない。見ていて爽快。
 
 赤、青ポールを交互に、時速100㌔のスピードでターンして標高差700~1100㍍の斜面を光のように滑り降りる。選手たちは命を削る代わりに、記録を削る。より高みを目指す。
 
 フイニッシュライン通過時のタイムは100分の1単位(0・001)で計測される。アルペン競技の醍醐味はまさにその命と引き換えのスリルにこそ潜む。見る者を圧倒するのは爆発的なその危険を厭わないスピード。
 
 例えれば雪渓のF-1。勇気、テクニック、スピード、身体能力の全てがハーモナイズされて、初めてコースを征服できる。どれ一つ欠けても覇者にはなれない。それは恰も流星の美。私が冬季五輪で最も痺れ、愛するのがかの種目である。1度は観客席で見てみたい。
 
 印象に残るのは1956年(S31年)イタリア・コルティナダンベッツォでのトニー・ザイラー(オーストリア)が、滑走、回転、大回転と3冠を制したオリンピック。因みに日本の猪谷千春(元IOC副会長)は回転でザイラーに次いで惜敗の2位だった。
 
 大会翌年のザイラーは、歌に映画に「白銀は招くよ」が大ヒット、ザイラーの素人ポイ、軽快な歌声が、全国津々浦々に氾濫した。”銀嶺の王者”の名声を欲しいままにしたものだ。
 
 余談だが私はレイクプラシッド(1980年/昭和55年)のマーク入り毛糸帽を日刊スポーツ大久保記者からお土産に頂いた。それをいまも大事に保管している。もう既に34年が経った。時の流の速さよ。(写真)
 
 
~フィギュアの玉三郎、羽生に期待~

 氷上競技では先のスピードスケートとフェギュアは勿論で、アイスホッケーも氷上の格闘技として興奮を覚える。優勝回数でいうと、8回のカナダ、7回ソビエト、米国2回とこの3カ国がアイスホケー大国だ。
 
 割って入るのがスウェーデン、フィンランド。2010年(バンクーバー)の前回優勝は地元カナダ。さて、ロシア、ここは絶対譲れまい。プーチンも駆けつけよう。ロシアは国を背負って血眼になって戦うはずである。これはルールある戦争だ。
 
 フィギュアは今回は、男子陣が女子より日本は充実している。羽生結弦、町田樹、高橋大輔の顔触れは頼もしい。羽生は滑りが安定して表現力も豊か、”フィギュアの玉三郎”羽生は、日本男子初の金メダル獲得が期待できる。
  
 女子は浅田真央が4年の歳月を経て、キム・ヨナ(韓国)に雪辱できるかどうか。キム・ヨナ、まさしく銀盤の名優、その溢れる才能は喜怒哀楽を見事に表現仕切る。天才的資質で、真央が絶対届かない領域だ。
 
 さすれば技術力でその壁を突破する以外にない。完璧なジャンプとステップを駆使してヨナを押さえる。それしか勝つ道はない。ソチを引退のリングに選んだ真央。その決意が文字通り有終の美となって欲しいものだ。氷上の日韓激突、見ものだ。
 
 冷たくも熱い氷と雪の祭典が始まった!世界の参加選手全員に、GOOD LUCK!
 
 
1980年レークプラシッド冬季五輪のお土産に頂いたスキー帽。

 
新春の穏やかな白山神社の境内。2月1日午後、参拝に詣でた。

 

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田中、ヤンキース入り雑感/田中、ヤンキース入り雑感

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■田中、ヤンキース入り雑感
 ~打撃陣も陣容一新~
■タイ国民よ、マイペンライの精神で
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田中、ヤンキース入り雑感

 楽天・田中将大投手がヤンキースと契約!7年契約で年棒総額1億5500万㌦(約161億円)だと。どこぞのスポーツ紙にあった、161億円を1万円で積み重ねると霞ヶ関にある貿易センタービルの高さに匹敵するんだと。
 
 1年、22億8000万円強、月給にすると1億9000万円。う~ん、私のような草莽(そうもう)の民には想像もつかない。1球に換算すると幾らになるのかな。まあちょっとした企業だね。マッチ箱のような 家に住んでこんなとほうもない他人の年棒のこと計算するのも滑稽なんだけど。
 
