『マッサン』考/リアルジャパンプロレス、乱戦で今年を締め括る/他
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■[ドラマ] 朝ドラ『マッサン』考
~なんでもやんなはれの精神~
■[宇宙] はやぶさ2の成功に寄せて
■[和食] ミシュラン認定「まき村」
■[プロレス] 乱戦で今年を締め括る
■[ボクシング吉報] 速報
[今週の俳句]
[今週の雑学講座]
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[ドラマ] 朝ドラ『マッサン』考
4時45分起床、散歩、太極拳、ラジオ体操と私の朝は慌ただしく始まる。「朝は夜より賢い」(邱永漢)を実行しているのだが、そんな1日の始まりの中で、朝食の30分の間に見る15分のNHK朝ドラ「マッサン」は、楽しみだ。
中島みゆきの主題歌「麦の唄」がいい。かつて”プロジェクトX”というNHKの番組のテーマソング「地上の星」も、同様に中島さんの書下ろし曲であった。当時スナックなどで盛んに唄われ私も愛唱したが、同じテイストを持ったメロディーといってよい、物語に相応しい素敵な歌だ。
マッサンとエリーの掛け合いも絶妙で、あれは関西弁のなせる技である。おもろいふたりの絡みは漫才、まさに人情喜劇。エリーの片言の関西弁がまたドラマを際立たせる。
標準語だったらこうは盛り上がらない。ひたむきに夫を支えるスコットランド人妻のエリー役は、日本語が全く話せないままオーディションに臨んだというアメリカ人女優のシャーロット・ケイト・フォックス。彼女の祖母はスコットランド出身だそうだが、まさに役に嵌っている。
「マッサン」は鳥井信冶郎(役名=鴨居欣次郎)と共に日本で初めてにウイスキー造を成功させた竹鶴政孝(役名=マッサン)とリタ(役名=エリー)の生涯を描いたものだが、他方今に響くサントリーの歴史でもある。
なんでもやんなはれの精神
鴨居社長(タイショウ)の「なんでもやんなはれ」の精神がマッサンを育み、今日のサントリー成らしめたといえる。物語の中でこんなセリフがある。
「日本で誰もできない、世界一のウイスキーを作ってやろうじゃないか」のタイショウの啖呵は、今年11月「山崎シェリーカスク2013」が(英国のガイド本で)ウイスキーの世界一に選ばれ証明した。面目躍如である。
「スコッチが日本のウイスキーに負けた」当地では、大変なショックだったと、外電は伝えている。さぞ、タイショウもマッサンもリタも、「それみぃ~」と天国で喝采を叫んでいるであろう。ニッカウヰスキーも「マッサン」効果で高級ウイスキー「竹鶴」の売上が四割増らしい。目出度し。
サントリーはその創業精神を脈々と受け継いでいる。常にチャレンジ精神を失わない。企業は「決断と勇気」といわれる。経済学者ケインズもいう。「血気を失った会社は衰退する」と。見本にしたい会社である。
因みに「サントリー」とは、”鳥井さん”の逆さ読みとの説だとは知らなかったなあ。「マッサン」は、こっそりと日本の産業の成りたちも教えてくれる。オジサンが楽しみなのは、そんなところにもある。
[宇宙] はやぶさ2の成功に寄せて
「はやぶさ2」の打ち上げ成功は涙が出たよ。だって6年間の孤独な旅に出たんだよ、52億㌔の途方ない大宇宙の旅、想像するだけで胸に迫る。人は、ロケットに己の人生航路を重ね合わせて、感涙するのだ。「元気で帰っておいで!」と。
小惑星に到達してミッションを終えて帰還する予定は東京オリンピックが終わったばかりの2020年10月という。無事戻ってと祈る。それにしても何ら故障もなくあっさりと飛び立った、はやぶさ2、日本の技術は凄い!日本人は改めて自信をもってよい。
[和食] ミシュラン認定「まき村」
ミシュランの今年版に品川区大森の和食懐石「まき村」が選ばれた(☆1つ)のは嬉しい。私はかれこれ20年前ほど、たまたま店の近くに住んでいた勤め先の女性社員と行ったことが有る。
「なんとなく、クリスタル」を著した作家・田中康夫のグルメ誌を読んで触発されもので、駅から大分離れた、鄙びた場所にあり夜ともなれば、ちょっと憚れるそんな場所に存在していた。
よくも隠れ家みたいなお店を田中康夫さんは探し当てたものと感心したものだ。ところでその田中さん、どうしている?長野知事や国会議員だったりして時代の寵児だったけど、すっかりフェードアウトしてしまったが…。
「まき村」は、小体なお店で当時は女将と御主人の二人だけだった。確か当時は値段も5,000円位で懐石料理が食べられて、味も評判通りで満足した覚えがある。ミシュランの認定を受けて、もう大変な賑わいだと思うから少し落ち着いたら、再訪してみたい。
自分が行って満足したお店が、当たり前に専門家に評価されるのは嬉しい。庶民が気軽にいける「まき村」のようなお店をミシュランは、これからは精力的に発掘して欲しい。
総理大臣や大統領が来た、などという銀座の高級すし店なんかどうでもいい、私は御免蒙る。元来すしなんていうものは庶民が、腹を満たすためのファーストフーズとして、食べたものである。そんなに高尚ぶる食べ物ではない。
[プロレス] 乱戦で今年を締め括る
リアルジャパンプロレス、今年最後(12月5日、後楽園ホール)の試合を見に行った。メインは初代タイガーマスク率いるリアルジャパン軍VS大仁田邪道軍団の5×5マッチ。
目玉はやはり大仁田と元関脇貴闘力の絡みにあった。当然修羅場の様相を呈して、いきなり大仁田の毒霧が口から噴き貴闘力の顔面を襲った。ここから乱戦、顏を血で塗られたような貴闘力もこれに応戦。
まあ、両軍入り乱れリングばかりか、会場にも雪崩れ込み派手なパフォーマンスで一年を締め括った。今年一年御招待に預かり誠に有難うございました。プロレスは壮大なエンターテインメントだ!同団体の2015年が益々隆盛する音を御祈りいたします。
[ボクシング吉報] 速報
今年のボクシング殿堂入りに、日本から具志堅用高さんと故大場政夫さんが選ばれたという吉報が届いた。この話題は後日また改めて。
[今週の俳句]
~井上井月(せいげつ)冬三句~
初冬の 清水がもとの 燕子花(かきつばた)
冬ざれや 目方が原の 大根畑
松よりも 杉に影さす 冬の月
[今週の雑学講座]
~木守柿(きもりがき)とは~
柿の実を鳥に食べて貰うために、一個だけ残して置くこと。鳥が食べることで、その種を遠くまで運んでもらいあちこちに柿を増殖する、という意味。神の供養とも。これは食べ物が貴重な昔の話で、現代では野山に放置された柿が溢れて、ほぼ死語にちかい。
柿の木に纏(まつわ)る物語は多く、例えば薪(まき)にして燃やしてはいけない、祟(たた)りがあるとか、荼毘(だび)に用いれば、死者は天国に行く御利益があるとか。登ってはいけない、というは、柿木は折れやすいから。
都会の路地裏にたわわに実る柿…
冬になっても採る人もいず。

リアルジャパン軍VS大仁田邪道軍団

DVD『カンムリワシ具志堅用高』 第1部&第2部
DVD『日本ボクシング不滅の激闘史』いずれも絶賛発売中!!
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■[ドラマ] 朝ドラ『マッサン』考
~なんでもやんなはれの精神~
■[宇宙] はやぶさ2の成功に寄せて
■[和食] ミシュラン認定「まき村」
■[プロレス] 乱戦で今年を締め括る
■[ボクシング吉報] 速報
[今週の俳句]
[今週の雑学講座]
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[ドラマ] 朝ドラ『マッサン』考
4時45分起床、散歩、太極拳、ラジオ体操と私の朝は慌ただしく始まる。「朝は夜より賢い」(邱永漢)を実行しているのだが、そんな1日の始まりの中で、朝食の30分の間に見る15分のNHK朝ドラ「マッサン」は、楽しみだ。
中島みゆきの主題歌「麦の唄」がいい。かつて”プロジェクトX”というNHKの番組のテーマソング「地上の星」も、同様に中島さんの書下ろし曲であった。当時スナックなどで盛んに唄われ私も愛唱したが、同じテイストを持ったメロディーといってよい、物語に相応しい素敵な歌だ。
マッサンとエリーの掛け合いも絶妙で、あれは関西弁のなせる技である。おもろいふたりの絡みは漫才、まさに人情喜劇。エリーの片言の関西弁がまたドラマを際立たせる。
標準語だったらこうは盛り上がらない。ひたむきに夫を支えるスコットランド人妻のエリー役は、日本語が全く話せないままオーディションに臨んだというアメリカ人女優のシャーロット・ケイト・フォックス。彼女の祖母はスコットランド出身だそうだが、まさに役に嵌っている。
「マッサン」は鳥井信冶郎(役名=鴨居欣次郎)と共に日本で初めてにウイスキー造を成功させた竹鶴政孝(役名=マッサン)とリタ(役名=エリー)の生涯を描いたものだが、他方今に響くサントリーの歴史でもある。
なんでもやんなはれの精神
鴨居社長(タイショウ)の「なんでもやんなはれ」の精神がマッサンを育み、今日のサントリー成らしめたといえる。物語の中でこんなセリフがある。
「日本で誰もできない、世界一のウイスキーを作ってやろうじゃないか」のタイショウの啖呵は、今年11月「山崎シェリーカスク2013」が(英国のガイド本で)ウイスキーの世界一に選ばれ証明した。面目躍如である。
「スコッチが日本のウイスキーに負けた」当地では、大変なショックだったと、外電は伝えている。さぞ、タイショウもマッサンもリタも、「それみぃ~」と天国で喝采を叫んでいるであろう。ニッカウヰスキーも「マッサン」効果で高級ウイスキー「竹鶴」の売上が四割増らしい。目出度し。
サントリーはその創業精神を脈々と受け継いでいる。常にチャレンジ精神を失わない。企業は「決断と勇気」といわれる。経済学者ケインズもいう。「血気を失った会社は衰退する」と。見本にしたい会社である。
因みに「サントリー」とは、”鳥井さん”の逆さ読みとの説だとは知らなかったなあ。「マッサン」は、こっそりと日本の産業の成りたちも教えてくれる。オジサンが楽しみなのは、そんなところにもある。
[宇宙] はやぶさ2の成功に寄せて
「はやぶさ2」の打ち上げ成功は涙が出たよ。だって6年間の孤独な旅に出たんだよ、52億㌔の途方ない大宇宙の旅、想像するだけで胸に迫る。人は、ロケットに己の人生航路を重ね合わせて、感涙するのだ。「元気で帰っておいで!」と。
小惑星に到達してミッションを終えて帰還する予定は東京オリンピックが終わったばかりの2020年10月という。無事戻ってと祈る。それにしても何ら故障もなくあっさりと飛び立った、はやぶさ2、日本の技術は凄い!日本人は改めて自信をもってよい。
[和食] ミシュラン認定「まき村」
ミシュランの今年版に品川区大森の和食懐石「まき村」が選ばれた(☆1つ)のは嬉しい。私はかれこれ20年前ほど、たまたま店の近くに住んでいた勤め先の女性社員と行ったことが有る。
「なんとなく、クリスタル」を著した作家・田中康夫のグルメ誌を読んで触発されもので、駅から大分離れた、鄙びた場所にあり夜ともなれば、ちょっと憚れるそんな場所に存在していた。
よくも隠れ家みたいなお店を田中康夫さんは探し当てたものと感心したものだ。ところでその田中さん、どうしている?長野知事や国会議員だったりして時代の寵児だったけど、すっかりフェードアウトしてしまったが…。
「まき村」は、小体なお店で当時は女将と御主人の二人だけだった。確か当時は値段も5,000円位で懐石料理が食べられて、味も評判通りで満足した覚えがある。ミシュランの認定を受けて、もう大変な賑わいだと思うから少し落ち着いたら、再訪してみたい。
自分が行って満足したお店が、当たり前に専門家に評価されるのは嬉しい。庶民が気軽にいける「まき村」のようなお店をミシュランは、これからは精力的に発掘して欲しい。
総理大臣や大統領が来た、などという銀座の高級すし店なんかどうでもいい、私は御免蒙る。元来すしなんていうものは庶民が、腹を満たすためのファーストフーズとして、食べたものである。そんなに高尚ぶる食べ物ではない。
[プロレス] 乱戦で今年を締め括る
リアルジャパンプロレス、今年最後(12月5日、後楽園ホール)の試合を見に行った。メインは初代タイガーマスク率いるリアルジャパン軍VS大仁田邪道軍団の5×5マッチ。
目玉はやはり大仁田と元関脇貴闘力の絡みにあった。当然修羅場の様相を呈して、いきなり大仁田の毒霧が口から噴き貴闘力の顔面を襲った。ここから乱戦、顏を血で塗られたような貴闘力もこれに応戦。
まあ、両軍入り乱れリングばかりか、会場にも雪崩れ込み派手なパフォーマンスで一年を締め括った。今年一年御招待に預かり誠に有難うございました。プロレスは壮大なエンターテインメントだ!同団体の2015年が益々隆盛する音を御祈りいたします。
[ボクシング吉報] 速報
今年のボクシング殿堂入りに、日本から具志堅用高さんと故大場政夫さんが選ばれたという吉報が届いた。この話題は後日また改めて。
[今週の俳句]
~井上井月(せいげつ)冬三句~
初冬の 清水がもとの 燕子花(かきつばた)
冬ざれや 目方が原の 大根畑
松よりも 杉に影さす 冬の月
[今週の雑学講座]
~木守柿(きもりがき)とは~
柿の実を鳥に食べて貰うために、一個だけ残して置くこと。鳥が食べることで、その種を遠くまで運んでもらいあちこちに柿を増殖する、という意味。神の供養とも。これは食べ物が貴重な昔の話で、現代では野山に放置された柿が溢れて、ほぼ死語にちかい。
柿の木に纏(まつわ)る物語は多く、例えば薪(まき)にして燃やしてはいけない、祟(たた)りがあるとか、荼毘(だび)に用いれば、死者は天国に行く御利益があるとか。登ってはいけない、というは、柿木は折れやすいから。
都会の路地裏にたわわに実る柿…
冬になっても採る人もいず。

