舟木昭太郎の日々つれづれ -59ページ目

御嶽山噴火の地獄絵/秋祭りに佐竹雅昭さんも来た/他

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■御嶽山噴火の地獄絵
■ヤンキース田中の今季終了
■秋祭りに佐竹雅昭さんも来た

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御嶽山噴火の地獄絵

木曾のナ~ 中乗りさん
木曾の御岳さんは ナンジャラホーイ
夏でも寒い ヨイヨイヨイ

 
木曾節に唄われる御嶽山が27日午前、突如噴火したさまは驚いた。テレビに映し出される光景は、登山者の目の前、尾根伝いに噴煙がモクモクと湧き出る、なんともおどろおどろしい地獄絵そのものである。
 
御嶽山は山岳信仰で広く知られた山で、穏やかな仏の如き山と想像していたら、とんでもハップン。煙と共に落石のようなものがバラバラと音を立て地面を叩く様子がテレビで、はっきりと聞き取れた。登山者は阿鼻叫喚の混乱ではなかったか。
 
この噴火で死者12人、心肺停止24人(※9月29日23時現在)も!想像を超えた惨事になった。秋日和の土曜日、登山者は紅葉に彩られた風景を楽しみに登っただろうに、山の神の悪戯にしては酷すぎる。まだ相当数の行方不明者がいるらしい。う~ん、忍びない。
 
噴火といえば、軽井沢から北軽井沢に向かう浅間山の山麓の道路に、途中「鬼押し出し」というポイントがあるが、噴火の恐ろしさを見せつけられるものだ。そこには2~3㌧はあろうかという岩がゴロゴロしていて、鬼が押し出した石だと伝えられる。
 
これは噴火で流れ出した溶岩が固まって出来た岩であるそうな、天明3年(1783年)の大噴火の際のもので、この時は1600人以上の死者を出し、浅間山の部落が一瞬にして消滅してしまったというから恐ろしい。
 
考えてみると日本の国土は、火山列島の上にある。いついかなる時に噴火しても可笑しくない。或いは小松左京著「日本沈没」のような事態が、現実に起こりうるのかも。こればっかりは想像したくないけど。
 
イタリアのヴェスヴィオ火山噴火(西暦79年)では、僅か19時間で消滅した古代都市ポンペイは、数々の小説や映画で知られている。
 
今回の御嶽山噴火でも、あらゆる最新鋭の火山測定器を備えていながら専門家は、予知できなかった。それほど「噴火の前兆」を捉えるのは難しいらしい。
 
地震&津波対策と同じように、火山防災対策も急務だろう。火山灰を吸わない工夫とか、活火山に登るときには、防護マスクを常備するとか、日頃の訓練があれば、少しは心肺停止を防げた人もいたかも知れない。我々は余りにも火山噴火に対して無防備すぎる。
 
いずれにしても自然の脅威は科学を寄せ付けない、人間の能力を遥かに超えたものである。畏れよ、ひたすら自然を畏れよ、そして備えよ…。
 
 
ヤンキース田中の今季終了

楽天からニューヨークヤンキースに入団した田中将大の今季は終わった。最終登板となったレッドソックス戦は、1回2/3投げて7失点と自己ワーストの50球でKOされれた。今季の戦績は13勝5敗(防御率2.27)
 
右肘痛から復帰しての2戦目、やはり完全復活とはいかないようだ。「右肘靭帯断裂」は、手術しか治らない、と専門医は無情にも唱えるのだが。
 
高校、楽天を通して酷使したつけが、大リーグの中4日という過酷な起用法と変化球の投げ過ぎなどで、疲労が重なり、遂に発症したのではないのか。手術となると来季も開幕からの登場とはいくまい。田中本人にとっても、ヤンキースにとってもそれが現実となれば、痛い誤算だろう。
 
それはそうと今季ポストシーズン進出を逃した名門球団、来期は大幅な選手の入れ替えは避けられまい。何しろ30本塁打を打った選手が一人もいないヤンキースなんて初めて見た。
 
投手陣もサバシアはあてにならない。田中も手術となれば軸になるピッチャーが全くいない。ジラルディー監督も頭が痛いことだろう。果たして我愛するヤンキースに、日はまた昇るのか。
 
 
秋祭りに佐竹雅昭さんも来た

代々木八幡神宮の秋の例大祭も終わり街はいつもの静かさに戻った。その祭りがあった23日は、すっぽん「田吾作」で日頃馴染みの客が、店の接待を受けて宴会が開かれた。
 
その中に格闘家の佐竹雅昭さんもいた。私も合席で歓談しながら親方心尽くしの料理に舌鼓をうった。お囃子が聞える、祭日昼の宴会は、解放感が有り情緒がある。いいものである。
 
神輿が店の前に来るとたちまち飛び出して見物する。通り過ぎるとまた飲む、の繰り返し。普段は静謐な住宅街もこの日ばかりは賑わった。
 
それにしても流石格闘家、佐竹さんは、飲む程に酔うほどに愉しくなり座を飽きさせない。ビール、焼酎、日本酒にワイン、一体どれほど飲んだかわからない。私も度を超えた。
 
途中から家内も加わり、次は祭りの屋台に繰り出しここでもまた飲んだ。我街、近隣の秋祭りはほぼ終わった。祭りが去れば、本格的な秋、暮に向かって走り出す。何を急かせる、季節よ。
 
代々木八幡宮の例大祭の神輿と佐竹さんと手前に田吾作の親方
(23日、渋谷区富ヶ谷で)

  
秋の澄み渡る空の風景(自宅付近)
 
  

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山口洋子先生の死を悼む/プロレス会場で石井館長を見た/他

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■山口洋子先生の死を悼む
 ~山口さんとの香港の想い出~
 ~試合場で山口さんに言われたこと~
 ~五木ひろしを世に出す~
■小津安二郎のテーマ音楽の狙い
■錦織圭の接近戦
■荻野浩介のラストスパート
 ~山中毅から荻野へ~
■プロレス会場で石井館長を見た

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山口洋子先生の死を悼む

「よこはま・たそがれ」「千曲川」「夜空」「ブランデーグラス」などの数多くのヒット曲の作詞家であり、直木賞作家であり、更にはクラブ「姫」のママであった山口洋子さんが、9月6日、心不全のため死去した。
 
享年77才。葬儀は近親者で行われたという。昭和史を煌めく星座の如く彩った才女がまた一人姿を消して、誠に昭和は遠くなりにけりである。
 
近年は脳梗塞や脳溢血などを繰り返し病院で治療にあたっていたという。同居しているキックボクシング創始者野口修さんから、私は死亡の通知を既に受けてはいたが、葬儀が終わるまで内密にとの約束で公表を控えてきた。後日お別れの会を予定しているようだ。
 
 
山口さんとの香港の想い出

私にとって、山口さんとの想い出は何といっても香港での出来事。野口社長と山口洋子さんは夫婦同然の仲であり、御二人が滞在している香港で、野口社長の取材要請を受け私が合流したのは、当地でタイ国のルンピニー首脳と会談をもつという1日前であった。
 
以前このブログでも紹介したが、この会談は野口社長の呼びかけで実現したわけだが、当時キックボクシングは沢村忠の凋落もありテコ入れが急がれていた。
 
そこで野口社長は、ぎくしゃくしたタイ国との関係を修復し、選手の供給をスムーズにするために、陸軍系ルンピニースタジアム首脳と腹蔵のない話し合いを持つことになった。
  
あれは昭和49年か50年頃だったと思うが、もう記憶は朧だ。当時私は、月刊「ゴング」に在籍していた。取材の要請を受けて、慌ただしく空港に着いたのが確か深夜で、閑散とした到着ロビーで一人不安な気持ちで立っていると、迎えに来てくれたのは、思いもよらず山口さんであった。セレブの運転の出迎えに、正直困惑したものだ。
 