 付帯条件も凄い。ニューヨークまでの引っ越し費用360万、年4回の日本への航空券(ファーストクラス)などが支給される。いたれりつくせりだ。
 
 アメリカでまだ1球も投げていない投手にである。これぞアメリカンドリーム!遣ること為すこと桁違いのスケールで目も眩む。日本の野球少年は益々メジャー、とりわけピンストライブ(ヤンキースのユニホーム)に憧れそうだ。
 
 勿論、ヤンキースファンの私としては嬉しい限りだが金満家ヤンキースだからできた。獲得できなかった球団は面白くないだろうから、田中が登板する敵地では盛んなブーイングを浴びるだろう。
 
 覚悟せねばなるまい。ホームのヤンキースタジアムでもポカスカ打たれ敗戦投手になろうものなら容赦ない叱責を浴びる。こうしたプレッシャーを受けながら戦う。161億円のプレッシャーだ。さしずめ選ばれし者の恍惚と不安、我にあり、か。
 
 ヤンキースといえば過去ワールドシリーズ世界一27度、リーグ優勝40度を数えるメジャーの最名門。それがワールドシリーズ制覇はここ13年間に松井秀喜選手が最優秀に輝いた(09年)1度きり。常勝軍団としては情けない低落である。果たして田中は世界制覇の切り札となり得るか。私が思うに、田中よりダルビシュの方が上だとみるが。
 
 かくて日本のエース田中獲りは、王国再建に向けて是が非でも欲しかった。現在の信頼できる先発陣は、左のサバシア、右の黒田のみ。これでやっと3本柱になったが第4、第5の投手がいない。おまけにクローザーの守護神リベラが引退してぽっかり穴が空いた。これが不安材料。
 
 
~打撃陣も陣容一新~

 打撃陣では、主砲A・ロッドも薬物規定違反で今季全試合出場停止、二塁を守っていた攻守強打のカノーがマリナーズに移籍した。代わりにレッドソックスから攻守・攻打・俊足のエルズベリー外野手、カージナルスから強打者ベルトラン外野手を獲得した。最近はA・ロッドが不振な事もあり逆に打線は重厚になった。
 
 1番エルズベリー、2番ジーター、3番ベルトラン、4番テェーンヒラン、5番ソリアーノと続く打線は他球団に見劣りがしない。田中に頼もしい陣容になった。カノーの抜けた穴にはレドソックスからドルー遊撃手を手に入れる。正捕手がいない同球団は、ブレーブスから昨季3割23本塁打のブライアン・マキャンを補強した。これは大きい。
 
 田中にとっては心強い。なりふりかまわぬ金銭補強のヤンキースの遣り方をライバルのレッドソックス・ルチアーノCEOは「金でタイトルは買えない」と痛烈。恐らくイチローはトレード候補になるだろう。来る者、去る者…月日は百代の過客にして行きかう人も、旅人なり、だ。
 
 ヤンキースタジアムは1億5500万㌦投手を一目見ようとヤンキースファンで熱狂に包まれるだろう。当然同じアメリカンリーグに所属するレンジャース、ダルビッシュ、レッドソックス上原、マリナーズ岩隈、それに同僚となる黒田らも激しいライバル意識を胸に戦うはずである。
 
 2014年のメジャーリグはサムライ投手たちで百花繚乱だ。開幕がこれほど待ち遠しいシーズンもない。注目の1年目、田中の活躍は神のみぞ知る。快刀乱麻の活躍を祈りたい。
『田中、メジャー第1球を投げました!』
 
 
タイ国民よ、マイペンライの精神で

 タイの混乱は救いようがない騒擾を呈している。我が第二の故郷と仰ぐ国の現状は全く目を覆うばかりだ。現政府に反対するデモ隊に爆弾が投げ込まれついに死者が出たと現地からの報道は生々しい。まさに死の行進になってしまった。
 
 反政府勢力のスティーブ元副首相は「(政府が)どんな対応しようとも我々は応じない」というのだからのっぴ切らない事態だ。話し合いもできないこんな状態が続けば、遅かれ早かれ軍隊が出動することになろう。詰り軍事クーデター。
 