リアルジャパン軍VS大仁田邪道軍団

DVD『カンムリワシ具志堅用高』 第1部&第2部
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辰吉の次男プロテスト合格/ジョーの見果てぬ夢/他
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■[ボクシング] 辰吉の次男プロテスト合格
~ジョーの見果てぬ夢~
■[フィギュアスケート] 羽生結弦の不振の先に有るもの
■[歯科] 歯磨きの歓び
~歯の啓蒙運動~
[今週の雑学講座]
[今週の推薦はやり歌]
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[ボクシング] 辰吉の次男プロテスト合格
元世界王者辰吉丈一郎(44)の次男・寿以輝(じゅいき=18)がプロテスト(11月24日大阪IMPホール)に挑み1回KOで一発合格したというニュースを聞き、やはり蛙の子は蛙だなと思った。
その息子はなかなかのイケメンで、プロで活躍すれば父のように人気が出そう。子は親の背中を見て育つとはよく言ったものだ。どんなプロ選手に育つか興味は尽きない。
その父・丈一郎はまだ引退を拒み、いまだ現役に未練たっぷり、蝋燭の火が細々灯る。一茶に「我が魂は 常総の空を うろつくか」という句がある。ジョーの魂は、さながらリングの上空を彷徨(さまよう)。
日本ボクシング・コミッションは辰吉の「網膜裂孔」を理由にボクサーライセンスを発行していない。従って試合活動は不可能。それでも辰吉は、諦めないで現役続行に拘(こだわ)る。その執念、情念や鬼神の如しだ。
ジョーの見果てぬ夢
栄光も名誉も、勿論お金も全て手に入れたはずなのに、まだやり残したことあるんですか、ジョーよ。忘れものは何ですか?
かつて秋山政司さん(元東洋、日本ライト級C19度防衛の名王者=報知新聞記者・故人)が私にこう言った。
「選手というものは、勝った試合より負けた試合の方が記憶に残るもんだ。
あと1センチ右に顏をずらせば、パンチは喰わずに負けなかった、今度やったら絶対に勝てる、とそんな思いにかられる。その1センチの誤差が実は反射神経や肉体の衰えなのだが、選手は自分が最高の時しか頭にないから、今度遣ればに拘る。現役を去って何年経ってもです。これがボクサーの悲しい性(さが)というものでしょうね。」
ジョーが完全燃焼しない訳は、そんなところにあるのかも知れない。辰吉の見果てぬ夢、そして息子・寿以輝のプロテスト合格に、なんだか親子の限りないロマンを感じ共鳴してしまう。ジョーよ、あなたはボクシングに殉死するつもりですか?
[フィギュアスケート] 羽生結弦の不振の先に有るもの
NHK杯は村上大介がGPを制した。注目の羽生結弦は4位だった。4回転ジャンプはフリーの演技でも悉く失敗した。さもありんなん。中国杯での演技直前の練習で衝突流血のけがを負って、その後遺症がまだ残る。
北京と同様出場することに大分反対があったようだ。羽生には、東日本大震災の被災地のありようが、自身を強く揺り動かしているのだと思うから、それはそれでいい。「被災した方々を勇気付けたい」の彼の鋼のように強い信念。
彼の目標は来たるべき平昌(ピョンチャン=2018年2月9日開幕)での冬季五輪二連覇。私は、北京での負傷出場、また今回のNHK杯と散々だったが、この突然降りかかった不幸が彼を更に逞しいスケーターに育てる契機になるやも知れぬと密かに期待している。「艱難(かんなん)は汝を玉(ぎょく)にする」
[歯科] 歯磨きの歓び
本腰を入れ歯科医院に通っている。過去二回は歯石を取る治療。以前はあの歯を削る音が嫌で堪らなかったのに、いまは、あれは毒素を剥がしている音なのだ、と何故か快感に思える。
担当のT女医がこれまた丁寧で、恐縮する。「舟木さん、今日はこんなに歯石が取れました」と脱脂綿に黒い滓(かす)のようなものが点々とあるのを見せられ、ギョッとした。
多分赤ワインの渋の残滓だろうけど、我ながらこんなに溜めていたのかと猛省した。まだ歯石の除去は残っているが我が歯の苔が剥がれて、少しづつ清潔になり甦って行くようで嬉しい。
歯の啓蒙運動
歯科医に行く度に小さい頃からチャンと磨いていればよかったのに、とつくづく思う。我家は田舎の商家で、母が一人で店を切り盛りしていて、子供の教育どころではなく、歯を磨きなさい、なんてそんなハイカラな小言いわれたことがない。自然児のまま育った訳である。これが今の虫歯の元凶。
歯の有難味を今頃になって身に沁みて、慌て、せめて残っている丈夫な歯を大事にしようと決意した。この年になって変だが、やっと歯磨きの歓びを知って、3度の食事の後は入念に磨くようになった。
先般はT先生に「よく磨いていますね、歯がピカピカです」とお褒め頂いた。おだてられると豚も木に登る、より一層励むようになる。まるで童(わらべ)と同じだ。最低7分は磨く癖が付いた。
何とか自前の歯でいつまでも食事がしたい、この一心に尽きる。虫歯を作らないという啓蒙教育は、幼児時代に施さねばならない、とつくづく感じる。
「虫歯無き村」という東北の村があったが、さぞ老若男女健康であろう。医療費も少ないに違いない。歯は健康の源(みなもと)、国民全て見習うべし。「いつの時点においても人生の総得点は、昨日の積み重ねである」
[今週の雑学講座]
「酔生夢死」(すいせいむし)の意味は
夢のような一生を空しく終わっていけない、ということ。
顏之推(がんのすい=中国南北朝末期の儒者)はいった。「人間としてこの世に生まれてくるということは容易ことではない。人間として生まれてきたからには、何もせずに空しく一生を送ってはいけない」
(「貝原益軒処世訓」講談社 久須本文雄著より)
今週の推薦はやり歌
「雨の港町」キム・ヨンジャ(日本クラウン)
「うきよ川」長保有紀(日本クラウン)
銀杏の絨毯は豪勢なゴールド色!(11月30日、午前7時頃公園で)

DVD『カンムリワシ具志堅用高』 第1部&第2部
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■[ボクシング] 辰吉の次男プロテスト合格
~ジョーの見果てぬ夢~
■[フィギュアスケート] 羽生結弦の不振の先に有るもの
■[歯科] 歯磨きの歓び
~歯の啓蒙運動~
[今週の雑学講座]
[今週の推薦はやり歌]
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[ボクシング] 辰吉の次男プロテスト合格
元世界王者辰吉丈一郎(44)の次男・寿以輝(じゅいき=18)がプロテスト(11月24日大阪IMPホール)に挑み1回KOで一発合格したというニュースを聞き、やはり蛙の子は蛙だなと思った。
その息子はなかなかのイケメンで、プロで活躍すれば父のように人気が出そう。子は親の背中を見て育つとはよく言ったものだ。どんなプロ選手に育つか興味は尽きない。
その父・丈一郎はまだ引退を拒み、いまだ現役に未練たっぷり、蝋燭の火が細々灯る。一茶に「我が魂は 常総の空を うろつくか」という句がある。ジョーの魂は、さながらリングの上空を彷徨(さまよう)。
日本ボクシング・コミッションは辰吉の「網膜裂孔」を理由にボクサーライセンスを発行していない。従って試合活動は不可能。それでも辰吉は、諦めないで現役続行に拘(こだわ)る。その執念、情念や鬼神の如しだ。
ジョーの見果てぬ夢
栄光も名誉も、勿論お金も全て手に入れたはずなのに、まだやり残したことあるんですか、ジョーよ。忘れものは何ですか?
かつて秋山政司さん(元東洋、日本ライト級C19度防衛の名王者=報知新聞記者・故人)が私にこう言った。
「選手というものは、勝った試合より負けた試合の方が記憶に残るもんだ。
あと1センチ右に顏をずらせば、パンチは喰わずに負けなかった、今度やったら絶対に勝てる、とそんな思いにかられる。その1センチの誤差が実は反射神経や肉体の衰えなのだが、選手は自分が最高の時しか頭にないから、今度遣ればに拘る。現役を去って何年経ってもです。これがボクサーの悲しい性(さが)というものでしょうね。」
ジョーが完全燃焼しない訳は、そんなところにあるのかも知れない。辰吉の見果てぬ夢、そして息子・寿以輝のプロテスト合格に、なんだか親子の限りないロマンを感じ共鳴してしまう。ジョーよ、あなたはボクシングに殉死するつもりですか?
[フィギュアスケート] 羽生結弦の不振の先に有るもの
NHK杯は村上大介がGPを制した。注目の羽生結弦は4位だった。4回転ジャンプはフリーの演技でも悉く失敗した。さもありんなん。中国杯での演技直前の練習で衝突流血のけがを負って、その後遺症がまだ残る。
北京と同様出場することに大分反対があったようだ。羽生には、東日本大震災の被災地のありようが、自身を強く揺り動かしているのだと思うから、それはそれでいい。「被災した方々を勇気付けたい」の彼の鋼のように強い信念。
彼の目標は来たるべき平昌(ピョンチャン=2018年2月9日開幕)での冬季五輪二連覇。私は、北京での負傷出場、また今回のNHK杯と散々だったが、この突然降りかかった不幸が彼を更に逞しいスケーターに育てる契機になるやも知れぬと密かに期待している。「艱難(かんなん)は汝を玉(ぎょく)にする」
[歯科] 歯磨きの歓び
本腰を入れ歯科医院に通っている。過去二回は歯石を取る治療。以前はあの歯を削る音が嫌で堪らなかったのに、いまは、あれは毒素を剥がしている音なのだ、と何故か快感に思える。
担当のT女医がこれまた丁寧で、恐縮する。「舟木さん、今日はこんなに歯石が取れました」と脱脂綿に黒い滓(かす)のようなものが点々とあるのを見せられ、ギョッとした。
多分赤ワインの渋の残滓だろうけど、我ながらこんなに溜めていたのかと猛省した。まだ歯石の除去は残っているが我が歯の苔が剥がれて、少しづつ清潔になり甦って行くようで嬉しい。
歯の啓蒙運動
歯科医に行く度に小さい頃からチャンと磨いていればよかったのに、とつくづく思う。我家は田舎の商家で、母が一人で店を切り盛りしていて、子供の教育どころではなく、歯を磨きなさい、なんてそんなハイカラな小言いわれたことがない。自然児のまま育った訳である。これが今の虫歯の元凶。
歯の有難味を今頃になって身に沁みて、慌て、せめて残っている丈夫な歯を大事にしようと決意した。この年になって変だが、やっと歯磨きの歓びを知って、3度の食事の後は入念に磨くようになった。
先般はT先生に「よく磨いていますね、歯がピカピカです」とお褒め頂いた。おだてられると豚も木に登る、より一層励むようになる。まるで童(わらべ)と同じだ。最低7分は磨く癖が付いた。
何とか自前の歯でいつまでも食事がしたい、この一心に尽きる。虫歯を作らないという啓蒙教育は、幼児時代に施さねばならない、とつくづく感じる。
「虫歯無き村」という東北の村があったが、さぞ老若男女健康であろう。医療費も少ないに違いない。歯は健康の源(みなもと)、国民全て見習うべし。「いつの時点においても人生の総得点は、昨日の積み重ねである」
[今週の雑学講座]
「酔生夢死」(すいせいむし)の意味は
夢のような一生を空しく終わっていけない、ということ。
顏之推(がんのすい=中国南北朝末期の儒者)はいった。「人間としてこの世に生まれてくるということは容易ことではない。人間として生まれてきたからには、何もせずに空しく一生を送ってはいけない」
(「貝原益軒処世訓」講談社 久須本文雄著より)
今週の推薦はやり歌
「雨の港町」キム・ヨンジャ(日本クラウン)
「うきよ川」長保有紀(日本クラウン)
銀杏の絨毯は豪勢なゴールド色!(11月30日、午前7時頃公園で)

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「自分は、不器用ですから。」健さん死す/竹原慎二さん、癌と闘病中/他
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■[哀悼] 「自分は、不器用ですから」健さん死す
~健さんと具志堅会長の出会い~
■[闘病] 竹原慎二さん、癌と闘病中
■[案内] リアル・ジャパンプロレス、他
■[俳句] 一茶、秋の三句
[今週の雑学講座]
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[哀悼]「自分は、不器用ですから。」健さん死す
俳優高倉健さんが83年の生涯を閉じた。演技がどうというよりも、存在そのものがスターであった。石原裕次郎、三船敏郎と並ぶ戦後の巨星俳優の死で、日本の映画史はまた魅力を失った。
網走番外地シリーズ、あのかすれたようなメロディーがスクリーンに一度流れると、なぜか心がシンミリして切なくなったものだ。やくざと哀愁、人情を絡み合わせたストーリーは健さんにピッタリはまった。
わが愚妻は「高倉健さんの背中には何とも言えぬ孤独感が宿っていて、それだけで物語になる。」と言いおった。じゃ、オレはどうかといったら「あなたの背中はただのオヤジよ。」腹が立ったが、相手が健さんだから仕方がない。
23日21時からのNHK総合「高倉健という生き方」を見た。さすがNHK、寡黙な健さんを引っ張り出して、よくも100時間もインタビューしたものだ。そこに貫くものは、実直に歩いた人生の轍(わだち)があると実感した。生き様そのものが演技に投影され、あの得も言われぬ雰囲気があったのだと、得心した。
やくざ映画は新宿のオールナイト館でよく見た。あれは日本が高度成長期の、元気がある時分のものだった。日本が経済力を失うと共に、やくざ組織も萎え侠客もいなくなった。従って、やくざ映画は日本の縮図なのである。
健さんは、トレードマークのやくざ映画から見事に舵を切って、幸福の黄色いハンカチ、八甲田山、動乱、冬の華、ホタル、駅、鉄道員(ぽっぽや)など印象に残る名作を沢山残した。どの部分、どのカットを切り取っても健さんは1枚の絵になりました。喩えてジャン・ギャバンの渋み、寂寥感。
健さんと具志堅会長の出会い
最後にエピソードを一つ。具志堅用高会長が飛行機のなかで偶然健さんと一緒になった。具志堅会長が最前列に座っていたら、真後ろに高倉健さんが座っていた。
で具志堅会長「高倉さん、具志堅です。席を代わりましょうか」と申し出たそうな。長身の健さん、最前列はゆったりできる。具志堅会長の心遣いだ。
これに対して、健さんは丁重な礼をいって辞退、「ところでYさんは御元気ですか。」と尋ねられたという。Y氏は具志堅会長とS氏、私の共通の友人である。「吃驚したねえ、あそこでYさんのことが咄嗟に出て来るとは。気配りの人ですねえ。恰好よかったですよ。」
Y氏は熱烈な健さんファンで、健さんと交流がある。Y氏が還暦のときには、サイン入りのジャンパーを贈って貰い、一生の宝物ですと感激、御祝いの席でそれを着用した。健さん死亡の知らせにY氏から早速私宛にメールが届いた。
「しばらく喪に服します」とあった。落胆如何ばかりか。10日の新聞各紙は号外を出したり、夕刊1面トップで報じた。因みに「衆議院解散」はその横に申し訳ない程度に見出しがそっけなくあった。
自分は、不器用ですから…そのキャッチコピー通り武骨に生きた83年の生涯、残念ですが、見事な男の一生でした。沢山の心に残る映画を有難うございました。御冥福をお祈り致します。高倉健さんは永遠です。
[闘病]竹原慎二さん、癌と闘病中
元世界ミドル級王者で現タレントの竹原慎二さん(42)がTBSテレビ「爆報!THEフライデー」に出演、自身が膀胱癌であることを告白した。竹原さんは去年から血尿が出て、検診の結果膀胱癌と判明。
当時を振り返って「痛くて、熱い痛みを感じた。おしっこが出ても痛かった。42歳でがんって頭の中が真っ白になった」という。心配した盟友の畑山隆則さん(元世界王者=竹原と共同でジム経営)が病院を捜しまわったという友情も。
入院して治療にあたり、その後リンパ節に転移が見つかった。相当悪化して抗癌剤の副作用で髪の毛が抜け落ち、絶望的になったそうだ。それも無事癌を摘出して現在は、順調に回復に向かっているという。
竹原さんは、日本人で初めてWBAミドル級世界王者になった人。カルロス(亜)を判定で下し王座を獲得した。あの奇跡を起こした試合のように、癌にも打ち克ってください。心よりお祈り申し上げます。
[案内]リアル・ジャパンプロレス、他
◆リアル・ジャパンプロレス
日時:12月5日(後楽園ホール)17:30開場/18:30試合開始
「貴闘力 炎の第二戦!」と銘打っての大会。[リアルジャパン軍vs大仁田軍団5対5全面対決]10人タッグマッチ60分1本勝負。果たしてどんな修羅場が見られるか。敵意を剥き出しにする大仁田と貴闘力の絡みは2014年の掉尾を飾るに相応しい。波乱必至!!

◆NKB日本キックボクシング連盟[生粋シリーズFINAL]
日時:12月13日(土)17:00開場/17:30試合開始
会場:後楽園ホール
キックボクシング界で最古の歴史を誇る渡辺ジムの渡辺信久会長(連盟代表)が率いる今年のファイナル。「飾り気なし、倒すか、倒されるかの真剣勝負の醍醐味を是非味わってほしい」(代表)。メインはNBKミドル級タイトル戦、C村井崇裕(京都野口)VS1位田村聖(拳心館)。過激なスローガンで年5回興行、渡辺代表のサムライ精神が息づく試合。最後に花火が揚がるのこの団体のウリ。お問合せ/渡辺ジム03-3691-4536 注:ポスター小入る
◆18人の手作り本展「えとじもじとじてせいぼん2」
日時:11/26(水)~12/7(日) OPEN12:00~CLOSE19:00
※月火休み、初日は16時から、最終日は17時迄。
会場:銀座レトロギャラリー「MUSEE」
武蔵野美術大学の講師やOBなどが自作の絵や文章を自由に綴じた楽しい展示会。ユニークなプロレス本もある。
[俳句]一茶、秋の三句
秋の風 乞食は我を 見くらべる
秋の夜や 旅の男の 針仕事
焚くほどに 風が呉れたる 落葉かな
[今週の雑学講座]
「常在戦場」の真の意味
自民党の役員さまは、何かというと「常在戦場」バカの一つ覚えで唱えていますが、ドタバタ解散の低級な政治ごっこに使ってほしくないコトバです。
大辞林(三版)によると、それは「いつも戦場にいる気持ちで事にあたれ」という意味。山本五十六連合艦隊司令長官も「座右の銘」にしていた。また同じ越後長岡藩軍事総監河井継之助も同様だったといいます。長岡藩はこれを「藩訓」としていました。
晩秋の珍しい雲の群れ(22日、午前7時半頃)