山口さんの運転するベンツで向かったところは、何と最高級のペニンシュラホテル。そこに野口社長が待っていた。今夜の宿を心配していると野口社長は「ここに私共と一緒に泊りましょう」といってくれた。安サラリーの私が、お蔭で夢のような一夜を過ごした。
 
翌日、ルンピニー首脳との会談(於シェラトンホテル)の時間まで暫く時間があるというので、私も御二人のショッピングにお付き合いした。
 
宝石店にぶらりと入ったが、ここで驚いたことは、目を剥くような値段の宝石を、御二人がサイン一つで無造作に買っていることだった。まるでアラブの王族ならかくあるべしという買物風景であった。香港で御二人は有名人だったのだ。
  
首脳会談も無事終わり、中華店にも御招待を受けて、いままで口にしたことがないような珍味を味わったが、山口さんとその時どんな会話をしたかは覚えていない。
 
取材が終わり私はバンコクに向かった。僅か1日半の香港滞在であったが、セレブな御二人と行動を共にできたことは、私にとって生涯忘れられない思い出となった。
 
 
試合場で山口さんに言われたこと

山口さんとは、またこんな出来事もあった。あるとき、後楽園ホールで記者席に座る私の元に来て、作詞をすることを勧めてくれた。「作詞は物語を書くのと同じよ。舟木さん書いてみたら?」と言ってくれた。
 
私には元よりそんな才覚があるでなく、笑って首を横に振ったものだが、著名人から御世辞にもそんなことをいわれ、面はゆい思いをした。 
 
五木の本名は、松山数夫といった。何度も芸名を替えては売れない無名の歌手を「五木ひろし」と芸名を変え、乾坤一擲の勝負に出たのは、野口修社長と山口洋子のコンビ。 
 
あの頃の野口社長は、キックに沢村忠がいて、競走馬に500㌔の巨体のスーパーフィルドがいて、兎も角勢いがあった。その上昇気流に五木も乗った。五木の運はここに始まる。
 
 
五木ひろしを世に出す

五木ひろしの芸名は、旧知の作家・五木寛之さんから頂いたと野口さんは私に語った。「銀座を歩いているときに正面から五木先生が来てねえ、咄嗟に、今度うち(野口プロ)からデビューする歌手に、先生の名前を使わせてもらいたいのですが、とお願いしたら、先生は快諾してくれた。」
 
へえ~、これが五木ひろしの芸名由来の真相とは、と私は感心した覚えがある。その他「ツ・キ・オ・ヒ・ロ・ウ」なんて、語呂合わせもあるらしいけど、オジサンは訊いていない。
 
ともかくも二人の強力なプロデュース力、人脈が有ったればこそ、五木は世に出たのである。デビュー曲は「よこはま・たそがれ」。この1曲で五木はスターダムにのし上がり、まるでロケットのように飛翔した。
 
後に3人の間に亀裂が生じ、五木は野口プロを離れることになるが、野口&山口コンビが居なかったなら、五木ひろしという歌手は存在しなかったであろうことは、容易に想像できる。
 
風俗、芸能、文学の分野で不滅の足跡を残した山口洋子先生、謹んで御冥福をお祈り致します。歌謡曲は永遠です!


「よこはま・たそがれ」作詞/山口洋子 作曲/平尾昌晃

 よこはま たそがれ ホテルの小部屋
 口づけ 残り香 煙草のけむり
 ブルース 口笛 女の涙
 あの人は 行って行ってしまった
 
 
小津安二郎のテーマ音楽の狙い

小津安二郎監督の映画が好きで、読書に倦(う)むとレンタル店で何かしら借りてくる。その小津監督、どんな哀しい場面でも「青空のような音楽を作って欲しい」と作曲者斎藤高順に依頼したそうだ。
 
普通、悲しいシーンには悲しい音楽を、楽しい時にはそれに相応しい音楽を流すものだが、小津監督は一貫していた。どんな場面でも、先の青空のような曲を所望したというのは初耳だった。
 
「秋日和」(松竹、1960年作品)では主題曲が軽快な「ポルカ」。格調高く美しい、私が好むテーマ曲だが、小津監督の狙いが分かるような気がする。
 
「秋刀魚の味」もわが愛する作品で、岩下志麻が嫁ぐ日の場面は、特に泣かせる。バックに流れる音楽が父親の孤独感をしみじみと引き立て、胸に迫る。
 
小津映画は別れのシーンがどの作品も出てくる。そしてテーマ曲がキラリ光るのだ。相反するものでも、それが相乗効果となる場合がある、そんな事を小津監督は我々に教えてくれる。新聞記事を読んでふと考えた…。
 
  
錦織圭の接近戦

全米オープンテニスを中継したのはWOWOWだが、最初はNHKが放送していたんです。次がTBSでした。今度のフィバーでさぞ、ほぞを噛む思いだろうね。兎も角、あれがNHKや民放だったらもっと日本中が沸騰したと思うがね。
  
4大国際大会(グランドスラム)は全豪・全仏・ウインブルドン・全米だけど、観客動員数、賞金総額でも群を抜くのは全米らしい。
 
賞金総額34,252,000㌦(約35億)、優勝賞金300万㌦(約3億600万)準優勝145万㌦(1億5400万)。スケールが違うよね。錦織の場合スポンサー契約を結ぶユニクロから特別臨時ボーナス1億円が出るし、羨ましい限りだ。
 
松岡修造さん(元プロテニス選手、現テニス指導者)がNHKのテレビで興味ある解説をしていた。「(錦織)はコートラインぎりぎりに守っていたが、あれは攻撃重視の構えであったと。 
 
ボクシングでいえば、接近戦の勝負に挑んだということだろう。肉を切らせて骨を断つ戦法、ヘラクレスのごときスラッガーと身体で劣る者が対等に戦うのだから何か違う戦い方が必要というわけだ。
 
チャン・コーチの進言もあるのだろうけど、勇気が要るよね。”小が大を制す”には、誰も遣らない事をやる。「虎穴に入らずんば、虎児を得ず」だ。今回の全米オープンほど痛快なスポーツイベントはなかった。日本人プレヤーズもここまできたか!
 
  
荻野浩介のラストスパート

痛快といえば、韓国・仁川で行われているアジア大会水泳競技200㍍自由形決勝の荻野公介。150㍍のターン、北京五輪金の地元韓国の朴、中国孫に1秒遅れ、これはダメだと諦念したら、強引に逆転して優勝した。
 
あの追い込みの凄さときたらかつて見たことがない。まるでトビウオのスピードだ。爆発的な追い込みは欧米人の専売特許だと思っていたので、全く恐れ入った。日本人スイマーも逞しくなったものだ。
 
自由形こそ水泳競技の華、あのような強靭な発条(バネ)、スタミナはいつの頃から日本人が持てるようになったんだろ。頼もしく、そして嬉しい、限りない未来を感じる。
 
昔、自由形に山中毅という早稲田のスイマーがいた。メルボルン、ローマ五輪で、私は山中に期待した。彼ほどの選手はもう日本には出ないぞと崇めていた。
 
 
山中毅から荻野へ

彼の前に立ちはだかったのは豪のマレー・ローズ。山中は
終ぞローズに勝つことはできなかった。私はラジオにかじりついて必死で応援した。負けたときの悲しみときたら一口では表現できない。
 
1956年メルボルンは、400㍍、1500㍍で銀、続く1960年ローマは400㍍でも銀メダル、結局ローズを1度も破る事は出来なかった。古橋広之進以後、山中毅はずば抜けた存在で、もう山中みたいなスイマーは出てこない、と信じていたら、荻野公介という怪物が出現した。
 
