ボクシング再考・ 年末のボクシング視聴率低調で/権威を失墜したWBA/他
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■[サッカー]“岡ちゃん”の冒険心に拍手
■[大相撲]チンギス・ハーンの末裔たち
~相撲は文化を欠落した~
■[ボクシング再考]年末のボクシング視聴率低調で
~WBAもWBCも「キム王朝」と同じだ!~
[今週の雑学講座]
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[サッカー]“岡ちゃん”の冒険心に拍手
元日本代表監督岡田武史さん(58)が四国リーグ社会人「FC今治」の代表、つまりオーナーに就任した。喜ばしいことだ。これこそまさに「地方創生」の見本。今治といえばタオルの町として有名だが、さぞや地元のファンは期待を膨らませていることだろう。
岡田監督といえば、二度の日本代表監督を務めたあと中国杭州緑域のクラブチームの監督になった冒険心旺盛な人だ。この度もFC今治のオーナーを引き受けるに際し「自らの実験」とうたっている。いつも変わらぬ挑戦者魂が、マグマのように沸々と湧いている。
私はこういう人を尊敬してやまない。朝ドラ「マッサン」でエリーも言っているではないか。「マッサン、人生はボウケン」と。
昨年末、監督には今後一切ならないといった御仁が、PS4「ワールドサッカー ウイイレ2015 日本代表」の監督を引き受けた。己に対する鼓舞とサッカー界が盛んになるようにとの応援のつもりであろう。地味に、コツコツ歩む“岡ちゃん”に乾杯!
[大相撲]チンギス・ハーンの末裔たち
1月場所が国技館で始まった。横綱白鵬が、大鵬の持つ33回の優勝記録を一気に抜き去るかが注目されるが、私は白鵬に限らず、依然またモンゴル勢の優勝争いとみるから食傷気味で、興味が薄い。
横綱は東・白鵬、同・日馬富士に同西・鶴竜と3人、関脇逸ノ城、東前頭二枚目照ノ富士、同前頭七枚目旭天鵬とざっと上位はモンゴル勢で占めている。これじゃ、どうみてもモンゴル場所である。
私のようなオジサンは、若乃花(初代)や栃錦、千代の海に時津山、信夫山、そうだ大内山や松登もいたっけ。ラジオ放送から聴こえる取り組みに熱狂したものだ。あの頃の熱い思いはとうに無い。まさに大相撲が大相撲であった時代。
相撲は文化を欠落した
いま、チンギス・ハーンの末裔たちが大草原を疾走するように土俵を蹂躙して、日本の力士には防ぎようもない。第二の蒙古襲来、あの神風を期待すべくもない。大関琴奨菊や稀勢ノ海や遠藤(東枚頭3枚目)あたりが奮起して、せめて国技の意地を見せて欲しいものだ。
国技がいつの間にか、趣(おもむき)のない文化という大事なものが欠落した、単なる「競技」になってしまった気がしてならない。あの日馬富士の勝てばよいという張り手を見ると。
これって単なる感傷か。
[ボクシング再考]年末のボクシング視聴率低調で
前週「安売り商品となったボクシング」と題して、ボクシングがいかに凋落しているかについて書いた。2日間で計8試合の世界戦。盛況、花盛りの目出度い状況かと言えば、とんでも錯覚。(前回世界戦9試合としたのは8試合の間違いでした)
試聴率を視れば簡単明瞭。30日のフジテレビ、井上尚弥(大橋)がナルバイス(亜)を2回KOでプロ8戦目の2階級制覇と話題になった。井上の快勝に絶賛する声もあるが。
またロンドン五輪ゴールドメダリスト村田諒太(帝拳)も出場して、話題に事欠かないのに何と7.6%、テレ東(内山高志、河野公平ら)の試合は5.8%、TBS(高山勝成、天笠 尚の世界戦に井岡一翔のノンタイトル)は、天笠、井岡が9.0、高山が3.4%と平均視聴率は総崩れ。
年末のボクシング放送にも何らかの影響は避けられまい。
WBA,WBC,IBF,WBOと4団体の世界戦が乱立した結果が、この顛末。さながら「ボクシング芋煮会」もファンにソッポを向かれたのは明瞭な数字だ。
4団体が等しく17階級を擁して17人の王者がいることは前回紹介した。然るに4団体×17王者=68人の世界王者。こんなにチャンピオンがいて、価値が問われるのは当然。知らないファンは、へぇ~そんなに世界王者がいるの?と驚き愛想をつかすだろう。
WBAもWBCも「キム王朝」と同じだ!
WBA(世界ボクシング協会)という組織は最古の歴史を持ち元をただせば、WBCもIBFもWBOもここから分派した組職である。本部はベネズエラ、中南米のとりわけパナマ、とベネズエラが主導権を握り会長職をこの二国で独占している。
WBAの次期会長にはヒルベルト・メンドサ・ジュニア(ベネズエラ)が有望とか。父親が亡くなりその後釜に座る。WBCは本部がメキシコ。凡そ40年も会長職に君臨「スライマン王国」を築いたホセ・スライマンが、昨年1月に82才で逝去すると、これまた四男マウリシオ(メキシコ)が受け継いだ。
何のことはない、両団体とも北朝鮮の「キム王朝」と同じ。世襲して、私物化、利権を貪っている。タイトルマッチはその認定料がオイシイ収入源だから、次々に増やし17階級。
WBAはそれに暫定王者に、UD(比類なき)王者やSC(スーパー王者)などわけのわからぬものまで作った。UDかSCかは、後世の人々が決めるもの。
それを敢て設けたのは全て金儲けのため。挙句WBCはムエタイ王者も認定する有様は目を覆いたくなる。何処まで続く泥濘(ぬかるみ)ぞ、だ。
WBAはかつての権威を失って他の団体とドングリの背比べ。そうした団体にとっては、日本は「黄金の国、ジパング」だった。芸者、温泉旅行の接待、秋葉原での最新電気・電子機器のお土産付、ファイトマネーの支払もテレビ局が付いているから間違いなし…それもこれもやがて出来なくなる。
そうして、ボクシングは凋落して行った。全ては身から出た錆び。マスメディアも阿諛追従して、一緒になって踊っては御終いだ。ボクシング、この素晴らしい格闘技を未来へ引き継ぐために、各々が現状憂い、真正面から強く物申すべき時である。
[今週の雑学講座]
端的只今(たんてきただいま)
武士の要諦を表した「葉隠」の中の一節で、その言葉の意味は、人生は「現在の一瞬に徹して生きなければならない」ということである。
これに気が付けば、たとえどんなことが起きても、右往左往することもないと教える。時代制度は変われどこのコトバは、いまに通ずるものだ。私は「毎日が大晦日」と考えている。
ついでに、葉隠が唱える究極の恋とは「忍ぶ恋」なそうな。参考までに御紹介します。
恋ひ死なん 後の煙にそれと知れ
終(つい)にもらさぬ中の思ひは
ですと、武士社会というものに人権というものがない。恋も愛も出来ないとはねえ、現代に生まれて良かったニャ!
【P.S.】
私事で恐縮ですが、今年も夜のイベントや宴会は控え
させて頂きます。朝型に生活を完全に切り替えていますので...。
申し訳ございません。
夜明け前の公園の寒月

DVD『カンムリワシ具志堅用高』 第1部&第2部
DVD『日本ボクシング不滅の激闘史』いずれも絶賛発売中!!
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■[サッカー]“岡ちゃん”の冒険心に拍手
■[大相撲]チンギス・ハーンの末裔たち
~相撲は文化を欠落した~
■[ボクシング再考]年末のボクシング視聴率低調で
~WBAもWBCも「キム王朝」と同じだ!~
[今週の雑学講座]
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[サッカー]“岡ちゃん”の冒険心に拍手
元日本代表監督岡田武史さん(58)が四国リーグ社会人「FC今治」の代表、つまりオーナーに就任した。喜ばしいことだ。これこそまさに「地方創生」の見本。今治といえばタオルの町として有名だが、さぞや地元のファンは期待を膨らませていることだろう。
岡田監督といえば、二度の日本代表監督を務めたあと中国杭州緑域のクラブチームの監督になった冒険心旺盛な人だ。この度もFC今治のオーナーを引き受けるに際し「自らの実験」とうたっている。いつも変わらぬ挑戦者魂が、マグマのように沸々と湧いている。
私はこういう人を尊敬してやまない。朝ドラ「マッサン」でエリーも言っているではないか。「マッサン、人生はボウケン」と。
昨年末、監督には今後一切ならないといった御仁が、PS4「ワールドサッカー ウイイレ2015 日本代表」の監督を引き受けた。己に対する鼓舞とサッカー界が盛んになるようにとの応援のつもりであろう。地味に、コツコツ歩む“岡ちゃん”に乾杯!
[大相撲]チンギス・ハーンの末裔たち
1月場所が国技館で始まった。横綱白鵬が、大鵬の持つ33回の優勝記録を一気に抜き去るかが注目されるが、私は白鵬に限らず、依然またモンゴル勢の優勝争いとみるから食傷気味で、興味が薄い。
横綱は東・白鵬、同・日馬富士に同西・鶴竜と3人、関脇逸ノ城、東前頭二枚目照ノ富士、同前頭七枚目旭天鵬とざっと上位はモンゴル勢で占めている。これじゃ、どうみてもモンゴル場所である。
私のようなオジサンは、若乃花(初代)や栃錦、千代の海に時津山、信夫山、そうだ大内山や松登もいたっけ。ラジオ放送から聴こえる取り組みに熱狂したものだ。あの頃の熱い思いはとうに無い。まさに大相撲が大相撲であった時代。
相撲は文化を欠落した
いま、チンギス・ハーンの末裔たちが大草原を疾走するように土俵を蹂躙して、日本の力士には防ぎようもない。第二の蒙古襲来、あの神風を期待すべくもない。大関琴奨菊や稀勢ノ海や遠藤(東枚頭3枚目)あたりが奮起して、せめて国技の意地を見せて欲しいものだ。
国技がいつの間にか、趣(おもむき)のない文化という大事なものが欠落した、単なる「競技」になってしまった気がしてならない。あの日馬富士の勝てばよいという張り手を見ると。
これって単なる感傷か。
[ボクシング再考]年末のボクシング視聴率低調で
前週「安売り商品となったボクシング」と題して、ボクシングがいかに凋落しているかについて書いた。2日間で計8試合の世界戦。盛況、花盛りの目出度い状況かと言えば、とんでも錯覚。(前回世界戦9試合としたのは8試合の間違いでした)
試聴率を視れば簡単明瞭。30日のフジテレビ、井上尚弥(大橋)がナルバイス(亜)を2回KOでプロ8戦目の2階級制覇と話題になった。井上の快勝に絶賛する声もあるが。
またロンドン五輪ゴールドメダリスト村田諒太(帝拳)も出場して、話題に事欠かないのに何と7.6%、テレ東(内山高志、河野公平ら)の試合は5.8%、TBS(高山勝成、天笠 尚の世界戦に井岡一翔のノンタイトル)は、天笠、井岡が9.0、高山が3.4%と平均視聴率は総崩れ。
年末のボクシング放送にも何らかの影響は避けられまい。
WBA,WBC,IBF,WBOと4団体の世界戦が乱立した結果が、この顛末。さながら「ボクシング芋煮会」もファンにソッポを向かれたのは明瞭な数字だ。
4団体が等しく17階級を擁して17人の王者がいることは前回紹介した。然るに4団体×17王者=68人の世界王者。こんなにチャンピオンがいて、価値が問われるのは当然。知らないファンは、へぇ~そんなに世界王者がいるの?と驚き愛想をつかすだろう。
WBAもWBCも「キム王朝」と同じだ!
WBA(世界ボクシング協会)という組織は最古の歴史を持ち元をただせば、WBCもIBFもWBOもここから分派した組職である。本部はベネズエラ、中南米のとりわけパナマ、とベネズエラが主導権を握り会長職をこの二国で独占している。
WBAの次期会長にはヒルベルト・メンドサ・ジュニア(ベネズエラ)が有望とか。父親が亡くなりその後釜に座る。WBCは本部がメキシコ。凡そ40年も会長職に君臨「スライマン王国」を築いたホセ・スライマンが、昨年1月に82才で逝去すると、これまた四男マウリシオ(メキシコ)が受け継いだ。
何のことはない、両団体とも北朝鮮の「キム王朝」と同じ。世襲して、私物化、利権を貪っている。タイトルマッチはその認定料がオイシイ収入源だから、次々に増やし17階級。
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そうして、ボクシングは凋落して行った。全ては身から出た錆び。マスメディアも阿諛追従して、一緒になって踊っては御終いだ。ボクシング、この素晴らしい格闘技を未来へ引き継ぐために、各々が現状憂い、真正面から強く物申すべき時である。
[今週の雑学講座]
端的只今(たんてきただいま)
武士の要諦を表した「葉隠」の中の一節で、その言葉の意味は、人生は「現在の一瞬に徹して生きなければならない」ということである。
これに気が付けば、たとえどんなことが起きても、右往左往することもないと教える。時代制度は変われどこのコトバは、いまに通ずるものだ。私は「毎日が大晦日」と考えている。
ついでに、葉隠が唱える究極の恋とは「忍ぶ恋」なそうな。参考までに御紹介します。
恋ひ死なん 後の煙にそれと知れ
終(つい)にもらさぬ中の思ひは
ですと、武士社会というものに人権というものがない。恋も愛も出来ないとはねえ、現代に生まれて良かったニャ!
【P.S.】
私事で恐縮ですが、今年も夜のイベントや宴会は控え
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申し訳ございません。
夜明け前の公園の寒月