DVD『カンムリワシ具志堅用高』 第1部&第2部
DVD『日本ボクシング不滅の激闘史』いずれも絶賛発売中!!
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■[哀悼] 「自分は、不器用ですから」健さん死す
~健さんと具志堅会長の出会い~
■[闘病] 竹原慎二さん、癌と闘病中
■[案内] リアル・ジャパンプロレス、他
■[俳句] 一茶、秋の三句
[今週の雑学講座]
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[哀悼]「自分は、不器用ですから。」健さん死す
俳優高倉健さんが83年の生涯を閉じた。演技がどうというよりも、存在そのものがスターであった。石原裕次郎、三船敏郎と並ぶ戦後の巨星俳優の死で、日本の映画史はまた魅力を失った。
網走番外地シリーズ、あのかすれたようなメロディーがスクリーンに一度流れると、なぜか心がシンミリして切なくなったものだ。やくざと哀愁、人情を絡み合わせたストーリーは健さんにピッタリはまった。
わが愚妻は「高倉健さんの背中には何とも言えぬ孤独感が宿っていて、それだけで物語になる。」と言いおった。じゃ、オレはどうかといったら「あなたの背中はただのオヤジよ。」腹が立ったが、相手が健さんだから仕方がない。
23日21時からのNHK総合「高倉健という生き方」を見た。さすがNHK、寡黙な健さんを引っ張り出して、よくも100時間もインタビューしたものだ。そこに貫くものは、実直に歩いた人生の轍(わだち)があると実感した。生き様そのものが演技に投影され、あの得も言われぬ雰囲気があったのだと、得心した。
やくざ映画は新宿のオールナイト館でよく見た。あれは日本が高度成長期の、元気がある時分のものだった。日本が経済力を失うと共に、やくざ組織も萎え侠客もいなくなった。従って、やくざ映画は日本の縮図なのである。
健さんは、トレードマークのやくざ映画から見事に舵を切って、幸福の黄色いハンカチ、八甲田山、動乱、冬の華、ホタル、駅、鉄道員(ぽっぽや)など印象に残る名作を沢山残した。どの部分、どのカットを切り取っても健さんは1枚の絵になりました。喩えてジャン・ギャバンの渋み、寂寥感。
健さんと具志堅会長の出会い
最後にエピソードを一つ。具志堅用高会長が飛行機のなかで偶然健さんと一緒になった。具志堅会長が最前列に座っていたら、真後ろに高倉健さんが座っていた。
で具志堅会長「高倉さん、具志堅です。席を代わりましょうか」と申し出たそうな。長身の健さん、最前列はゆったりできる。具志堅会長の心遣いだ。
これに対して、健さんは丁重な礼をいって辞退、「ところでYさんは御元気ですか。」と尋ねられたという。Y氏は具志堅会長とS氏、私の共通の友人である。「吃驚したねえ、あそこでYさんのことが咄嗟に出て来るとは。気配りの人ですねえ。恰好よかったですよ。」
Y氏は熱烈な健さんファンで、健さんと交流がある。Y氏が還暦のときには、サイン入りのジャンパーを贈って貰い、一生の宝物ですと感激、御祝いの席でそれを着用した。健さん死亡の知らせにY氏から早速私宛にメールが届いた。
「しばらく喪に服します」とあった。落胆如何ばかりか。10日の新聞各紙は号外を出したり、夕刊1面トップで報じた。因みに「衆議院解散」はその横に申し訳ない程度に見出しがそっけなくあった。
自分は、不器用ですから…そのキャッチコピー通り武骨に生きた83年の生涯、残念ですが、見事な男の一生でした。沢山の心に残る映画を有難うございました。御冥福をお祈り致します。高倉健さんは永遠です。
[闘病]竹原慎二さん、癌と闘病中
元世界ミドル級王者で現タレントの竹原慎二さん(42)がTBSテレビ「爆報!THEフライデー」に出演、自身が膀胱癌であることを告白した。竹原さんは去年から血尿が出て、検診の結果膀胱癌と判明。
当時を振り返って「痛くて、熱い痛みを感じた。おしっこが出ても痛かった。42歳でがんって頭の中が真っ白になった」という。心配した盟友の畑山隆則さん(元世界王者=竹原と共同でジム経営)が病院を捜しまわったという友情も。
入院して治療にあたり、その後リンパ節に転移が見つかった。相当悪化して抗癌剤の副作用で髪の毛が抜け落ち、絶望的になったそうだ。それも無事癌を摘出して現在は、順調に回復に向かっているという。
竹原さんは、日本人で初めてWBAミドル級世界王者になった人。カルロス(亜)を判定で下し王座を獲得した。あの奇跡を起こした試合のように、癌にも打ち克ってください。心よりお祈り申し上げます。
[案内]リアル・ジャパンプロレス、他
◆リアル・ジャパンプロレス
日時:12月5日(後楽園ホール)17:30開場/18:30試合開始
「貴闘力 炎の第二戦!」と銘打っての大会。[リアルジャパン軍vs大仁田軍団5対5全面対決]10人タッグマッチ60分1本勝負。果たしてどんな修羅場が見られるか。敵意を剥き出しにする大仁田と貴闘力の絡みは2014年の掉尾を飾るに相応しい。波乱必至!!

◆NKB日本キックボクシング連盟[生粋シリーズFINAL]
日時:12月13日(土)17:00開場/17:30試合開始
会場:後楽園ホール
キックボクシング界で最古の歴史を誇る渡辺ジムの渡辺信久会長(連盟代表)が率いる今年のファイナル。「飾り気なし、倒すか、倒されるかの真剣勝負の醍醐味を是非味わってほしい」(代表)。メインはNBKミドル級タイトル戦、C村井崇裕(京都野口)VS1位田村聖(拳心館)。過激なスローガンで年5回興行、渡辺代表のサムライ精神が息づく試合。最後に花火が揚がるのこの団体のウリ。お問合せ/渡辺ジム03-3691-4536 注:ポスター小入る
◆18人の手作り本展「えとじもじとじてせいぼん2」
日時:11/26(水)~12/7(日) OPEN12:00~CLOSE19:00
※月火休み、初日は16時から、最終日は17時迄。
会場:銀座レトロギャラリー「MUSEE」
武蔵野美術大学の講師やOBなどが自作の絵や文章を自由に綴じた楽しい展示会。ユニークなプロレス本もある。
[俳句]一茶、秋の三句
秋の風 乞食は我を 見くらべる
秋の夜や 旅の男の 針仕事
焚くほどに 風が呉れたる 落葉かな
[今週の雑学講座]
「常在戦場」の真の意味
自民党の役員さまは、何かというと「常在戦場」バカの一つ覚えで唱えていますが、ドタバタ解散の低級な政治ごっこに使ってほしくないコトバです。
大辞林(三版)によると、それは「いつも戦場にいる気持ちで事にあたれ」という意味。山本五十六連合艦隊司令長官も「座右の銘」にしていた。また同じ越後長岡藩軍事総監河井継之助も同様だったといいます。長岡藩はこれを「藩訓」としていました。
晩秋の珍しい雲の群れ(22日、午前7時半頃)

DVD『カンムリワシ具志堅用高』 第1部&第2部
DVD『日本ボクシング不滅の激闘史』いずれも絶賛発売中!!
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大義なき衆議院解散/1976年センサック初防衛での大混乱/他
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■大義なき衆議院解散
~習近平主席の傲慢無礼~
~選挙後の安倍総理の狙い~
■商店街のバス旅行
~座敷に座る苦痛~
[今週の雑学講座]
タイ国のラッキーナンバーは「9」 (センサック初防衛での大混乱)
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大義なき衆議院解散
衆議院を解散して、また選挙するという。大義のない国費の恐るべき無駄遣い。前回(2012年)の選挙は約650億円も掛かった。国の借金1千兆円、任期がまだ残るのに選挙を遣ってる場合か。
福島原発事故でいまなお仮設住宅に暮らす人々、東日本大震災の復旧も進まず、消費税8%以後個人消費は伸びず、強引なインフレ策は、円安ドル高を招き、車の輸出は伸びたが、ガソリン、天然ガスは高騰して国民生活を圧迫、原発稼働等々問題山積、何一つ解決できない現状。空白は許されないのに。余りにノー天気。
今電撃的に選挙をやれば、安倍自民は絶対勝てると踏んでいる。野党は選挙準備が整っていない。党内の不平分子も抑えられる。勝てばフリーハンド、集団的自由権も消費税10%も思いのままだ。国民を舐めているとしかいいようなし。
真の狙いは安倍長期政権の確立、もう一つは最大のライバル石破茂の総理の芽を摘むことだ。「次はあなたが総理」と持ち上げ幹事長職を降ろし、石破茂を特命担当大臣(地方創世)に格下げにしたのも、見え見えの布石だ。まあ、そんな口約束、政治の世界では無きに等しい。
習近平主席の傲慢無礼
自民党員の地方票は圧倒的に石破が強く人気が有る。乾坤一擲ここで芽を根絶する。並々ならぬ安倍総理の決意。その私欲私情が解散総選挙の愚挙に出た。こんなスモールサイズだから習近平主席にも馬鹿にされた。
あのASEANでの握手のシーンはなんだ。安倍総理個人の問題ではない。日本国家が侮辱されたことだ。さぞ中国国民は溜飲を下げただろうよ。また世界中であの場面を見た人は、日本の総理のすり寄る態度に、軽蔑の眼差しを送ったに違いない。
安倍総理は常々右翼的な発言をしている。あんな時こそ、ソッポを向く習主席に「いやならオレは日本に帰る」と啖呵の一つも切ればよかったのだ。
あれほど傲慢無礼な国家元首を私は過去見たことがない。ホスト国とは、何はさておきお客様を歓迎せねばならぬ。それが礼儀。だが待てよ、実はあの握手にこそ和解への鍵が隠されていた、と私はみる。
安倍総理が尻を捲って握手を拒絶したなら、当然オバマ大統領を始めプーチン首相、西洋各国の首脳も「まあまあ」と仲裁に動くだろう。その結果初めて和解へのテーブルに着くことになる。
選挙後の安倍総理の狙い
外交はときに真剣白刃の心理戦、憎悪と和解は紙一重。人生は芝居を演じる役者、とは誰かがいった。馬鹿の一つ覚えの「常在戦場」と叫ぶ自民党役員連中、言葉でなくあの習主席との握手時にこそ、その言を発揮して欲しかった。
ついつい横道に外れた。解散と安倍総理に戻る。大体やることなすこと姑息、性急なアベノミクスは誰が見ても失敗だ。で、消費税10%もあっさり先送り。これ国民欺く煙幕、遣るんならその理由を正々堂々吐いて、断行すべき。
国民に負担を押し付けるには、衆参両院の議員数(衆・480、参・242を)1/3に削減するとか、それが出来たら、消費税アップも国民の同意を得られよう。
己の私利私欲のためにだけ選挙を強行するは、経国済民の気持ち一滴の露ほどもない。「集団的自衛権」とは、同盟国アメリカが攻撃されたら日本も自動的に支援参戦することだよ、分かり易く言えば。それでいいの?
選挙は、自民党が例え数を減らしたとしても勝利を収めるだろうから、党内の不満分子も抑えられるし、禊(みそぎ)も済んだ、国民の審判を仰いだと安倍総理は遮二無二に暴走するだろう。あたかも危険薬物を吸ったドライバーの如くに。よくよく国民は熟慮すべきだ。
商店街のバス旅行
16日の日曜は地元西原商店街のバス旅行(30人)で茨城県常陸那珂まで日帰りで行ってきた。幸いの秋晴れで車窓から秋の風情を楽しめた。
約2時間半で目的地の阿字ヶ浦海岸縁(べり)に建つ「のぞみ」というリゾートホテルに到着。海を見ながら大広間で休憩した後は、海を眺望できる露天風呂で寛いだ。
昼食はこの地域名物のあんこう鍋で、酒などの飲み物も振る舞われて、宴会は盛り上がった。旅行費用は全て込みの三千円、恐縮した。私は夏祭りでボランティアを遣っているので声がかかった。声が掛るうちが花か。
座敷に座る苦痛
だが困ったのは座敷で、座椅子もなく座布団一枚は腰が痛くておうじょうした。せっかくのあんこう鍋も心ゆくまで味わうことができず、その点では苦痛だった。
座ることなど若い頃はなんでもなく出来たのに、いまは地獄だ。和式トイレもとうに利用できない、習慣とは恐ろしい。幕末日本に来航した欧米人はさぞ苦労の種だったろうな、と変に同情した。
帰りは那珂湊港のおさかな市場に寄って買物してきた。あれもこれも買って、こんなに買って来てどうするのと家内に叱られたが、帰途は大渋滞に巻き込まれ帰宅できたのは8時過ぎだった。紅葉見物の行楽車だろうが、これは想定外だった。行きはよいよい、帰りはこわいか。
[今週の雑学講座]
タイ国のラッキーナンバーは「9」
タイ国では「9」(タイ語でガウ)という数字がラッキーナンバー。我々の「7」というラッキーナンバーに該当する。ただし、重みが遥かに違う。
国王の翳(かざ)す日傘は、九層になっているのは何よりの証拠であろう。かつてボクシング世界戦でもこんなことがあった。
1976年1月、センサック・ムンスリン(タイ)が、国技館でライオン古山(笹崎)と初防衛戦を行った時は、この9がテレビ局を大混乱させた。
当時放送したのは日テレ。生中継だったが時間になってもセンサックは控室を出てこない。入場音楽は繰り返し流れている。スタッフは右往左往、パニックになった。
その頃センサックはといえば、長い線香を立て膝まずきお祈りの最中。日本人マスコミで唯一人入室を許された私はその全てを目撃した。何故出ないのか、と関係者に聞けば「タイの高僧が〇〇秒にならなければ控室を出てはいけないと言った」と。
それが、7時0分59秒だったか、7時9分9秒だったか正確には忘れた。つまりは⑨の数字が大事なのである。お告げの時刻になり、センサック陣営は悪びれた様子もなく堂々とリングに向かった。恐らく日本では前代未聞の出来事である。
それほどまでに「9」はタイ国民にとっては神がかりの数字である。お告げの守りのせいか、センサックは圧勝の判定勝ちで初防衛を果たした。
ひたちなかの海に夕陽が沈んで…