山中さんは、身長171㌢、荻野公介175㌢、ほぼ同じ背格好である。巨人ではない。荻野は、バルセロナ、ロンドンと経験も豊富の若干20才、2年後のブラジル五輪には脂の載った22才だ。和製ソープか、楽しみだねえ。
 
  
プロレス会場で石井館長を見た

9月18日(後楽園ホール)はリアルジャパンプロレスから御招待を受けて、一夜プロレス観戦を楽しむ。会場を見渡したら何とも懐かしい姿が目に入った。
 
元K-1主催者、石井和義館長であった。南側リングサイドに大魔神・佐々木と肩を並べて座っていた。一回り痩せたように思えたが、相変わらずゴルフをしているのか、顔は見事な小麦色であった。
 
やはりいまでも人気があって、休憩時間には相次ぎ記念写真をせがまれていた。格闘技界を席捲したK-1が民放のテレビから消えてもう何年になるのだるろう。K-1華やかなりし日をふと思う。
 
ともあれプロレスの話に戻ろう。初代タイガーマスクは、リング上で新たなパートナーとして貴闘力を紹介した。暮に大一番を遣るのだというが、対戦相手は明かさない。
 
勿論あの方に決まっている。大仁田厚、邪道軍団だ。巧いねタイガーは、演出が。またも仁義なき抗争の火が噴く、これぞプロレスエンタメの極致…お見逃しなきように!
 
 
リアルジャパンプロレスのメインイベントの試合風景

  
初台商店街の阿波踊り

 

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具志堅は7回KOが何故多かったか?/名選手は独創性を有す/他

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■具志堅は7回KOが何故多かったか?
 ~苦しい時こそチャンスあり!~
 ~名選手は独創性を有す~
■白内障の手術に至る
■秋爽の候きたり

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具志堅は7回KOが何故多かったか?

先週この欄で「具志堅用高選手は現役時代なぜ7回KO勝ちが多かったのか?」の答を明かしますと予告しました。改めて本人から伺った話を元に御紹介したいと思います。
 
具志堅選手が活躍した時代(1974年~1981年)の世界戦は15ラウンドでした(現在は12R制)。しかも試合当日朝の計量でした(現在は前日計量)から選手にとっては、過酷な条件下の戦いでした。
 
現役引退後しばらく経った或る日、食事の席で何気なく、私は御当人に尋ねてみました。「世界戦15戦の中に7回KOが4度(先週3度といったのは間違い)あるけど、あれって偶然なの?」と。
(例:’77年10月グスマン(王座奪取)’79年1月マルカーノ(防7)’79年4月ロペス(防8)’79年10月アベラ(防10)注/’79年は4戦して3戦が7回KO。) 
これに対して、具志堅さんは、よく聞いてくれたと言わんばかり、すらすら答てくれました。いままでマスコミが誰も聞かなかったことに、さも不思議だといった表情でした。
 
 
苦しい時こそチャンスあり!

具志堅さんはいう。「昔は15ラウンドだったでしょう。だから中盤(7回)あたりが最も苦しいわけ。自分が苦しいんだから相手も苦しいはずだと思って、力を振り絞って一気に攻めたのよ。敵は油断しているからね、慌てるよ。それでKO出来るんだ。試合は、苦しい時こそチャンスがあると思うよ。」
 
私が驚いたのは、計算ずくのKOだったことである。現役時代彼を幾度となく取材したにも関わらず、終ぞ質問しなかったことに、そのとき大いに悔やんだ。
 
最も現役時代は、敵に作戦を明かしたらまずいので、問われてもマスコミには、何も答えなかったのか、あるいは聞けなかったのか。ジム側の箝口令だった、ということもある。それは充分に考えられる。
 
兎も角、いま流行の脳学者に訊かせたいようなエピソードである。WBA世界L・フライ級13度防衛記録の裏にはこんな秘めたる「戦術」が有ったのだ。
 
 
名選手は独創性を有す

多分これはコーチや会長から教えられた「秘策」ではあるまい。具志堅選手自身が、身を挺して経験した中で自ら開眼した、戦術…ではなかったか。
 
後世に名を残す人物は、やはりどこか違う。余人には無い独創性、オリジナリティーを持つものだと改めて得心したのである。
 
苦しい時こそチャンスはある、はまさに箴言である。具志堅さんの見事な人間洞察力には舌をまく。この逸話こそあらゆる困難に立ち向かう時に、当てはまる名言ではないのでしょうか。
 
 
白内障の手術に至る

白内障に罹りとうとう手術することになりました。昨年あたりから左目が霞んだり、瞼の裏がゴロゴロしたり、特に読書の後には疲れ切ってしまっていました。近所の眼科で時折診察してもらっていたのだが、どうも不安になってきた。
 
そんなことで新宿の東京医大眼科を訪れ徹底検査してもらった。その結果は、手術の必要性を申し渡されました。手術日は2カ月後になりそうで、それまで辛い読書を余儀なくされそうです。何が不便かというと文字の小さい本は眼がしょぼしょぼして進まないことです。
 
白内障は年寄になったら多かれ少なかれ罹る病気だ、とかねてより伺っていましたが、自分にも遂に来たか、となんだか、老いを改めて実感いたしました。「終にゆく道とは、かねてききしかど」である。
 
幸い他の病気は見当たらず、総合検査の結果は「他は全く問題ありませんよ」と担当医か二重丸を頂いた。やはり早朝のラジオ体操と太極拳、ウォーキングなど、即ち体を日々動かすことがいいんだ、と自分で納得した次第です。
 
 
秋爽の候きたり

秋爽の候がきた。特に日曜日(14日)空は青く澄んで喝采を叫びたいような天候でした。蝉のオーケストラは、指揮者小澤征爾のタクトが止る如くに、ピタリと止んで、元のしじまに還った。
 
夏終わり宣言。間違っても一匹も鳴かず、見事な調和、フイニッシュでした。カーテンコールはありません。秋への彩のある舞台転換です。
 
空に浮かぶ巻積雲も天高くゆったりと漂い、確かな秋の訪れを知らしめる。全国各地で秋祭りが始まる。我が町では、代々木八幡神宮例大祭が9月22,23日開催される。
 
今年も勇壮に御輿が通りを練り歩くことだろう。担ぎ手の掛け声とともに、太鼓と横笛の音色のお囃子は、何ともいえぬ哀愁を響かせる。五穀豊穣を祝い、神への感謝の祭りは日本人の心の故郷でもある。瑞穂の国の、ときは秋なり。
 
このまよりもれくる月のかげ見れば 
心づくしの秋はきにけり

       古今和歌集(詠み人しらず)
 
  
空はあくまでも澄んで、漂う雲も秋を感じる

 

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スポーツ二題 村田諒太の凡戦・日本サッカーの目指すものは?/他

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■日本サッカーの目指すものは?
■村田諒太の凡戦
 ~危険な相手を選ぶマッチメーク~
■介護福祉から得たもの
■第二次安倍内閣の女性閣僚
 ~「経国済民」の志やあるか~

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日本サッカーの目指すものは?