DVD『カンムリワシ具志堅用高』 第1部&第2部
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宮ノ下で感動体験/安売り商品となったボクシング世界戦/他
平成27年最初のブログです。
今年も宜しく御願い申し上げます。
舟木昭太郎
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■[正月]元旦のラジオ体操
■[箱根駅伝]宮ノ下で感動体験
■[読書]あの時代の平均寿命は20才
■[ボクシング]安売り商品になった世界戦
[今週の雑学講座]
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[正月]元旦のラジオ体操
大晦日は近所の雲照寺にて家内と鐘を突き、開けて元旦は氏子である代々木八幡神宮に初詣しました。参拝が終わり帰ろうとすると、鈍色(にびいろ)の空からひらひら雪が舞ってきました。
「ほら、雪だよ」と私がいうと家内は、「あら本当、元旦の雪は縁起がいいのよ」天を仰ぎいった。何でと理由は聞かなかったが、多分汚れた大地を清めるからなのだろう、と私は勝手に解釈した。理由がなくとも、正月に降る雪は何となく清々し映るものだ。
また松の内はなぜか心が高揚して、酒も普段より量を重ねてしまうものだ。「酒は天の美禄なり」(貝原益軒)というが、自分を甘やかすことになり、元旦はいつものように早朝5時半公園に出かけ一人体操をして帰って来た。公園は森閑として、他に老男性が独りだけであった。
2日から4日までは箱根は仙石原の深まったところにある会員制のリゾート施設で静かな正月を過ごした。2日は9時のロマンスカーに乗り、登山電車を宮の下で下車。箱根駅伝の往路を家内と見物。
[箱根駅伝]宮ノ下で感動体験
富士屋ホテルの入口付近は熱心な駅伝ファンで身動きがとれないほどだった。我々夫婦は1時間半前から待機していた。天気は晴れ、昨日降った雪も道路は溶けていた。
この区域は大学関係の応援団は入れず、一般の見物客だけ。ディスクジョッキーみたいな掛け合いトークがスピーカーから終始流れ、ときに選手たちがどの辺りを通過したかを随時知らせてくれる。とても臨場感溢れるスポットでした。
ここは小田原中継点からの過酷な山登りの五区、予め通過ランナーの簡単な名前の入った選手一覧プリントとメガホンが我々に配布され、係員が名前をボードに掲げる段取り。
刻一刻とその時間が近づき、まさに選手の姿が見えると花火が3発立て続けに上がる。先頭を走っているのは青山大の神野選手。一斉に「神野(かみの)!神野!」の大コール。神野はあっという間に見物の目の前を通過。叫んでいる本人が、何故か胸に込み上げてくるものがありました。
次に駒沢の馬場。また花火が三発。「馬場!馬場!」の連呼、そうして順々に最終走者が通過するまで公平に名前を呼び続けた。校名じゃない、それだ!感動を覚えたのは。
得難い感動を経験した。箱根駅伝を支えているのは、あるいはこうした名もないファンかもしれない。皆さん、宮の下で一度は声援を送ってみて下さい。熱い思いを得られるはずです。年の初めの御利益でした。
[読書]あの時代の平均寿命は20才
年末年始は予め図書館で借りてあった本を濫読できた。「中世文化の美と力」(中央公論新社)、「人間自身考えることに終わりなく」(新潮社=池田晶子著)「遥かな道」(河出書房新社=津村節子著)他、藤沢周平文庫本二冊。
中世は、文学、芸術、仏教が花と開いた時期で読む程に目を開かれるが、室町時代の平均寿命が20才だったとは初めて知った。戦乱が絶えなかったことも主要な原因だろう。日本は戦後70年、平和であることが世界に冠たる長寿国になった、と改めて痛感した。
[ボクシング]安売り商品になった世界戦
年末はさながら「ボクシングの御徒町」、バーゲンセールの様相だった。30~31日の2日間でタイトルマッチが9試合もあった。加えてWBA,WBC,IBF,WBOと団体ベルトが犇めいて、もう誰がどの組織のチャンプなのか、とんと分からない有様。
4団体が同じ数の17階級を有しているわけだから、チャンピオンの総数も17×4=68人!これじゃ有難味もない。ましてや名前も覚えきれるものではない。
これに暫定王者のおまけまで付くのだから、とんでもない。一興行に世界戦はメインイベントは1試合だけ、という昔日の格調はもう泡と消えた。
こんな状況下で2階級、3階級制覇したと吠えても世間は承知する訳がない。玉石混交とはこのことだ。折角の優秀な選手もバーゲンセールに埋もれて輝きを失っている。嗚呼、昔の栄光いま何処。
大晦日は東西であり、これも紅白に対抗する番組が組めずに手っ取り早くボクシングを垂れ流すという、テレビ局の安易な手法に問題もある。ボクシング界は一見盛況のごとくにあるが深層部分は、実は腐りかけているのである。
バラエティー番組とごっちゃにして、視聴者取り込もうとする魂胆、それだけボクシングの格と質が下落したという証であろう。こんな安易な方法続ければ、いずれ両者は共倒れすることになるだろう。ボクシング界は真剣に現状を把握せねばならない。この項、また後日。
[今週の雑学講座]
旬(じゅん)とは
十(トオカ)間、一カ月を十(トオカ)ずつに分けたたときの(それぞれの)十日間。初旬、中旬、下旬。
旬(しゅん)のものとは
「旬(しゅん)のもの」といえば、野菜や魚が一番おいしいとき、または市場に沢山出回る時季をいう。食物の「旬の時季」も最も美味しとされる10日間を意味するらしい。
(参考:三省堂国語辞典+Wikipedia)
箱根駅伝、宮ノ下富士屋ホテル前を通過する選手の力走。
沿道では選手に声援を送る。

箱根神社の初詣の賑わい

晴れ渡った芦ノ湖、富士山と赤い鳥居。(3日)
DVD『カンムリワシ具志堅用高』 第1部&第2部
DVD『日本ボクシング不滅の激闘史』いずれも絶賛発売中!!
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今年も宜しく御願い申し上げます。
舟木昭太郎
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■[正月]元旦のラジオ体操
■[箱根駅伝]宮ノ下で感動体験
■[読書]あの時代の平均寿命は20才
■[ボクシング]安売り商品になった世界戦
[今週の雑学講座]
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[正月]元旦のラジオ体操
大晦日は近所の雲照寺にて家内と鐘を突き、開けて元旦は氏子である代々木八幡神宮に初詣しました。参拝が終わり帰ろうとすると、鈍色(にびいろ)の空からひらひら雪が舞ってきました。
「ほら、雪だよ」と私がいうと家内は、「あら本当、元旦の雪は縁起がいいのよ」天を仰ぎいった。何でと理由は聞かなかったが、多分汚れた大地を清めるからなのだろう、と私は勝手に解釈した。理由がなくとも、正月に降る雪は何となく清々し映るものだ。
また松の内はなぜか心が高揚して、酒も普段より量を重ねてしまうものだ。「酒は天の美禄なり」(貝原益軒)というが、自分を甘やかすことになり、元旦はいつものように早朝5時半公園に出かけ一人体操をして帰って来た。公園は森閑として、他に老男性が独りだけであった。
2日から4日までは箱根は仙石原の深まったところにある会員制のリゾート施設で静かな正月を過ごした。2日は9時のロマンスカーに乗り、登山電車を宮の下で下車。箱根駅伝の往路を家内と見物。
[箱根駅伝]宮ノ下で感動体験
富士屋ホテルの入口付近は熱心な駅伝ファンで身動きがとれないほどだった。我々夫婦は1時間半前から待機していた。天気は晴れ、昨日降った雪も道路は溶けていた。
この区域は大学関係の応援団は入れず、一般の見物客だけ。ディスクジョッキーみたいな掛け合いトークがスピーカーから終始流れ、ときに選手たちがどの辺りを通過したかを随時知らせてくれる。とても臨場感溢れるスポットでした。
ここは小田原中継点からの過酷な山登りの五区、予め通過ランナーの簡単な名前の入った選手一覧プリントとメガホンが我々に配布され、係員が名前をボードに掲げる段取り。
刻一刻とその時間が近づき、まさに選手の姿が見えると花火が3発立て続けに上がる。先頭を走っているのは青山大の神野選手。一斉に「神野(かみの)!神野!」の大コール。神野はあっという間に見物の目の前を通過。叫んでいる本人が、何故か胸に込み上げてくるものがありました。
次に駒沢の馬場。また花火が三発。「馬場!馬場!」の連呼、そうして順々に最終走者が通過するまで公平に名前を呼び続けた。校名じゃない、それだ!感動を覚えたのは。
得難い感動を経験した。箱根駅伝を支えているのは、あるいはこうした名もないファンかもしれない。皆さん、宮の下で一度は声援を送ってみて下さい。熱い思いを得られるはずです。年の初めの御利益でした。
[読書]あの時代の平均寿命は20才
年末年始は予め図書館で借りてあった本を濫読できた。「中世文化の美と力」(中央公論新社)、「人間自身考えることに終わりなく」(新潮社=池田晶子著)「遥かな道」(河出書房新社=津村節子著)他、藤沢周平文庫本二冊。
中世は、文学、芸術、仏教が花と開いた時期で読む程に目を開かれるが、室町時代の平均寿命が20才だったとは初めて知った。戦乱が絶えなかったことも主要な原因だろう。日本は戦後70年、平和であることが世界に冠たる長寿国になった、と改めて痛感した。
[ボクシング]安売り商品になった世界戦
年末はさながら「ボクシングの御徒町」、バーゲンセールの様相だった。30~31日の2日間でタイトルマッチが9試合もあった。加えてWBA,WBC,IBF,WBOと団体ベルトが犇めいて、もう誰がどの組織のチャンプなのか、とんと分からない有様。
4団体が同じ数の17階級を有しているわけだから、チャンピオンの総数も17×4=68人!これじゃ有難味もない。ましてや名前も覚えきれるものではない。
これに暫定王者のおまけまで付くのだから、とんでもない。一興行に世界戦はメインイベントは1試合だけ、という昔日の格調はもう泡と消えた。
こんな状況下で2階級、3階級制覇したと吠えても世間は承知する訳がない。玉石混交とはこのことだ。折角の優秀な選手もバーゲンセールに埋もれて輝きを失っている。嗚呼、昔の栄光いま何処。
大晦日は東西であり、これも紅白に対抗する番組が組めずに手っ取り早くボクシングを垂れ流すという、テレビ局の安易な手法に問題もある。ボクシング界は一見盛況のごとくにあるが深層部分は、実は腐りかけているのである。
バラエティー番組とごっちゃにして、視聴者取り込もうとする魂胆、それだけボクシングの格と質が下落したという証であろう。こんな安易な方法続ければ、いずれ両者は共倒れすることになるだろう。ボクシング界は真剣に現状を把握せねばならない。この項、また後日。
[今週の雑学講座]
旬(じゅん)とは
十(トオカ)間、一カ月を十(トオカ)ずつに分けたたときの(それぞれの)十日間。初旬、中旬、下旬。
旬(しゅん)のものとは
「旬(しゅん)のもの」といえば、野菜や魚が一番おいしいとき、または市場に沢山出回る時季をいう。食物の「旬の時季」も最も美味しとされる10日間を意味するらしい。
(参考:三省堂国語辞典+Wikipedia)
箱根駅伝、宮ノ下富士屋ホテル前を通過する選手の力走。
沿道では選手に声援を送る。

箱根神社の初詣の賑わい

晴れ渡った芦ノ湖、富士山と赤い鳥居。(3日)
DVD『カンムリワシ具志堅用高』 第1部&第2部
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新年の御挨拶
2015年が、皆様にとって明るく希望に満ちた年となりますようお祈り致します。
今年最初のブログは1月5日(月)を予定しております。
本年も引き続きご愛読の程、宜しくお願い申し上げます。
初詣で賑わう渋谷区の代々木八幡神宮。

DVD『カンムリワシ具志堅用高』 第1部&第2部
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一年の御愛読に感謝/黒田の広島復帰は『絆』/他
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■ 一年の御愛読に感謝
■ 老いの人生の生き方
■[野球] 黒田の広島復帰は『絆』
■[フィギュア] 羽生は限りなく高みを目指す
~女子は10代の選手が主導権~
[正月の和歌&俳句]
[今週の雑学講座]
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一年の御愛読に感謝
今回が2014年最後のブログとなりました。もうすぐ年が明けて新年が始まります。カウントダウンに入りました。今年一年、読者の皆様にとってはどのような年だったでしょうか。
私にとっての2014年は、可も無し不可無の平穏な年でしたが、少し起伏があるとすれば念願だった「UPPER LIFE」(シルバー向けフリーマガジン)のトライアル号を9月にリリースしたことです。
2015年は、いよいよ冊子を軌道に乗せる時です。皆様の御協力の程を御願い申し上げます。私生活ではこれといった大病をせず大我なく、過ごすことができたのは幸せでした。
気になっていた白内障(左眼)の手術も無事終わり、世の中がハイビジョンで見えるようになりました。歯のケアも徹底的にやろうと決心して、10月から近所のY歯科に真面目に通っています。
歯磨きがかくも大切なものとはこの齢になって知りました。まさに目から鱗です。歯ブラシを2本用意して、1本は歯磨き用、1本はブラシの先の細く硬いものを用意して、歯の隙間にねじ込んで残滓(歯茎に残るカス)をほじくり出す。簡単な方法ですが誰もいままで教えてくれませんでした。
老いの人生の生き方
一つ変わったことといえば、5月あたりから太極拳を始めたことですが、幸い休まず励み、何となく様になってきたように自分には思えるのですが。ウォーキングと太極拳に、ラジオ体操が私の「健康三本柱」です。
カラオケ教室にも通い、これが私の息抜きの時間になっています。「全ての音楽はクラッシックに通ず」…演歌なんぞとバカにしたもんでありません。趣味の時間を増やし、老いのハンディを楽しみに替えて行きたいと、今年はまた一つ趣味の種目を増やしたいと考えています。
「老いは嘆くに足らず、嘆くべきは、これ老いて虚しく生きることなり」(呂新語)。読みたい本が無限にあります。今年は更に読み漁り、老いの人生、その糧にするつもりです。
自然災害の多い2014年でした。新たな年は、平穏な年であれと祈ります。皆様にとって2015年が明るく希望に満ちた年でありますことを御祈念致します。「一怒一老、一笑一若」この箴言を心に結び、ゆるりと参ります。
[野球] 黒田の広島復帰は『絆』
ヤンキース黒田博樹投手(39)が古巣の広島へ8年振りに帰ってくるという。年棒総額4億円、パドレスなどの約21億のオファーを蹴っての日本球界復帰は清々しいものがある。人生は金だけじゃないということだろうか。
清々しいと言ったのは、日本球界への復帰に当たっての球団の選び方にある。アドバルーンを揚げるでもなくスパッと広島入りを表明、グズグズしない、それが爽快なのである。古巣に恩返しの心意気、何よりも広島県民との「絆」とみた。
マエケン(前田健太)と黒田博樹、2015年の広島は強いぞ。これでプロ野球も少しは盛り上がるか。少なくとも広島は燃える、”カープ嬢”も勿論赤く燃える。黒田の球界復帰は広島県民に希望の燈を灯した。目出度し。
[フィギュア] 羽生は限りなく高みを目指す
フィギュア・スケート全日本選手権は、男子は羽生結弦(21)が3連覇で、11月中国杯での衝突事故から見事に立ち直った。当時、怪我を負って、競技に出場することに物議を醸した。私はその節「艱難(かんな)は汝を玉にする」と書いた。その是非は本人とコーチが決めることだと。
その通りになった。羽生という男は東北の被災地を背負って生き、競技を為す。それが強いバックボーンになっている。だからNHK杯にも出た。4位に終わった。
しかし12月スペインでの、GPファイナルでは見事優勝して、続く全日本も制して甦った。羽生は他人が思う以上に強靭な精神力の持主、周りがとやかくいう事ではない。より高みを目指し成長していくだろう。
女子は10代の選手が主導権
女子は、優勝:宮原知子(16)、2位:本郷理華(18)、3位:樋口新葉(13)と、10代が占めた。村上佳菜子(21)は5位に終わり、あっという間に、若い息吹に「広い河の岸辺」に押し流されてしまった。このまま村上は終わってしまうのだろうか…。
浅田真央がリンクから離れて、女子フィンギュアはすっかり潮目が変わった。時の流れは押し戻せない、これから先は上記3人を含む10代のスケーターが主導権をとって行くことだろう。
それにしても、アナウンサーの「13才の樋口が優勝したら42年ぶり」と何度も繰り返したが、42年前の選手は誰だったのかはいっこうに、名前は発せられなかった。ディレクターが傍にいただろうに、御粗末だ。因みにその選手とは1972年大会の渡部絵美さんです。
[正月の和歌&俳句]
わたつうみの 浜の真砂を 数へつつ
君が千歳の ありかずにせん
(新古今和歌集=読み人しらず)
正月や 下戸の来てさえ 酒を出す
(井月)
めでたさも 中位なり おらが春
(一茶)
漱石が来て 虚子が来て 大三十日(おみそか)
門松と 門松と接す 裏家哉
(子規)
[今週の雑学講座]
注連縄(しめなわ)
簡単にいえば、魔物を入れないために社や神棚に張る縄のこと。(三省堂国語辞典)縄に下げられているものは紙垂(しで)という。注連縄は神域と現世を”結界”する役目があり、厄や禍を祓う。横綱がしめる綱も、注連縄にあたる。
田圃などに張られる注連縄は、五穀豊穣を願う。起源は天照大神が天岩戸から出たときに二度と入らないようにするために、「太玉命」が天岩戸の前に注連縄を張ったとされる。縄の材料は刈り取った稲藁で農耕民族の風習の名残。
尚、出雲大社の注連縄は、左綯(な)えであるという。通常の注連縄は、右綯え。
一般の民家の玄関で飾る注連縄は神社に飾るものに改良を加えた「依り代」。厄を祓う神域を示す紙垂(しだ)、子孫繁栄を願う橙(だいだい)の実や、潔白を表すウラジロの葉、それに海老の頭部(レプリカ=目出度いとされる)を備えて飾る。(資料/Wikipedia他)
12/24 新年を待つ東京・文京区の白山神社(上)と
12/29 地元渋谷区西原町街角の小さなお稲荷(下)。