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タイ国のラッキーナンバーは「9」 (センサック初防衛での大混乱)
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大義なき衆議院解散
衆議院を解散して、また選挙するという。大義のない国費の恐るべき無駄遣い。前回(2012年)の選挙は約650億円も掛かった。国の借金1千兆円、任期がまだ残るのに選挙を遣ってる場合か。
福島原発事故でいまなお仮設住宅に暮らす人々、東日本大震災の復旧も進まず、消費税8%以後個人消費は伸びず、強引なインフレ策は、円安ドル高を招き、車の輸出は伸びたが、ガソリン、天然ガスは高騰して国民生活を圧迫、原発稼働等々問題山積、何一つ解決できない現状。空白は許されないのに。余りにノー天気。
今電撃的に選挙をやれば、安倍自民は絶対勝てると踏んでいる。野党は選挙準備が整っていない。党内の不平分子も抑えられる。勝てばフリーハンド、集団的自由権も消費税10%も思いのままだ。国民を舐めているとしかいいようなし。
真の狙いは安倍長期政権の確立、もう一つは最大のライバル石破茂の総理の芽を摘むことだ。「次はあなたが総理」と持ち上げ幹事長職を降ろし、石破茂を特命担当大臣(地方創世)に格下げにしたのも、見え見えの布石だ。まあ、そんな口約束、政治の世界では無きに等しい。
習近平主席の傲慢無礼
自民党員の地方票は圧倒的に石破が強く人気が有る。乾坤一擲ここで芽を根絶する。並々ならぬ安倍総理の決意。その私欲私情が解散総選挙の愚挙に出た。こんなスモールサイズだから習近平主席にも馬鹿にされた。
あのASEANでの握手のシーンはなんだ。安倍総理個人の問題ではない。日本国家が侮辱されたことだ。さぞ中国国民は溜飲を下げただろうよ。また世界中であの場面を見た人は、日本の総理のすり寄る態度に、軽蔑の眼差しを送ったに違いない。
安倍総理は常々右翼的な発言をしている。あんな時こそ、ソッポを向く習主席に「いやならオレは日本に帰る」と啖呵の一つも切ればよかったのだ。
あれほど傲慢無礼な国家元首を私は過去見たことがない。ホスト国とは、何はさておきお客様を歓迎せねばならぬ。それが礼儀。だが待てよ、実はあの握手にこそ和解への鍵が隠されていた、と私はみる。
安倍総理が尻を捲って握手を拒絶したなら、当然オバマ大統領を始めプーチン首相、西洋各国の首脳も「まあまあ」と仲裁に動くだろう。その結果初めて和解へのテーブルに着くことになる。
選挙後の安倍総理の狙い
外交はときに真剣白刃の心理戦、憎悪と和解は紙一重。人生は芝居を演じる役者、とは誰かがいった。馬鹿の一つ覚えの「常在戦場」と叫ぶ自民党役員連中、言葉でなくあの習主席との握手時にこそ、その言を発揮して欲しかった。
ついつい横道に外れた。解散と安倍総理に戻る。大体やることなすこと姑息、性急なアベノミクスは誰が見ても失敗だ。で、消費税10%もあっさり先送り。これ国民欺く煙幕、遣るんならその理由を正々堂々吐いて、断行すべき。
国民に負担を押し付けるには、衆参両院の議員数(衆・480、参・242を)1/3に削減するとか、それが出来たら、消費税アップも国民の同意を得られよう。
己の私利私欲のためにだけ選挙を強行するは、経国済民の気持ち一滴の露ほどもない。「集団的自衛権」とは、同盟国アメリカが攻撃されたら日本も自動的に支援参戦することだよ、分かり易く言えば。それでいいの?
選挙は、自民党が例え数を減らしたとしても勝利を収めるだろうから、党内の不満分子も抑えられるし、禊(みそぎ)も済んだ、国民の審判を仰いだと安倍総理は遮二無二に暴走するだろう。あたかも危険薬物を吸ったドライバーの如くに。よくよく国民は熟慮すべきだ。
商店街のバス旅行
16日の日曜は地元西原商店街のバス旅行(30人)で茨城県常陸那珂まで日帰りで行ってきた。幸いの秋晴れで車窓から秋の風情を楽しめた。
約2時間半で目的地の阿字ヶ浦海岸縁(べり)に建つ「のぞみ」というリゾートホテルに到着。海を見ながら大広間で休憩した後は、海を眺望できる露天風呂で寛いだ。
昼食はこの地域名物のあんこう鍋で、酒などの飲み物も振る舞われて、宴会は盛り上がった。旅行費用は全て込みの三千円、恐縮した。私は夏祭りでボランティアを遣っているので声がかかった。声が掛るうちが花か。
座敷に座る苦痛
だが困ったのは座敷で、座椅子もなく座布団一枚は腰が痛くておうじょうした。せっかくのあんこう鍋も心ゆくまで味わうことができず、その点では苦痛だった。
座ることなど若い頃はなんでもなく出来たのに、いまは地獄だ。和式トイレもとうに利用できない、習慣とは恐ろしい。幕末日本に来航した欧米人はさぞ苦労の種だったろうな、と変に同情した。
帰りは那珂湊港のおさかな市場に寄って買物してきた。あれもこれも買って、こんなに買って来てどうするのと家内に叱られたが、帰途は大渋滞に巻き込まれ帰宅できたのは8時過ぎだった。紅葉見物の行楽車だろうが、これは想定外だった。行きはよいよい、帰りはこわいか。
[今週の雑学講座]
タイ国のラッキーナンバーは「9」
タイ国では「9」(タイ語でガウ)という数字がラッキーナンバー。我々の「7」というラッキーナンバーに該当する。ただし、重みが遥かに違う。
国王の翳(かざ)す日傘は、九層になっているのは何よりの証拠であろう。かつてボクシング世界戦でもこんなことがあった。
1976年1月、センサック・ムンスリン(タイ)が、国技館でライオン古山(笹崎)と初防衛戦を行った時は、この9がテレビ局を大混乱させた。
当時放送したのは日テレ。生中継だったが時間になってもセンサックは控室を出てこない。入場音楽は繰り返し流れている。スタッフは右往左往、パニックになった。
その頃センサックはといえば、長い線香を立て膝まずきお祈りの最中。日本人マスコミで唯一人入室を許された私はその全てを目撃した。何故出ないのか、と関係者に聞けば「タイの高僧が〇〇秒にならなければ控室を出てはいけないと言った」と。
それが、7時0分59秒だったか、7時9分9秒だったか正確には忘れた。つまりは⑨の数字が大事なのである。お告げの時刻になり、センサック陣営は悪びれた様子もなく堂々とリングに向かった。恐らく日本では前代未聞の出来事である。
それほどまでに「9」はタイ国民にとっては神がかりの数字である。お告げの守りのせいか、センサックは圧勝の判定勝ちで初防衛を果たした。
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大相撲・逸の城の今場所は如何に/羽生の負傷について/他
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■[大相撲] 逸の城の今場所は如何に
~横綱は時間の問題~
■[フィギュア] 羽生の負傷について
■[シルバー] 2千年前のキケロの言葉
~老齢と向き合う他の箴言~
■[歯科] まずは歯磨きから
[今週の雑学講座]
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[大相撲] 逸の城の今場所は如何に
10日から始まった大相撲九州場所の最大の注目は、逸の城(いちのじょう=湊部屋21才)だろう。初土俵から4場所というスピード出世(史上2番目)で幕内まで駆け上がり先場所は三賞をダブル受賞して、13勝(2敗)を挙げた。怪物の活躍は如何にだ。
今場所の番付は小結を乗り越え西の関脇(三役)で迎えた。身長192㌢、体重199㌔とう巨漢。モンゴルの草原パオ(移動式テント)で生まれ育った野性味タップリの自然児である。若いから体重は今後もっと増えるだろう。
相撲は無差別の戦いであるから面白い。この巨漢を「小よく大を制す」で倒す相撲が見たいものだ。出よ、平成の舞の海!一番理想的なのは、遠藤が負けじと逸の城と張り合えば相撲も沸騰するのだが、逸の城はもう彼を完全に凌駕した。
横綱は時間の問題
元相撲誌編集者K氏は逸の城につて語る。「9月場所の白鵬との取組が参考になるね、白鵬は半身で彼の立ち合いを受けたのは流石、まず正面で受けたら彼のパワーに押し切られる。速攻か、左右にいなすか、当たり前の攻めでは勝機はない。今場所は研究されてるいるから、先場所のようには行かないだろうけど、横綱は時間の問題だろう」
新星はまたもモンゴル!日本人は脇役に甘んじるしかないか。初代若乃花、栃錦も日本人力士の不甲斐無さに天国でさぞ嘆いていることだろう。
[フィギュア] 羽生の負傷について
中国で開かれたたグランプリシリーズ(上海)第3戦最終日のフリーの演技前の練習中に、羽生結弦と中国選手がぶつかり羽生は、頭や顎などを負傷した。
それでも羽生は競技を続行し、転倒しながらも滑り切った。それはそれで感動ものだった。競技を続行したことに対して、やるべきではなかったという声もある。
私はその是非を問うのではない。事故防止にフィギュアスケート連盟が、何も策を労していないのが、問題だと申したのだ。
過去にも公開練習中に度々衝突事故が起こってるらしい。再発防止に早急に手を打たなければ、いずれ大惨事にを招くかも知れぬ。選手は鋭利な金属の刃を装備したスケート靴を履く。その部分が当たり思わぬ怪我を引き起こすことも。
練習グループを小分けにしたり、或いは、練習時間6分を半分にして、練習を一人にしたり、手立ては幾らでもある。固陋に慣習を守るのが全てではあるまい。
[シルバー] 2千年前のキケロの言葉
介護福祉の冊子を手掛けるようになって、その方面の本を図書館で読み漁るのだが、最近読んだキケロの「老年の豊かさについて」(法蔵館、八木誠一・八木綾子訳)はためになった。
この書は、凡そ二千年前に書かれた「老人論」で、いまに読み継がれている古典である。キケロは老人になることは嘆くにあらず、と”老人の幸福”について実例を挙げて論証している。以下気に入った言葉を拾ってみた。
「記憶力の鍛錬するために、昼間に言ったこと、聞いたり行ったりしたことを夕方必ず思え出すことにしている。これが私の知力の訓練、精神の運動だ」
「毎日多くのものを学び加えながら、年をとっていくという、こういう心の快楽より、大きな快楽はあり得ない」
「人間はだれでも、無一物で生まれ無一物で死んでゆく。所有はかりそめのことに過ぎない」
どうですか、現代に当てはめても、些かもずれていないですね。寧ろ生き方として、老若男女年齢問わず指針になります。2000年前の哲学者の知恵、噛締めて下さい。
老齢と向き合う他の箴言
「それにしても人は、年を重ねるにつれて、いろいろな帰る場所に帰っていくものだ。少なくても生きている限りはそうだ、と私は思う」(江藤 淳/渚ホテルの朝食)
「年をとることは死ぬことより難しい」
(スイスの詩人・哲学者アンリ・F・アミエル)
そうかも知れない、恰好よく老いることは難しい。
「人生余命半年と思って生きればまちがいない」
(上野千鶴子著「老いる準備」より)
上記の言葉は、癌におかされ寿命が尽きようとする友人が、著者に語ったとされる。まさに箴言である。いま私の座右の銘として心に刻み込んでいる。
「老いは嘆くに足らず、嘆くべきは、
これ老いて虚しく生きることなり」
(呂新語=中国明期末の人)
日がなテレビを見てゴロゴロしていてはけなよ。
では、江戸期の俳人一茶は、老境を俳句でどう詠んだか。
散る花や すでにおのれも 下り坂
死に支度 いたせいたせと 桜かな
我上に 今に咲くらん 苔の花
[歯科]まずは歯磨きから
6年ぶりで近所の「やすふみ歯科クリニック」にかかった。歯に被せてあるものが朽ちて落ちたので。毎日歯は程よく磨いているし、他の歯はそれなりに自信があったのに、診察の結果は散々であった。
先ず歯石が溜まっていた。このままにして置くと歯槽膿漏になりますよと、女医さんにやんわりいわれた。やんわりだから、かえって心配になった。
当然歯のレントゲンを撮り、それだけでは充分でないのか
今度は診察椅子に座り口を開けたり閉じたり、カメラで口の中を撮影だ。いやはやこんなに入念な診察も初めてだ。歯科も日進月歩、医療機器の進化には驚く。
次はメスのような鋭いもので、歯の健康状態を一本一本チェック。これが相当忍耐が要る。それでやっと私の歯の全体像、状態が明るみなった。相当いかれている。やはりな~、歯は定期的に治療すべきものなのだ。自業自得か。
最後に先生が、見本の歯の磨き方を実践してくれた。プロの歯磨きとは、さすが歯と歯ブラシが隙間なく密着していて気持ちいい。己、先ず歯磨きの基本から学習せよだ。
結論を、やすふみ院長先生がいった。「歯をよく磨くことで、焔硝を起こしている歯茎の腫れも治ります。虫歯に犯されている2本の歯もなるべく抜かずに治療して行きましょう」私は内心ホッとした。ジャズが流れる治療もいいもんだ。
病気は口腔からやってくという。歯が弱いと痴呆症の原因にもなるらしい。弊社の「UPPER LIFE」で鈴木絵美子歯科医師も書いている。さあ、心改めてしっかり歯を磨こう!
[今週の雑学講座]
三枝之礼(さんしのれい)
鳩の子は、親鳥のとまっている枝から三本下の枝にとまる、という。鳥でも礼儀を知っているとのたとえ。
世界一長い都市名は?
それはタイのバンコクです。バンコクの正式都市名は以下の通り。
「クルンテープ・プラマハーナコーン・アモンラッタナコーシン・マヒンタラーユッターヤー・マハーディロックポップ・ノッパラット・ラータチャニーブリーロム・ウドムラーチャニウェートマハーサターン・アモンピーマン・アワターンサティット・サカタッティヤウィサヌカム・プラシット」
どうですか、息がとまるでしょう。当地の人は略して「クルンテープ」と呼びます。どうしてこんな長い名前になったのか、吉川敬子先生(タイ語教室主宰)に今度きいてみよう。
9日曇天の大山公園、暮色蒼然秋濃し。
DVD『カンムリワシ具志堅用高』 第1部&第2部
DVD『日本ボクシング不滅の激闘史』いずれも絶賛発売中!!
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■[大相撲] 逸の城の今場所は如何に
~横綱は時間の問題~
■[フィギュア] 羽生の負傷について
■[シルバー] 2千年前のキケロの言葉
~老齢と向き合う他の箴言~
■[歯科] まずは歯磨きから
[今週の雑学講座]
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[大相撲] 逸の城の今場所は如何に
10日から始まった大相撲九州場所の最大の注目は、逸の城(いちのじょう=湊部屋21才)だろう。初土俵から4場所というスピード出世(史上2番目)で幕内まで駆け上がり先場所は三賞をダブル受賞して、13勝(2敗)を挙げた。怪物の活躍は如何にだ。
今場所の番付は小結を乗り越え西の関脇(三役)で迎えた。身長192㌢、体重199㌔とう巨漢。モンゴルの草原パオ(移動式テント)で生まれ育った野性味タップリの自然児である。若いから体重は今後もっと増えるだろう。
相撲は無差別の戦いであるから面白い。この巨漢を「小よく大を制す」で倒す相撲が見たいものだ。出よ、平成の舞の海!一番理想的なのは、遠藤が負けじと逸の城と張り合えば相撲も沸騰するのだが、逸の城はもう彼を完全に凌駕した。
横綱は時間の問題
元相撲誌編集者K氏は逸の城につて語る。「9月場所の白鵬との取組が参考になるね、白鵬は半身で彼の立ち合いを受けたのは流石、まず正面で受けたら彼のパワーに押し切られる。速攻か、左右にいなすか、当たり前の攻めでは勝機はない。今場所は研究されてるいるから、先場所のようには行かないだろうけど、横綱は時間の問題だろう」
新星はまたもモンゴル!日本人は脇役に甘んじるしかないか。初代若乃花、栃錦も日本人力士の不甲斐無さに天国でさぞ嘆いていることだろう。
[フィギュア] 羽生の負傷について
中国で開かれたたグランプリシリーズ(上海)第3戦最終日のフリーの演技前の練習中に、羽生結弦と中国選手がぶつかり羽生は、頭や顎などを負傷した。
それでも羽生は競技を続行し、転倒しながらも滑り切った。それはそれで感動ものだった。競技を続行したことに対して、やるべきではなかったという声もある。
私はその是非を問うのではない。事故防止にフィギュアスケート連盟が、何も策を労していないのが、問題だと申したのだ。
過去にも公開練習中に度々衝突事故が起こってるらしい。再発防止に早急に手を打たなければ、いずれ大惨事にを招くかも知れぬ。選手は鋭利な金属の刃を装備したスケート靴を履く。その部分が当たり思わぬ怪我を引き起こすことも。
練習グループを小分けにしたり、或いは、練習時間6分を半分にして、練習を一人にしたり、手立ては幾らでもある。固陋に慣習を守るのが全てではあるまい。
[シルバー] 2千年前のキケロの言葉
介護福祉の冊子を手掛けるようになって、その方面の本を図書館で読み漁るのだが、最近読んだキケロの「老年の豊かさについて」(法蔵館、八木誠一・八木綾子訳)はためになった。
この書は、凡そ二千年前に書かれた「老人論」で、いまに読み継がれている古典である。キケロは老人になることは嘆くにあらず、と”老人の幸福”について実例を挙げて論証している。以下気に入った言葉を拾ってみた。
「記憶力の鍛錬するために、昼間に言ったこと、聞いたり行ったりしたことを夕方必ず思え出すことにしている。これが私の知力の訓練、精神の運動だ」
「毎日多くのものを学び加えながら、年をとっていくという、こういう心の快楽より、大きな快楽はあり得ない」
「人間はだれでも、無一物で生まれ無一物で死んでゆく。所有はかりそめのことに過ぎない」
どうですか、現代に当てはめても、些かもずれていないですね。寧ろ生き方として、老若男女年齢問わず指針になります。2000年前の哲学者の知恵、噛締めて下さい。
老齢と向き合う他の箴言
「それにしても人は、年を重ねるにつれて、いろいろな帰る場所に帰っていくものだ。少なくても生きている限りはそうだ、と私は思う」(江藤 淳/渚ホテルの朝食)
「年をとることは死ぬことより難しい」
(スイスの詩人・哲学者アンリ・F・アミエル)
そうかも知れない、恰好よく老いることは難しい。
「人生余命半年と思って生きればまちがいない」
(上野千鶴子著「老いる準備」より)
上記の言葉は、癌におかされ寿命が尽きようとする友人が、著者に語ったとされる。まさに箴言である。いま私の座右の銘として心に刻み込んでいる。
「老いは嘆くに足らず、嘆くべきは、
これ老いて虚しく生きることなり」
(呂新語=中国明期末の人)
日がなテレビを見てゴロゴロしていてはけなよ。
では、江戸期の俳人一茶は、老境を俳句でどう詠んだか。
散る花や すでにおのれも 下り坂
死に支度 いたせいたせと 桜かな
我上に 今に咲くらん 苔の花
[歯科]まずは歯磨きから
6年ぶりで近所の「やすふみ歯科クリニック」にかかった。歯に被せてあるものが朽ちて落ちたので。毎日歯は程よく磨いているし、他の歯はそれなりに自信があったのに、診察の結果は散々であった。
先ず歯石が溜まっていた。このままにして置くと歯槽膿漏になりますよと、女医さんにやんわりいわれた。やんわりだから、かえって心配になった。
当然歯のレントゲンを撮り、それだけでは充分でないのか
今度は診察椅子に座り口を開けたり閉じたり、カメラで口の中を撮影だ。いやはやこんなに入念な診察も初めてだ。歯科も日進月歩、医療機器の進化には驚く。
次はメスのような鋭いもので、歯の健康状態を一本一本チェック。これが相当忍耐が要る。それでやっと私の歯の全体像、状態が明るみなった。相当いかれている。やはりな~、歯は定期的に治療すべきものなのだ。自業自得か。
最後に先生が、見本の歯の磨き方を実践してくれた。プロの歯磨きとは、さすが歯と歯ブラシが隙間なく密着していて気持ちいい。己、先ず歯磨きの基本から学習せよだ。
結論を、やすふみ院長先生がいった。「歯をよく磨くことで、焔硝を起こしている歯茎の腫れも治ります。虫歯に犯されている2本の歯もなるべく抜かずに治療して行きましょう」私は内心ホッとした。ジャズが流れる治療もいいもんだ。
病気は口腔からやってくという。歯が弱いと痴呆症の原因にもなるらしい。弊社の「UPPER LIFE」で鈴木絵美子歯科医師も書いている。さあ、心改めてしっかり歯を磨こう!
[今週の雑学講座]
三枝之礼(さんしのれい)
鳩の子は、親鳥のとまっている枝から三本下の枝にとまる、という。鳥でも礼儀を知っているとのたとえ。
世界一長い都市名は?
それはタイのバンコクです。バンコクの正式都市名は以下の通り。
「クルンテープ・プラマハーナコーン・アモンラッタナコーシン・マヒンタラーユッターヤー・マハーディロックポップ・ノッパラット・ラータチャニーブリーロム・ウドムラーチャニウェートマハーサターン・アモンピーマン・アワターンサティット・サカタッティヤウィサヌカム・プラシット」
どうですか、息がとまるでしょう。当地の人は略して「クルンテープ」と呼びます。どうしてこんな長い名前になったのか、吉川敬子先生(タイ語教室主宰)に今度きいてみよう。
9日曇天の大山公園、暮色蒼然秋濃し。
DVD『カンムリワシ具志堅用高』 第1部&第2部
DVD『日本ボクシング不滅の激闘史』いずれも絶賛発売中!!
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NHKニュース7守本アナの「一息の抜き」/他
--------------------------------------------
■私の好きなテレビ番組
■NHKニュース7守本アナの「一息の抜き」
■「マッサン」とスコットランド
~「蛍の光」の原曲~
■Wシリーズの終わりと始まり
■秋の渋谷祭り
[今週の雑学講座]
--------------------------------------------
私の好きなテレビ番組
私が好きなテレビ番組は、NHK「鶴瓶の家族に乾杯」「軍師官兵衛」「ためしてガッテン!」「キッチンが走る」「マッサン」NHK BS「英雄たちの選択」「世界街歩き」日テレ「世界で一番受けたい授業」BS TBS「名曲アルバム」
放送時間は、朝ドラを抜くと19時から21時台、つまり我家のほぼ夕食時間にあたる。21時を過ぎると一切見ないのは朝が早いから。本来は食事時間は見ないのだが(子供がいるときはテレビは禁止していた)夫婦だけになって、見るようになった。昼は仕事部屋で殆どラジオのNHKFMを聴いている。
大河ドラマ「黒田官兵衛」は、官兵衛が、秀吉・三成との対立、絡む場面が多くなって、ドラマティックになってきた。秀吉役竹中直人はさすがに演技が光る。彼(秀吉)が登場すると、俄然物語が引き締まる。家康役寺尾聡の不気味さもいい。家康のイメージに重なる。
官兵衛の岡田准一は、老いてからが演技に味が出てきた。中々よくなった。役を立派に熟(こな)している。竹中(秀吉)のアシストが大きい。上手な役者は、相手を活かす。
官兵衛の正室、光を演じる中谷美紀は、演技力も充分、立ち居振る舞いが瑞々しく適役。この女優、心底見直した。官兵衛ドラマの成功は、脇役竹中&中谷、演技巧者二人の起用にあるとみるが。
物語は、これからが佳境。秀吉の死後、如水(官兵衛)はどう動くのかが見どころとなる。(前半の光秀役の春風亭小朝はミスキャスト、どうゆう観点から抜擢したのか疑問だ。もう終ったことだから知りたくもないが。)
NHKニュース7守本アナの「一息の抜き」
唐突だけれど、NHKニュース7の守本奈美アナウンサー(土,日,祭日担当)はピカイチだね。視聴者に伝える、伝わる、の語りの根本がしっかりしている。
剣法に「一息の抜き」という言葉があるという。何処かで読んだ。一息だけ隙間を空ける、ということである。一息の隙間が余裕となって剣を振る得る。
まさにこれ、守本アナは見事に「一息の間」ができている。視聴者が聴き易く見易いのはこのためだ。NHKのニュースアナウンサーは総じて上手い。
ニュースウオッチ9の井上あさひアナもしかり。だから私はニュースはNHKを見る。民放アナは見習うべきだ。「一息の抜き」の具現、これ、あらゆる格闘技にも通じる言葉です。
「マッサン」とスコットランド
「マッサン」はニッカウイスキーの創業者、竹鶴政孝と伴侶のリタ(役名エリー)の生涯を描いたもの。NHKの朝の連続ドラマに外国人がヒロインとして登場するのは、初めてだろう。大正9年頃の話だが、ウイスキー造りがドラマになるとは思いもよらなかった。
考えてみると小説の素材になるようなものは浜の真砂のように散在している。それは書き手の視点と腕にかかっているわけだが、日本人とスコットランド人のカップルということも見る者に興味抱かせる。
言葉の違い、風習の違いなど艱難辛苦を乗り越えて、夢を追う二人。日本初のウイスキーを生み出すまでの夫婦のサクセス・ストーリーは、毎回起伏に富んで楽しめる。
このドラマを盛り立てる要素がもう一つ、それは日本に馴染みの深い音楽にある。「蛍の光」「アニーローリー」など日本人なら誰でも知っている音楽が随所で奏でられる。当然親しみをもたらし、心和ませる。
「蛍の光」の原曲
「蛍の光」はもともとスコットランドの「オールド・ラング・サイン」という民謡が原曲で、披露宴や誕生日などに歌われるらしい。それをパクって、別れの歌!やる~。
この楽曲に稲垣千穎(いながき・ちかい)が「蛍の光」として詞(ことば)を付け文部省唱歌とした。明治の日本人が西洋音楽をバージョンアップした例、大した才能だよ。
これほどさように、曲に詞が馴染んだ歌もない。これならパクッてもなんでもいい。原曲がスコットランドのものとは、子供の頃は露程も知らなかった。
スコットランドといえば、遂先頃イギリスからの分離独立を図って国民投票した国で、結果は反対派多数で成らなかった。そもそも同国はイギリスに併合された歴史があり、そんな暗い歴史も、あるいはメロディーに沈殿しているのかも知れない。
また、ゴルフの発祥の地とも言われ、勿論ウイスキーの母国でもある。私も最近は日本酒からウイスキーに替えた。頂いた「バレンタイン30年」を遂に封を切り飲んだが、蕩(とろ)けるように五臓六腑に浸みわたり天国に昇天する気分になった。NIKKA WHISKYのスーパーニッカはもとより誰よりも早く愛飲していたよ。
好きな銘柄は、”ウイスキーのロールスロイス”と称される「ザ・マッカラン」の12年(シェリー)もので、ショットグラスで一杯煽ると忽ち至福となる。
というわけで「マッサン」でもわかるように、日本とスコットランドは、縁が深いのです。そう、あの長崎”グラバー邸”トーマス・グラバーさんも、かの国の人でしたね。「マッサン」楽しみましょ。
Wシリーズの終わりと始まり
ワールドシリーズは3勝4敗でロイヤルズがサンフランシスコ・ジャイアンツに敗れ29年ぶりの優勝はならなかった。あのマディソン・バムガーナー投手(MVP=2勝1セーブ)は、ロイヤルズの打線も俊足も崩せなった。
スリークォーター気味の体制から投じられる球は往年のランディ・ジョンソン(ダイヤモンドバックスで世界一MVP)を彷彿とさせる。195㌢の長身からの速球、カーブは鋭く打者に食い込んみ、圧倒した。ロイヤルズは彼一人に敗けたと言ってよい。
ジャイアンツは2年ぶりの世界一だけど、やはりボウチー監督が選手を完全に掌握し、確信をもって試合を采配していると感じました。
さて、来年のメジャーリーグはどう変わるのだろうか。わけてもヤンキースは顔触れが一新しよう。キャプテンのジーターが引退して、チームの要が居なくなった。どんな補強をするかストーブリーグの最大の関心事だね。ところで、田中将大の肘は、来季シーズン大丈夫なのだろうか、気懸りではある。
秋の渋谷祭り
3連休の1日は雨であったが2日は朝から秋晴れ。箱根の仙石原のススキが高原になびくさまが新聞に載っていた。深まりゆく秋と。
午後から代々木公園での渋谷区祭りに家内と出掛けた。我が夫婦の恒例行事みたいなもので、各県の名産品を眺めては名産品を求めて、今回は、林檎を山形県のもの、蜜柑は宇和島ものを買った。
なにより一杯飲むのが楽しみで、鹿児島の芋焼酎、秋田の日本酒売り場には必ず立ち寄る。帰る頃には相当酩酊して危なっかしくなる。今年も新潟・栃尾の揚げ豆腐が見られなかったが、もう止めたのかな。アレ、美味しいのに。
元来夫婦でお祭り好きな性分だから、彷徨(さまよい)歩いては、飲食を楽しむ。人生は短し、楽しきは楽しめだ。自然のままに生きるさ。
箱根仙石原のススキの話題がでたので一首。
サヨナラの 形にススキが 手を振って
駆け抜けてゆく 風の輪唱
俵万智「チョコレート革命」より
[今週の雑学講座]
小林計一郎著「小林一茶」を読んでいたら「(文久九年=江戸期末)九月、下総相馬郡藤代(現在の茨城県取手市藤代)の百姓の娘が、八才で出産した話を、(一茶は)布川の古田月船から聞き、文を作った」との記述がある。
また、金子兜太著「小林一茶 おらが春」にも、8才の子が子供を産んで、それが評判となり貧乏な両親が金持ちになった」とある。
ネットを調べると世界最年少の出産はリナ・メディナ(ペルー、1933年9月27日生まれ、現在81才)の5歳7カ月21日。8カ月で初経があり、4歳で乳房が成長した。(お腹が大きくなって)最初は腫瘍と間違われたが医者の診断で妊娠と分かり、1939年5月帝王切開で男の子を産んだ。
父親は不明、メディナは一切語らないという。その後再婚した彼女は1977年、33年振りに二人目の男の子を生んだ。いまもペルーで元気に生活しているという。(この項Wikipediaより)
2日渋谷区祭りの代々木公園(NHK前の広場)の賑わい。