サッカーの国際親善試合、日本×ウルグアイ戦は、アギーレ監督(メキシコ=55)初戦とあり注目した。戦いは0-2で完敗した。要は勝ち負けの問題ではない。
 
よしんば勝っていたとしても、これから4年後に日本チームをどんな理想のチームに仕立て上げるのか、そこにポリシーがなければ勝つ意味がない。
 
規範は何処の国なのか。その骨格を決めて事にあたらないと、監督を替えれば何とか為ると思っていると、また、もとの木阿弥になる。
 
日本人監督ではなぜだめなのか。外国人崇拝も、そろそろ改めたらよかろうと思うが。因みにアギーレ監督は2年契約で、推定年棒2億5000万とか(東スポ)、相当な金額である。
 
  
村田諒太の凡戦

ロンドン五輪ミドル級金メダリスト村田諒太のプロ5戦目、アドリアン・ルナ(メキシコ)との10回戦は、村田が3-0の判定勝ちを収めたものの、まあ大騒ぎ過ぎる前煽りの割には凡戦。見る気を失って9Rでテレビを消した。
 
兎も角も単調な攻めには壁癖した。接近戦でのショートブローがまるきしダメで、パンチ力のないメキシカンのコンニャク戦法に最後まで攻めあぐんだ。見る者は目が肥えているから、こんな試合を続けるとファンからソッポを向かれる。
 
白星を重ねる(5戦5勝)事だけが勲章ではない。負けても見る者を感動させさえすれば、評価は高まる。村田の育成法も、根本から変えた方が本人のためになる。
 
  
危険な相手を選ぶマッチメーク

危険な相手を敢て選ぶマッチメークこそがいま求められる。過保護の代償は、逸材をスポイルしかねないことだ。翻って考えると、初めて日本で世界ミドル級王者になった竹原慎二は、やはりレベルが違った。
 
スピードがあって、パンチが多彩で、凄味が感じられた。村田は竹原の域に達する事が出来るのだろうか。いまのままでは凡庸な選手に終わってしまう気がする。
 
世界13度防衛の具志堅用高選手が、大変身を遂げたのは、ゴメス・キー(米国)戦、7回KOで破って世界の足掛かりを掴んだ試合だ。
 
世界クラスのキーはプロ7戦目の具志堅には勝ち目の薄い相手だったが、協栄ジム金平会長は、敢て選んだ。ハイリスク、ハイリターン。この一戦に賭けて見事、具志堅選手は蛹(さなぎ)から蝶に変身した。
 
ある日突然選手がブレイクする。それには手強い相手と遭遇することだ。修羅の世界を潜り抜けてこそ、栄光もある。村田にもそんな変身を期待する。「艱難(かんなん)は汝を強くする」の諺あり。
 
余談ながら具志堅選手には何故か7回のKO勝ちが多い。世界戦14戦のうち3回もある。どうもこれには訳がある。次回は本人から伺った話を元に7回KOの秘密を明したい。
 
  
介護福祉から得たもの

介護福祉をテーマにした「UPPER LIFE」を制作するにあたり関連の書物を読み漁りました。何分この方面は門外漢でありますから、とても新鮮でありました。
 
とりわけ印象に残った言葉は、上野千鶴子著「老いの準備」の中で癌を患う友達の語った「人生は余命半年と思って生きれば間違いない」には、心打たれた。
 
確かにです。のんべんだらりんと生きるよりは、私の人生は、あと半年しかないと思えば、あれもやらねば、これもやらねばといった、濃密な日々を送ることができる。なるほど、いい言葉であると感銘した。
 
認知症も死も予測不可能です。「余命半年と思って生きている人は」粛々とその日を迎えることができるのではないでしょうか。まさに箴言です。
 
こんな名言もあります。「年をとることは、死ぬことよりもむずかしい」といったのは、スイスの詩人アミエル。う~ん、考えさせられる。
 
私が座右の銘にしているのは、「老いは嘆くに足らず、嘆くべきは、これ老いて虚しく生きることなり」(呂新語)この箴言を忘れずに生きていければと思っているのですが…。
 
  
第二次安倍内閣の女性閣僚

9月3日に第二次安倍内閣の発足した。どうせ派閥人事のなれの果てと、ニュースはことさら避けた。7時から8時まではBS朝日の「うた、日本の名曲」を摘み見た。
 
今回は5人の女性閣内に登用され、やれ将来の首相候補、やれ総理の側近だとか持て囃された。将来の首相候補
と目される御仁は、役割を担うポストに到底知悉(ちしつ)しているとは思えず、やぱっり元首相の愛娘だからと私は勘ぐった。
 
  
「経国済民」の志やあるか

いまだかつて彼女の国家論や政策理論を見聞きしていない。かくなる人物が、廟堂にあって、未曾有の危機にある原発問題や経済復興にどれだけ手腕を発揮できるのだろう。「経国済民」の大事業を果たして為せるか、訝しいものがある。それでも将来の総理候補なの?いやはや。
 
一般的に大臣の椅子に座るのは、有能な人だからというわけでもなさそうで、派閥の覚え目出度くあり、当選回数が多ければ、後はボスの胸一つ。だから臆面もなく我も我もと派閥のボスに阿諛追従、忠誠を励むのです。
 
派閥順送りの人事では、「経国済民」の志はもとより生まれないのは当然です。ボスが主人なのですから、ボスのために働く。国の借金1039兆円、もはや破産寸前なのにお構いなしで、第二次安倍内閣は完全な延命シフト。憂国の政治家や何処にありや。
 
谷垣禎一さん(幹事長)には一度は総理になってもらいたいと願う一人だが、自民党の派閥力学からいって無理のようだ。自民党の中で、一番総理相応しい人がなれない不条理、これは、日本国の損失である。
 
 
9月8日は中秋の名月、拙宅でも花に団子を沿えた。
当夜は残念ながら雨、名月は見れず。生け花を眺めて一献。

  

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時代のニーズに合わせ船出した「UPPER LIFE」/デング熱、何と代々木公園で!/他

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■デング熱、何と代々木公園で!
 ~世界は一衣帯水、病原菌は拡大する~
■介護福祉の「UPPER LIFE」
 ~歯科の頁は特にお勧めです~
 ~時代のニーズに合わせ船出~

■蝉の最期は哀れ
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明るい!楽しい!分かり易い!! 
エンタメ風介護福祉フリーマガジン「UPPER LIFE」
↓創刊号・企業特別版の表紙

 
 
 
デング熱、何と代々木公園で!

聞き慣れない病名の”デング熱”とやらが、こともあろうか拙宅の御近所、代々木公園で発生したと聞き驚いた。蚊が媒体で、遊んでいた若者が刺されて感染、陽性反応が出たというから、おちおち散歩もできない。なんでも国内では70年ぶりだそうな。当分代々木公園には行けない。
 
子を持つ親は特に心配だろう。それじゃ蚊帳(かや)で身を覆って、いざ散歩と参ろうか。さぞ物々しい恰好になるだろうけど。蚊に毒性のモノか、そうでないモノか色も形も違わないので、是ばっかりは避けようがない。
 
私が朝ラジオ体操に行くのは、大山公園だが蚊が沢山いて御婦人方の中には、蚊取り線香を持ち歩き焚いているのをあちこちに見かける。あれは大変だ、移動する度に持ち歩くのだから。
 
夏場には、私は短パンを履いているので、よく蚊に刺されるのだが、帰宅して虫刺されの薬を塗って御終い。極普通の処置で済ませているのだが、デング熱はどうか、どうしたら早期に分かるのだろう?
 