拙宅の門松飾り。
DVD『カンムリワシ具志堅用高』 第1部&第2部
DVD『日本ボクシング不滅の激闘史』いずれも絶賛発売中!!
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■ 一年の御愛読に感謝
■ 老いの人生の生き方
■[野球] 黒田の広島復帰は『絆』
■[フィギュア] 羽生は限りなく高みを目指す
~女子は10代の選手が主導権~
[正月の和歌&俳句]
[今週の雑学講座]
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一年の御愛読に感謝
今回が2014年最後のブログとなりました。もうすぐ年が明けて新年が始まります。カウントダウンに入りました。今年一年、読者の皆様にとってはどのような年だったでしょうか。
私にとっての2014年は、可も無し不可無の平穏な年でしたが、少し起伏があるとすれば念願だった「UPPER LIFE」(シルバー向けフリーマガジン)のトライアル号を9月にリリースしたことです。
2015年は、いよいよ冊子を軌道に乗せる時です。皆様の御協力の程を御願い申し上げます。私生活ではこれといった大病をせず大我なく、過ごすことができたのは幸せでした。
気になっていた白内障(左眼)の手術も無事終わり、世の中がハイビジョンで見えるようになりました。歯のケアも徹底的にやろうと決心して、10月から近所のY歯科に真面目に通っています。
歯磨きがかくも大切なものとはこの齢になって知りました。まさに目から鱗です。歯ブラシを2本用意して、1本は歯磨き用、1本はブラシの先の細く硬いものを用意して、歯の隙間にねじ込んで残滓(歯茎に残るカス)をほじくり出す。簡単な方法ですが誰もいままで教えてくれませんでした。
老いの人生の生き方
一つ変わったことといえば、5月あたりから太極拳を始めたことですが、幸い休まず励み、何となく様になってきたように自分には思えるのですが。ウォーキングと太極拳に、ラジオ体操が私の「健康三本柱」です。
カラオケ教室にも通い、これが私の息抜きの時間になっています。「全ての音楽はクラッシックに通ず」…演歌なんぞとバカにしたもんでありません。趣味の時間を増やし、老いのハンディを楽しみに替えて行きたいと、今年はまた一つ趣味の種目を増やしたいと考えています。
「老いは嘆くに足らず、嘆くべきは、これ老いて虚しく生きることなり」(呂新語)。読みたい本が無限にあります。今年は更に読み漁り、老いの人生、その糧にするつもりです。
自然災害の多い2014年でした。新たな年は、平穏な年であれと祈ります。皆様にとって2015年が明るく希望に満ちた年でありますことを御祈念致します。「一怒一老、一笑一若」この箴言を心に結び、ゆるりと参ります。
[野球] 黒田の広島復帰は『絆』
ヤンキース黒田博樹投手(39)が古巣の広島へ8年振りに帰ってくるという。年棒総額4億円、パドレスなどの約21億のオファーを蹴っての日本球界復帰は清々しいものがある。人生は金だけじゃないということだろうか。
清々しいと言ったのは、日本球界への復帰に当たっての球団の選び方にある。アドバルーンを揚げるでもなくスパッと広島入りを表明、グズグズしない、それが爽快なのである。古巣に恩返しの心意気、何よりも広島県民との「絆」とみた。
マエケン(前田健太)と黒田博樹、2015年の広島は強いぞ。これでプロ野球も少しは盛り上がるか。少なくとも広島は燃える、”カープ嬢”も勿論赤く燃える。黒田の球界復帰は広島県民に希望の燈を灯した。目出度し。
[フィギュア] 羽生は限りなく高みを目指す
フィギュア・スケート全日本選手権は、男子は羽生結弦(21)が3連覇で、11月中国杯での衝突事故から見事に立ち直った。当時、怪我を負って、競技に出場することに物議を醸した。私はその節「艱難(かんな)は汝を玉にする」と書いた。その是非は本人とコーチが決めることだと。
その通りになった。羽生という男は東北の被災地を背負って生き、競技を為す。それが強いバックボーンになっている。だからNHK杯にも出た。4位に終わった。
しかし12月スペインでの、GPファイナルでは見事優勝して、続く全日本も制して甦った。羽生は他人が思う以上に強靭な精神力の持主、周りがとやかくいう事ではない。より高みを目指し成長していくだろう。
女子は10代の選手が主導権
女子は、優勝:宮原知子(16)、2位:本郷理華(18)、3位:樋口新葉(13)と、10代が占めた。村上佳菜子(21)は5位に終わり、あっという間に、若い息吹に「広い河の岸辺」に押し流されてしまった。このまま村上は終わってしまうのだろうか…。
浅田真央がリンクから離れて、女子フィンギュアはすっかり潮目が変わった。時の流れは押し戻せない、これから先は上記3人を含む10代のスケーターが主導権をとって行くことだろう。
それにしても、アナウンサーの「13才の樋口が優勝したら42年ぶり」と何度も繰り返したが、42年前の選手は誰だったのかはいっこうに、名前は発せられなかった。ディレクターが傍にいただろうに、御粗末だ。因みにその選手とは1972年大会の渡部絵美さんです。
[正月の和歌&俳句]
わたつうみの 浜の真砂を 数へつつ
君が千歳の ありかずにせん
(新古今和歌集=読み人しらず)
正月や 下戸の来てさえ 酒を出す
(井月)
めでたさも 中位なり おらが春
(一茶)
漱石が来て 虚子が来て 大三十日(おみそか)
門松と 門松と接す 裏家哉
(子規)
[今週の雑学講座]
注連縄(しめなわ)
簡単にいえば、魔物を入れないために社や神棚に張る縄のこと。(三省堂国語辞典)縄に下げられているものは紙垂(しで)という。注連縄は神域と現世を”結界”する役目があり、厄や禍を祓う。横綱がしめる綱も、注連縄にあたる。
田圃などに張られる注連縄は、五穀豊穣を願う。起源は天照大神が天岩戸から出たときに二度と入らないようにするために、「太玉命」が天岩戸の前に注連縄を張ったとされる。縄の材料は刈り取った稲藁で農耕民族の風習の名残。
尚、出雲大社の注連縄は、左綯(な)えであるという。通常の注連縄は、右綯え。
一般の民家の玄関で飾る注連縄は神社に飾るものに改良を加えた「依り代」。厄を祓う神域を示す紙垂(しだ)、子孫繁栄を願う橙(だいだい)の実や、潔白を表すウラジロの葉、それに海老の頭部(レプリカ=目出度いとされる)を備えて飾る。(資料/Wikipedia他)
12/24 新年を待つ東京・文京区の白山神社(上)と
12/29 地元渋谷区西原町街角の小さなお稲荷(下)。