 タイは昔(40年前)とちっとも変わっていない。度々軍事クーデターが起きた経緯がある。その都度国王が出てきて混乱を収めてきた。その国王が高齢で睨みが効かなくなって、収拾できなくなったとみる。微笑みの国の民族は紛争の後でも、お互いが両手を合わせ政敵を赦しあった。それがマイペンライ(気にしない)の精神だ。
 
 もともとタイ国民は、敵も味方も何となく和合する術を心得た民族で、争いを避けてきた。それによって殖民地にならずに済んだ。御仏の精神かも知れない。いまこそ両陣営は、御仏の精神で小異を捨て大同に就かなくてはならない。マイペンライ(気にしない)…両陣営が握手する、いま、まさにその時だ。
 
  
我がふるさと福島県鮫川村「東京鮫川会」の総会の後の新年会で中学時代の同級生と。
(1月25日、新宿・住友ビル47階スカイルームに於いて)




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玉城良光、その不退転なるもの/亀谷長保、猛こと炎の如し/他

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■正月スポーツの地殻変動
■玉城良光、その不退転なるもの
■亀谷長保、猛こと炎の如し
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正月スポーツの地殻変動

 昨今の正月スポーツを見ていると大分勢力圏も様変わりした。高校サッカーの決勝戦は北陸同士、富山第一と星陵だった。延長の末3-2で勝ったのは富山第一だったのだけれど、決勝といえば市立船橋や、長崎国見、藤枝東、韮崎、帝京などが常連校だった。船橋は健在であるが、国見、藤枝東はどうしたのだろ?最近は見られない。
 
 ラグビーにしたって、目黒や保善といった東京勢が圧倒的に強かった時代もあった。今は両校の名はとんと聞かれない。東北では秋田工、岩手の黒沢尻、関西にいくと伏見工、九州では大分舞鶴などなど。こういった常連校が花園にひんぱんに出なくなったのは淋しい。今年の優勝は大阪桐蔭だった。
 
 大学選手権に至っては、かつては4強に進むのは明治、早稲、慶応の東京勢と、関西勢では同志社とほぼ相場が決まっていた。明治VS早稲田、慶応VS早稲田の決勝は、文字通り正月の秩父宮の華だった。それも17年程前から関東学院などが頭角を表し度々優勝を浚っている。このあたりから新興勢力の急伸があり、近年は帝京大が破竹の勢いで5連覇、東京6大学勢の蔭はうすれている。
 
 正月恒例の箱根駅伝至っては特に顕著である。伝統校の衰退は目を覆うばかり。中大は来年は予選会からの出場となった。早稲田、明治は頑張っているが、ニューパワーの東洋、駒沢、青山、城西といった所が溌剌としている。今年も東洋が制した。スポーツにも地殻変動が起こっているようだ。群雄割拠現象、だから刺激があって面白のかも知れない。
 
 先のはなしで恐縮だが、夏の甲子園に千葉の銚子商と徳島の池田高が出てくることを私はずーっと心待ちにしている。黒潮打線の銚子、やまびこ打線の池田、あの高校野球に恋い焦がれた夏の日々よ、今一度あの興奮と感動を味あわせて欲しい。
 
 
玉城良光、その不退転なるもの

 玉城良光さんが私のブログをリンクしました、とfacebookに連絡が入った。玉城さんはかつて足立区綾瀬でタイ料理店「オーエンジャイ」を営んでいた。私も玉城会長に招待を受けて一度お伺いしたが、それは斬新なお店で、綾瀬の路地裏に忽然とラジャダムナン・スタジアムが現れたような錯覚にとらわれた。
 
 タイ料理に舌鼓をうちながら試合を観戦できる趣向で、ムエタイはワイクーの踊りに始まり試合中は勇壮な戦闘音楽が流れる。完璧なムエタイテイストで、いやが上にも濃厚な気分に浸った。六本木あたりからモデルやタレントが見に来ていて、それは話題のスポットだった。
 
 数年前にこのお店を畳んで、その後私との音信は途絶えたが、間もなく「北星ジム」を足立区青井に再興したことを知らされた。沖縄出身、元全日本キックボクシングのライト級王者、並びにWKA世界王者、現役時代は藤原敏男選手(現藤原敏男スポーツジム会長)のライバルで、玉城さんは、猛牛、不倒王の名を欲しいままにした。藤原超えは遂に果たせなかったが、城東・玉城の名は燦然として輝く。あの藤原と接戦を演じた(2度判定負け)こと自体が勲章ものである。
 