高熱を出し頭が割れるように痛いと経験者は語るが、単なる頭痛とどう違うのだろう??やはりおかしいと感じたら、直ぐ病院に駆け込むしかないようだ。だが頭痛の度に病院に行くのも気が引ける。
 
 
世界は一衣帯水、病原菌は拡大する

いちいち気にしていたら何もできなかろう。蚊はどこにでもいる。タイ国にも香港にいるだろうに、刺された記憶がないのはなぜだろか。日本の蚊のように鋭く刺さないためだろうか。
 
アフリカに端を発したエボラ出血熱でも、現地の人々は知らぬ間にウイルスに侵され、あれよあれよと拡大していって、いま世界を恐怖に陥れている。他にサウジアラビアに発生したと伝えられるマース(MERS)も怖い。致死率50%だという。
 
元を辿れば、HIVウイルスもアフリカが源である。主なる発症の拡大原因は、大雑把にいえば不衛生、医師不足が挙げられるという。エボラ出血熱の場合感染したら、今のところ特効薬もないらしいから、死を待つだけという残酷なものだ。地球は猛毒細菌の温床である。
 
世界は一衣帯水、船舶が、航空機が、毎日昼夜分けなく日本を往来する。船底に病原菌を孕んだ蚊や毒性の昆虫が紛れ込んでいたとしても不思議じゃない。文明の利器は、そういった意味で「諸刃の剱」なのである。
 
介護福祉の「UPPER LIFE」

先週に引き続き「UPPER LIFE」についてお話しましょう。企業特別版の創刊の御挨拶でも述べたように、いま我が国の介護福祉は、絶望に近い状況下にあります。
 
介護者&要介護問題は他人事ではありません。明日は我身と思って間違いないでしょう。何しろ60才以上の高齢者3000万人、これは人口の1/4にあたります。
 
2020年にはその比率が、1/3になると予測しています。要介護で会社を退職する中堅サラリーマン年間30万人!特養(特別老人ホーム)の入居待ちが52万人!この現象を介護難民と称せずして何と表現しよう。
 
 
歯科の頁は特にお勧めです

今号で先ず読んで欲しいのは、鈴木絵美子先生のDENTAL頁「病気はお口からやってくる」~在宅での口腔ケアの勧め~です。天然歯1本の価格は100万円!?の見出しが衝撃的です。
 
ヒトには28本の永久歯があり、28本×100万円=2800万、どうです?天然歯がダイヤモンド1粒に見えてきませんか?と鈴木先生は最初から挑戦的に問題を投げかけます。
 
その理由(わけ)を実に明解に説明してくれます。歯がいかに生きていく上で大事であるか、読めば分かる。読者は思わず唸り、納得するはずです。活字を大きくして読み易くしたのも、高齢者への配慮からです。
 
 
時代のニーズに合わせ船出

この時代だからこそ「UPPER LIFE」の発刊は意義のあるものと位置づけています。少しでも介護福祉の道標(みちしるべ)となれば幸いです。
 
こんな箴言があります。「卒啄同機」(そつたくどうき:本当は「卒」の字の左側に"口")。どんな意味かといえば、卵が孵化するときに、卵の殻を嘴で破ろうとコツコツと叩きます。すると親鳥はそれに合わせて殻を破ろうとします。
 
その絶妙のタイミングによって、雛(ひな)は目出度くこの世に生を受ける。早すぎても、遅すぎてもいけない絶妙の摂理を「卒啄同機」(禅語=安岡正篤「一日一語」より)というのだそうです。
 
本来は政治家が、出処進退を決める際などに使う重みのある言葉であるそうな。(佐藤栄作総理は引退表明演説でこの箴言を使った)弊誌のような砂塵の如き冊子に引用するのは、恐れ多く憚(はばか)られるが、私の決意の拠り所として敢て用いた。
 
そう、「UPPER LIFE」は時代のニーズに合せて、絶妙のタイミングを捉え創刊したと、我ながら確信するのです。その決意のほどよしとして、皆様の御支援御指導宜しくお願いいたします。
 
※尚、市川三喜男氏の生年月日が1975年と記載されています。訂正してお詫び申し上げます。
正しくは、1943年(S18年)2月13日です。
 
 
蝉の最期は哀れ

週末はまるで梅雨が舞い戻ったような雨の日が続いた。老境に入り、冷たい雨に濡れながら、いまごろ蝉はどうしているんだろ、と気になりました。
 
雨に鳴く蝉はいない。恐らく少しでもエネルギーを温存するために、木陰でじっとしているのだろう。ぶるぶる震え、中には命尽きて木から落ちてしまうものもいる。
 
最後の雄叫びもできずに。せめて夏の終わりに華々しく散華して欲しかった。そうセンチメンタルになるのも齢の所為だろう。
 
早朝ラジオ体操に向かったら街路に、公園に数多くの蝉の死骸があった。ひと夏の喧(かまびすし)い蝉の鳴声もやむと、漫(そぞ)ろ寂しいものがある。そういえば、ゆっくり流れる雲も、梢を揺らす風も秋の気配漂う。もう9月。
 
  
「UPPERLIFE」今号おすすめのDENTALの頁。

 
週末の雨が上がった、日曜の午後の空。

  

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明るい!楽しい!分かり易い!!エンタメ風介護福祉フリーマガジン「UPPER LIFE」発行!!

UPPER LIFE+1
 
「アッパーライフ」企業特別版創刊の御挨拶
 
時下、益々御健勝のこととお慶び申し上げます。
さて、この度企業向けの「アッパーライフ特別版」(フリーマガジン)を発行することになりました。
とかく暗いイメージのある介護福祉ですが、何とか明るく分かり易く伝えられたらと考えて、雑誌のコンセプトはエンタテインメント風にしました。御笑納下されば幸いに存じます。
アッパーの文字通り新たな挑戦であります。介護福祉は避けて通れない社会問題です。
些かでも社会に貢献できるよう編集部一同励んで参りたいと思います。
皆様の御指導を宜しくお願い申し上げます。
 
平成26年8月吉日
 
株式会社アッパー代表
舟木昭太郎



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■介護福祉のフリーマガジンを発行
 ~エンタテインメント風な誌面~
■広島市の土砂災害を悼む
 ~災害に「想定外」はない~

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介護福祉のフリーマガジンを発行

「UPPER LIFE企業特別版」を8月29日に発行します。私にとって宿願の介護福祉をテーマにしたものです。故郷の福島県・鮫川(さめがわ)村で同級生(小中)の市川三喜男君が尽力してくれました。
 
格闘技誌&同映像制作に携わりかれこれ45年、私の未知なる挑戦でもあります。人生とは、これ戦いなり。「脱皮できない蛇は滅びる」(ニーチェ)。人間も、会社も進化、変貌し続けなければ生き残れない。 
「企業版」とは、雑誌を丸々買い取ってもらうものです。小さな一歩です、大きな一歩になるよう皆様の御指導、御支援の程宜しくお願い申し上げます。 
今なぜ介護福祉なのか。それを紐解く鍵は以下の通り。65才以上の高齢者3,000万人、認知症患者800万人、認知症の行方不明者1万人、特養(特別養護老人ホーム)の入居待ち52万人。大介護時代の到来なのです。
 

エンタテインメント風な誌面

兎角暗いイメージのある介護福祉問題ですが、エンタテインメント風な誌面にして、文字も大きくしました。あなたも、私も介護問題は他人事ではありません。そのための指針となる雑誌を「UPPER LIFE」は目指します。 
認知症は予告なしにやってきます。平均寿命が男女共に80才を超えて、老齢化はますます進みます。高齢者いかに生きるべきか…老いの準備はあるやなきや、差し迫った問題ですよ。誌面の一部を紹介させて頂きます。
 
元気で、楽しく「PPKピンピンコロリ」が理想です。老いは差し詰め成熟したワイン、これを口に出来るのは我々の特権です。豊穣の味を共に味わいましょう。「老いは嘆くに足らず、嘆くべきは、これ老いて虚しく生きることなり」(呂新語=中国明末の人)
 
雑誌は無料なので、御希望の方は200円切手を同封して、下記宛にお送りください。
数に限りがありますので、先着順とさせていただきます。
宛先:〒151-0066渋谷区西原2-2-4 ㈱アッパー「アッパーライフ」係(一人1冊まで)