拙宅の門松飾り。
DVD『カンムリワシ具志堅用高』 第1部&第2部
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藤原敏男は100年に1人の男/安倍総理の奇襲作戦成功せり/他
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■[選挙] 安倍総理の奇襲作戦成功せり
~この国に正義はあるか?~
~一頭の羊に率いられた民主~
■[雪] 凄まじい豪雪、これでも温暖化?
■野武士の宴、藤原ジム忘年会
~藤原敏男は100年に1人の男~
[今週の俳句] 師走三句
[今週の雑学講座] 大取(おおと)りより、小取(こと)り
--------------------------------------------
安倍総理の奇襲作戦成功せり
第47回衆議院選挙の結果は、安倍総理の思惑通りに終わった。自民290、民主73、維新41、公明35、共産21、次世代2、生活2、社民2で、いわゆる与党(自民&公明)は、325議席、自公で3分の2。
これで議会運営は、邪魔者なしフリーハンドで疾走、暴走も何でも可能。消費税アップ、特定秘密保護法から集団的自衛権、憲法改正まで、意のまま。
来年9月に予定される自民党の総裁選挙でも安倍総理の再選が保証されて、長期政権は確実。これで対抗馬、石破茂の総理の芽も萎んだ。700億円掛けた奇襲選挙は野党を蹂躙して何もかも狙い通り、ハッピーエンド。
安倍総理の一人勝ちで高笑いが聞える。自身の延命のための選挙、アベノミクスは、国民から支持されたと大見得を張れる。これはかつての郵政選挙と同じ、国民は選んだ後で「そんな筈じゃなかった」と言わねばいいが。
この国に正義はあるか?
投票率は戦後最低の52%、有権者の半分は棄権した。この現実をどうみる?政治に国民は信用していない証拠だ。北海道では元小沢一郎の腰ぎんちゃくダーティな松木謙公(維新)が比例区で当選、群馬五区では、小渕優子が11万票を得て圧勝。この国は正義はあるのか。
小渕議員は政治資金問題で疑惑の渦中にある人物にも関わらず、県民は何という甘ちゃん、バカか。魑魅魍魎、地元後援会という奴が諸悪の根源。
何の問題意識もない、元総理の娘というレッテルだけの二世議員が、国政を担う。呆れて物もいえぬ。国を思う気持ち、経国済民の気など毛頭なし、嗚呼。
名君上杉鷹山も言っているではないか。「政治は国民への眼差しが大切、政治家が傷をいたわるように国民をみる国、そんな国は必ず栄える。逆に政治家が国民をごみのように無視する国、そんな国は必ず滅ぶ」
社会保障の充実の名目で増税、といったのも、もう聞かれなくなった。弱者切り捨て。民主は過去3年の政権運営の無能を曝け出して、国民からノーを突き付けられ、海江田代表が落選したのは象徴的。水先案内人が沈むのだ、船(民主)も沈む。
一頭の羊に率いられた民主
「一頭の羊に率いられた百頭のライオンは、一頭のライオンに率いられた百頭の羊の群れに敗けれるものだ」(ナポレオン・ボナパルト一世)という諺は、今回の民主党に当て嵌まる。海江田代表はまさに一頭の羊だった。
アメリカのように民主と共和と、二大政党時代が我国にもくればいいのに、と私は待望しているけど、これじゃ100年経っても無理だ。野党の分裂再編が進めば自民党の思う壺だろう。
民主党、野党再編派の細野・前原と、自主再建派の枝野・岡田が分裂したら、もう民主党は終わりだ。いまが我慢のしどころなのに。
凄まじい豪雪、これでも温暖化?
雪やこんこん、霰やこんこん、
降っても降っても まだ降りやまぬ
犬は喜び庭かけ回り 猫はこたつで丸くなる
なんて悠長なことは言っていられぬ。北海道、北陸、新潟の雪といったら、凄まじい、豪雪、吹雪。地球の温暖化は俄かに信じられなくなった。これで北極、南極の氷が解けるのも少しは歯止めがかかるものなのか。自然は不公平だ、東京にもどっさり降って、当地の住民の苦労が身に染みるといい。
街はすっかりクリスマスムード、FMラジオからも忙しなく聖歌が流れ、今週は差し詰めクリスマスウイークだ。クリスマスソングならやっぱりビング・クロスビー。甘く優しく囁くように歌う、あの声音が懐かしい。
クリスマスが終わると、忽ち大晦日に新年。まさに1年は酔生夢死、芥子粒のように彼方に去りゆく。そのようにして人は、また一つ年を重ねる。
野武士の宴、藤原ジム忘年会
21日正午から荒川区三ノ輪の焼肉店であった藤原敏男スポーツジムの忘年会は、さながら野武士の宴会だった。詰めかけたファン、関係者凡そ90人の盛況、改めて藤原会長の人徳を思い知る。会費5000円也。
煙濛々たる店内では、人間の頭ほどあるワイングラスに、並々と盛られたお茶割り焼酎の回し飲みが早速始まった。藤原会長は、若く頑強な者を見付けては、次々に指名する。
指名された者は起立して、飲む。鬼軍曹は不正を許さず、監視する。忽ちやんやの喝采、歓呼の声に、中にはそれを一気飲みする猛者も。いやはや、命懸だ。
酒は呑み放題、肉も食べ放題とあって、そのド迫力に私は圧倒され、もう一つ忘年会が控えていたのを幸いに早々と店を出た。逃げるが勝ち、このような野武士の宴に付き合っていたら、オジサンの体が持たない。
藤原敏男は100年に1人の男
不肖私は乾杯の音頭をさせられた。その節冒頭語ったのは「藤原会長は、キックボクシング界の100年に一人の男である、その方とこのような宴席を共にできることはこれ以上の幸せはない」と、そして乾杯に移った。
ボクシングの「100年に一人の男」は勿論世界殿堂入りした具志堅用高さん。彼、藤原会長のキック界での業績も、それに匹敵するくらい素晴らしいものだ。引退して31年、いまでもタイで最も有名な格闘家である。
余談。キック界にはもう一方、「キックの鬼」といわれる、元祖沢村忠がいる。プロレスの力道山、ボクシングの白井義男らとともに、沢村は格闘技の開拓者として歴史に名を残す巨人であることは勿論、誰もが否定できない。
[今週の俳句]
師走三句
面白やかさなりあふて雪の傘
いそがしく時計の動く師走哉
(子規)
雪と雪今宵師走の名月歟(か)
年暮れぬ笠きて草鞋はきながら
(芭蕉)
ともかくもあなた任せの年の暮
雪散るやおどけも言えぬ信濃空
注:あなた=御仏 (一茶)
[今週の雑学講座]
大取(おおと)りより、小取(こと)り
一度に大儲けしようとするよりは、計画的に少しづつ利益を増やすことを考える方が大きな利益に成る、という意味。どうですか、来年の指標にしては。外国にも同じ諺(ことわざ)があるんですよ。
Light gains make heavy purses(小儲けは財布を重くする)
藤原ジムの忘年会。右に藤原会長、
左は大きなワイングラスで焼酎を飲む参加者。
DVD『カンムリワシ具志堅用高』 第1部&第2部
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■[選挙] 安倍総理の奇襲作戦成功せり
~この国に正義はあるか?~
~一頭の羊に率いられた民主~
■[雪] 凄まじい豪雪、これでも温暖化?
■野武士の宴、藤原ジム忘年会
~藤原敏男は100年に1人の男~
[今週の俳句] 師走三句
[今週の雑学講座] 大取(おおと)りより、小取(こと)り
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安倍総理の奇襲作戦成功せり
第47回衆議院選挙の結果は、安倍総理の思惑通りに終わった。自民290、民主73、維新41、公明35、共産21、次世代2、生活2、社民2で、いわゆる与党(自民&公明)は、325議席、自公で3分の2。
これで議会運営は、邪魔者なしフリーハンドで疾走、暴走も何でも可能。消費税アップ、特定秘密保護法から集団的自衛権、憲法改正まで、意のまま。
来年9月に予定される自民党の総裁選挙でも安倍総理の再選が保証されて、長期政権は確実。これで対抗馬、石破茂の総理の芽も萎んだ。700億円掛けた奇襲選挙は野党を蹂躙して何もかも狙い通り、ハッピーエンド。
安倍総理の一人勝ちで高笑いが聞える。自身の延命のための選挙、アベノミクスは、国民から支持されたと大見得を張れる。これはかつての郵政選挙と同じ、国民は選んだ後で「そんな筈じゃなかった」と言わねばいいが。
この国に正義はあるか?
投票率は戦後最低の52%、有権者の半分は棄権した。この現実をどうみる?政治に国民は信用していない証拠だ。北海道では元小沢一郎の腰ぎんちゃくダーティな松木謙公(維新)が比例区で当選、群馬五区では、小渕優子が11万票を得て圧勝。この国は正義はあるのか。
小渕議員は政治資金問題で疑惑の渦中にある人物にも関わらず、県民は何という甘ちゃん、バカか。魑魅魍魎、地元後援会という奴が諸悪の根源。
何の問題意識もない、元総理の娘というレッテルだけの二世議員が、国政を担う。呆れて物もいえぬ。国を思う気持ち、経国済民の気など毛頭なし、嗚呼。
名君上杉鷹山も言っているではないか。「政治は国民への眼差しが大切、政治家が傷をいたわるように国民をみる国、そんな国は必ず栄える。逆に政治家が国民をごみのように無視する国、そんな国は必ず滅ぶ」
社会保障の充実の名目で増税、といったのも、もう聞かれなくなった。弱者切り捨て。民主は過去3年の政権運営の無能を曝け出して、国民からノーを突き付けられ、海江田代表が落選したのは象徴的。水先案内人が沈むのだ、船(民主)も沈む。
一頭の羊に率いられた民主
「一頭の羊に率いられた百頭のライオンは、一頭のライオンに率いられた百頭の羊の群れに敗けれるものだ」(ナポレオン・ボナパルト一世)という諺は、今回の民主党に当て嵌まる。海江田代表はまさに一頭の羊だった。
アメリカのように民主と共和と、二大政党時代が我国にもくればいいのに、と私は待望しているけど、これじゃ100年経っても無理だ。野党の分裂再編が進めば自民党の思う壺だろう。
民主党、野党再編派の細野・前原と、自主再建派の枝野・岡田が分裂したら、もう民主党は終わりだ。いまが我慢のしどころなのに。
凄まじい豪雪、これでも温暖化?
雪やこんこん、霰やこんこん、
降っても降っても まだ降りやまぬ
犬は喜び庭かけ回り 猫はこたつで丸くなる
なんて悠長なことは言っていられぬ。北海道、北陸、新潟の雪といったら、凄まじい、豪雪、吹雪。地球の温暖化は俄かに信じられなくなった。これで北極、南極の氷が解けるのも少しは歯止めがかかるものなのか。自然は不公平だ、東京にもどっさり降って、当地の住民の苦労が身に染みるといい。
街はすっかりクリスマスムード、FMラジオからも忙しなく聖歌が流れ、今週は差し詰めクリスマスウイークだ。クリスマスソングならやっぱりビング・クロスビー。甘く優しく囁くように歌う、あの声音が懐かしい。
クリスマスが終わると、忽ち大晦日に新年。まさに1年は酔生夢死、芥子粒のように彼方に去りゆく。そのようにして人は、また一つ年を重ねる。
野武士の宴、藤原ジム忘年会
21日正午から荒川区三ノ輪の焼肉店であった藤原敏男スポーツジムの忘年会は、さながら野武士の宴会だった。詰めかけたファン、関係者凡そ90人の盛況、改めて藤原会長の人徳を思い知る。会費5000円也。
煙濛々たる店内では、人間の頭ほどあるワイングラスに、並々と盛られたお茶割り焼酎の回し飲みが早速始まった。藤原会長は、若く頑強な者を見付けては、次々に指名する。
指名された者は起立して、飲む。鬼軍曹は不正を許さず、監視する。忽ちやんやの喝采、歓呼の声に、中にはそれを一気飲みする猛者も。いやはや、命懸だ。
酒は呑み放題、肉も食べ放題とあって、そのド迫力に私は圧倒され、もう一つ忘年会が控えていたのを幸いに早々と店を出た。逃げるが勝ち、このような野武士の宴に付き合っていたら、オジサンの体が持たない。
藤原敏男は100年に1人の男
不肖私は乾杯の音頭をさせられた。その節冒頭語ったのは「藤原会長は、キックボクシング界の100年に一人の男である、その方とこのような宴席を共にできることはこれ以上の幸せはない」と、そして乾杯に移った。
ボクシングの「100年に一人の男」は勿論世界殿堂入りした具志堅用高さん。彼、藤原会長のキック界での業績も、それに匹敵するくらい素晴らしいものだ。引退して31年、いまでもタイで最も有名な格闘家である。
余談。キック界にはもう一方、「キックの鬼」といわれる、元祖沢村忠がいる。プロレスの力道山、ボクシングの白井義男らとともに、沢村は格闘技の開拓者として歴史に名を残す巨人であることは勿論、誰もが否定できない。
[今週の俳句]
師走三句
面白やかさなりあふて雪の傘
いそがしく時計の動く師走哉
(子規)
雪と雪今宵師走の名月歟(か)
年暮れぬ笠きて草鞋はきながら
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ともかくもあなた任せの年の暮
雪散るやおどけも言えぬ信濃空
注:あなた=御仏 (一茶)
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一度に大儲けしようとするよりは、計画的に少しづつ利益を増やすことを考える方が大きな利益に成る、という意味。どうですか、来年の指標にしては。外国にも同じ諺(ことわざ)があるんですよ。
Light gains make heavy purses(小儲けは財布を重くする)
藤原ジムの忘年会。右に藤原会長、
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具志堅、大場の殿堂入り賛/白内障の手術/他
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■[ボクシング] 具志堅、大場の殿堂入り賛
~悪魔王子ハメドも同時に選出~
~故大場政夫を偲ぶ~
■[芸能] 紅白に選ばれる基準は?
~旬の歌手を出場させよ~
■[手術] 白内障の手術
[今週の雑学講座]
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[ボクシング] 具志堅、大場の殿堂入り賛
2015年の「国際ボクシングの名誉ある殿堂博物館」入りに[オールドタイマー部門]で日本から元WBA世界L・フライ級チャンピオン具志堅用高さん(59才)と元フライ級チャンピオン大場政夫(故人)の二人が同時に選ばれた。日本人の殿堂入りはF原田氏、ジョー小泉氏(マッチメイカー)、帝拳ジム本田明彦会長に次いで4人目。また同部門ではケン・オバリーン(元NY州公認世界ミドル級王者)も加わった。
何はともあれ乾杯!です。殿堂入りの式典は来年6月14日にニューヨーク州カナストータで行われる。[モダーン部門]では他に、元ヘビー級世界王者(WBA,WBC,IBF統一C)リディック・ボウ(米国=42才)、元WBA世界ライト級王者レイ・マンシ-ニ(米国=53才)、元世界フェザー級王者(WBC,IBF,WBO)ナジーム・ハメド(英国=40才)の三人人が選ばれた。彼等に我らが具志堅が加わり、まさに豪華絢爛の顔触れになる。
悪魔王子ハメドも同時に選出
外国ボクサー3人をここでざっと紹介してみよう。リディック・ボウは、ニューヨークはスラム街ブルックリン生まれで現役時は”ビッグ・ダディ”の愛称で親しまれた。ソウル五輪スーパー・ヘビー級銀メダリスト、プロ戦績は44戦42勝(33KO)1敗1分け。戴冠したのはホリフィールドから王座を奪ったもので、32戦目無敗で頂点に立った。奇行や暴力沙汰でしばしば刑務所に入れられたが、晴れて殿堂入りとなった。
レイ・マンシーニはイタリア系米国人でニックネームは”BOON BOON"(旋風)。果敢な攻撃ファイトでライト級王座を4度守った。戦績は34戦29勝(23KO)5敗。
最後に登場するのは、”悪魔王子”ナージム・ハメド。アフリカはイエメン出身の敬虔なイスラム教徒。トリッキーなボクシングスタイル、派手なパフォーマンスと強打で敵を薙ぎ倒した。’94年18才でデビュー約9年間活躍、ボクシングファンのハートを掴んだ。
その人気はかつてのグループサウンズ並みで、試合ともなれば異常な熱気に包まれた。戦績37戦36勝(31KO)1敗。KO率は実に80%強、1敗だけで引退したのは具志堅と同じ。来年の式典の最大の呼び物になろう。
ボクシング博物館で顕彰を受けた後は、オープンカーを連ねて街をパレードする。ナージム・ハメドらと共に具志堅さんも歓呼に応える歴史的シーン、僕もできたら具志堅さんの晴れ姿を見たいものだ。
正直いいますと具志堅さんが、選出されたのがちと遅過ぎたきらいがあります。原田さんが選ばれたのは1995年、あれから19年も経ち、私はまだかまだかと首を長くして待っていました。
具志堅さんは、当時(’76年10月)日本最短の9戦目でグスマンを7回KOで倒して、世界奪取、以降日本人未到の13度連続防衛と記録を次々に更新しました。殿堂入りして当然です。
加えてどの試合も国民を熱狂させた、そのインパクトで原田さんの次は具志堅さんと、私は固く信じていました。いずれにせよほっとした気持ちです。良かった。
故大場政夫を偲ぶ
大場さんのタイトルマッチも全試合取材しておりますので改めてその勇姿が偲ばれます。5度目の防衛を果たした後で、王者のまま自動車事故で天国に召された大場さんは、さながらボクシングのジェームス・ディーン(俳優=故人)でした。
具志堅さんも殿堂入りの報に「僕が初めて見た世界戦が大場さんでした。一緒にリングにいるようで嬉しい」と語っている。自身の殿堂入りの名誉については「急に連絡がきて吃驚(びっくり)しました。タイトルを取った気分です。授賞式にはスケジュールを1週間空けてあります」と私に電話で歓びを語った。
タレントとしても相変わらずブレイクを続ける具志堅さん、あとはジムから世界王者を一日も早く輩出して下さい。OPBFフライ級チャンプ江藤光喜に期待します。益々お元気で、カンムリワシも来年はもう還暦です。
[芸能] 紅白に選ばれる基準は?