 いかなる強敵、難敵にも正面から攻撃を挑み敵に背を向けることはなかった。 センサック・ムンスリン(ムエタイ、ルンピニー・ジュニア・ウエルター級C、国際式WBC世界スーパー・ライト級C)の試合は、いまだに語り草になっている。
 
 センサックの膝蹴りを受けて、ダウン(この時に既に内臓破裂していた)結局凄惨なKO負けとなった。しかし試合後は何事も無かったかのように、総武線に乗った。異常を訴えたのはお茶の水に差しかかったとき。激痛が襲いさしもの玉城さんも悶絶、病院に運ばれた。診断の結果は内臓破裂、命に係わる損傷で緊急手術。一命を取り留めたのである。玉城さんの剛毅なエピソードだ。
 
 あとで、私がセンサックに直接聞いたことだが、彼は一言こういった。「タマシロ、きゃつはクレイジー、殴っても蹴っても前に出てきた」伝説の男、センサックを戦慄させた玉城良光こそ我が忘れえぬキックボクサーの一人である。沖縄には、このような不屈の魂が宿るキックボクサーがもう一方いる。
 
 
亀谷長保、猛こと炎の如し

 亀谷長保(目黒)、キック黄金期の炎のファイターである。バンタムとフェザー級の二階級を制した。昭和49年6月の日本系対全日本系交流マッチでは全日本の顏ともいうべき島三雄を1回電撃のKOに下している。悍馬、炎の如き選手で、試合中に汚い野次が飛ぶと、観客席に向かって、こっちへこいとどやしつけた。仇名は、ガッチャマン。
  
 タイ選手と戦い肘打ちで切られ、額をザクロのようになり血が吹き出ている局面でも臆することなしに猛然と反撃した。それはまさに鬼気迫るもので、相手選手もさすがに気持ち悪くなったという。現在は米国ロザンゼルスに永住している。私が会社勤めをしている頃はよく国際電話がかかった。沖縄に試合があった折に、実家に寄らせて頂いた。お母さんが歓迎してくれたことが昨日のように甦る。
  
 琉球は昔も今も尚武の国だ。薩摩藩に武器を採り上げられた島民は、素手で戦うしかなく、それで空手が生まれた。源流は中国の「唐手」(とうでとも読む)だと伝えられるが、唐手は、カンフーのようなもので、影響は受けたかも知れないが沖縄「空手」は独自に発展進化したとみる。
  
 薩摩藩の圧政に苦しむ島民が、命がけであみだした殺傷力のある格闘技であり、沖縄は、空手発祥の地、聖地だと、私は思っている。玉城・亀谷両選手の現役時代の戦いぶりには、まこと圧政に抵抗して来た怒りのマグマのようなものをいつも私は感じていた。それは”ウチナンチュー”(沖縄)の不屈の魂といってもよい。彼等の全盛期を取材できたことは、私の大いなる財産である。
  
 
新橋駅前で見付けた塩釜神社。
街の騒音を無視するように杜のなかに佇んでいた。

  

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成人の日の餞に/大晦日の友人の訃報/他

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■正月休みの後でまた3連休
■成人の日の餞に
■大晦日の友人の訃報
■逃走杉本容疑者の末路

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正月休みの後でまた3連休

 長い正月休みが終わって、門松飾りを片付けたばかりなのに、また11日からの3連休、こんなに悠長な日々を送っていて日本は大丈夫なのかしら。オジサンは真面目に心配してしまうのです。
 
 働かなくても遊べるのはどうしたらできるのだろう?公務員や大企業に勤めるサラリーマンはいいが、巷の飲食店は困っているだろうな。人は休みが続くとどうしても家でゴロゴロしがちで、文字通り”暖衣飽食”でふやけてしまうのが怖い。
 
 休みだから~これぐらいはいいの、と自らを得心させる訳で、これがいけない。12日の日曜は荻野アンナ著「働くアンナの一人っ子介護」を寝床で読んでいたら面白くて(面白いは不謹慎か)止められずラジオ体操をずる休み。1日休めば、1日肉体は退化する。1日一生ですぞと、己を叱咤する。
 