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■私の好きなテレビ番組
■NHKニュース7守本アナの「一息の抜き」
■「マッサン」とスコットランド
~「蛍の光」の原曲~
■Wシリーズの終わりと始まり
■秋の渋谷祭り
[今週の雑学講座]
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私の好きなテレビ番組
私が好きなテレビ番組は、NHK「鶴瓶の家族に乾杯」「軍師官兵衛」「ためしてガッテン!」「キッチンが走る」「マッサン」NHK BS「英雄たちの選択」「世界街歩き」日テレ「世界で一番受けたい授業」BS TBS「名曲アルバム」
放送時間は、朝ドラを抜くと19時から21時台、つまり我家のほぼ夕食時間にあたる。21時を過ぎると一切見ないのは朝が早いから。本来は食事時間は見ないのだが(子供がいるときはテレビは禁止していた)夫婦だけになって、見るようになった。昼は仕事部屋で殆どラジオのNHKFMを聴いている。
大河ドラマ「黒田官兵衛」は、官兵衛が、秀吉・三成との対立、絡む場面が多くなって、ドラマティックになってきた。秀吉役竹中直人はさすがに演技が光る。彼(秀吉)が登場すると、俄然物語が引き締まる。家康役寺尾聡の不気味さもいい。家康のイメージに重なる。
官兵衛の岡田准一は、老いてからが演技に味が出てきた。中々よくなった。役を立派に熟(こな)している。竹中(秀吉)のアシストが大きい。上手な役者は、相手を活かす。
官兵衛の正室、光を演じる中谷美紀は、演技力も充分、立ち居振る舞いが瑞々しく適役。この女優、心底見直した。官兵衛ドラマの成功は、脇役竹中&中谷、演技巧者二人の起用にあるとみるが。
物語は、これからが佳境。秀吉の死後、如水(官兵衛)はどう動くのかが見どころとなる。(前半の光秀役の春風亭小朝はミスキャスト、どうゆう観点から抜擢したのか疑問だ。もう終ったことだから知りたくもないが。)
NHKニュース7守本アナの「一息の抜き」
唐突だけれど、NHKニュース7の守本奈美アナウンサー(土,日,祭日担当)はピカイチだね。視聴者に伝える、伝わる、の語りの根本がしっかりしている。
剣法に「一息の抜き」という言葉があるという。何処かで読んだ。一息だけ隙間を空ける、ということである。一息の隙間が余裕となって剣を振る得る。
まさにこれ、守本アナは見事に「一息の間」ができている。視聴者が聴き易く見易いのはこのためだ。NHKのニュースアナウンサーは総じて上手い。
ニュースウオッチ9の井上あさひアナもしかり。だから私はニュースはNHKを見る。民放アナは見習うべきだ。「一息の抜き」の具現、これ、あらゆる格闘技にも通じる言葉です。
「マッサン」とスコットランド
「マッサン」はニッカウイスキーの創業者、竹鶴政孝と伴侶のリタ(役名エリー)の生涯を描いたもの。NHKの朝の連続ドラマに外国人がヒロインとして登場するのは、初めてだろう。大正9年頃の話だが、ウイスキー造りがドラマになるとは思いもよらなかった。
考えてみると小説の素材になるようなものは浜の真砂のように散在している。それは書き手の視点と腕にかかっているわけだが、日本人とスコットランド人のカップルということも見る者に興味抱かせる。
言葉の違い、風習の違いなど艱難辛苦を乗り越えて、夢を追う二人。日本初のウイスキーを生み出すまでの夫婦のサクセス・ストーリーは、毎回起伏に富んで楽しめる。
このドラマを盛り立てる要素がもう一つ、それは日本に馴染みの深い音楽にある。「蛍の光」「アニーローリー」など日本人なら誰でも知っている音楽が随所で奏でられる。当然親しみをもたらし、心和ませる。
「蛍の光」の原曲
「蛍の光」はもともとスコットランドの「オールド・ラング・サイン」という民謡が原曲で、披露宴や誕生日などに歌われるらしい。それをパクって、別れの歌!やる~。
この楽曲に稲垣千穎(いながき・ちかい)が「蛍の光」として詞(ことば)を付け文部省唱歌とした。明治の日本人が西洋音楽をバージョンアップした例、大した才能だよ。
これほどさように、曲に詞が馴染んだ歌もない。これならパクッてもなんでもいい。原曲がスコットランドのものとは、子供の頃は露程も知らなかった。
スコットランドといえば、遂先頃イギリスからの分離独立を図って国民投票した国で、結果は反対派多数で成らなかった。そもそも同国はイギリスに併合された歴史があり、そんな暗い歴史も、あるいはメロディーに沈殿しているのかも知れない。
また、ゴルフの発祥の地とも言われ、勿論ウイスキーの母国でもある。私も最近は日本酒からウイスキーに替えた。頂いた「バレンタイン30年」を遂に封を切り飲んだが、蕩(とろ)けるように五臓六腑に浸みわたり天国に昇天する気分になった。NIKKA WHISKYのスーパーニッカはもとより誰よりも早く愛飲していたよ。
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というわけで「マッサン」でもわかるように、日本とスコットランドは、縁が深いのです。そう、あの長崎”グラバー邸”トーマス・グラバーさんも、かの国の人でしたね。「マッサン」楽しみましょ。
Wシリーズの終わりと始まり
ワールドシリーズは3勝4敗でロイヤルズがサンフランシスコ・ジャイアンツに敗れ29年ぶりの優勝はならなかった。あのマディソン・バムガーナー投手(MVP=2勝1セーブ)は、ロイヤルズの打線も俊足も崩せなった。
スリークォーター気味の体制から投じられる球は往年のランディ・ジョンソン(ダイヤモンドバックスで世界一MVP)を彷彿とさせる。195㌢の長身からの速球、カーブは鋭く打者に食い込んみ、圧倒した。ロイヤルズは彼一人に敗けたと言ってよい。
ジャイアンツは2年ぶりの世界一だけど、やはりボウチー監督が選手を完全に掌握し、確信をもって試合を采配していると感じました。
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秋の渋谷祭り
3連休の1日は雨であったが2日は朝から秋晴れ。箱根の仙石原のススキが高原になびくさまが新聞に載っていた。深まりゆく秋と。
午後から代々木公園での渋谷区祭りに家内と出掛けた。我が夫婦の恒例行事みたいなもので、各県の名産品を眺めては名産品を求めて、今回は、林檎を山形県のもの、蜜柑は宇和島ものを買った。
なにより一杯飲むのが楽しみで、鹿児島の芋焼酎、秋田の日本酒売り場には必ず立ち寄る。帰る頃には相当酩酊して危なっかしくなる。今年も新潟・栃尾の揚げ豆腐が見られなかったが、もう止めたのかな。アレ、美味しいのに。
元来夫婦でお祭り好きな性分だから、彷徨(さまよい)歩いては、飲食を楽しむ。人生は短し、楽しきは楽しめだ。自然のままに生きるさ。
箱根仙石原のススキの話題がでたので一首。
サヨナラの 形にススキが 手を振って
駆け抜けてゆく 風の輪唱
俵万智「チョコレート革命」より
[今週の雑学講座]
小林計一郎著「小林一茶」を読んでいたら「(文久九年=江戸期末)九月、下総相馬郡藤代(現在の茨城県取手市藤代)の百姓の娘が、八才で出産した話を、(一茶は)布川の古田月船から聞き、文を作った」との記述がある。
また、金子兜太著「小林一茶 おらが春」にも、8才の子が子供を産んで、それが評判となり貧乏な両親が金持ちになった」とある。
ネットを調べると世界最年少の出産はリナ・メディナ(ペルー、1933年9月27日生まれ、現在81才)の5歳7カ月21日。8カ月で初経があり、4歳で乳房が成長した。(お腹が大きくなって)最初は腫瘍と間違われたが医者の診断で妊娠と分かり、1939年5月帝王切開で男の子を産んだ。
父親は不明、メディナは一切語らないという。その後再婚した彼女は1977年、33年振りに二人目の男の子を生んだ。いまもペルーで元気に生活しているという。(この項Wikipediaより)
2日渋谷区祭りの代々木公園(NHK前の広場)の賑わい。