「NHK紅白歌合戦」の出場者の人選はなんだ!どんな基準で選ぶのか訊きたいものだ。私はシニアを対象にしたカラオケ教室に週1度参加しているが、今年1回も唄われていないような歌手(曲)が、あれもこれも出場する。まさに「昔の名前で出ています」だ。
女性ではWにFにMにY、なんだか分からんがAKB48関連が4組もいる。あれは纏めてやれないものなのか?男性の方も、HにGにMは出る資格は?Nはまた悪たれつくんじゃないだろうね。海外からの中継の時は、デカい態度でムカムカしたもんだ。歌手が一体何様のつもりだと。
旬の歌手を何故出さない!?女性では長保有紀に永井裕子、神野美伽なぞはコンスタントにヒット曲を出しているではないか。「紅白に出場したい」とがんばる、そうした歌手の努力と情熱を蔑(ないがし)ろにするばかりか、何よりも「紅白で唄う彼女らの姿を見たい」と願う視聴者の存在をNHKは無視しているのだ。
旬の歌手を出場させよ
中でも「広い河の岸辺」を歌うクミコなどはいま中高年層に絶大に愛唱されている。こういうのが旬という。サプライズがあっても文句は出まい。「花子とアン」で聴いたが、詩も曲も心を打つ。
「広い河の岸辺」~The water is wide~
歌手:クミコ
作詞:スコットランド民謡・訳詞:八木倫明
作曲:スコットランド民謡
河は広く 渡れない
飛んで行く 翼もない
もしも小舟が あるならば
漕ぎ出そう ふたりで
そうだ、もう一度「マッサン」ドラマに挿入してくれないかな。原曲はスコットランド民謡だしね。エリーが故郷を回想する場面にはぴったりだと思うけど。
上記の歌手の歌は、少なくともカラオケ教室では頻繁に歌われている。北島三郎さんが「紅白は大人が楽しめなくなった。もう紅白戦の方式はやめたほうがいい。」と週刊誌で語っていたようだが、正鵠を得ている。来年も遣るんなら、サブちゃんの言うように新たな番組に新装開店したらよかろう。
[手術] 白内障の手術
白内障の手術で東京医科大に入院(2泊)して、手術しました。最近は日帰りで手術する人も多いらしいが、私は入院を選びました。小心ものですから、より慎重にと考えてのことです。
幸い手術は無事終わり、結果まるでハイビジョンか4Kに変わったように、見えるようになりました。で、いままで気が付かなかった、顔のシミまでくっきりと解り、その分がっかりすることもあります。
しかし新聞や本の類は、これは別世界の如き文字が鮮明になり大いに助かっています。本がらくに、軽快に読めるのは私にとって、何よりの褒美です。これで読書がどんどんできます。
手術に携わってくれたU先生、看護士の皆さんに感謝です。白内障の疑いのある人は、躊躇せずに、手術に踏み切った方がよいと実践した私がお勧め致します。今回は左目だけだったけど、右目も2月頃手術予定です。煩わしいけど仕方がない。
[今週の雑学講座]
不易流行(ふえきりゅうこう)とは
不易とは、いつまでも変わらぬもので、伝統や芸術の精神。流行は新しさを求めて時代と共に変化するもの。松尾芭蕉が求めた俳諧の永遠の本質、理念の一つ。相反する不易と流行だが、風雅に根差す根源は同じである、との考え。
これに対して、同じ江戸期の俳人小林一茶は、もっぱら庶民の生活や昆虫など弱い立場の側に立って俳句を詠んだ。
冬の畑。手前は大根、白い布の被っているのはキャベツ。
後方はチンゲン菜。
DVD『カンムリワシ具志堅用高』 第1部&第2部
DVD『日本ボクシング不滅の激闘史』いずれも絶賛発売中!!
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■[ボクシング] 具志堅、大場の殿堂入り賛
~悪魔王子ハメドも同時に選出~
~故大場政夫を偲ぶ~
■[芸能] 紅白に選ばれる基準は?
~旬の歌手を出場させよ~
■[手術] 白内障の手術
[今週の雑学講座]
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[ボクシング] 具志堅、大場の殿堂入り賛
2015年の「国際ボクシングの名誉ある殿堂博物館」入りに[オールドタイマー部門]で日本から元WBA世界L・フライ級チャンピオン具志堅用高さん(59才)と元フライ級チャンピオン大場政夫(故人)の二人が同時に選ばれた。日本人の殿堂入りはF原田氏、ジョー小泉氏(マッチメイカー)、帝拳ジム本田明彦会長に次いで4人目。また同部門ではケン・オバリーン(元NY州公認世界ミドル級王者)も加わった。
何はともあれ乾杯!です。殿堂入りの式典は来年6月14日にニューヨーク州カナストータで行われる。[モダーン部門]では他に、元ヘビー級世界王者(WBA,WBC,IBF統一C)リディック・ボウ(米国=42才)、元WBA世界ライト級王者レイ・マンシ-ニ(米国=53才)、元世界フェザー級王者(WBC,IBF,WBO)ナジーム・ハメド(英国=40才)の三人人が選ばれた。彼等に我らが具志堅が加わり、まさに豪華絢爛の顔触れになる。
悪魔王子ハメドも同時に選出
外国ボクサー3人をここでざっと紹介してみよう。リディック・ボウは、ニューヨークはスラム街ブルックリン生まれで現役時は”ビッグ・ダディ”の愛称で親しまれた。ソウル五輪スーパー・ヘビー級銀メダリスト、プロ戦績は44戦42勝(33KO)1敗1分け。戴冠したのはホリフィールドから王座を奪ったもので、32戦目無敗で頂点に立った。奇行や暴力沙汰でしばしば刑務所に入れられたが、晴れて殿堂入りとなった。
レイ・マンシーニはイタリア系米国人でニックネームは”BOON BOON"(旋風)。果敢な攻撃ファイトでライト級王座を4度守った。戦績は34戦29勝(23KO)5敗。
最後に登場するのは、”悪魔王子”ナージム・ハメド。アフリカはイエメン出身の敬虔なイスラム教徒。トリッキーなボクシングスタイル、派手なパフォーマンスと強打で敵を薙ぎ倒した。’94年18才でデビュー約9年間活躍、ボクシングファンのハートを掴んだ。
その人気はかつてのグループサウンズ並みで、試合ともなれば異常な熱気に包まれた。戦績37戦36勝(31KO)1敗。KO率は実に80%強、1敗だけで引退したのは具志堅と同じ。来年の式典の最大の呼び物になろう。
ボクシング博物館で顕彰を受けた後は、オープンカーを連ねて街をパレードする。ナージム・ハメドらと共に具志堅さんも歓呼に応える歴史的シーン、僕もできたら具志堅さんの晴れ姿を見たいものだ。
正直いいますと具志堅さんが、選出されたのがちと遅過ぎたきらいがあります。原田さんが選ばれたのは1995年、あれから19年も経ち、私はまだかまだかと首を長くして待っていました。
具志堅さんは、当時(’76年10月)日本最短の9戦目でグスマンを7回KOで倒して、世界奪取、以降日本人未到の13度連続防衛と記録を次々に更新しました。殿堂入りして当然です。
加えてどの試合も国民を熱狂させた、そのインパクトで原田さんの次は具志堅さんと、私は固く信じていました。いずれにせよほっとした気持ちです。良かった。
故大場政夫を偲ぶ
大場さんのタイトルマッチも全試合取材しておりますので改めてその勇姿が偲ばれます。5度目の防衛を果たした後で、王者のまま自動車事故で天国に召された大場さんは、さながらボクシングのジェームス・ディーン(俳優=故人)でした。
具志堅さんも殿堂入りの報に「僕が初めて見た世界戦が大場さんでした。一緒にリングにいるようで嬉しい」と語っている。自身の殿堂入りの名誉については「急に連絡がきて吃驚(びっくり)しました。タイトルを取った気分です。授賞式にはスケジュールを1週間空けてあります」と私に電話で歓びを語った。
タレントとしても相変わらずブレイクを続ける具志堅さん、あとはジムから世界王者を一日も早く輩出して下さい。OPBFフライ級チャンプ江藤光喜に期待します。益々お元気で、カンムリワシも来年はもう還暦です。
[芸能] 紅白に選ばれる基準は?
「NHK紅白歌合戦」の出場者の人選はなんだ!どんな基準で選ぶのか訊きたいものだ。私はシニアを対象にしたカラオケ教室に週1度参加しているが、今年1回も唄われていないような歌手(曲)が、あれもこれも出場する。まさに「昔の名前で出ています」だ。
女性ではWにFにMにY、なんだか分からんがAKB48関連が4組もいる。あれは纏めてやれないものなのか?男性の方も、HにGにMは出る資格は?Nはまた悪たれつくんじゃないだろうね。海外からの中継の時は、デカい態度でムカムカしたもんだ。歌手が一体何様のつもりだと。
旬の歌手を何故出さない!?女性では長保有紀に永井裕子、神野美伽なぞはコンスタントにヒット曲を出しているではないか。「紅白に出場したい」とがんばる、そうした歌手の努力と情熱を蔑(ないがし)ろにするばかりか、何よりも「紅白で唄う彼女らの姿を見たい」と願う視聴者の存在をNHKは無視しているのだ。
旬の歌手を出場させよ
中でも「広い河の岸辺」を歌うクミコなどはいま中高年層に絶大に愛唱されている。こういうのが旬という。サプライズがあっても文句は出まい。「花子とアン」で聴いたが、詩も曲も心を打つ。
「広い河の岸辺」~The water is wide~
歌手:クミコ
作詞:スコットランド民謡・訳詞:八木倫明
作曲:スコットランド民謡
河は広く 渡れない
飛んで行く 翼もない
もしも小舟が あるならば
漕ぎ出そう ふたりで
そうだ、もう一度「マッサン」ドラマに挿入してくれないかな。原曲はスコットランド民謡だしね。エリーが故郷を回想する場面にはぴったりだと思うけど。
上記の歌手の歌は、少なくともカラオケ教室では頻繁に歌われている。北島三郎さんが「紅白は大人が楽しめなくなった。もう紅白戦の方式はやめたほうがいい。」と週刊誌で語っていたようだが、正鵠を得ている。来年も遣るんなら、サブちゃんの言うように新たな番組に新装開店したらよかろう。
[手術] 白内障の手術
白内障の手術で東京医科大に入院(2泊)して、手術しました。最近は日帰りで手術する人も多いらしいが、私は入院を選びました。小心ものですから、より慎重にと考えてのことです。
幸い手術は無事終わり、結果まるでハイビジョンか4Kに変わったように、見えるようになりました。で、いままで気が付かなかった、顔のシミまでくっきりと解り、その分がっかりすることもあります。
しかし新聞や本の類は、これは別世界の如き文字が鮮明になり大いに助かっています。本がらくに、軽快に読めるのは私にとって、何よりの褒美です。これで読書がどんどんできます。
手術に携わってくれたU先生、看護士の皆さんに感謝です。白内障の疑いのある人は、躊躇せずに、手術に踏み切った方がよいと実践した私がお勧め致します。今回は左目だけだったけど、右目も2月頃手術予定です。煩わしいけど仕方がない。
[今週の雑学講座]
不易流行(ふえきりゅうこう)とは
不易とは、いつまでも変わらぬもので、伝統や芸術の精神。流行は新しさを求めて時代と共に変化するもの。松尾芭蕉が求めた俳諧の永遠の本質、理念の一つ。相反する不易と流行だが、風雅に根差す根源は同じである、との考え。
これに対して、同じ江戸期の俳人小林一茶は、もっぱら庶民の生活や昆虫など弱い立場の側に立って俳句を詠んだ。
冬の畑。手前は大根、白い布の被っているのはキャベツ。
後方はチンゲン菜。
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『マッサン』考/リアルジャパンプロレス、乱戦で今年を締め括る/他
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■[ドラマ] 朝ドラ『マッサン』考
~なんでもやんなはれの精神~
■[宇宙] はやぶさ2の成功に寄せて
■[和食] ミシュラン認定「まき村」
■[プロレス] 乱戦で今年を締め括る
■[ボクシング吉報] 速報
[今週の俳句]
[今週の雑学講座]
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[ドラマ] 朝ドラ『マッサン』考
4時45分起床、散歩、太極拳、ラジオ体操と私の朝は慌ただしく始まる。「朝は夜より賢い」(邱永漢)を実行しているのだが、そんな1日の始まりの中で、朝食の30分の間に見る15分のNHK朝ドラ「マッサン」は、楽しみだ。
中島みゆきの主題歌「麦の唄」がいい。かつて”プロジェクトX”というNHKの番組のテーマソング「地上の星」も、同様に中島さんの書下ろし曲であった。当時スナックなどで盛んに唄われ私も愛唱したが、同じテイストを持ったメロディーといってよい、物語に相応しい素敵な歌だ。
マッサンとエリーの掛け合いも絶妙で、あれは関西弁のなせる技である。おもろいふたりの絡みは漫才、まさに人情喜劇。エリーの片言の関西弁がまたドラマを際立たせる。
標準語だったらこうは盛り上がらない。ひたむきに夫を支えるスコットランド人妻のエリー役は、日本語が全く話せないままオーディションに臨んだというアメリカ人女優のシャーロット・ケイト・フォックス。彼女の祖母はスコットランド出身だそうだが、まさに役に嵌っている。
「マッサン」は鳥井信冶郎(役名=鴨居欣次郎)と共に日本で初めてにウイスキー造を成功させた竹鶴政孝(役名=マッサン)とリタ(役名=エリー)の生涯を描いたものだが、他方今に響くサントリーの歴史でもある。
なんでもやんなはれの精神
鴨居社長(タイショウ)の「なんでもやんなはれ」の精神がマッサンを育み、今日のサントリー成らしめたといえる。物語の中でこんなセリフがある。
「日本で誰もできない、世界一のウイスキーを作ってやろうじゃないか」のタイショウの啖呵は、今年11月「山崎シェリーカスク2013」が(英国のガイド本で)ウイスキーの世界一に選ばれ証明した。面目躍如である。
「スコッチが日本のウイスキーに負けた」当地では、大変なショックだったと、外電は伝えている。さぞ、タイショウもマッサンもリタも、「それみぃ~」と天国で喝采を叫んでいるであろう。ニッカウヰスキーも「マッサン」効果で高級ウイスキー「竹鶴」の売上が四割増らしい。目出度し。
サントリーはその創業精神を脈々と受け継いでいる。常にチャレンジ精神を失わない。企業は「決断と勇気」といわれる。経済学者ケインズもいう。「血気を失った会社は衰退する」と。見本にしたい会社である。
因みに「サントリー」とは、”鳥井さん”の逆さ読みとの説だとは知らなかったなあ。「マッサン」は、こっそりと日本の産業の成りたちも教えてくれる。オジサンが楽しみなのは、そんなところにもある。
[宇宙] はやぶさ2の成功に寄せて
「はやぶさ2」の打ち上げ成功は涙が出たよ。だって6年間の孤独な旅に出たんだよ、52億㌔の途方ない大宇宙の旅、想像するだけで胸に迫る。人は、ロケットに己の人生航路を重ね合わせて、感涙するのだ。「元気で帰っておいで!」と。
小惑星に到達してミッションを終えて帰還する予定は東京オリンピックが終わったばかりの2020年10月という。無事戻ってと祈る。それにしても何ら故障もなくあっさりと飛び立った、はやぶさ2、日本の技術は凄い!日本人は改めて自信をもってよい。
[和食] ミシュラン認定「まき村」
ミシュランの今年版に品川区大森の和食懐石「まき村」が選ばれた(☆1つ)のは嬉しい。私はかれこれ20年前ほど、たまたま店の近くに住んでいた勤め先の女性社員と行ったことが有る。
「なんとなく、クリスタル」を著した作家・田中康夫のグルメ誌を読んで触発されもので、駅から大分離れた、鄙びた場所にあり夜ともなれば、ちょっと憚れるそんな場所に存在していた。
よくも隠れ家みたいなお店を田中康夫さんは探し当てたものと感心したものだ。ところでその田中さん、どうしている?長野知事や国会議員だったりして時代の寵児だったけど、すっかりフェードアウトしてしまったが…。
「まき村」は、小体なお店で当時は女将と御主人の二人だけだった。確か当時は値段も5,000円位で懐石料理が食べられて、味も評判通りで満足した覚えがある。ミシュランの認定を受けて、もう大変な賑わいだと思うから少し落ち着いたら、再訪してみたい。
自分が行って満足したお店が、当たり前に専門家に評価されるのは嬉しい。庶民が気軽にいける「まき村」のようなお店をミシュランは、これからは精力的に発掘して欲しい。
総理大臣や大統領が来た、などという銀座の高級すし店なんかどうでもいい、私は御免蒙る。元来すしなんていうものは庶民が、腹を満たすためのファーストフーズとして、食べたものである。そんなに高尚ぶる食べ物ではない。
[プロレス] 乱戦で今年を締め括る
リアルジャパンプロレス、今年最後(12月5日、後楽園ホール)の試合を見に行った。メインは初代タイガーマスク率いるリアルジャパン軍VS大仁田邪道軍団の5×5マッチ。
目玉はやはり大仁田と元関脇貴闘力の絡みにあった。当然修羅場の様相を呈して、いきなり大仁田の毒霧が口から噴き貴闘力の顔面を襲った。ここから乱戦、顏を血で塗られたような貴闘力もこれに応戦。
まあ、両軍入り乱れリングばかりか、会場にも雪崩れ込み派手なパフォーマンスで一年を締め括った。今年一年御招待に預かり誠に有難うございました。プロレスは壮大なエンターテインメントだ!同団体の2015年が益々隆盛する音を御祈りいたします。
[ボクシング吉報] 速報
今年のボクシング殿堂入りに、日本から具志堅用高さんと故大場政夫さんが選ばれたという吉報が届いた。この話題は後日また改めて。
[今週の俳句]
~井上井月(せいげつ)冬三句~
初冬の 清水がもとの 燕子花(かきつばた)
冬ざれや 目方が原の 大根畑
松よりも 杉に影さす 冬の月
[今週の雑学講座]
~木守柿(きもりがき)とは~
柿の実を鳥に食べて貰うために、一個だけ残して置くこと。鳥が食べることで、その種を遠くまで運んでもらいあちこちに柿を増殖する、という意味。神の供養とも。これは食べ物が貴重な昔の話で、現代では野山に放置された柿が溢れて、ほぼ死語にちかい。
柿の木に纏(まつわ)る物語は多く、例えば薪(まき)にして燃やしてはいけない、祟(たた)りがあるとか、荼毘(だび)に用いれば、死者は天国に行く御利益があるとか。登ってはいけない、というは、柿木は折れやすいから。
都会の路地裏にたわわに実る柿…
冬になっても採る人もいず。