 
成人の日の餞に

 13日は成人式だね。私の成人式は悲惨なものだった。電気工事会社の社員として、寮とは名ばかりの1階が工事関係の休憩所のような、そんな二階、風呂もトイレもない6畳間に住んでいた。
 
 成人式の便りは田舎からあったが、その日はテレビもラジオもない殺風景な部屋で、受験の本を開いていたら、昼過ぎに青山学院のアルバイト生が、お金を借りに来た。5000円だったと記憶するが、貸してやったら件の学生は「これで彼女とデートできる」と喝采を叫び部屋を出て行った。
 
 都会の片隅で、成人の日を過ごしたことがまるで昨日のように甦る。でも気概だけはもっていたね。青雲の志というか、いつかは大学に入ってマスコミ関係の仕事に就くんだ、と沸々足る願望を抱いていたね。
 
 「男子志を立てて郷関を出ず 
  学もしなるなくば、まだ還らず 
  骨を埋む 何ぞ期せん墳墓の地 
  人間至る処に青山あり」

 
 なんてエラそうに、そらんじてはいつも故郷福島の青い空に思いを馳せていたよ。「かにかくに 渋谷村は恋しかり、おもいでの山、おもいでの川」と詠った啄木の句じゃないが、故郷とは有難きものだ。新成人に贈る言葉?おめでとうございます。短い一生だから悔いのない人生を送って下さい、これが私の餞(はなむけ)の言葉ですね。己が遣りたいことがあったら、失敗を恐れず信念を貫くことです。キミの、貴方の人生に、神の御加護あらんことを祈ります。
 
 
大晦日の友人の訃報

 友人O君が暮の27日、大腸癌で亡くなったと、中学時代の同級生から連絡があった。葬儀は大晦日だという。O君とは小学から高校まで同級、同窓の間柄。訃報を耳にして私は思わず絶句した。彼も死の直前まで、故郷はいい、帰りたいと奥さんに語っていたという。
 
 中学時代は野球部で彼は投手で3番、私は一塁手で4番、福島県の郡大会で優勝した。中学時代は特に親しくなって、遊びごとはいつもN君と三羽鴉のように一緒だった。N君も数年前鬼籍に入っている。青春はぽろぽろと私の掌から落ちて行く。淋しいものだ。
 C'est La vie これが人生なのだ。
 
 葬儀は住まいのある埼玉県幸手市内の葬祭場で執り行われた。御家族には初めてお目にかかった。2人の御息女は目を見張るほどの美人姉妹だった。彼は由緒ある家の郵便局長の四男で、俳優池部良(故人)のようなルックスで女の子にモテた。彼の遺影を拝して、改めてその美男ぶりを実感した。遺影は明日の我が姿…私はいつも肝に命じて焼香する。
 
 火葬場は車で20分程離れた鷲の宮というところにあり、お清めの席で奥さんと語らう時間があった。病院で大腸癌と知らされたときには時すでに遅く、あちこちに転移した末期癌であったという。「入院して2カ月の命でしたが、一生分の濃密な時を過ごせました。ただ殆ど喰わずで死の10日程前からは、水も受け付けず不憫でした。鮫川(村、※故郷)は良い処だ、口癖のように語っていました。少年時代の想い出がよほど楽しい日々だったのでしょう。今一度鮫川に連れて行ってやりたかった。」
しんみり語った夫人の声が震えていた。
 
 荼毘(だび)に付される今わの際、夫人は天に轟くように棺の蓋を平手でパーンと叩いた。恰もそれは、人生の1本締めの如き音で、無念と永久の別れを綯交ぜた一撃に思えた。大晦日の東京への帰り、車中私はずーっとあの棺を叩いた音を思い続けた。明日は新しい年がやってくるというのに。大晦日の葬儀は格別に辛いものだ。友よ、さらば!思い出を沢山くれて有難う。安らかなれ!
 