 
※画像をクリックして拡大してご覧ください。

 
広島市の土砂災害を悼む

広島市で起きた大規模な土砂災害は眼を覆うばかりだ。土石流の痕跡が、生々しい。死者50人、行方不明者33人(8月24日現在)余りにも傷ましい災害である。亡くなられた方々には、心からの哀悼の意を表します。 
また甚大な被害を蒙り避難生活を余儀なくされている住民の方々に、お見舞い申し上げます。東京もいずれそんな悲惨な災害に見舞われるであろうと、私は腹を括っている。
 
考えてみれば我国は国土の約70%が山岳地帯であり、約67%の森林率であるからして、広島市の災害現場のような山を切り拓いた地形に住宅が建つというのは、何も珍しい事ではない。従って土砂災害は何処でも起こり得る。 
我家が在る渋谷区西原も元はといえば、徳川山といわれ徳川将軍の鷹狩場であったと聞く。家を建て替える時に建築会社が、ボーリングのようなもので地質調査をしたら「この辺りは山から川が流れていましたね」といわれた。
 
 
災害に「想定外」はない

地層がそのために軟弱で、このまま建てれば「水害や地震がきたら脆い(もろい)ですよ。地盤強化の補強はしなければいけませんね」といわれ、32~33本のポールを打ち込んで思わぬ費用が掛かった。 
最近は仕事で横浜方面に行くことが多いので何気なく車窓から風景を眺めると、結構山を切り拓いた斜面に家が建っている。山は土の成り上り、大雨に曝されれば、大量の水に侵され地盤が緩むは必定なのです。 
やはり危険が迫ったら情報を逸早くキャッチして「逃げるが勝」の戦法しかない。「想定外の事故」と官吏はいうけれど、自然の災害には想定外はないのです。結局我が身は、我が身で守るしかないようです。
 
 

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晩夏に寄せる/スマホ天国、平和日本

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■晩夏に寄せる
■スマホ天国、平和日本
 ~マナーをわきまえなさい~
 ~本は廉価な娯楽である~

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晩夏に寄せる

空はすっかり秋雲の姿だ。せわしなく鳴く蝉も、逝く夏を惜しみ、我が身の命燃える尽きるを悟るかのようで、物悲しい。ツクヅクボウシが、混声合唱に割って入り一段と騒がしくなった。さながら別れの「第九」絶唱である。
 
猛烈な暑さと、猛烈な洪水に悩まされた異常な夏。お盆が終り、秋桜(コスモス)風になびき、秋の装いも一段と深まる。蝉に変わって、鈴虫、コオロギがナイトコンサートに精を出す。夏から秋への際(きわ)は、哀愁を帯びる。
 
山口洋子作詞「誰もいない海」は夏の終わりに寄り添うが如きメロディで、何だか夏を惜しむ鎮魂歌のようである。私のよく口遊む好きな歌である。
 
肩を寄せ合い晩夏の浜辺を散歩する老夫婦の光景は、この歌が似合う。夕日に光る海に、寄せる波引く波、ザザ~っという音、一瞬、時の流れが止まる。老夫婦を夕日が包む。一日の終わり、夏の終わり…。
 
今はもう秋 誰もいない海 
知らん顔して 人はゆき過ぎても 
わたしは忘れない 
海に約束した
つらくても つらくても
死にはしないと。

 
 
夏から秋への秀歌を二首。
 
秋きぬと 目にはさやかに見えねども
風の音にぞおどかれぬる

    (藤原敏行朝臣)
 
夏と秋と 行きかふそらの
通路は かたへすずしく
風やふくらん

    (詠み人知らず)
 
いずれも好きな秀歌で、夏から秋へ移りゆくさまを繊細な心で謳いあげている。古(いにしえ)人とは、なんと素晴らしい感性を持つのだろうかと、ただ感服するのみである。
  
 
スマホ天国、平和日本

電車に乗ってもスマホ、自転車に乗ってもスマホ、喫茶店に入ってもスマホ、歩きながらもスマホ、此の世はスマホだらけ。
 
先般東京メトロで夕刻帰宅したら、席一列8人のうち7人がスマホを覗いていた。一人の男性は眠りこけていたが、右手にはしっかりスマホを手にしていたから全員だが、割合は女性5名、男性3名。
 
そっと移動しつつ盗み見したら、凡そゲームに夢中な男女3名、メールを打つ者男女各1名、facebook、LINEをチェックするものが女子2名。まあ、平和で長閑な光景である。環状線でないから、豹柄プリントのシャツを着たオバチャンはいなかったが…。
 
 
マナーをわきまえなさい

そうかと言えば向かいの席列に座る水商売風体の20代の女性はipodで音楽を聴き、しきりにリズムをとってはスマホでメール。兎に角、指で魔術師と思えるスピードで操る。
 
顔はというと、付け睫毛は、熊手のような代物で、そこまで目立たなくても...と、いい加減げんなりする。しかも膝には食べかけのパンらしきものもある。可愛いのに残念だ~。
 
「1億総白痴化」と評したあの大宅壮一氏が生きていたら今日のスマホ現象をどうみるだろうか。何はともあれ、駅改札や通路、とりわけ階段の上がり降りの時ぐらいは止めてよ!
 
急いでいるときに重大な進路妨害である。使うはカラスの勝手でしょ、か。でも場所をわきまえるのが最低限のマナーでしょ。それにしても本を読まないねえ~。
 
 
本は廉価な娯楽である

偶(まれ)に電車で本を読む紳士淑女を見るにホッとするねえ。電子本なんか、求(ほと)んどお目に掛かれない。あれはそんなに広がるもんじゃないと思うが。いずれにしても、本を読みなさい、と叔父さんは力説するのだ。
 
今読んでいる「風の軍師 黒田官兵衛」(葉室麟著=講談社文庫)でも、官兵衛のまたの名、如水の号は、ポルトガル語の”ジョスエ”に由来するという。また、クリスチャンネームは、シメオン。恥ずかしながら私は初めて知った。
 
何でもジョスエとは、預言者モーゼの後継者ヨシュアのことだそうだ。読書は何気なく読んでいても、こういった知識を与えてくれる。もっとも廉価な娯楽であろう。
 
空に浮かぶ雲も秋めいてきた


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キックの名レフェリー秋本氏逝く/福島の桃/他

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■福島の桃が届いた
 ~風評被害の中で~
 ~原発は金食い虫~
■蝉の旅立ち
■名レフェリー秋本氏逝く

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福島の桃が届いた

福島市に住む同級生T夫人から、桃太郎伝説に出てくるような大ぶりの桃を頂いた。今年は天候に恵まれてか、甘く深みがある。久しく桃は食べていないので、殊の外美味だった。
 
日本の果物はただ甘いだけの東南アジア産とは違って、甘さが繊細である。作る人の情熱がきめ細かに果実の中に息づいている。食べた触感が違う。日本の果樹園農家の人々は、皆マエストロ(イタリア語で"名人")なのだ。
 
かような名人たちが丹精込めて実らせた果実を最近の日本人は、余り食べない。これこそもったいない。いまなら葡萄、梨、西瓜に桃、等々、街に溢れている。食べて季節の味を体感してほしいものである。
 
  
風評被害の中で

福島の果物は、原発の風評被害で大打撃を被った。いまでも福島産は他県産のモノに比べ価格を抑えられるという。果樹園農家は無念の思いであろう。誰の所為(せい)...。
 
もう5年程前、福島市郊外の佐藤果樹園を見学したことがあった。同級生夫人が連れて行ってくれた。林檎が秋の陽光に赤く映える時期で、たわわに実った林檎園が、いまでも我が脳裡に焼き付いている。
 