リアルジャパン軍VS大仁田邪道軍団

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■[ドラマ] 朝ドラ『マッサン』考
~なんでもやんなはれの精神~
■[宇宙] はやぶさ2の成功に寄せて
■[和食] ミシュラン認定「まき村」
■[プロレス] 乱戦で今年を締め括る
■[ボクシング吉報] 速報
[今週の俳句]
[今週の雑学講座]
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[ドラマ] 朝ドラ『マッサン』考
4時45分起床、散歩、太極拳、ラジオ体操と私の朝は慌ただしく始まる。「朝は夜より賢い」(邱永漢)を実行しているのだが、そんな1日の始まりの中で、朝食の30分の間に見る15分のNHK朝ドラ「マッサン」は、楽しみだ。
中島みゆきの主題歌「麦の唄」がいい。かつて”プロジェクトX”というNHKの番組のテーマソング「地上の星」も、同様に中島さんの書下ろし曲であった。当時スナックなどで盛んに唄われ私も愛唱したが、同じテイストを持ったメロディーといってよい、物語に相応しい素敵な歌だ。
マッサンとエリーの掛け合いも絶妙で、あれは関西弁のなせる技である。おもろいふたりの絡みは漫才、まさに人情喜劇。エリーの片言の関西弁がまたドラマを際立たせる。
標準語だったらこうは盛り上がらない。ひたむきに夫を支えるスコットランド人妻のエリー役は、日本語が全く話せないままオーディションに臨んだというアメリカ人女優のシャーロット・ケイト・フォックス。彼女の祖母はスコットランド出身だそうだが、まさに役に嵌っている。
「マッサン」は鳥井信冶郎(役名=鴨居欣次郎)と共に日本で初めてにウイスキー造を成功させた竹鶴政孝(役名=マッサン)とリタ(役名=エリー)の生涯を描いたものだが、他方今に響くサントリーの歴史でもある。
なんでもやんなはれの精神
鴨居社長(タイショウ)の「なんでもやんなはれ」の精神がマッサンを育み、今日のサントリー成らしめたといえる。物語の中でこんなセリフがある。
「日本で誰もできない、世界一のウイスキーを作ってやろうじゃないか」のタイショウの啖呵は、今年11月「山崎シェリーカスク2013」が(英国のガイド本で)ウイスキーの世界一に選ばれ証明した。面目躍如である。
「スコッチが日本のウイスキーに負けた」当地では、大変なショックだったと、外電は伝えている。さぞ、タイショウもマッサンもリタも、「それみぃ~」と天国で喝采を叫んでいるであろう。ニッカウヰスキーも「マッサン」効果で高級ウイスキー「竹鶴」の売上が四割増らしい。目出度し。
サントリーはその創業精神を脈々と受け継いでいる。常にチャレンジ精神を失わない。企業は「決断と勇気」といわれる。経済学者ケインズもいう。「血気を失った会社は衰退する」と。見本にしたい会社である。
因みに「サントリー」とは、”鳥井さん”の逆さ読みとの説だとは知らなかったなあ。「マッサン」は、こっそりと日本の産業の成りたちも教えてくれる。オジサンが楽しみなのは、そんなところにもある。
[宇宙] はやぶさ2の成功に寄せて
「はやぶさ2」の打ち上げ成功は涙が出たよ。だって6年間の孤独な旅に出たんだよ、52億㌔の途方ない大宇宙の旅、想像するだけで胸に迫る。人は、ロケットに己の人生航路を重ね合わせて、感涙するのだ。「元気で帰っておいで!」と。
小惑星に到達してミッションを終えて帰還する予定は東京オリンピックが終わったばかりの2020年10月という。無事戻ってと祈る。それにしても何ら故障もなくあっさりと飛び立った、はやぶさ2、日本の技術は凄い!日本人は改めて自信をもってよい。
[和食] ミシュラン認定「まき村」
ミシュランの今年版に品川区大森の和食懐石「まき村」が選ばれた(☆1つ)のは嬉しい。私はかれこれ20年前ほど、たまたま店の近くに住んでいた勤め先の女性社員と行ったことが有る。
「なんとなく、クリスタル」を著した作家・田中康夫のグルメ誌を読んで触発されもので、駅から大分離れた、鄙びた場所にあり夜ともなれば、ちょっと憚れるそんな場所に存在していた。
よくも隠れ家みたいなお店を田中康夫さんは探し当てたものと感心したものだ。ところでその田中さん、どうしている?長野知事や国会議員だったりして時代の寵児だったけど、すっかりフェードアウトしてしまったが…。
「まき村」は、小体なお店で当時は女将と御主人の二人だけだった。確か当時は値段も5,000円位で懐石料理が食べられて、味も評判通りで満足した覚えがある。ミシュランの認定を受けて、もう大変な賑わいだと思うから少し落ち着いたら、再訪してみたい。
自分が行って満足したお店が、当たり前に専門家に評価されるのは嬉しい。庶民が気軽にいける「まき村」のようなお店をミシュランは、これからは精力的に発掘して欲しい。
総理大臣や大統領が来た、などという銀座の高級すし店なんかどうでもいい、私は御免蒙る。元来すしなんていうものは庶民が、腹を満たすためのファーストフーズとして、食べたものである。そんなに高尚ぶる食べ物ではない。
[プロレス] 乱戦で今年を締め括る
リアルジャパンプロレス、今年最後(12月5日、後楽園ホール)の試合を見に行った。メインは初代タイガーマスク率いるリアルジャパン軍VS大仁田邪道軍団の5×5マッチ。
目玉はやはり大仁田と元関脇貴闘力の絡みにあった。当然修羅場の様相を呈して、いきなり大仁田の毒霧が口から噴き貴闘力の顔面を襲った。ここから乱戦、顏を血で塗られたような貴闘力もこれに応戦。
まあ、両軍入り乱れリングばかりか、会場にも雪崩れ込み派手なパフォーマンスで一年を締め括った。今年一年御招待に預かり誠に有難うございました。プロレスは壮大なエンターテインメントだ!同団体の2015年が益々隆盛する音を御祈りいたします。
[ボクシング吉報] 速報
今年のボクシング殿堂入りに、日本から具志堅用高さんと故大場政夫さんが選ばれたという吉報が届いた。この話題は後日また改めて。
[今週の俳句]
~井上井月(せいげつ)冬三句~
初冬の 清水がもとの 燕子花(かきつばた)
冬ざれや 目方が原の 大根畑
松よりも 杉に影さす 冬の月
[今週の雑学講座]
~木守柿(きもりがき)とは~
柿の実を鳥に食べて貰うために、一個だけ残して置くこと。鳥が食べることで、その種を遠くまで運んでもらいあちこちに柿を増殖する、という意味。神の供養とも。これは食べ物が貴重な昔の話で、現代では野山に放置された柿が溢れて、ほぼ死語にちかい。
柿の木に纏(まつわ)る物語は多く、例えば薪(まき)にして燃やしてはいけない、祟(たた)りがあるとか、荼毘(だび)に用いれば、死者は天国に行く御利益があるとか。登ってはいけない、というは、柿木は折れやすいから。
都会の路地裏にたわわに実る柿…
冬になっても採る人もいず。

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辰吉の次男プロテスト合格/ジョーの見果てぬ夢/他
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■[ボクシング] 辰吉の次男プロテスト合格
~ジョーの見果てぬ夢~
■[フィギュアスケート] 羽生結弦の不振の先に有るもの
■[歯科] 歯磨きの歓び
~歯の啓蒙運動~
[今週の雑学講座]
[今週の推薦はやり歌]
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[ボクシング] 辰吉の次男プロテスト合格
元世界王者辰吉丈一郎(44)の次男・寿以輝(じゅいき=18)がプロテスト(11月24日大阪IMPホール)に挑み1回KOで一発合格したというニュースを聞き、やはり蛙の子は蛙だなと思った。
その息子はなかなかのイケメンで、プロで活躍すれば父のように人気が出そう。子は親の背中を見て育つとはよく言ったものだ。どんなプロ選手に育つか興味は尽きない。
その父・丈一郎はまだ引退を拒み、いまだ現役に未練たっぷり、蝋燭の火が細々灯る。一茶に「我が魂は 常総の空を うろつくか」という句がある。ジョーの魂は、さながらリングの上空を彷徨(さまよう)。
日本ボクシング・コミッションは辰吉の「網膜裂孔」を理由にボクサーライセンスを発行していない。従って試合活動は不可能。それでも辰吉は、諦めないで現役続行に拘(こだわ)る。その執念、情念や鬼神の如しだ。
ジョーの見果てぬ夢
栄光も名誉も、勿論お金も全て手に入れたはずなのに、まだやり残したことあるんですか、ジョーよ。忘れものは何ですか?
かつて秋山政司さん(元東洋、日本ライト級C19度防衛の名王者=報知新聞記者・故人)が私にこう言った。
「選手というものは、勝った試合より負けた試合の方が記憶に残るもんだ。
あと1センチ右に顏をずらせば、パンチは喰わずに負けなかった、今度やったら絶対に勝てる、とそんな思いにかられる。その1センチの誤差が実は反射神経や肉体の衰えなのだが、選手は自分が最高の時しか頭にないから、今度遣ればに拘る。現役を去って何年経ってもです。これがボクサーの悲しい性(さが)というものでしょうね。」
ジョーが完全燃焼しない訳は、そんなところにあるのかも知れない。辰吉の見果てぬ夢、そして息子・寿以輝のプロテスト合格に、なんだか親子の限りないロマンを感じ共鳴してしまう。ジョーよ、あなたはボクシングに殉死するつもりですか?
[フィギュアスケート] 羽生結弦の不振の先に有るもの
NHK杯は村上大介がGPを制した。注目の羽生結弦は4位だった。4回転ジャンプはフリーの演技でも悉く失敗した。さもありんなん。中国杯での演技直前の練習で衝突流血のけがを負って、その後遺症がまだ残る。
北京と同様出場することに大分反対があったようだ。羽生には、東日本大震災の被災地のありようが、自身を強く揺り動かしているのだと思うから、それはそれでいい。「被災した方々を勇気付けたい」の彼の鋼のように強い信念。
彼の目標は来たるべき平昌(ピョンチャン=2018年2月9日開幕)での冬季五輪二連覇。私は、北京での負傷出場、また今回のNHK杯と散々だったが、この突然降りかかった不幸が彼を更に逞しいスケーターに育てる契機になるやも知れぬと密かに期待している。「艱難(かんなん)は汝を玉(ぎょく)にする」
[歯科] 歯磨きの歓び
本腰を入れ歯科医院に通っている。過去二回は歯石を取る治療。以前はあの歯を削る音が嫌で堪らなかったのに、いまは、あれは毒素を剥がしている音なのだ、と何故か快感に思える。
担当のT女医がこれまた丁寧で、恐縮する。「舟木さん、今日はこんなに歯石が取れました」と脱脂綿に黒い滓(かす)のようなものが点々とあるのを見せられ、ギョッとした。
多分赤ワインの渋の残滓だろうけど、我ながらこんなに溜めていたのかと猛省した。まだ歯石の除去は残っているが我が歯の苔が剥がれて、少しづつ清潔になり甦って行くようで嬉しい。
歯の啓蒙運動
歯科医に行く度に小さい頃からチャンと磨いていればよかったのに、とつくづく思う。我家は田舎の商家で、母が一人で店を切り盛りしていて、子供の教育どころではなく、歯を磨きなさい、なんてそんなハイカラな小言いわれたことがない。自然児のまま育った訳である。これが今の虫歯の元凶。
歯の有難味を今頃になって身に沁みて、慌て、せめて残っている丈夫な歯を大事にしようと決意した。この年になって変だが、やっと歯磨きの歓びを知って、3度の食事の後は入念に磨くようになった。
先般はT先生に「よく磨いていますね、歯がピカピカです」とお褒め頂いた。おだてられると豚も木に登る、より一層励むようになる。まるで童(わらべ)と同じだ。最低7分は磨く癖が付いた。
何とか自前の歯でいつまでも食事がしたい、この一心に尽きる。虫歯を作らないという啓蒙教育は、幼児時代に施さねばならない、とつくづく感じる。
「虫歯無き村」という東北の村があったが、さぞ老若男女健康であろう。医療費も少ないに違いない。歯は健康の源(みなもと)、国民全て見習うべし。「いつの時点においても人生の総得点は、昨日の積み重ねである」
[今週の雑学講座]
「酔生夢死」(すいせいむし)の意味は
夢のような一生を空しく終わっていけない、ということ。
顏之推(がんのすい=中国南北朝末期の儒者)はいった。「人間としてこの世に生まれてくるということは容易ことではない。人間として生まれてきたからには、何もせずに空しく一生を送ってはいけない」
(「貝原益軒処世訓」講談社 久須本文雄著より)
今週の推薦はやり歌
「雨の港町」キム・ヨンジャ(日本クラウン)
「うきよ川」長保有紀(日本クラウン)
銀杏の絨毯は豪勢なゴールド色!(11月30日、午前7時頃公園で)

DVD『カンムリワシ具志堅用高』 第1部&第2部
DVD『日本ボクシング不滅の激闘史』いずれも絶賛発売中!!
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■[ボクシング] 辰吉の次男プロテスト合格
~ジョーの見果てぬ夢~
■[フィギュアスケート] 羽生結弦の不振の先に有るもの
■[歯科] 歯磨きの歓び
~歯の啓蒙運動~
[今週の雑学講座]
[今週の推薦はやり歌]
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[ボクシング] 辰吉の次男プロテスト合格
元世界王者辰吉丈一郎(44)の次男・寿以輝(じゅいき=18)がプロテスト(11月24日大阪IMPホール)に挑み1回KOで一発合格したというニュースを聞き、やはり蛙の子は蛙だなと思った。
その息子はなかなかのイケメンで、プロで活躍すれば父のように人気が出そう。子は親の背中を見て育つとはよく言ったものだ。どんなプロ選手に育つか興味は尽きない。
その父・丈一郎はまだ引退を拒み、いまだ現役に未練たっぷり、蝋燭の火が細々灯る。一茶に「我が魂は 常総の空を うろつくか」という句がある。ジョーの魂は、さながらリングの上空を彷徨(さまよう)。
日本ボクシング・コミッションは辰吉の「網膜裂孔」を理由にボクサーライセンスを発行していない。従って試合活動は不可能。それでも辰吉は、諦めないで現役続行に拘(こだわ)る。その執念、情念や鬼神の如しだ。
ジョーの見果てぬ夢
栄光も名誉も、勿論お金も全て手に入れたはずなのに、まだやり残したことあるんですか、ジョーよ。忘れものは何ですか?
かつて秋山政司さん(元東洋、日本ライト級C19度防衛の名王者=報知新聞記者・故人)が私にこう言った。
「選手というものは、勝った試合より負けた試合の方が記憶に残るもんだ。
あと1センチ右に顏をずらせば、パンチは喰わずに負けなかった、今度やったら絶対に勝てる、とそんな思いにかられる。その1センチの誤差が実は反射神経や肉体の衰えなのだが、選手は自分が最高の時しか頭にないから、今度遣ればに拘る。現役を去って何年経ってもです。これがボクサーの悲しい性(さが)というものでしょうね。」
ジョーが完全燃焼しない訳は、そんなところにあるのかも知れない。辰吉の見果てぬ夢、そして息子・寿以輝のプロテスト合格に、なんだか親子の限りないロマンを感じ共鳴してしまう。ジョーよ、あなたはボクシングに殉死するつもりですか?
[フィギュアスケート] 羽生結弦の不振の先に有るもの
NHK杯は村上大介がGPを制した。注目の羽生結弦は4位だった。4回転ジャンプはフリーの演技でも悉く失敗した。さもありんなん。中国杯での演技直前の練習で衝突流血のけがを負って、その後遺症がまだ残る。
北京と同様出場することに大分反対があったようだ。羽生には、東日本大震災の被災地のありようが、自身を強く揺り動かしているのだと思うから、それはそれでいい。「被災した方々を勇気付けたい」の彼の鋼のように強い信念。
彼の目標は来たるべき平昌(ピョンチャン=2018年2月9日開幕)での冬季五輪二連覇。私は、北京での負傷出場、また今回のNHK杯と散々だったが、この突然降りかかった不幸が彼を更に逞しいスケーターに育てる契機になるやも知れぬと密かに期待している。「艱難(かんなん)は汝を玉(ぎょく)にする」
[歯科] 歯磨きの歓び
本腰を入れ歯科医院に通っている。過去二回は歯石を取る治療。以前はあの歯を削る音が嫌で堪らなかったのに、いまは、あれは毒素を剥がしている音なのだ、と何故か快感に思える。
担当のT女医がこれまた丁寧で、恐縮する。「舟木さん、今日はこんなに歯石が取れました」と脱脂綿に黒い滓(かす)のようなものが点々とあるのを見せられ、ギョッとした。
多分赤ワインの渋の残滓だろうけど、我ながらこんなに溜めていたのかと猛省した。まだ歯石の除去は残っているが我が歯の苔が剥がれて、少しづつ清潔になり甦って行くようで嬉しい。
歯の啓蒙運動
歯科医に行く度に小さい頃からチャンと磨いていればよかったのに、とつくづく思う。我家は田舎の商家で、母が一人で店を切り盛りしていて、子供の教育どころではなく、歯を磨きなさい、なんてそんなハイカラな小言いわれたことがない。自然児のまま育った訳である。これが今の虫歯の元凶。
歯の有難味を今頃になって身に沁みて、慌て、せめて残っている丈夫な歯を大事にしようと決意した。この年になって変だが、やっと歯磨きの歓びを知って、3度の食事の後は入念に磨くようになった。
先般はT先生に「よく磨いていますね、歯がピカピカです」とお褒め頂いた。おだてられると豚も木に登る、より一層励むようになる。まるで童(わらべ)と同じだ。最低7分は磨く癖が付いた。
何とか自前の歯でいつまでも食事がしたい、この一心に尽きる。虫歯を作らないという啓蒙教育は、幼児時代に施さねばならない、とつくづく感じる。
「虫歯無き村」という東北の村があったが、さぞ老若男女健康であろう。医療費も少ないに違いない。歯は健康の源(みなもと)、国民全て見習うべし。「いつの時点においても人生の総得点は、昨日の積み重ねである」
[今週の雑学講座]
「酔生夢死」(すいせいむし)の意味は
夢のような一生を空しく終わっていけない、ということ。
顏之推(がんのすい=中国南北朝末期の儒者)はいった。「人間としてこの世に生まれてくるということは容易ことではない。人間として生まれてきたからには、何もせずに空しく一生を送ってはいけない」
(「貝原益軒処世訓」講談社 久須本文雄著より)
今週の推薦はやり歌
「雨の港町」キム・ヨンジャ(日本クラウン)
「うきよ川」長保有紀(日本クラウン)
銀杏の絨毯は豪勢なゴールド色!(11月30日、午前7時頃公園で)