 一切は過ぎ去って行く、ただ想い出をのこして―
 
 
逃走杉本容疑者の末路

 ゲッタウェーさながらの杉本裕太(20)容疑者の逃亡劇は、事件から47時間後にあっさり逮捕され終わった。集団強姦や強盗などの容疑で横浜地検川崎支部で取り調べを受けている最中、杉本容疑者は逃走。結局22㌔離れた雑木林で逮捕された。警察5000人を動員するなどものものしい捜査体制を敷いた逃走劇を私も、野次馬根性を丸出で推移を見守りました。
  
 野次馬はかってに想像を膨らませる。いまごろどこぞの夜行列車に揺られて東北地方へ。雪の五能線かなんか旅行客を装い逃走しているなんて思いを巡らせる。映画「復讐するは我にあり」の主人公演ずる緒形拳のように。実際は友人宅に行き衣類や携帯電話を入手、友人のハーレーならず、スクーターに乗って、ハンバーガーを食べたりしていたらしいから、私の想像は全く外れ。
 
 容疑者には何が何でも逃げ切るんだという蛮勇は無かったようだ。もっとも借りた携帯にGPS機能が付いていることを彼は知らなかったようだ。所謂位置情報機能である。何処ぞに居るか瞬時に分かってしまうのだから隠れようがない。容疑者はたちどころに捕まった。
 
 最近は駅の改札、街路灯の辺りと至る所に隠しカメラが設置されているからこの面でも、犯罪者を捕まえるのは容易になった。安全・安心、都市はまるごとセコム・セキュリテーにカバーされている。それでも性犯罪は無くならない。防犯とは難しいものである。とにかく一件落着です。スティーブ・マックイーンのように恰好よく無かったのは少々残念でありますが。
 
フリーライターを始めたころの写真。実家に里帰りした折。
 

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大晦日、井岡×アルバラード戦/箱根で過ごした実りある正月

 明けまして、おめでとうございます。
  2014年最初のブログです。
 本年も小生の拙いブログにお付き合い頂きたいと存じます。

 舟木 昭太郎



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■大晦日、井岡×アルバラード戦
 ~井岡には好敵手が必要だ~
■箱根で過ごした実りある正月

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大晦日、井岡×アルバラード戦

 あっという間の師走、あっという間の正月休み、慌ただしく過ぎた一週間でした。東京は穏やかな天候に恵まれて、大晦日、元旦はいつものようにラジオ体操に出向きましたが、この二日ばかりはなんとなく神々が宿る日に思えました。不思議なものです。
 
 大晦日は井岡一翔がF・アルバラード(ニカラグア)と戦った試合をテレビ観戦しました。じっくり見ました。蟷螂の斧のようなパンチを繰り出す挑戦者(3位)アルバラードは、井岡に取ってはやり難い相手だったはずですが、結果的には大差で判定勝ちを収めました。
 
 敗れたアルバラードの試合後の顏が、いかに井岡のパンチが的確に同じ個所を捉えていたかを物語っていました。ボクシングは防御から始めよ、を教えてくれる内容ある一戦でした。
 
 私は井岡が苦戦する試合を望んでいましたから、今回の相手は井岡の真価を計る上では、もってこいの選手でした。さあ、どう戦うかと初回の試合を見て期待しました。3回まではひょっとすると、王座を陥落するぞと危惧いたしました。
 
 でも井岡の完璧なガードの前に挑戦者は次第に喘ぎはじめました。左瞼は井岡のパンチを受け腫れあがり痛々しく、それでも果敢に挑戦者は前進速攻を止めません。強者は姿勢の時にこそ真価を発揮する。井岡は、猛攻をしのぎ、徐々に反撃を強めて行きました。所謂攻防一体とはこのような戦いぶりに在るのでしょう。誠に舌を巻く味のあるファイトで難敵を退けました。
 
 
~井岡には好敵手が必要だ~

 こんな選手は具志堅用高選手以来です。確かに相手をねじ伏せるパワー、迫力は具志堅さんには敵いません。が、バランスが崩れず、細かく繰り出す鋭利でカミソリのようなパンチは非凡です。やはり現在のボクサーでは、井岡は頭一つ抜きん出た存在でしょう。基本に忠実である点が、今後なおの、のびしろを感じさせます。
 
 今年もボクシング界は彼を中心に回りそうです。当面の目標は3階級制覇なのだそうですが、それはそれでいいでしょう、でも17階級もある現在の小刻みな階級を幾つ制圧しようが余り価値が無いように私には思います。それよりも地にがっちりと足を据え、ベストウェートで一戦一戦、これ、新たなりのファイトを見せてもらいたいものです。
 
 願わくば具志堅さんのように好敵手が現れてくれることです。グスマン、リオス、マルカーノといったライバルの存在が名勝負を生み具志堅用高の名を永遠ならしめ、伝説のボクサーへと押し上げました。今年は井岡選手にもザ・ライバルといった男が現れますことを期待します。
 