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SMクラブと政治団体(と真樹日佐夫先生)/MLBのドラフト制の意義/他
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■道徳教育は先ず政治家から始めよ
■SMクラブと政治団体(と真樹日佐夫先生)
■MLBのドラフト制の意義
~全球団の戦力均等を狙うMLB~
■霖雨の詩情ここにあり
--------------------------------------------
道徳教育は先ず政治家から始めよ
中教審は"道徳"を教科に加えるという。個々の道徳精神を先生方はどう評価、採点するのだろうか。例えば授業の時だけ完璧に礼儀正しくするとなれば、マイナス点を付けようがない。賢い生徒はそうするよ。まあ、遣るなら先ず政治家自ら「隗(かい)より始めよ」だね。
先頃引責した小渕優子経産相のように、三千万円も収支が合わずで、これは誰かが猫ババしているのに違いないが、寄ってたかって政治を食い物にしている。全く道徳心も何もあったものでない。
全く以て不埒な輩だ。裏金、裏帳簿…後援会と称する団体の国家老、所謂ボスが全てを仕切っているらしいが、とんだ悪の根源だ。この大人たちこそ束にして道徳教育を施す必要がある。
後釜に抜擢された宮澤洋一大臣のように所属事務所の職員がSMクラブの飲み代に、これまた公費を使っていた、というお粗末さである。国を治め、それに関わる者がこの『体(てい)堕落』。15,000円も自腹を切れないのかよ。
子供に道徳を押し付けるな。先ず政治家が率先垂範せよ、だ。何も聖人になれとは言わない。ソープもSMクラブもいいけど、それくらい自分のカネで遊びな。この国の政治家と政治団体、議員の後援会という代物は、誠に薄汚い。
SMクラブと政治団体
私も真樹日佐夫先生(故人・梶原一騎氏実弟)に連れられて、一度六本木の高級SMクラブに行ったけど、女が縄で結わかれ天井から吊るされたり、ムチで打たれたりする残酷なショーは私には、性が合わず、性欲も興味も湧かなかったよ。
深夜だったので猛烈な睡魔に襲われ、途中で草々に退散して真樹先生には申し訳なかったけど、まあね、公費で遊ぶ類のモノじゃないよ。真樹先生は自前で私を招待してくれたよ。
真紅のマフラー靡かせて、あの真樹先生の飲みっぷり、遊びっぷりは豪快でした。空手家であり、文筆家であり多彩な才能に溢れていました。天国でも梶原兄弟は派手に飲み捲っていることだろう。SMクラブが思わぬところで出てきて、私もつい記憶が甦りました。
MLBのドラフト制の意義
アメリカのドラフト制度は日本と大きな違いがある。毎年6月にドラフト会議が行われ、これにはアメリカ、カナダ、プエリトルコの3ヵ国の高校、大学、カレッジスクール、そして独立リーグの選手が対象になる。
概要を言うと、各球団から凡そ1、2巡指名を受けた有望選手が、ウェーバー制度の対象になる。(※前年の成績を基準にして最も成績が悪い球団から順に指名できる仕組みで、競合にならない。)日本もこの方式を部分的に採用しているが、大学、社会人は逆指名枠を設けるなど、特別ルールがあったり、ドラフトで希望球団が1選手に競合した場合は「籤引き」で決まり、メジャーとは隔たりがある。
全球団の戦力均等を狙うMLB
MLB(メジャーリーグ)に関していえば、特例というものがない。あくまでも全30球団の完全戦力均等を狙うのがドラフトである。この恩恵を受けて、長い間下位に低迷していたロイヤルズは優秀な選手を獲得できて、今年のシーズンに甦ったわけである。
ヤンキースのような金持ち球団だけが栄える事を避け、共存協栄を図る方式。だからメジャーは人気スポーツとして生き続けるのである。
その代わり契約期間が過ぎたスタープレーヤーは、何百億という巨額で複数年数契約したり、シーズン中(7月末迄)のトレードは派手で、ライバル球団の主砲が今日は味方の4番に座るなど、驚天動地の現実が日常茶飯事に展開するから面白い。
日本プロ野球は1リーグ制がまことしやかに囁かれ、セ・パの2リーグ制も存亡の危機に曝される現状である。長く続いた巨人中心の経営の皺寄とみて取れる。コミッショナーが御飾りの存在では改革は無理だ。
霖雨の詩情ここにあり
22日から23日の午前中まで関東地方は雨が蕭々(しょうしょう)と降り続いた。これを霖雨(りんう)という。なんとも秋の詩情がこもる言葉ではないか。
22日早朝、人もまばらな静謐(せいひつ)な雨の公園を歩いた。楓(かえで)の枯葉はまるでスローモションがかかったように、ゆらりゆらり舞い落ちるさまは、離愁の儚(はかな)さである。
何とも言えぬ秋の雨、草木と一体になる吾ありき、である。贅沢だよねえ。自然の絵画を無料で眺めながらの散歩、秋ならずば経験できない。
古今和歌集より秋二題
み山より おちくる水の 色みてぞ
秋はかぎり(おわり)と 思ひしりぬる
明けぬとて かへる道には こきたれて(盛んにふる様子)
雨にも涙も ふりそぼちつつ
[雑学講座]
尾生の信(びせいのしん=中国春秋時代のはなし)。
魯(ろ)の尾生という男が、橋の下で恋人と会う約束をしていた。いくら待っても彼女はこない、そのうち大雨が降り川が増水して、尾生は流されて死んでしまう。
ということで、尾生の信とは、固く約束を守ること、を意味する。他方、バカ正直で融通が利かない、ことにも使われる。う~ん、こんなに評価が分かれるんだから、尾生の律儀も、浮かばれないよねえ。
代々木上原商店街事務所のハローウィンの飾り付け。

DVD『カンムリワシ具志堅用高』 第1部&第2部
DVD『日本ボクシング不滅の激闘史』いずれも絶賛発売中!!
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■道徳教育は先ず政治家から始めよ
■SMクラブと政治団体(と真樹日佐夫先生)
■MLBのドラフト制の意義
~全球団の戦力均等を狙うMLB~
■霖雨の詩情ここにあり
--------------------------------------------
道徳教育は先ず政治家から始めよ
中教審は"道徳"を教科に加えるという。個々の道徳精神を先生方はどう評価、採点するのだろうか。例えば授業の時だけ完璧に礼儀正しくするとなれば、マイナス点を付けようがない。賢い生徒はそうするよ。まあ、遣るなら先ず政治家自ら「隗(かい)より始めよ」だね。
先頃引責した小渕優子経産相のように、三千万円も収支が合わずで、これは誰かが猫ババしているのに違いないが、寄ってたかって政治を食い物にしている。全く道徳心も何もあったものでない。
全く以て不埒な輩だ。裏金、裏帳簿…後援会と称する団体の国家老、所謂ボスが全てを仕切っているらしいが、とんだ悪の根源だ。この大人たちこそ束にして道徳教育を施す必要がある。
後釜に抜擢された宮澤洋一大臣のように所属事務所の職員がSMクラブの飲み代に、これまた公費を使っていた、というお粗末さである。国を治め、それに関わる者がこの『体(てい)堕落』。15,000円も自腹を切れないのかよ。
子供に道徳を押し付けるな。先ず政治家が率先垂範せよ、だ。何も聖人になれとは言わない。ソープもSMクラブもいいけど、それくらい自分のカネで遊びな。この国の政治家と政治団体、議員の後援会という代物は、誠に薄汚い。
SMクラブと政治団体
私も真樹日佐夫先生(故人・梶原一騎氏実弟)に連れられて、一度六本木の高級SMクラブに行ったけど、女が縄で結わかれ天井から吊るされたり、ムチで打たれたりする残酷なショーは私には、性が合わず、性欲も興味も湧かなかったよ。
深夜だったので猛烈な睡魔に襲われ、途中で草々に退散して真樹先生には申し訳なかったけど、まあね、公費で遊ぶ類のモノじゃないよ。真樹先生は自前で私を招待してくれたよ。
真紅のマフラー靡かせて、あの真樹先生の飲みっぷり、遊びっぷりは豪快でした。空手家であり、文筆家であり多彩な才能に溢れていました。天国でも梶原兄弟は派手に飲み捲っていることだろう。SMクラブが思わぬところで出てきて、私もつい記憶が甦りました。
MLBのドラフト制の意義
アメリカのドラフト制度は日本と大きな違いがある。毎年6月にドラフト会議が行われ、これにはアメリカ、カナダ、プエリトルコの3ヵ国の高校、大学、カレッジスクール、そして独立リーグの選手が対象になる。
概要を言うと、各球団から凡そ1、2巡指名を受けた有望選手が、ウェーバー制度の対象になる。(※前年の成績を基準にして最も成績が悪い球団から順に指名できる仕組みで、競合にならない。)日本もこの方式を部分的に採用しているが、大学、社会人は逆指名枠を設けるなど、特別ルールがあったり、ドラフトで希望球団が1選手に競合した場合は「籤引き」で決まり、メジャーとは隔たりがある。
全球団の戦力均等を狙うMLB
MLB(メジャーリーグ)に関していえば、特例というものがない。あくまでも全30球団の完全戦力均等を狙うのがドラフトである。この恩恵を受けて、長い間下位に低迷していたロイヤルズは優秀な選手を獲得できて、今年のシーズンに甦ったわけである。
ヤンキースのような金持ち球団だけが栄える事を避け、共存協栄を図る方式。だからメジャーは人気スポーツとして生き続けるのである。
その代わり契約期間が過ぎたスタープレーヤーは、何百億という巨額で複数年数契約したり、シーズン中(7月末迄)のトレードは派手で、ライバル球団の主砲が今日は味方の4番に座るなど、驚天動地の現実が日常茶飯事に展開するから面白い。
日本プロ野球は1リーグ制がまことしやかに囁かれ、セ・パの2リーグ制も存亡の危機に曝される現状である。長く続いた巨人中心の経営の皺寄とみて取れる。コミッショナーが御飾りの存在では改革は無理だ。
霖雨の詩情ここにあり
22日から23日の午前中まで関東地方は雨が蕭々(しょうしょう)と降り続いた。これを霖雨(りんう)という。なんとも秋の詩情がこもる言葉ではないか。
22日早朝、人もまばらな静謐(せいひつ)な雨の公園を歩いた。楓(かえで)の枯葉はまるでスローモションがかかったように、ゆらりゆらり舞い落ちるさまは、離愁の儚(はかな)さである。
何とも言えぬ秋の雨、草木と一体になる吾ありき、である。贅沢だよねえ。自然の絵画を無料で眺めながらの散歩、秋ならずば経験できない。
古今和歌集より秋二題
み山より おちくる水の 色みてぞ
秋はかぎり(おわり)と 思ひしりぬる
明けぬとて かへる道には こきたれて(盛んにふる様子)
雨にも涙も ふりそぼちつつ
[雑学講座]
尾生の信(びせいのしん=中国春秋時代のはなし)。
魯(ろ)の尾生という男が、橋の下で恋人と会う約束をしていた。いくら待っても彼女はこない、そのうち大雨が降り川が増水して、尾生は流されて死んでしまう。
ということで、尾生の信とは、固く約束を守ること、を意味する。他方、バカ正直で融通が利かない、ことにも使われる。う~ん、こんなに評価が分かれるんだから、尾生の律儀も、浮かばれないよねえ。
代々木上原商店街事務所のハローウィンの飾り付け。

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小渕優子は議員バッチを外せ/唱歌「故郷」の高野辰之記念館/他
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■小渕優子は議員バッチを外せ
~父・恵三の背中を見て育つ~
■MLBのWシリーズ考
~ロイヤルズ快進撃~
■秋の信濃路を満喫
■唱歌「故郷」の高野辰之記念館
~高野の「志」が歌に投影~
[今週の雑学]
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小渕優子は議員バッチを外せ
政治資金規制法に触れて、小渕優子経済産業相が追い詰められて辞職した。観劇会の収支が食い違っていたんだと。収支報告にはベビー用品(本人は海外へのお土産という)もあるぜよ、セコイねえ。こんなのが大臣だぜ。安倍総理の目玉、女性閣僚の資質もこの程度だよ。
今度は選挙区で団扇(うちわ)を配った、毒々しいあの吸血鬼みたいな口紅のオバチャン松島みどり法務大臣もだと。有権者に自分の似顔絵や名前の入った団扇を配れば選挙運動にあたるーこれぐらい猿でも分かるよ。こんなお粗末な人物が法務大臣だとよ。情けないたらありゃしない。次にコケル女性閣僚は誰だ!
小渕優子を将来の首相候補だと、書きたてたのは誰だ!大体後援会なるものが、「政治はカネ」のDNAを受け継ぐ団体だから、今回のような事態も起こるべくして起きた。何ら驚きはしないけれど、ワシは。
私が先にこのブログで経済産業相の器でないと、大臣就任時に警告したが、こんな騒動がいきなり噴出するとは思わなかったよ。派閥力学で登用されたのは、あるいは、彼女、そのカネ集めの能力を買われてのことかも知れないね。
いやはや、内外を取り巻く厳しい経済情況の舵取り、原発の再稼働の問題と経済産業相の責務は特別重たいのに、安倍総理はとんだ人物を選んだものだ。任命責任も当然ある。
父・恵三の背中を見て育つ
小渕大臣の父・恵三が所属していた自民党竹下派の「経世会」は、そもそも田中角栄の越山会を模している。カネで政治を支配する手法は、あの巨悪金丸信と組みそれを強大化した。
だからボス竹下登はリクルート事件に連座、総理の座を陥落した。それでも院政を敷いた。そういえば「ふるさと創世」で地方に1億円を配ったのは、竹下総理の時だったね。田中派を乗っ取り、金権脈々。右翼に「褒め殺し」されたりして、何ともダーティな政治家だった、竹下登は。
その薫陶を受けて小渕総理が生まれた。政治家としてこれといった業績が有る訳でなくあるとすれば、早稲田雄弁会人脈と「年号は平成です」と色紙を掲げたくらい。
子は親の背中を見て育つとはよくいったものだ。親の七光り言うに及ばず、金権政治を継承してスピード出世で大臣まで駆け上がった。見たり!その正体。小渕優子デージンよ、いまこそ議員バッチを外す時ぞ。
MLBのWシリーズ考
メジャーリーグのワ-ルドシリーズ(現地21日開幕)は見ものである。なんせ長く低迷していた弱小球団のカンザスシティー・ロイヤルズが、ア・リーグの覇者としてナ・リーグのサンフランシスコ・ジャイアンツと世界一を争うのだから。
ロイヤルズには日本のヤクルトで活躍していた青木宣親外野手がいるのも見逃せない。ワイルド・カード(3地区の優勝チーム以外の勝率のいい2球団が選ばれ、決定戦でアスレチックスを破った)からポストシーズンに進出、なんと負けなしの8連勝。1985年以来29年ぶりのワールドシリーズ。ドラマチックだねえ。
スーパースターがいる訳でなく所謂全員野球の見本のようなチーム。スモールベスボール、堅守、好打、好走、鉄壁のリリーフ陣が売り。球団の年棒はMLB30球団中、21番目の低さ。
ロイヤルズ快進撃
注目は中堅を守るケーンの守備(優勝決定シリーズMVP打率5割3分3厘と打撃も光る)。一茶ならさしずめ「痩蛙 まけるな一茶 是ニ有」だ。後日、何故ロイヤルズのような下以球団が突如甦るか、大リーグのウエーバー制度の素晴らしさについて述べたい。
対戦相手のナ・リーグ代表ジャイアンツはワールド・シリーズ優勝7回の古豪。2012年の優勝は記憶に新しい。名将ボウチー監督に引きいられ、こちらもワイルドカードから勝ち進んだ。人気投手リンスカムがいる。
両ワイルドカードチーム同士の初の世界一戦、こういった意外性、だから面白い。さて、勝利の行方はどうか、勢いに乗るロイヤルズに分が有ると私は予想するが。なにはともあれ、興味ある今年のワールド・シリーズである。
秋の信濃路を満喫
渋谷区シニアツアーに参加させてもらい信濃路をバス旅行してきました。信州地方は、幸い15,16両日、台風一過の秋晴れのお天気で旅を堪能しました。
往路は国宝・善光寺に御参りしお戒壇めぐりもしました。闇の中を手探りで進み「極楽の錠前」を探り当てて、秘仏の御本尊と結縁するという道場だそうですが、私は不覚にも触れずに呟いていたら同行のおばさんが、手を引いてくれて数メートル戻ると手に触れました。
なんだかホッとして暗闇から出ました。不思議なもので錠前に手を触れただけで何だか救われた感じがしました。当日の泊りは、須坂市にある渋谷区「峰の原青少年山の家」で標高1300㍍の高地にあります。
バスが急坂を進み菅平辺りに差し掛かると車窓からは紅葉が鮮やかな姿を見せてくれました。流石に夕方到着したときには思わず「寒い」と漏らしました。宿泊所の裏には白樺が黄昏に沈む天然の美にうっとり。
唱歌「故郷」の高野辰之記念館
復路は中野市の「高野辰之記念館」に寄り博士の偉業をつぶさに見学して、改めて氏の業績の偉大さに胸打たれたのです。注:高野辰之(たかの・たつゆき1876年~1947年)
「故郷」「紅葉」「朧月夜」「春の小川」「我は海の子」など小学校唱歌は、これみな高野の作詞なのです。詞(ことば)が平易で、素朴、それでいて格調高いのはやはり国文学者としての文章の深さにあります。勿論作曲者岡野貞二とのコンビが上手く合致しました。
それに幼年期を過ごした故郷永江村(現中野市)の風景にあると実感、故郷に歌われた小川も、朧月夜のお堂の鐘も生家の近くにあって、思わず歌の一節を口遊みました。
長野師範学校(現・信州大学)で教諭を勤めながらあきたらず、高野は東京に出て国文学の研究に励む。やがて文部省国語教科書編纂委員、また文部省唱歌教科書編纂委員にも雇われた。
高野の「志」が歌に投影
そこで作ったのが数々の小学唱歌。苦学の日々、故郷のことを想いながら綴ったのが、作品に素朴な形で投影されている、1909年(明治42年)頃なのに、文体がちっとも古くない。
志(こころざし)を果たして いつの日にか帰らん
山は青きふるさと 水は清きふるさと
「故郷」はまさに高野の心情を表現したものなのだ。そして志を果たす。東大から博士号を授与され故郷に帰る。駅には親戚縁者、村人が大勢出迎えたという。その光景が目に浮かぶようで涙腺が熱くなる。
因みに高野博士の三大著作は「日本歌謡史」「江戸文学史」「日本演劇史」である。東京芸大教授、東大講師なども歴任。
「故郷」は誰にも親しまれる、日本人の国民歌である。歌が生まれしは、その故郷の信州の土壌にあり、友にあり、親兄弟にあり。「高野辰之記念館」に一歩足を踏み入れるとジーンときました。お勧めです。小布施町の街並みも瀟洒でよかった。また行きたい。
[今週の雑学]
ナナカマド=赤く染まる紅葉や果実が美しい。まるで着飾った婦人のように、秋の陽に映える季節。漢字では七竈。ナナカマドの木は、7度竃にいれても燃えないということからその名が付けられたという説が広く流布されている。
姑(しゅうと)が嫁をいびるときに、この木を渡すそうで
7度竈に入れても燃えず、なかなか御飯が焚けない。嫁はベソを掻き、姑はニタリとする…こんな逸話もあるが。
[流行歌](はやりうた)
愛は水平線(ハン・ジナ)
江の島ひとり(三代紗也可)
越佐海峡~恋情話~、北の浜唄(いずれも真木柚布子)
郡上八幡おんな町(永田裕子)
浮き草の川(神野美伽)
◎10月25日(土)カラオケ大会があり、不肖私は、愛の水平線と郡上八幡おんな町の2曲を(音程+3)歌う。
渋谷区アクティブ峰の原宿舎の裏手に広がる白樺林。