♪リンゴはなにもいわないが~、「俺たちは何にも悪い事してないのに、どうして買ってもらえないの?」と林檎はさぞ怒っているだろう。全て人間が悪いのだ。あのフルーツ街道をまた車で走りたいものだ。
  
   
原発は金食い虫

その福島に汚染土壌の中間貯蔵施設を作りたいと石原環境相は、3000億を提示した。「最後はかね目でしょう」と言った本人が、倍額のお土産下げて福島入りしたのだから笑える。名目は原発被害に遭った住民への生活再建ということだが、あの手この手、大変だ~。
 
元々国は、原発は安全で、安く、日本経済にも国民にも役立つ新エネルギーと喧伝してきた。ところが事故が起こったら汚染処理費や住民への補償金で、湯水の如く金はかかり、この先幾らかかるか見通しが立たない、金食い虫だ。その穴埋めが、電気料金の上乗せ。国民は知らぬ間に高い料金を徴収されている。
 
遂先般は朝日新聞紙上で、元関西電力副社長が「歴代の総理に盆暮れには1000万づつお金を届けた」と暴露した。酷いもんだ。電力絡みの汚職はそのまま国民に付が回るという仕組み。政治家は巨悪なり。原発は悪魔なり。人類を滅亡へと導く原発は悪魔なり。誰がどう正統化できようぞ。
 
  
蝉の旅立ち

7日朝ラジオ体操から帰るとき公園の隅の小さな柘植の木で、ミンミン蝉の孵化する瞬間を見た。普通は夜が明ける前に孵化してしまうのに、珍しいことだ。危険なんだよ、キミ!
 
柘植の木の周りには、夥しい幼虫が這い出た穴があり、孵化した抜殻も転がっていた。蝉にとっては、つまり絶好の孵化場だったのだろうと得心した。
 
燦々たる朝の陽を浴びてゆっくり羽を乾かすさまは神々しくも美しい。空中に飛び出す瞬間を見たかったが、途中でその場を去った。いい日旅立ち…蝉の門出を祝う。
 
 
名レフェリー秋本氏逝く

キックボクシング黄金時代を彩った秋本直樹さん(本名・吉田英明)が7月30日死去した。享年67才。死因は不明、お別れ会を納骨日にに合わせて、9月7日13時から東京・三田「日蓮宗・薬王寺」(03-3451-2805)で執り行う。
 
甘いマスクと華麗なレフェリングは、ときに戦う選手よりも人気があり、テレビ局はメインの試合には彼を指名したとの伝説もある。野口プロモーションは、歌手としてもデビューさせ、山口洋子さんが大分力を入れていた。
 
六本木に「酒泥棒」というパブを出して、共同経営者の「演歌チャンチャカチャン」の歌のヒットで、勝新太郎&中村玉緒ら芸能人で押すな押すなの盛況だった。
 
なかでも目を引いたのは、銀座クラブのホステスたちが、秋本直樹目当てに、連夜店に顔を見せたこと。さながらホストクラブのようだった。
 
歌、ゴルフ、ファッションと何でも恰好よく決まっていた秋ちゃんは、バブル時代の寵児だったのかも知れない。秋ちゃん、若すぎるよ、貴方との思い出は沢山あります。寂しいねえ。安らかに眠ってください。
 
 
福島の同級生から届いた大振りの桃。

  
台風一過の早朝の青空。

 

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危険なりロシア/長寿の恩恵は平和にある/他

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■世界は危険と悲劇に満ちて
 ~危険なりロシア~
■長寿の恩恵は平和にある
■佐世保高1少女殺害
■夏は浴衣姿が似合う

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世界は危険と悲劇に満ちて

世界は危険と悲劇に満ちている!マレーシア航空機の撃墜事故、ガザの空爆、台湾高雄のガス爆発、これでもかこれでもかと、夥しい人間が死んだり、怪我している。
 
これらは所謂(いわゆる)自然災害ではない。全て人為的なものである。7月22日、ウクライナ東部で親ロシア派によって撃墜されたとされるマレーシア航空17便は、乗員乗客298人全員が死亡した。
 
悍(おぞ)ましい、遺族は誰に怒りの矛先をむければいいのだろう。やれ撃ったのは、ウクライナ側だ、やれロシア側だと責任を擦り付ける、泥仕合の様相で未だらちが明かずだ。浮かばれないのは死者とその家族。
 
民間機をロケット砲で撃ち落とすなんて、オチオチ飛行機にも乗れない。かつて大韓航空機がサハリン沖で、旧ソ連によってスパイ機と間違われ撃墜された。なんだか今も昔もロシアという国は、危険極まりない国である。
 
 
危険なりロシア

そんな国だから、北方4島が一括返還されるなどという妄想を抱かない方がいい。彼らの主張は、あれ(北方4島)は戦争(第二次世界大戦)で勝ち取ったものだから、ロシアのものである、と堂々と論ずる。スターリン主義が脈々と生きているのです。
 
それはそうと3月8日にタイランド上空で消息をたった同じくマレーシア航空370便は、まだ海低からは残骸はおろか勿論ブラックボックスも見つからないままだ。
 
乗員乗客は370人が行方不明。まさに呪われたマレーシア航空機だ。同航空会社は、社名を変更することも検討しているという。何だか不憫だ。
 
ガザの空爆による死者は1600人にのぼったとそうな。大半は、幼い子供や民間人。痛ましいったらありゃしない。この事態を人間はどうすることも出来ない。
 
怨嗟(えんさ)が怨嗟を生み、遺族はイスラエルへの復讐を誓う。何千年も、果てし無く続くのだ。悲劇は永遠に連鎖する。
 
 
長寿の恩恵は平和にある

先ごろ厚生省の統計による男女の平均寿命が発表されて、女性86.61歳、男性も80歳を始めて超え80.21歳。唐の詩人杜甫が「古稀稀なり」(70歳まで生きる人は稀(まれ)だ)といった。50、60才は洟垂れ小僧か。
 
日本の長寿も医療の進歩に負うところが大きいが、先の太平洋戦争以後、戦争というものが我国には起きていないことが最大の理由であろう。長寿の恩恵を考えるときに、我々は、合わせて、日本の平和を噛締めたいと思う。
 
折から「集団的自衛権」が安倍総理によって強引に運ばれている。ロジックに押し流されないように、我々も真剣になって日本の行く末を考えなくてはならない。
 
  
佐世保高1少女殺害

佐世保の高校1年少女が、同級生を殺害した事件程ショッキングな事もない。猫を殺して、面白かったから人間を殺したくなった、と供述しいるそうな。そのプロセスの単純さは、まるで大根を切るみたいで、到底理解を越える。
 
件(くだん)の少女は小学生時代から給食に異物を混入したり、中学生の時には、父親を金属バットで殴り瀕死の重傷を負わせた前科がある。
 
父親から相談を受けた精神科医は、このままにしておくと将来殺人を起こすと忠告されていたという。この札付きの少女を何故、大人は見て視ぬ振りをしたのか。人権という美名のもと、危険は野放しにされてはいけない。
 
それてにしても、極普通の少女が、憎しみもない友人の首を鋸(らしい)で切断したという殺人事件は、人間はかくも冷酷になれるものなのかと、背筋が凍り、何だかこの世が無性に薄気味悪いものであると慄(おのの)いている。
 
 
夏は浴衣姿が似合う

夾竹桃(きょうちくとう)、百日紅(さるすべり)がもう終わったてしまったとこの項で書いたら、心配は杞憂だった。8月になって、大山公園に夏の盛りに、燃え立つように咲き乱れている。
 