DVD『カンムリワシ具志堅用高』 第1部&第2部
DVD『日本ボクシング不滅の激闘史』いずれも絶賛発売中!!
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「自分は、不器用ですから。」健さん死す/竹原慎二さん、癌と闘病中/他
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■[哀悼] 「自分は、不器用ですから」健さん死す
~健さんと具志堅会長の出会い~
■[闘病] 竹原慎二さん、癌と闘病中
■[案内] リアル・ジャパンプロレス、他
■[俳句] 一茶、秋の三句
[今週の雑学講座]
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[哀悼]「自分は、不器用ですから。」健さん死す
俳優高倉健さんが83年の生涯を閉じた。演技がどうというよりも、存在そのものがスターであった。石原裕次郎、三船敏郎と並ぶ戦後の巨星俳優の死で、日本の映画史はまた魅力を失った。
網走番外地シリーズ、あのかすれたようなメロディーがスクリーンに一度流れると、なぜか心がシンミリして切なくなったものだ。やくざと哀愁、人情を絡み合わせたストーリーは健さんにピッタリはまった。
わが愚妻は「高倉健さんの背中には何とも言えぬ孤独感が宿っていて、それだけで物語になる。」と言いおった。じゃ、オレはどうかといったら「あなたの背中はただのオヤジよ。」腹が立ったが、相手が健さんだから仕方がない。
23日21時からのNHK総合「高倉健という生き方」を見た。さすがNHK、寡黙な健さんを引っ張り出して、よくも100時間もインタビューしたものだ。そこに貫くものは、実直に歩いた人生の轍(わだち)があると実感した。生き様そのものが演技に投影され、あの得も言われぬ雰囲気があったのだと、得心した。
やくざ映画は新宿のオールナイト館でよく見た。あれは日本が高度成長期の、元気がある時分のものだった。日本が経済力を失うと共に、やくざ組織も萎え侠客もいなくなった。従って、やくざ映画は日本の縮図なのである。
健さんは、トレードマークのやくざ映画から見事に舵を切って、幸福の黄色いハンカチ、八甲田山、動乱、冬の華、ホタル、駅、鉄道員(ぽっぽや)など印象に残る名作を沢山残した。どの部分、どのカットを切り取っても健さんは1枚の絵になりました。喩えてジャン・ギャバンの渋み、寂寥感。
健さんと具志堅会長の出会い
最後にエピソードを一つ。具志堅用高会長が飛行機のなかで偶然健さんと一緒になった。具志堅会長が最前列に座っていたら、真後ろに高倉健さんが座っていた。
で具志堅会長「高倉さん、具志堅です。席を代わりましょうか」と申し出たそうな。長身の健さん、最前列はゆったりできる。具志堅会長の心遣いだ。
これに対して、健さんは丁重な礼をいって辞退、「ところでYさんは御元気ですか。」と尋ねられたという。Y氏は具志堅会長とS氏、私の共通の友人である。「吃驚したねえ、あそこでYさんのことが咄嗟に出て来るとは。気配りの人ですねえ。恰好よかったですよ。」
Y氏は熱烈な健さんファンで、健さんと交流がある。Y氏が還暦のときには、サイン入りのジャンパーを贈って貰い、一生の宝物ですと感激、御祝いの席でそれを着用した。健さん死亡の知らせにY氏から早速私宛にメールが届いた。
「しばらく喪に服します」とあった。落胆如何ばかりか。10日の新聞各紙は号外を出したり、夕刊1面トップで報じた。因みに「衆議院解散」はその横に申し訳ない程度に見出しがそっけなくあった。
自分は、不器用ですから…そのキャッチコピー通り武骨に生きた83年の生涯、残念ですが、見事な男の一生でした。沢山の心に残る映画を有難うございました。御冥福をお祈り致します。高倉健さんは永遠です。
[闘病]竹原慎二さん、癌と闘病中
元世界ミドル級王者で現タレントの竹原慎二さん(42)がTBSテレビ「爆報!THEフライデー」に出演、自身が膀胱癌であることを告白した。竹原さんは去年から血尿が出て、検診の結果膀胱癌と判明。
当時を振り返って「痛くて、熱い痛みを感じた。おしっこが出ても痛かった。42歳でがんって頭の中が真っ白になった」という。心配した盟友の畑山隆則さん(元世界王者=竹原と共同でジム経営)が病院を捜しまわったという友情も。
入院して治療にあたり、その後リンパ節に転移が見つかった。相当悪化して抗癌剤の副作用で髪の毛が抜け落ち、絶望的になったそうだ。それも無事癌を摘出して現在は、順調に回復に向かっているという。
竹原さんは、日本人で初めてWBAミドル級世界王者になった人。カルロス(亜)を判定で下し王座を獲得した。あの奇跡を起こした試合のように、癌にも打ち克ってください。心よりお祈り申し上げます。
[案内]リアル・ジャパンプロレス、他
◆リアル・ジャパンプロレス
日時:12月5日(後楽園ホール)17:30開場/18:30試合開始
「貴闘力 炎の第二戦!」と銘打っての大会。[リアルジャパン軍vs大仁田軍団5対5全面対決]10人タッグマッチ60分1本勝負。果たしてどんな修羅場が見られるか。敵意を剥き出しにする大仁田と貴闘力の絡みは2014年の掉尾を飾るに相応しい。波乱必至!!

◆NKB日本キックボクシング連盟[生粋シリーズFINAL]
日時:12月13日(土)17:00開場/17:30試合開始
会場:後楽園ホール
キックボクシング界で最古の歴史を誇る渡辺ジムの渡辺信久会長(連盟代表)が率いる今年のファイナル。「飾り気なし、倒すか、倒されるかの真剣勝負の醍醐味を是非味わってほしい」(代表)。メインはNBKミドル級タイトル戦、C村井崇裕(京都野口)VS1位田村聖(拳心館)。過激なスローガンで年5回興行、渡辺代表のサムライ精神が息づく試合。最後に花火が揚がるのこの団体のウリ。お問合せ/渡辺ジム03-3691-4536 注:ポスター小入る
◆18人の手作り本展「えとじもじとじてせいぼん2」
日時:11/26(水)~12/7(日) OPEN12:00~CLOSE19:00
※月火休み、初日は16時から、最終日は17時迄。
会場:銀座レトロギャラリー「MUSEE」
武蔵野美術大学の講師やOBなどが自作の絵や文章を自由に綴じた楽しい展示会。ユニークなプロレス本もある。
[俳句]一茶、秋の三句
秋の風 乞食は我を 見くらべる
秋の夜や 旅の男の 針仕事
焚くほどに 風が呉れたる 落葉かな
[今週の雑学講座]
「常在戦場」の真の意味
自民党の役員さまは、何かというと「常在戦場」バカの一つ覚えで唱えていますが、ドタバタ解散の低級な政治ごっこに使ってほしくないコトバです。
大辞林(三版)によると、それは「いつも戦場にいる気持ちで事にあたれ」という意味。山本五十六連合艦隊司令長官も「座右の銘」にしていた。また同じ越後長岡藩軍事総監河井継之助も同様だったといいます。長岡藩はこれを「藩訓」としていました。
晩秋の珍しい雲の群れ(22日、午前7時半頃)

DVD『カンムリワシ具志堅用高』 第1部&第2部
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■[哀悼] 「自分は、不器用ですから」健さん死す
~健さんと具志堅会長の出会い~
■[闘病] 竹原慎二さん、癌と闘病中
■[案内] リアル・ジャパンプロレス、他
■[俳句] 一茶、秋の三句
[今週の雑学講座]
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[哀悼]「自分は、不器用ですから。」健さん死す
俳優高倉健さんが83年の生涯を閉じた。演技がどうというよりも、存在そのものがスターであった。石原裕次郎、三船敏郎と並ぶ戦後の巨星俳優の死で、日本の映画史はまた魅力を失った。
網走番外地シリーズ、あのかすれたようなメロディーがスクリーンに一度流れると、なぜか心がシンミリして切なくなったものだ。やくざと哀愁、人情を絡み合わせたストーリーは健さんにピッタリはまった。
わが愚妻は「高倉健さんの背中には何とも言えぬ孤独感が宿っていて、それだけで物語になる。」と言いおった。じゃ、オレはどうかといったら「あなたの背中はただのオヤジよ。」腹が立ったが、相手が健さんだから仕方がない。
23日21時からのNHK総合「高倉健という生き方」を見た。さすがNHK、寡黙な健さんを引っ張り出して、よくも100時間もインタビューしたものだ。そこに貫くものは、実直に歩いた人生の轍(わだち)があると実感した。生き様そのものが演技に投影され、あの得も言われぬ雰囲気があったのだと、得心した。
やくざ映画は新宿のオールナイト館でよく見た。あれは日本が高度成長期の、元気がある時分のものだった。日本が経済力を失うと共に、やくざ組織も萎え侠客もいなくなった。従って、やくざ映画は日本の縮図なのである。
健さんは、トレードマークのやくざ映画から見事に舵を切って、幸福の黄色いハンカチ、八甲田山、動乱、冬の華、ホタル、駅、鉄道員(ぽっぽや)など印象に残る名作を沢山残した。どの部分、どのカットを切り取っても健さんは1枚の絵になりました。喩えてジャン・ギャバンの渋み、寂寥感。
健さんと具志堅会長の出会い
最後にエピソードを一つ。具志堅用高会長が飛行機のなかで偶然健さんと一緒になった。具志堅会長が最前列に座っていたら、真後ろに高倉健さんが座っていた。
で具志堅会長「高倉さん、具志堅です。席を代わりましょうか」と申し出たそうな。長身の健さん、最前列はゆったりできる。具志堅会長の心遣いだ。
これに対して、健さんは丁重な礼をいって辞退、「ところでYさんは御元気ですか。」と尋ねられたという。Y氏は具志堅会長とS氏、私の共通の友人である。「吃驚したねえ、あそこでYさんのことが咄嗟に出て来るとは。気配りの人ですねえ。恰好よかったですよ。」
Y氏は熱烈な健さんファンで、健さんと交流がある。Y氏が還暦のときには、サイン入りのジャンパーを贈って貰い、一生の宝物ですと感激、御祝いの席でそれを着用した。健さん死亡の知らせにY氏から早速私宛にメールが届いた。
「しばらく喪に服します」とあった。落胆如何ばかりか。10日の新聞各紙は号外を出したり、夕刊1面トップで報じた。因みに「衆議院解散」はその横に申し訳ない程度に見出しがそっけなくあった。
自分は、不器用ですから…そのキャッチコピー通り武骨に生きた83年の生涯、残念ですが、見事な男の一生でした。沢山の心に残る映画を有難うございました。御冥福をお祈り致します。高倉健さんは永遠です。
[闘病]竹原慎二さん、癌と闘病中
元世界ミドル級王者で現タレントの竹原慎二さん(42)がTBSテレビ「爆報!THEフライデー」に出演、自身が膀胱癌であることを告白した。竹原さんは去年から血尿が出て、検診の結果膀胱癌と判明。
当時を振り返って「痛くて、熱い痛みを感じた。おしっこが出ても痛かった。42歳でがんって頭の中が真っ白になった」という。心配した盟友の畑山隆則さん(元世界王者=竹原と共同でジム経営)が病院を捜しまわったという友情も。
入院して治療にあたり、その後リンパ節に転移が見つかった。相当悪化して抗癌剤の副作用で髪の毛が抜け落ち、絶望的になったそうだ。それも無事癌を摘出して現在は、順調に回復に向かっているという。
竹原さんは、日本人で初めてWBAミドル級世界王者になった人。カルロス(亜)を判定で下し王座を獲得した。あの奇跡を起こした試合のように、癌にも打ち克ってください。心よりお祈り申し上げます。
[案内]リアル・ジャパンプロレス、他
◆リアル・ジャパンプロレス
日時:12月5日(後楽園ホール)17:30開場/18:30試合開始
「貴闘力 炎の第二戦!」と銘打っての大会。[リアルジャパン軍vs大仁田軍団5対5全面対決]10人タッグマッチ60分1本勝負。果たしてどんな修羅場が見られるか。敵意を剥き出しにする大仁田と貴闘力の絡みは2014年の掉尾を飾るに相応しい。波乱必至!!