 
箱根で過ごした実りある正月

 ボクシングを観戦したあとに、近所の雲照寺に除夜の鐘を突きに家内と出掛けました。寒空の下で30分ほど並び鐘を鳴らしました。住職が勤行をするなかゴ~ンと鳴らすのは、厳粛でありました。私達夫婦の1年の締め繰りの行事になり、これが済むと我が家にも新年が訪れます。
 
 元旦は氏神さまの代々木八幡宮に御参りして御神籤を引いたら「小吉」でした。夕食はふぐ鍋で、したたかひれ酒を飲みバタン休で1年のスタートは終わりました。2,3日は箱根へ。新宿からの小田急ロマンスカーが満席で取れず、急行で代々木上原から小田原まで1時間40分かけて行きました。
 
 当日は箱根駅伝で応援に駆けつける人人で、小田原駅の湯本行き乗換ホームは朝のラッシュアワーの混雑でした。箱根湯本駅でも登山電車に乗り換えるのにまた長い行列で一苦労、箱根駅伝を一目見たいという老夫婦は心中焦るものがありましたが、幸いかな大平台駅で下車、往路の山登りランナーを見る事が出来ました。
 
 トップの東洋大設楽選手が目の前を礫(つぶて)のように駆け上がって過ぎて行きました。くる選手、くる選手に送る沿道の声援はジーンとくるものがありました。最終ランナーの国士舘の選手へは、がんばれ~と一際高い声援が飛びました。それから、三々五々人々は散って行きました。
 
 3日は箱根神社へ参拝しましたが、例年通りの長蛇の列。御神籤を引いたら今度は「大吉」でした。代々木八幡の「小吉」と、中をとり「中吉」かと、へんな合点に到達しました。4日の帰途はポーラ美術館に寄って「ルノアール礼讃」を鑑賞しました。しびれました。ルノアールの甘美の世界に時を忘れました。
 
 「レースの帽子の少女」は夢見るような乙女の表情と帽子、ブラウスのふわ~とした温かみがいいですね。モネ「睡連の池」も本物は初めてです。まさか箱根で見るとは思いませんでした。マティス、ピカソ、シャガールなども展示されていて、ときめきの連続でした。
  
 宿泊したリゾート施設は仙石原の奥まったところにありとても静かで、暮の27日の降雪がまだあちこちに残っていて、静寂を一層際だたせていました。実りある箱根の正月でした。さあ、6日は世間と同じように私も仕事始め、今年は心に期するものがあります。我、伊能忠敬ならん!の決意であります。
 
 皆さん、本年も宜しく御願い申し上げます。
 
代々木八幡宮の元旦の御参り

 
往路5区の山登りの最終ランナー

  
箱根神社の参拝風景

 
ポーラ美術館「ルノアール礼賛」を鑑賞

  

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ゆく年くる年。1年の御愛読に感謝致します。

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■田中よ、メジャーのレジェンド(伝説)となれ
■真央よ、ソチのレジェンドとなれ!
■正月に読む本、葉室麟

 ~正月だから神道の本も~

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田中よ、メジャーのレジェンド(伝説)となれ
 
 今年最後のブログとなりました。1年間の御愛読に感謝申し上げます。今年は暑い夏でした。各地で洪水の被害がありました。そんな異常気象の平成25年でしたが、2020年の東京五輪が決まりました。「お・も・て・な・し」のプレゼンテーションも話題になりました。おもてなしで招致に成功した猪瀬都知事は、徳洲会からお・も・て・な・しの5000万円を受け取り辞職しました。何んと皮肉なことでしょう。
 
 東北楽天イーグルスの日本シリーズ制覇も心に残るものでした。東日本大震災の被災地に勇気を与える感動の優勝でした。東北のハンディを乗り越えての頂点、やれば出来る、人間には不可能はないことを改めて教えられました。
 
 それにしても田中将大投手には驚愕の一言です。だってレギュラーシーズン、24勝無敗でしょう。こんな投手もう絶対出てこないと思います。新たな年は、メジャーのマウンドに上がることになります。
 