「高野辰之記念館」の前で。

バスの車窓から撮った信濃平野。
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■小渕優子は議員バッチを外せ
~父・恵三の背中を見て育つ~
■MLBのWシリーズ考
~ロイヤルズ快進撃~
■秋の信濃路を満喫
■唱歌「故郷」の高野辰之記念館
~高野の「志」が歌に投影~
[今週の雑学]
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小渕優子は議員バッチを外せ
政治資金規制法に触れて、小渕優子経済産業相が追い詰められて辞職した。観劇会の収支が食い違っていたんだと。収支報告にはベビー用品(本人は海外へのお土産という)もあるぜよ、セコイねえ。こんなのが大臣だぜ。安倍総理の目玉、女性閣僚の資質もこの程度だよ。
今度は選挙区で団扇(うちわ)を配った、毒々しいあの吸血鬼みたいな口紅のオバチャン松島みどり法務大臣もだと。有権者に自分の似顔絵や名前の入った団扇を配れば選挙運動にあたるーこれぐらい猿でも分かるよ。こんなお粗末な人物が法務大臣だとよ。情けないたらありゃしない。次にコケル女性閣僚は誰だ!
小渕優子を将来の首相候補だと、書きたてたのは誰だ!大体後援会なるものが、「政治はカネ」のDNAを受け継ぐ団体だから、今回のような事態も起こるべくして起きた。何ら驚きはしないけれど、ワシは。
私が先にこのブログで経済産業相の器でないと、大臣就任時に警告したが、こんな騒動がいきなり噴出するとは思わなかったよ。派閥力学で登用されたのは、あるいは、彼女、そのカネ集めの能力を買われてのことかも知れないね。
いやはや、内外を取り巻く厳しい経済情況の舵取り、原発の再稼働の問題と経済産業相の責務は特別重たいのに、安倍総理はとんだ人物を選んだものだ。任命責任も当然ある。
父・恵三の背中を見て育つ
小渕大臣の父・恵三が所属していた自民党竹下派の「経世会」は、そもそも田中角栄の越山会を模している。カネで政治を支配する手法は、あの巨悪金丸信と組みそれを強大化した。
だからボス竹下登はリクルート事件に連座、総理の座を陥落した。それでも院政を敷いた。そういえば「ふるさと創世」で地方に1億円を配ったのは、竹下総理の時だったね。田中派を乗っ取り、金権脈々。右翼に「褒め殺し」されたりして、何ともダーティな政治家だった、竹下登は。
その薫陶を受けて小渕総理が生まれた。政治家としてこれといった業績が有る訳でなくあるとすれば、早稲田雄弁会人脈と「年号は平成です」と色紙を掲げたくらい。
子は親の背中を見て育つとはよくいったものだ。親の七光り言うに及ばず、金権政治を継承してスピード出世で大臣まで駆け上がった。見たり!その正体。小渕優子デージンよ、いまこそ議員バッチを外す時ぞ。
MLBのWシリーズ考
メジャーリーグのワ-ルドシリーズ(現地21日開幕)は見ものである。なんせ長く低迷していた弱小球団のカンザスシティー・ロイヤルズが、ア・リーグの覇者としてナ・リーグのサンフランシスコ・ジャイアンツと世界一を争うのだから。
ロイヤルズには日本のヤクルトで活躍していた青木宣親外野手がいるのも見逃せない。ワイルド・カード(3地区の優勝チーム以外の勝率のいい2球団が選ばれ、決定戦でアスレチックスを破った)からポストシーズンに進出、なんと負けなしの8連勝。1985年以来29年ぶりのワールドシリーズ。ドラマチックだねえ。
スーパースターがいる訳でなく所謂全員野球の見本のようなチーム。スモールベスボール、堅守、好打、好走、鉄壁のリリーフ陣が売り。球団の年棒はMLB30球団中、21番目の低さ。
ロイヤルズ快進撃
注目は中堅を守るケーンの守備(優勝決定シリーズMVP打率5割3分3厘と打撃も光る)。一茶ならさしずめ「痩蛙 まけるな一茶 是ニ有」だ。後日、何故ロイヤルズのような下以球団が突如甦るか、大リーグのウエーバー制度の素晴らしさについて述べたい。
対戦相手のナ・リーグ代表ジャイアンツはワールド・シリーズ優勝7回の古豪。2012年の優勝は記憶に新しい。名将ボウチー監督に引きいられ、こちらもワイルドカードから勝ち進んだ。人気投手リンスカムがいる。
両ワイルドカードチーム同士の初の世界一戦、こういった意外性、だから面白い。さて、勝利の行方はどうか、勢いに乗るロイヤルズに分が有ると私は予想するが。なにはともあれ、興味ある今年のワールド・シリーズである。
秋の信濃路を満喫
渋谷区シニアツアーに参加させてもらい信濃路をバス旅行してきました。信州地方は、幸い15,16両日、台風一過の秋晴れのお天気で旅を堪能しました。
往路は国宝・善光寺に御参りしお戒壇めぐりもしました。闇の中を手探りで進み「極楽の錠前」を探り当てて、秘仏の御本尊と結縁するという道場だそうですが、私は不覚にも触れずに呟いていたら同行のおばさんが、手を引いてくれて数メートル戻ると手に触れました。
なんだかホッとして暗闇から出ました。不思議なもので錠前に手を触れただけで何だか救われた感じがしました。当日の泊りは、須坂市にある渋谷区「峰の原青少年山の家」で標高1300㍍の高地にあります。
バスが急坂を進み菅平辺りに差し掛かると車窓からは紅葉が鮮やかな姿を見せてくれました。流石に夕方到着したときには思わず「寒い」と漏らしました。宿泊所の裏には白樺が黄昏に沈む天然の美にうっとり。
唱歌「故郷」の高野辰之記念館
復路は中野市の「高野辰之記念館」に寄り博士の偉業をつぶさに見学して、改めて氏の業績の偉大さに胸打たれたのです。注:高野辰之(たかの・たつゆき1876年~1947年)
「故郷」「紅葉」「朧月夜」「春の小川」「我は海の子」など小学校唱歌は、これみな高野の作詞なのです。詞(ことば)が平易で、素朴、それでいて格調高いのはやはり国文学者としての文章の深さにあります。勿論作曲者岡野貞二とのコンビが上手く合致しました。
それに幼年期を過ごした故郷永江村(現中野市)の風景にあると実感、故郷に歌われた小川も、朧月夜のお堂の鐘も生家の近くにあって、思わず歌の一節を口遊みました。
長野師範学校(現・信州大学)で教諭を勤めながらあきたらず、高野は東京に出て国文学の研究に励む。やがて文部省国語教科書編纂委員、また文部省唱歌教科書編纂委員にも雇われた。
高野の「志」が歌に投影
そこで作ったのが数々の小学唱歌。苦学の日々、故郷のことを想いながら綴ったのが、作品に素朴な形で投影されている、1909年(明治42年)頃なのに、文体がちっとも古くない。
志(こころざし)を果たして いつの日にか帰らん
山は青きふるさと 水は清きふるさと
「故郷」はまさに高野の心情を表現したものなのだ。そして志を果たす。東大から博士号を授与され故郷に帰る。駅には親戚縁者、村人が大勢出迎えたという。その光景が目に浮かぶようで涙腺が熱くなる。
因みに高野博士の三大著作は「日本歌謡史」「江戸文学史」「日本演劇史」である。東京芸大教授、東大講師なども歴任。
「故郷」は誰にも親しまれる、日本人の国民歌である。歌が生まれしは、その故郷の信州の土壌にあり、友にあり、親兄弟にあり。「高野辰之記念館」に一歩足を踏み入れるとジーンときました。お勧めです。小布施町の街並みも瀟洒でよかった。また行きたい。
[今週の雑学]
ナナカマド=赤く染まる紅葉や果実が美しい。まるで着飾った婦人のように、秋の陽に映える季節。漢字では七竈。ナナカマドの木は、7度竃にいれても燃えないということからその名が付けられたという説が広く流布されている。
姑(しゅうと)が嫁をいびるときに、この木を渡すそうで
7度竈に入れても燃えず、なかなか御飯が焚けない。嫁はベソを掻き、姑はニタリとする…こんな逸話もあるが。
[流行歌](はやりうた)
愛は水平線(ハン・ジナ)
江の島ひとり(三代紗也可)
越佐海峡~恋情話~、北の浜唄(いずれも真木柚布子)
郡上八幡おんな町(永田裕子)
浮き草の川(神野美伽)
◎10月25日(土)カラオケ大会があり、不肖私は、愛の水平線と郡上八幡おんな町の2曲を(音程+3)歌う。
渋谷区アクティブ峰の原宿舎の裏手に広がる白樺林。

「高野辰之記念館」の前で。

バスの車窓から撮った信濃平野。
DVD『カンムリワシ具志堅用高』 第1部&第2部
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私のノーベル賞雑感/他
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■私のノーベル賞雑感
~村上春樹作品の評価~
~村上文学はミステリーロマン~
~中村教授と本田圭祐~
~ノーベル平和賞のマララ少女~
■秋色濃し
--------------------------------------------
私のノーベル賞雑感
村上春樹作品の評価
村上春樹さんのノーベル文学賞は今年も選にもれた。ハルキ崇拝者にとっては残念なことだろうが、思うに私は一読者として、村上作品というものは、そういった賞から既に超越した存在であると理解している。
ので特別にがっかりもしない。世界中の特に若い人々が夢中になって彼の作品を愛読している。それが何よりの勲章で、ノーベル賞を貰えないからといって、いささかも価値を下げるものではない。
ロックのように弾(はじ)ける文章、文学のロックスターと、村上春樹は、アメリカ辺りでは論評されているが、私も同感で村上作品の楽しさは、服部半蔵のように空間を自由に飛び跳ねる言葉の旋律、奇想天外な物語の展開にこそ味がある。
「ノルウェイの森」は特に好きで、直子とミドリの描写はじわ~と心に残る、何とも好もしい人物像だ。「村上ラジオ」も古本屋で見つけて読んだら、洒脱なエッセー集で、村上さんの日常が垣間見られた。特に音楽に造詣が深くその深淵な知識がどの作品にも豊かな色付けがなされて恰好がいい。
村上文学はミステリーロマン
そういった汲めども尽きぬ知識が捩(ねじ)れあって、楽しくもわくわくする類稀なムラカミエンタメを構築する。「1Q84」の登場人物、ふかえりにしろ青豆しろ珍奇な名前自体、ミスティリアスな世界に誘うファクターとなっている。そう村上作品は「ミステリアス・ロマン・ノベル」だと私は勝手に解釈するのだが。それでいいのだ。
青豆にいたっては、まるで必殺仕置人みたいな人物で、これこそ村上マジック。その上に、文体は、水が迸るが迫力と、何よりも流れる水の如しの滑らかさで、読み易さは比類がない。私はただ憧憬する。村上さんのような文章が書けたらと。
私は愛して止まない吉村昭さんを失って、次は誰を追っかけるかと迷っていたが、村上春樹を見つけた。読書お遍路の伴侶を得た思いである。同行二人。惚れ込む作者は、私にとっての差し詰め弘法大師である。
中村教授と本田圭祐
青色発光ダイオードで今年のノーベル物理学賞を受賞した
赤城勇(名城大教授)天野浩(名古屋大教授)中村修二(CAL大サンタバーバラ教授)のお三方の中で、中村教授は異色だった。
研究の場をアメリカに求めただけに言うこともフランクで過激、学生たちの「(研究にたいする)モチベーションはなんだったか」の質問に「怒り、とにかく怒りだ」と答えた。(ニュースより)
勤めていた会社(日亜化学工業)との訴訟など、日本の会社の古い体質に対しての不満を語ったものだろうが、私はその姿に、あのサッカーの本田圭佑に似ているなあ~とつくづく思った。
いつも怒りのマグマを抱えてプレーしているような本田の表情、怒りをバネにノーベル賞に輝いた中村教授。私は二人に共通する上昇志向に、日本的なものを感じた。それは根性、怒り。というわけで、怒れ、怒れ、そして前進せよ!栄冠は怒り輝く。
ノーベル平和賞のマララ少女
17才にしてノーベル平和賞に輝いたマララさん(パキスタン)は現代のジャンヌダルクだ。タリバーンに銃撃され生死を彷徨った少女が、大悟した高僧のように揺るぎない活動を続ける。
今は政治家になることが夢だという。彼女はきっと偉大なる政治家になるに違いない。少女をタリバーンがいつもつけ狙う。だが彼女は、正義のために何ものにも怖れぬ鋼の信念をもつ。世の政治家よ、見習うべきはマララさん。
受賞後のスピーチの全文を読んだ。教育を受けられない子供たちを救おうとする熱意、情熱。母国パキスタンや、ナイジェリアには教育を受けられない子供たちが500~900万人いるという。
全世界に向けたそれは、慟哭(どうこく)のメッセデージである。16才の誕生日には国連で演説した。「私は誰も憎んではいない。タリバーンの息子や娘たちに教育を受けさせたい。本とペンを手に取ろう。一人の子供、先生、本とペンが世界を変える。」ノーベル平和賞にこれほど相応しい人もいまい。
秋色濃し
冬の始まりと、その狭間(はざま)にある秋は日本人にとって、多くの歌に詠われる特別な季節かも知れない。
此の道や 行人(ゆくひと)なしに 秋の暮
秋風に すすき打ちたる 夕べかな
(芭蕉)
奥山に 紅葉ふみわけ 鳴く鹿の
声きく時ぞ 秋はかなしく
(猿丸太夫)
酔うて こほろぎと 寝ていたよ
(山頭火)
名月や 石の上なる 茶わん酒
(一茶)
見わたせば 花も紅葉もなかりけり
浦の苫屋の 秋の夕ぐれ
(新古今和歌集 藤原定家)
茶人・武野紹鴎(たけの・じょうおう=侘び茶の元祖)は、侘び茶の心はと問われて、上記の定家の和歌を挙げたという。寂寞と哀愁とを凝縮した秋の山里の風情は、確かに侘び寂びの孤高の世界に通ずる。
嗚呼、俗人は熱燗が恋しい。秋の夜長、月を愛で、虫の声に心漫(そぞ)ろなれど、酒は、微酔がよし…だよ、オジサン。
公園の欅(けやき)の葉も色づいていよいよ秋色濃し。