◆NKB日本キックボクシング連盟[生粋シリーズFINAL]
日時:12月13日(土)17:00開場/17:30試合開始
会場:後楽園ホール
キックボクシング界で最古の歴史を誇る渡辺ジムの渡辺信久会長(連盟代表)が率いる今年のファイナル。「飾り気なし、倒すか、倒されるかの真剣勝負の醍醐味を是非味わってほしい」(代表)。メインはNBKミドル級タイトル戦、C村井崇裕(京都野口)VS1位田村聖(拳心館)。過激なスローガンで年5回興行、渡辺代表のサムライ精神が息づく試合。最後に花火が揚がるのこの団体のウリ。お問合せ/渡辺ジム03-3691-4536 注:ポスター小入る
◆18人の手作り本展「えとじもじとじてせいぼん2」
日時:11/26(水)~12/7(日) OPEN12:00~CLOSE19:00
※月火休み、初日は16時から、最終日は17時迄。
会場:銀座レトロギャラリー「MUSEE」
武蔵野美術大学の講師やOBなどが自作の絵や文章を自由に綴じた楽しい展示会。ユニークなプロレス本もある。
[俳句]一茶、秋の三句
秋の風 乞食は我を 見くらべる
秋の夜や 旅の男の 針仕事
焚くほどに 風が呉れたる 落葉かな
[今週の雑学講座]
「常在戦場」の真の意味
自民党の役員さまは、何かというと「常在戦場」バカの一つ覚えで唱えていますが、ドタバタ解散の低級な政治ごっこに使ってほしくないコトバです。
大辞林(三版)によると、それは「いつも戦場にいる気持ちで事にあたれ」という意味。山本五十六連合艦隊司令長官も「座右の銘」にしていた。また同じ越後長岡藩軍事総監河井継之助も同様だったといいます。長岡藩はこれを「藩訓」としていました。
晩秋の珍しい雲の群れ(22日、午前7時半頃)

DVD『カンムリワシ具志堅用高』 第1部&第2部
DVD『日本ボクシング不滅の激闘史』いずれも絶賛発売中!!
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大義なき衆議院解散/1976年センサック初防衛での大混乱/他
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■大義なき衆議院解散
~習近平主席の傲慢無礼~
~選挙後の安倍総理の狙い~
■商店街のバス旅行
~座敷に座る苦痛~
[今週の雑学講座]
タイ国のラッキーナンバーは「9」 (センサック初防衛での大混乱)
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大義なき衆議院解散
衆議院を解散して、また選挙するという。大義のない国費の恐るべき無駄遣い。前回(2012年)の選挙は約650億円も掛かった。国の借金1千兆円、任期がまだ残るのに選挙を遣ってる場合か。
福島原発事故でいまなお仮設住宅に暮らす人々、東日本大震災の復旧も進まず、消費税8%以後個人消費は伸びず、強引なインフレ策は、円安ドル高を招き、車の輸出は伸びたが、ガソリン、天然ガスは高騰して国民生活を圧迫、原発稼働等々問題山積、何一つ解決できない現状。空白は許されないのに。余りにノー天気。
今電撃的に選挙をやれば、安倍自民は絶対勝てると踏んでいる。野党は選挙準備が整っていない。党内の不平分子も抑えられる。勝てばフリーハンド、集団的自由権も消費税10%も思いのままだ。国民を舐めているとしかいいようなし。
真の狙いは安倍長期政権の確立、もう一つは最大のライバル石破茂の総理の芽を摘むことだ。「次はあなたが総理」と持ち上げ幹事長職を降ろし、石破茂を特命担当大臣(地方創世)に格下げにしたのも、見え見えの布石だ。まあ、そんな口約束、政治の世界では無きに等しい。
習近平主席の傲慢無礼
自民党員の地方票は圧倒的に石破が強く人気が有る。乾坤一擲ここで芽を根絶する。並々ならぬ安倍総理の決意。その私欲私情が解散総選挙の愚挙に出た。こんなスモールサイズだから習近平主席にも馬鹿にされた。
あのASEANでの握手のシーンはなんだ。安倍総理個人の問題ではない。日本国家が侮辱されたことだ。さぞ中国国民は溜飲を下げただろうよ。また世界中であの場面を見た人は、日本の総理のすり寄る態度に、軽蔑の眼差しを送ったに違いない。
安倍総理は常々右翼的な発言をしている。あんな時こそ、ソッポを向く習主席に「いやならオレは日本に帰る」と啖呵の一つも切ればよかったのだ。
あれほど傲慢無礼な国家元首を私は過去見たことがない。ホスト国とは、何はさておきお客様を歓迎せねばならぬ。それが礼儀。だが待てよ、実はあの握手にこそ和解への鍵が隠されていた、と私はみる。
安倍総理が尻を捲って握手を拒絶したなら、当然オバマ大統領を始めプーチン首相、西洋各国の首脳も「まあまあ」と仲裁に動くだろう。その結果初めて和解へのテーブルに着くことになる。
選挙後の安倍総理の狙い
外交はときに真剣白刃の心理戦、憎悪と和解は紙一重。人生は芝居を演じる役者、とは誰かがいった。馬鹿の一つ覚えの「常在戦場」と叫ぶ自民党役員連中、言葉でなくあの習主席との握手時にこそ、その言を発揮して欲しかった。
ついつい横道に外れた。解散と安倍総理に戻る。大体やることなすこと姑息、性急なアベノミクスは誰が見ても失敗だ。で、消費税10%もあっさり先送り。これ国民欺く煙幕、遣るんならその理由を正々堂々吐いて、断行すべき。
国民に負担を押し付けるには、衆参両院の議員数(衆・480、参・242を)1/3に削減するとか、それが出来たら、消費税アップも国民の同意を得られよう。
己の私利私欲のためにだけ選挙を強行するは、経国済民の気持ち一滴の露ほどもない。「集団的自衛権」とは、同盟国アメリカが攻撃されたら日本も自動的に支援参戦することだよ、分かり易く言えば。それでいいの?
選挙は、自民党が例え数を減らしたとしても勝利を収めるだろうから、党内の不満分子も抑えられるし、禊(みそぎ)も済んだ、国民の審判を仰いだと安倍総理は遮二無二に暴走するだろう。あたかも危険薬物を吸ったドライバーの如くに。よくよく国民は熟慮すべきだ。
商店街のバス旅行
16日の日曜は地元西原商店街のバス旅行(30人)で茨城県常陸那珂まで日帰りで行ってきた。幸いの秋晴れで車窓から秋の風情を楽しめた。
約2時間半で目的地の阿字ヶ浦海岸縁(べり)に建つ「のぞみ」というリゾートホテルに到着。海を見ながら大広間で休憩した後は、海を眺望できる露天風呂で寛いだ。
昼食はこの地域名物のあんこう鍋で、酒などの飲み物も振る舞われて、宴会は盛り上がった。旅行費用は全て込みの三千円、恐縮した。私は夏祭りでボランティアを遣っているので声がかかった。声が掛るうちが花か。
座敷に座る苦痛
だが困ったのは座敷で、座椅子もなく座布団一枚は腰が痛くておうじょうした。せっかくのあんこう鍋も心ゆくまで味わうことができず、その点では苦痛だった。
座ることなど若い頃はなんでもなく出来たのに、いまは地獄だ。和式トイレもとうに利用できない、習慣とは恐ろしい。幕末日本に来航した欧米人はさぞ苦労の種だったろうな、と変に同情した。
帰りは那珂湊港のおさかな市場に寄って買物してきた。あれもこれも買って、こんなに買って来てどうするのと家内に叱られたが、帰途は大渋滞に巻き込まれ帰宅できたのは8時過ぎだった。紅葉見物の行楽車だろうが、これは想定外だった。行きはよいよい、帰りはこわいか。
[今週の雑学講座]
タイ国のラッキーナンバーは「9」
タイ国では「9」(タイ語でガウ)という数字がラッキーナンバー。我々の「7」というラッキーナンバーに該当する。ただし、重みが遥かに違う。
国王の翳(かざ)す日傘は、九層になっているのは何よりの証拠であろう。かつてボクシング世界戦でもこんなことがあった。
1976年1月、センサック・ムンスリン(タイ)が、国技館でライオン古山(笹崎)と初防衛戦を行った時は、この9がテレビ局を大混乱させた。
当時放送したのは日テレ。生中継だったが時間になってもセンサックは控室を出てこない。入場音楽は繰り返し流れている。スタッフは右往左往、パニックになった。
その頃センサックはといえば、長い線香を立て膝まずきお祈りの最中。日本人マスコミで唯一人入室を許された私はその全てを目撃した。何故出ないのか、と関係者に聞けば「タイの高僧が〇〇秒にならなければ控室を出てはいけないと言った」と。
それが、7時0分59秒だったか、7時9分9秒だったか正確には忘れた。つまりは⑨の数字が大事なのである。お告げの時刻になり、センサック陣営は悪びれた様子もなく堂々とリングに向かった。恐らく日本では前代未聞の出来事である。
それほどまでに「9」はタイ国民にとっては神がかりの数字である。お告げの守りのせいか、センサックは圧勝の判定勝ちで初防衛を果たした。
ひたちなかの海に夕陽が沈んで…

DVD『カンムリワシ具志堅用高』 第1部&第2部
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■大義なき衆議院解散
~習近平主席の傲慢無礼~
~選挙後の安倍総理の狙い~
■商店街のバス旅行
~座敷に座る苦痛~
[今週の雑学講座]
タイ国のラッキーナンバーは「9」 (センサック初防衛での大混乱)
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大義なき衆議院解散
衆議院を解散して、また選挙するという。大義のない国費の恐るべき無駄遣い。前回(2012年)の選挙は約650億円も掛かった。国の借金1千兆円、任期がまだ残るのに選挙を遣ってる場合か。
福島原発事故でいまなお仮設住宅に暮らす人々、東日本大震災の復旧も進まず、消費税8%以後個人消費は伸びず、強引なインフレ策は、円安ドル高を招き、車の輸出は伸びたが、ガソリン、天然ガスは高騰して国民生活を圧迫、原発稼働等々問題山積、何一つ解決できない現状。空白は許されないのに。余りにノー天気。
今電撃的に選挙をやれば、安倍自民は絶対勝てると踏んでいる。野党は選挙準備が整っていない。党内の不平分子も抑えられる。勝てばフリーハンド、集団的自由権も消費税10%も思いのままだ。国民を舐めているとしかいいようなし。
真の狙いは安倍長期政権の確立、もう一つは最大のライバル石破茂の総理の芽を摘むことだ。「次はあなたが総理」と持ち上げ幹事長職を降ろし、石破茂を特命担当大臣(地方創世)に格下げにしたのも、見え見えの布石だ。まあ、そんな口約束、政治の世界では無きに等しい。
習近平主席の傲慢無礼
自民党員の地方票は圧倒的に石破が強く人気が有る。乾坤一擲ここで芽を根絶する。並々ならぬ安倍総理の決意。その私欲私情が解散総選挙の愚挙に出た。こんなスモールサイズだから習近平主席にも馬鹿にされた。
あのASEANでの握手のシーンはなんだ。安倍総理個人の問題ではない。日本国家が侮辱されたことだ。さぞ中国国民は溜飲を下げただろうよ。また世界中であの場面を見た人は、日本の総理のすり寄る態度に、軽蔑の眼差しを送ったに違いない。
安倍総理は常々右翼的な発言をしている。あんな時こそ、ソッポを向く習主席に「いやならオレは日本に帰る」と啖呵の一つも切ればよかったのだ。
あれほど傲慢無礼な国家元首を私は過去見たことがない。ホスト国とは、何はさておきお客様を歓迎せねばならぬ。それが礼儀。だが待てよ、実はあの握手にこそ和解への鍵が隠されていた、と私はみる。
安倍総理が尻を捲って握手を拒絶したなら、当然オバマ大統領を始めプーチン首相、西洋各国の首脳も「まあまあ」と仲裁に動くだろう。その結果初めて和解へのテーブルに着くことになる。
選挙後の安倍総理の狙い
外交はときに真剣白刃の心理戦、憎悪と和解は紙一重。人生は芝居を演じる役者、とは誰かがいった。馬鹿の一つ覚えの「常在戦場」と叫ぶ自民党役員連中、言葉でなくあの習主席との握手時にこそ、その言を発揮して欲しかった。
ついつい横道に外れた。解散と安倍総理に戻る。大体やることなすこと姑息、性急なアベノミクスは誰が見ても失敗だ。で、消費税10%もあっさり先送り。これ国民欺く煙幕、遣るんならその理由を正々堂々吐いて、断行すべき。
国民に負担を押し付けるには、衆参両院の議員数(衆・480、参・242を)1/3に削減するとか、それが出来たら、消費税アップも国民の同意を得られよう。
己の私利私欲のためにだけ選挙を強行するは、経国済民の気持ち一滴の露ほどもない。「集団的自衛権」とは、同盟国アメリカが攻撃されたら日本も自動的に支援参戦することだよ、分かり易く言えば。それでいいの?
選挙は、自民党が例え数を減らしたとしても勝利を収めるだろうから、党内の不満分子も抑えられるし、禊(みそぎ)も済んだ、国民の審判を仰いだと安倍総理は遮二無二に暴走するだろう。あたかも危険薬物を吸ったドライバーの如くに。よくよく国民は熟慮すべきだ。
商店街のバス旅行
16日の日曜は地元西原商店街のバス旅行(30人)で茨城県常陸那珂まで日帰りで行ってきた。幸いの秋晴れで車窓から秋の風情を楽しめた。
約2時間半で目的地の阿字ヶ浦海岸縁(べり)に建つ「のぞみ」というリゾートホテルに到着。海を見ながら大広間で休憩した後は、海を眺望できる露天風呂で寛いだ。
昼食はこの地域名物のあんこう鍋で、酒などの飲み物も振る舞われて、宴会は盛り上がった。旅行費用は全て込みの三千円、恐縮した。私は夏祭りでボランティアを遣っているので声がかかった。声が掛るうちが花か。
座敷に座る苦痛
だが困ったのは座敷で、座椅子もなく座布団一枚は腰が痛くておうじょうした。せっかくのあんこう鍋も心ゆくまで味わうことができず、その点では苦痛だった。
座ることなど若い頃はなんでもなく出来たのに、いまは地獄だ。和式トイレもとうに利用できない、習慣とは恐ろしい。幕末日本に来航した欧米人はさぞ苦労の種だったろうな、と変に同情した。
帰りは那珂湊港のおさかな市場に寄って買物してきた。あれもこれも買って、こんなに買って来てどうするのと家内に叱られたが、帰途は大渋滞に巻き込まれ帰宅できたのは8時過ぎだった。紅葉見物の行楽車だろうが、これは想定外だった。行きはよいよい、帰りはこわいか。
[今週の雑学講座]
タイ国のラッキーナンバーは「9」
タイ国では「9」(タイ語でガウ)という数字がラッキーナンバー。我々の「7」というラッキーナンバーに該当する。ただし、重みが遥かに違う。
国王の翳(かざ)す日傘は、九層になっているのは何よりの証拠であろう。かつてボクシング世界戦でもこんなことがあった。
1976年1月、センサック・ムンスリン(タイ)が、国技館でライオン古山(笹崎)と初防衛戦を行った時は、この9がテレビ局を大混乱させた。
当時放送したのは日テレ。生中継だったが時間になってもセンサックは控室を出てこない。入場音楽は繰り返し流れている。スタッフは右往左往、パニックになった。
その頃センサックはといえば、長い線香を立て膝まずきお祈りの最中。日本人マスコミで唯一人入室を許された私はその全てを目撃した。何故出ないのか、と関係者に聞けば「タイの高僧が〇〇秒にならなければ控室を出てはいけないと言った」と。
それが、7時0分59秒だったか、7時9分9秒だったか正確には忘れた。つまりは⑨の数字が大事なのである。お告げの時刻になり、センサック陣営は悪びれた様子もなく堂々とリングに向かった。恐らく日本では前代未聞の出来事である。
それほどまでに「9」はタイ国民にとっては神がかりの数字である。お告げの守りのせいか、センサックは圧勝の判定勝ちで初防衛を果たした。
ひたちなかの海に夕陽が沈んで…

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