 そのマネージメントを担う代理人がケーシー・クロース氏。ヤンキースのジーターやドジャース、カーショー投手のマネージメントをしており辣腕です。ヤンキースやドジャースなどの10球団が目下田中獲得に乗りだしているそうです。
 
 田中自身、意中の球団がヤンキースであるならば心強い代理人といえそうです。果たしてどの球団が田中を射止めるのでしょうか。私はヤンキースだったらいいなと密かに思っております。
  
 黒田も居るし、キャプテン、ジーターが遊撃手だ。ヤンキースのカリスマを背に田中がマウンドに立つ…想像しただけでも胸が熱くなる。田中にピンストライブのユニフォームはどんななだろう?ヤンキースタジアムの熱狂、喚声、いやはやもう止まりません。
 
 2014年のメジャーリーグはそんなことでまた新たな楽しみが増えました。レンジャーズ/ダルビュシュ、ヤンキース/黒田、レッドソックス/上原、に田中が加わりサムライピッチャーの競演となります。いまから開幕へ心躍るものがあります。田中よ、メジャーのレジェンドとなれ!
 
 
真央よ、ソチのレジェンドとなれ!
 
 心躍るといえば2月7日に開幕するロシア・ソチでの冬季五輪です。フイギュアスケート女子は、浅田真央と韓国のキムヨナの最後のライバル対決が注目でしょう。女王キムを真央が晴れ舞台で凌駕、リベンジできるのでしょうか。真央よ、ソチのレジェンドとなれ!
 
 6月12日~7月13日迄ブラジル・リオデジャネイロで開催されるサッカーワールドカップもまた壮大な4年に1度のイベントです。これに出場する日本代表は、まさに史上最強といってもいでしょう。ザックジャパンは日本の期待に添って、世界のサッカーファンを驚嘆せしめることでしょう。
 
 絶対的本命がいない中、日本代表のベスト8、いや4強も夢ではありません。サムライブルーよ、マラカナン(メーン競技場)のレジェンドとなれ!
 
 
正月に読む本、葉室麟
 
 正月読む本を図書館で借りてきました。軽くて胸のすくものをと葉室麟の歴史小説を3冊ばかり。いまちょっと嵌っています。「蜩ノ記」(2012直木賞作)を読んで以来、この作家のソフトな文体と無理のないストーリーに魅かれました。藤沢周平、池上正太郎とは一味違う作品は私の心を癒してくれます。
 
 「秋月の記」を読み終えて、いま読書中なのが「無双の花」そして「春風伝」「花や散るらん」と続きます。主に江戸時代の西国の福岡藩を舞台にした時代物です。ほろ酔い気分でベットで読む時間が私の至福のの時であります。テレビの正月番組なんか見て居られない、本に優る素晴らしいものはない、つくづく思います。
 
 あ、そうだ、平成26年のNHK大河ドラマは「軍師官兵衛」が始まるんだ。これは見なくちゃね。小和田哲男さん(歴史学者=ドラマの歴史考証担当)の講演を聞きに行ったら、今回は面白そうだといっていました。余談だが小和田哲男氏、それに磯田道史氏(武士の家計簿の著者)のお二人が説く日の本歴史の分析は、とても為になります。
 
 
~正月だから神道の本も~
 
 それと正月だから神道に関連する本4冊も借りてきた。「古神道入門」「日本の神社がわかる本」「日本人なら知っておきたい神道」「神社のことがよくわかる本」。私達が参拝する神社はどいうものなのか、素朴な疑問を解き、最低限の知識を一通り身に着けておきたいと思いまして。それで八幡神社の祭主が応神天皇だということを先ず知りました。
 
 柏手(かしゅ、かしわで)は、左手が「火」で、右手は「水」を表すから、手を合わせるときには左手が上になるとの説を説いている本もある。「二拝二柏手一拝」が通常の参拝の作法で、鳥居は神域を表示する一種の門だが、一説にはアマテラスが天の岩戸に隠れたとき、常世(とこよ)の長鳴鳥(ながなきどり)が鳴いたという故事に求めニワトリが止る木を作るようになったとも言われる(日本の神社がわかる本)。神道も奥深くなかなか面白いものです。
 

 平成26年が皆様にとって、健やかなる年でありますように

 心からお祈り申し上げます。

 
拙宅の手作り門松


新春恒例の箱根駅伝記念ハンカチ

 
 
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