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■私のノーベル賞雑感
~村上春樹作品の評価~
~村上文学はミステリーロマン~
~中村教授と本田圭祐~
~ノーベル平和賞のマララ少女~
■秋色濃し
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私のノーベル賞雑感
村上春樹作品の評価
村上春樹さんのノーベル文学賞は今年も選にもれた。ハルキ崇拝者にとっては残念なことだろうが、思うに私は一読者として、村上作品というものは、そういった賞から既に超越した存在であると理解している。
ので特別にがっかりもしない。世界中の特に若い人々が夢中になって彼の作品を愛読している。それが何よりの勲章で、ノーベル賞を貰えないからといって、いささかも価値を下げるものではない。
ロックのように弾(はじ)ける文章、文学のロックスターと、村上春樹は、アメリカ辺りでは論評されているが、私も同感で村上作品の楽しさは、服部半蔵のように空間を自由に飛び跳ねる言葉の旋律、奇想天外な物語の展開にこそ味がある。
「ノルウェイの森」は特に好きで、直子とミドリの描写はじわ~と心に残る、何とも好もしい人物像だ。「村上ラジオ」も古本屋で見つけて読んだら、洒脱なエッセー集で、村上さんの日常が垣間見られた。特に音楽に造詣が深くその深淵な知識がどの作品にも豊かな色付けがなされて恰好がいい。
村上文学はミステリーロマン
そういった汲めども尽きぬ知識が捩(ねじ)れあって、楽しくもわくわくする類稀なムラカミエンタメを構築する。「1Q84」の登場人物、ふかえりにしろ青豆しろ珍奇な名前自体、ミスティリアスな世界に誘うファクターとなっている。そう村上作品は「ミステリアス・ロマン・ノベル」だと私は勝手に解釈するのだが。それでいいのだ。
青豆にいたっては、まるで必殺仕置人みたいな人物で、これこそ村上マジック。その上に、文体は、水が迸るが迫力と、何よりも流れる水の如しの滑らかさで、読み易さは比類がない。私はただ憧憬する。村上さんのような文章が書けたらと。
私は愛して止まない吉村昭さんを失って、次は誰を追っかけるかと迷っていたが、村上春樹を見つけた。読書お遍路の伴侶を得た思いである。同行二人。惚れ込む作者は、私にとっての差し詰め弘法大師である。
中村教授と本田圭祐
青色発光ダイオードで今年のノーベル物理学賞を受賞した
赤城勇(名城大教授)天野浩(名古屋大教授)中村修二(CAL大サンタバーバラ教授)のお三方の中で、中村教授は異色だった。
研究の場をアメリカに求めただけに言うこともフランクで過激、学生たちの「(研究にたいする)モチベーションはなんだったか」の質問に「怒り、とにかく怒りだ」と答えた。(ニュースより)
勤めていた会社(日亜化学工業)との訴訟など、日本の会社の古い体質に対しての不満を語ったものだろうが、私はその姿に、あのサッカーの本田圭佑に似ているなあ~とつくづく思った。
いつも怒りのマグマを抱えてプレーしているような本田の表情、怒りをバネにノーベル賞に輝いた中村教授。私は二人に共通する上昇志向に、日本的なものを感じた。それは根性、怒り。というわけで、怒れ、怒れ、そして前進せよ!栄冠は怒り輝く。
ノーベル平和賞のマララ少女
17才にしてノーベル平和賞に輝いたマララさん(パキスタン)は現代のジャンヌダルクだ。タリバーンに銃撃され生死を彷徨った少女が、大悟した高僧のように揺るぎない活動を続ける。
今は政治家になることが夢だという。彼女はきっと偉大なる政治家になるに違いない。少女をタリバーンがいつもつけ狙う。だが彼女は、正義のために何ものにも怖れぬ鋼の信念をもつ。世の政治家よ、見習うべきはマララさん。
受賞後のスピーチの全文を読んだ。教育を受けられない子供たちを救おうとする熱意、情熱。母国パキスタンや、ナイジェリアには教育を受けられない子供たちが500~900万人いるという。
全世界に向けたそれは、慟哭(どうこく)のメッセデージである。16才の誕生日には国連で演説した。「私は誰も憎んではいない。タリバーンの息子や娘たちに教育を受けさせたい。本とペンを手に取ろう。一人の子供、先生、本とペンが世界を変える。」ノーベル平和賞にこれほど相応しい人もいまい。
秋色濃し
冬の始まりと、その狭間(はざま)にある秋は日本人にとって、多くの歌に詠われる特別な季節かも知れない。
此の道や 行人(ゆくひと)なしに 秋の暮
秋風に すすき打ちたる 夕べかな
(芭蕉)
奥山に 紅葉ふみわけ 鳴く鹿の
声きく時ぞ 秋はかなしく
(猿丸太夫)
酔うて こほろぎと 寝ていたよ
(山頭火)
名月や 石の上なる 茶わん酒
(一茶)
見わたせば 花も紅葉もなかりけり
浦の苫屋の 秋の夕ぐれ
(新古今和歌集 藤原定家)
茶人・武野紹鴎(たけの・じょうおう=侘び茶の元祖)は、侘び茶の心はと問われて、上記の定家の和歌を挙げたという。寂寞と哀愁とを凝縮した秋の山里の風情は、確かに侘び寂びの孤高の世界に通ずる。
嗚呼、俗人は熱燗が恋しい。秋の夜長、月を愛で、虫の声に心漫(そぞ)ろなれど、酒は、微酔がよし…だよ、オジサン。
公園の欅(けやき)の葉も色づいていよいよ秋色濃し。

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御嶽山の噴火で考えたこと/オペレッタに陶酔/他
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■オペレッタに陶酔
~オペレッタは品の好い百貨店~
■不思議な植物に花が咲いた!
■御嶽山の噴火で考えたこと
~死生命あり~
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オペレッタに陶酔
9月30日、東京オペラシティに、オペレッタ「メルビッシュ湖上音楽祭ガラコンサート」を家内と観賞に行きました。幸いオペラシティは拙宅から徒歩で15分の所に在ります。
私はオペレッタは初めて観賞しました。オペレッタがこんなにも親しみやすく心を打つもんだとは、全く知りませんでした。恥ずかしい限りです。
ヨハン・シュトラウスⅡオペレッタ「ヴェニスの一夜」より、序曲「麗しのヴェネツイア」で始まり、コミカルな寸劇あり、バレーあり、なによりも朗々とした歌ありと、オーケストラとの立体的な歌劇に感動しました。オペレッタ「こうもり」は確かに何処かで聴いたことがあり身近に感じました。ダグマー・シェーレンベルガー(音楽舞台監督&ソプラノ)さんの豊かに、大空に広がるような歌声には痺(しび)れました。
オペレッタは品の好い百貨店
メルサド・モンタツェリさん(テノール)も魅惑の声でした。肉声の魔術、人の魂を揺さぶるオペラ歌手って素晴らしい!憧れますねえ~。演歌じゃなくて、オペラ唄ってみたい、本当に。
指揮者は当年85才のピープルさんが、譜面もタクトも用いず枯淡な、それでいて溌剌した指揮を見せていました。ワルツ「美しく青きドナウ」のお馴染みの曲あり、最後はラデッキー行進曲で会場全体が拍手で包まれ、楽団、出演者と観客が一体となり至福の夜となりました。
オペレッタとは「台詞と踊りのあるオーケストラ付の歌劇」という意味らしいのだが、何しろ歌劇の品の好い百貨店のようなもので、とても気に入りました。も~、オペレッタに夢中になりそう。「ヒデキ、カ~ン・ゲキ!」
そうそう、言葉が理解できたらな~と何度も思いましたが、旧知の粂川麻里生先生(慶大独文学教授)ならば、多分ゲラゲラ笑ったり、手を叩いたりと楽しい観賞をなさるでしょうね、羨ましい。
不思議な植物に花が咲いた!
この欄でも以前綴った見知らぬ植物のはなし、金沢の朝市のおばさんからお土産にもらったものを分けて貰ったのですが、2年がかりで、やっと花を咲かせました。
ジャックと豆の木のように、天に向かって何処までも伸びる、まるでお化けみたいな植物なのですが、小さい黄色い花を付けたのです。菊と見間違うほど可憐な花です。
今更ながら、切り倒さないで良かったなとしみじみと思いました。畑に隣接する顏馴染みのおばさんから、花咲いたわよ、といわれ初めて気が付きました。やっぱり咲いたんだ~、ちょっとした感激でした。
でも、植物の名前はまだ知りません。
この木なんの木 気になる木
名前も 知らない木ですから
名前も 知らない木になるでしょう~
1小節略
見たこともない 花が咲くでしょう~
(日立グループのCMソング=この木なんの木)
御嶽山の噴火で考えたこと
恐いもんですね、普段に登っていた山が或る晴れた日に、突然噴火して忽ち夥しい死者を出した、本当に酷(むご)いものです。亡くなられた方々には、心からお悔やみ申し上げます。お気の毒としか言いようがありません。
4,5年前に那須岳(火山活動ランク:富士山、御嶽山と同じB)の北温泉に兄妹で出掛けたことが有ります。活火山なので、頂上付近から青空に向かって噴煙を上げている姿は、とても牧歌的で印象深かった想い出があります。その時山が危険とは、つゆほど思いませんでした。
北温泉は、亡き父がこよなく愛して、夏場はよく家族を連れて湯治に来たと姉から聞かされました。あの山も、運が悪ければ、突然牙を剥きだし、御嶽山のようなことにもなるかも知れませんね。運不運は紙一重です。
吾身に置き換えて、今度の火山噴火を考えると、やっぱり他人事では済まされません。因みに火山活動の危険度を示すランクAに挙げられるのは以下―浅間山、伊豆大島、三宅島、阿蘇山、雲仙岳等です。してランクBの御嶽山が爆発したのですからね、Bなら安心とはいきません。
死生命あり
そのAランクに属する浅間山の裾野(北軽井沢)にプリンスランド・ゴルフクラブが広がり、私共夫婦はメンバー(私は役員)です。浅間山も、小規模な噴火を繰り返すところで、サラリーマン時代の夏休みには、毎年貸別荘を借りて家族で楽しんだものです。
フェアウェーから望む浅間山は雄大で、空気も澄んでいて、夏は涼しく文字通りパラダイス・リゾートです。このところとんとプレーしてないので、家内と10月早々にも行きたいね、と話していた矢先の御嶽山の噴火でした。
ゴルフしているときは噴火のことなど全く頭に無かったのに、不思議なもんですが、御嶽山火山噴火の悲惨さを見てしまうと、改めて怖くなりました。
だからと言って萎縮するつもりはありませんよ。来年は危険予報が出ない限り、ゴルフに出掛けようと思っています。だってそうでしょう、エンジョイなくて、何のための人生か、ですからね。
火山噴火に遭遇したらしたで、それは運命でしょうから、一喜一憂していても仕方ないと私は思うのです。それはそれと割り切る他ありません。こんな諺もありますよ。「死生命あり」(人の生死は天命で決まるのであり、人の力ではどうすることもできない)
危険な場所こそ人を魅了するのです。それとも噴火の可能性がある処へ行く時は、ヘルメットとマスクを常備する?ヘルメット被ってプレーする?それも結構ですけどねえ、何だか無粋な話じゃないですか。御嶽山の噴火は、勿論、以て他山の石とすべし、ですけどね。
人間は、運命の掟に逆らえない、と言います。あるいは、世の中は一寸先が闇とも申します。用心には越したことありませんが、まあ、「明日知らぬ人の命ぞ、楽しければ楽しめ」です。これが私の信条でございます。ハイ。
名前も知らない植物に2年がかりの可憐な花が咲いた。

東京オペラシティコンサートホールの内観

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■オペレッタに陶酔
~オペレッタは品の好い百貨店~
■不思議な植物に花が咲いた!
■御嶽山の噴火で考えたこと
~死生命あり~
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オペレッタに陶酔
9月30日、東京オペラシティに、オペレッタ「メルビッシュ湖上音楽祭ガラコンサート」を家内と観賞に行きました。幸いオペラシティは拙宅から徒歩で15分の所に在ります。
私はオペレッタは初めて観賞しました。オペレッタがこんなにも親しみやすく心を打つもんだとは、全く知りませんでした。恥ずかしい限りです。
ヨハン・シュトラウスⅡオペレッタ「ヴェニスの一夜」より、序曲「麗しのヴェネツイア」で始まり、コミカルな寸劇あり、バレーあり、なによりも朗々とした歌ありと、オーケストラとの立体的な歌劇に感動しました。オペレッタ「こうもり」は確かに何処かで聴いたことがあり身近に感じました。ダグマー・シェーレンベルガー(音楽舞台監督&ソプラノ)さんの豊かに、大空に広がるような歌声には痺(しび)れました。
オペレッタは品の好い百貨店
メルサド・モンタツェリさん(テノール)も魅惑の声でした。肉声の魔術、人の魂を揺さぶるオペラ歌手って素晴らしい!憧れますねえ~。演歌じゃなくて、オペラ唄ってみたい、本当に。
指揮者は当年85才のピープルさんが、譜面もタクトも用いず枯淡な、それでいて溌剌した指揮を見せていました。ワルツ「美しく青きドナウ」のお馴染みの曲あり、最後はラデッキー行進曲で会場全体が拍手で包まれ、楽団、出演者と観客が一体となり至福の夜となりました。
オペレッタとは「台詞と踊りのあるオーケストラ付の歌劇」という意味らしいのだが、何しろ歌劇の品の好い百貨店のようなもので、とても気に入りました。も~、オペレッタに夢中になりそう。「ヒデキ、カ~ン・ゲキ!」
そうそう、言葉が理解できたらな~と何度も思いましたが、旧知の粂川麻里生先生(慶大独文学教授)ならば、多分ゲラゲラ笑ったり、手を叩いたりと楽しい観賞をなさるでしょうね、羨ましい。
不思議な植物に花が咲いた!
この欄でも以前綴った見知らぬ植物のはなし、金沢の朝市のおばさんからお土産にもらったものを分けて貰ったのですが、2年がかりで、やっと花を咲かせました。
ジャックと豆の木のように、天に向かって何処までも伸びる、まるでお化けみたいな植物なのですが、小さい黄色い花を付けたのです。菊と見間違うほど可憐な花です。
今更ながら、切り倒さないで良かったなとしみじみと思いました。畑に隣接する顏馴染みのおばさんから、花咲いたわよ、といわれ初めて気が付きました。やっぱり咲いたんだ~、ちょっとした感激でした。
でも、植物の名前はまだ知りません。
この木なんの木 気になる木
名前も 知らない木ですから
名前も 知らない木になるでしょう~
1小節略
見たこともない 花が咲くでしょう~
(日立グループのCMソング=この木なんの木)
御嶽山の噴火で考えたこと
恐いもんですね、普段に登っていた山が或る晴れた日に、突然噴火して忽ち夥しい死者を出した、本当に酷(むご)いものです。亡くなられた方々には、心からお悔やみ申し上げます。お気の毒としか言いようがありません。
4,5年前に那須岳(火山活動ランク:富士山、御嶽山と同じB)の北温泉に兄妹で出掛けたことが有ります。活火山なので、頂上付近から青空に向かって噴煙を上げている姿は、とても牧歌的で印象深かった想い出があります。その時山が危険とは、つゆほど思いませんでした。
北温泉は、亡き父がこよなく愛して、夏場はよく家族を連れて湯治に来たと姉から聞かされました。あの山も、運が悪ければ、突然牙を剥きだし、御嶽山のようなことにもなるかも知れませんね。運不運は紙一重です。
吾身に置き換えて、今度の火山噴火を考えると、やっぱり他人事では済まされません。因みに火山活動の危険度を示すランクAに挙げられるのは以下―浅間山、伊豆大島、三宅島、阿蘇山、雲仙岳等です。してランクBの御嶽山が爆発したのですからね、Bなら安心とはいきません。
死生命あり
そのAランクに属する浅間山の裾野(北軽井沢)にプリンスランド・ゴルフクラブが広がり、私共夫婦はメンバー(私は役員)です。浅間山も、小規模な噴火を繰り返すところで、サラリーマン時代の夏休みには、毎年貸別荘を借りて家族で楽しんだものです。
フェアウェーから望む浅間山は雄大で、空気も澄んでいて、夏は涼しく文字通りパラダイス・リゾートです。このところとんとプレーしてないので、家内と10月早々にも行きたいね、と話していた矢先の御嶽山の噴火でした。
ゴルフしているときは噴火のことなど全く頭に無かったのに、不思議なもんですが、御嶽山火山噴火の悲惨さを見てしまうと、改めて怖くなりました。
だからと言って萎縮するつもりはありませんよ。来年は危険予報が出ない限り、ゴルフに出掛けようと思っています。だってそうでしょう、エンジョイなくて、何のための人生か、ですからね。
火山噴火に遭遇したらしたで、それは運命でしょうから、一喜一憂していても仕方ないと私は思うのです。それはそれと割り切る他ありません。こんな諺もありますよ。「死生命あり」(人の生死は天命で決まるのであり、人の力ではどうすることもできない)
危険な場所こそ人を魅了するのです。それとも噴火の可能性がある処へ行く時は、ヘルメットとマスクを常備する?ヘルメット被ってプレーする?それも結構ですけどねえ、何だか無粋な話じゃないですか。御嶽山の噴火は、勿論、以て他山の石とすべし、ですけどね。
人間は、運命の掟に逆らえない、と言います。あるいは、世の中は一寸先が闇とも申します。用心には越したことありませんが、まあ、「明日知らぬ人の命ぞ、楽しければ楽しめ」です。これが私の信条でございます。ハイ。
名前も知らない植物に2年がかりの可憐な花が咲いた。

東京オペラシティコンサートホールの内観

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