炎天下、淡いピンクの花をラジオ体操に通うグランド脇に見るのは、なんとも可憐な少女を見るようだ。猛暑本番、連日30度を越す暑さ。2日は六号通り商店街の盆踊りを見に行った。
 
カラオケ仲間の御婦人方が参加するとあって、自宅からチャリンコを駆って出掛けた。いつも思う、日本女性の浴衣(ゆかた)姿ほど似合うものもない。
 
白や紺地に涼しげなデザイン、それに合わせてた、赤など色とりどりの半幅帯…東京音頭に炭坑節の踊り、団扇がひらひら。いいもんだ。
 
盛夏には、女性に浴衣着をと定めればどうか。浴衣姿は6難を隠す。胴長、短足、出腹、出尻、垂れ尻、太脚(勿論容姿端麗な夫人もいる事を断っておきたい)…を覆い隠し、御夫人方を魔法のように変身させ日本美が花と開く。欠点が最大長所となるから、あら不思議。失礼。
 
奥様方、夏は浴衣でお出迎え。「お帰りなさい、あなた」そこには真っ赤な半幅帯に白の浴衣、旦那様を迎える妻がいる。吉永小百合かと見間違う佇まい。
 
日々こんな浴衣姿を見られれば、紳士諸氏は、寄リ道せず、真っ直ぐ御帰宅と相成るはず。そうだ、夏は浴衣、日本古来のクールビズだよ。

「バカ言っちゃ、いけないわ、あなた!なに血迷っているの!冗談も休み休みいいなさい」。
家内の怖い声が聞こえるようです。
あれから40年...、ムムム、無理か。
 
 
夏の夕暮れ暑い日中の帳が降りる

  
盆踊りの長い列

  
公園に咲く夾竹桃

  
露地栽培のトウモロコシを収穫

 

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猛暑到来・セミの求愛で考える/トカチャンと爆笑トーク/他

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■セミの求愛で考える
 ~オスの涙ぐましい努力~
 ~オスが短命なわけ~
■トカチャンと爆笑トーク
■地元の盆踊り
 ~線香花火の想い出~

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セミの求愛で考える

梅雨が明けて連日の猛暑です。週末の土日は殊の外暑く、自転車のペダルが破損したので、笹塚まで行ったのですが、まだ午前10時半だというのに、背中を照射する太陽は焼けるように感じました。
 
本格的な夏です。でもミンミンゼミは朝早くから騒がしく啼くのに、午後になっても今年は一向にアブラゼミが啼きません。おかしいですね。
 
公園の空地には沢山のセミの這い出た、パチンコ玉くらいの穴があるのに、どうした訳か蝉の抜殻は見つかりません。何処へ行ってしまったのでしょう。
 
セミが鳴くのはオス(♂)です。声を涸らし鳴くく理由は、メス(♀)を誘うためです。メスは木陰から、じ~っとオスの鳴き声を聴いています。声音は?、声の張りは?、聴き比べて一番元気がありそうなオスの所へ飛んでゆき求愛に応えます。 
 
 
オスの涙ぐましい努力

全ては健全な子孫を残すためです。オスならなんでもいいというわけにいきません。選ばれしものだけが晴れて結婚できるのです。でも遣って来たメスが二目と見られぬ醜女(しこめ)だったらどうするか。
 
それでも目を瞑(つぶ)ってするか、はたまた目に葉を1枚掛けて事を為すか、夏は短すぎる。これが最後のチャンスかも知れないと焦る。
 
選択肢はないのです。子孫を残すという崇高な目的のためだ。かくて無事ドッキング、真夏の情事とは、儚(はかな)く美しく、哀しいものなのです。
 
哀しいかな、童貞のままで一生を終えるオスも沢山いるでしょう。セミの世界には、ソープランドもないし不憫だと思いますよ。
 
もしかして、あぶれオスの「止り木」みたいなものがあったりしてね、仕込みの終わったメスが、出張ヘルス女に早変わり、チョイの間で冥途の駄賃を稼ぎに来たりして。
 
ねえ~ターさん、寂しいんでしょう。御代は安くしておくからさ~。雉(きじ)でもそうですよ、メスは地味な姿なのにオスは、けばけばしいほど目立つ派手な装いです。メスに存在を示すためです。  
 
  
オスが短命なわけ

ケ~ン、ケ~ンと雉のオスがけたたましく咆哮するのは、メス(♀)に求愛しているのです。それを物陰からじっと聞き耳を立てているのがメス(♀)なのです。声は美声か?、力強いか?、誠に詳細にチェックしているのです。恐いですねえ。
 
その叫びが命とりになって、オスは、猟師に居場所が知られ、鉄砲で撃たれる。そんな悲劇的幕切れもあります。「雉も鳴かずば撃たれまい」文字通り命を賭けた求愛なのです。
 
昆虫も、野鳥類も、人間も全て同じです。巷間夜な夜な飲み歩くのも、メスを求めているんです。何だか昔の己を語っているような気がしますが。
 
だからオスどもは長生きできないのです。メスを求め彷徨(さまよ)い、スタミナを使い果たし朽ち果てるのです。平均寿命が女性よりも短いというのも、こんな作業?を日々繰り返すのですから当然です。哀れ、汝の名は、♂よ。
 
 
こんな和歌を最後に一首。
  
鳴く蝉よりも 鳴かぬ蛍が 身を焦がす

 
             (後拾遺集)
   
   
トカチャンと爆笑トーク

雑誌の取材で渡嘉敷ジムに行った。ジムは東京メトロ丸の内線中野新橋駅から3分ほどのところにある。訪れるのは3年振りだ。
 
トカチャンはいつどんな時にも快く取材に応じてくれるから助かる。持つべき者は友なり。今回は専門のボクシングにあらず、ぐ~っとシリアスな問題。
 
あなたも、私もいつかは通る道、介護と福祉について、トカチャンと私の「爆笑トーク」。勿論ボクシングもあるよ。渡嘉敷勝男の神髄ここにあり、の前代未聞の面白さです。公開のときはお知らせいたします。
  
  
地元の盆踊り

地元代々木上原の盆踊りが日曜日にあった。午後3時過ぎスコールのごとき激しい雨で心配されたが、すぐに止んで予定通り開催できた。なにより。
 
土地柄、外国人の親子連れが多く見られ、しかも浴衣をばっちり着こなしているのには驚いた。年毎にそんな光景が多くなるのは嬉しい。特に父親が角帯をきりりと締めて、団扇を持つ姿は、風景に溶け込んでホレボレする。
  
私もいつかはそんな恰好で、家内とそぞろ歩きするのを望んでいる。この夜も「田吾作」御夫婦に御馳走になった。花より団子で、途中から合流した家内と、盆踊りを横目に飲み歩いた。
  
  
線香花火の想い出

夏祭りは何故か心浮き浮きさせるものだ。そういえば今年の隅田川花火は、幸い天気に恵まれた。テレビで見たが、年々大仕掛けになっていくようだ。それはそれでよいのだが、幼い頃庭の隅で兄妹でやった線香花火が、愛しい。
 
線香花火は儚い、小さな赤い玉になってぽろりと落ちてしまう。それをしゃがんで、何回もやる。玉が落ちる瞬間をじっと見つめては、あああ、と落胆する。せせらぎの音、山からの優しい夜風、満天の星空…思い出す故郷の夏。
 
それにしても、祭りが終わった後の森閑とした寂寥感は胸を打つね。取り残された赤提灯が夜空に揺れる様といったら、言葉には表せないものだ。また来年、心の中でそ~と我呟くのである。

 
祭りが終わった後の風景、提灯が夜風に揺れて。

 
露地栽培のミニトマト、ビーズのようです。

 
畑の隅に咲く向日葵も炎天下にすくすく伸びて。 
 
 

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