時代のニーズに合わせ船出した「UPPER LIFE」/デング熱、何と代々木公園で!/他
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■デング熱、何と代々木公園で!
~世界は一衣帯水、病原菌は拡大する~
■介護福祉の「UPPER LIFE」
~歯科の頁は特にお勧めです~
~時代のニーズに合わせ船出~
■蝉の最期は哀れ
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明るい!楽しい!分かり易い!!
エンタメ風介護福祉フリーマガジン「UPPER LIFE」
↓創刊号・企業特別版の表紙
デング熱、何と代々木公園で!
聞き慣れない病名の”デング熱”とやらが、こともあろうか拙宅の御近所、代々木公園で発生したと聞き驚いた。蚊が媒体で、遊んでいた若者が刺されて感染、陽性反応が出たというから、おちおち散歩もできない。なんでも国内では70年ぶりだそうな。当分代々木公園には行けない。
子を持つ親は特に心配だろう。それじゃ蚊帳(かや)で身を覆って、いざ散歩と参ろうか。さぞ物々しい恰好になるだろうけど。蚊に毒性のモノか、そうでないモノか色も形も違わないので、是ばっかりは避けようがない。
私が朝ラジオ体操に行くのは、大山公園だが蚊が沢山いて御婦人方の中には、蚊取り線香を持ち歩き焚いているのをあちこちに見かける。あれは大変だ、移動する度に持ち歩くのだから。
夏場には、私は短パンを履いているので、よく蚊に刺されるのだが、帰宅して虫刺されの薬を塗って御終い。極普通の処置で済ませているのだが、デング熱はどうか、どうしたら早期に分かるのだろう?
高熱を出し頭が割れるように痛いと経験者は語るが、単なる頭痛とどう違うのだろう??やはりおかしいと感じたら、直ぐ病院に駆け込むしかないようだ。だが頭痛の度に病院に行くのも気が引ける。
世界は一衣帯水、病原菌は拡大する
いちいち気にしていたら何もできなかろう。蚊はどこにでもいる。タイ国にも香港にいるだろうに、刺された記憶がないのはなぜだろか。日本の蚊のように鋭く刺さないためだろうか。
アフリカに端を発したエボラ出血熱でも、現地の人々は知らぬ間にウイルスに侵され、あれよあれよと拡大していって、いま世界を恐怖に陥れている。他にサウジアラビアに発生したと伝えられるマース(MERS)も怖い。致死率50%だという。
元を辿れば、HIVウイルスもアフリカが源である。主なる発症の拡大原因は、大雑把にいえば不衛生、医師不足が挙げられるという。エボラ出血熱の場合感染したら、今のところ特効薬もないらしいから、死を待つだけという残酷なものだ。地球は猛毒細菌の温床である。
世界は一衣帯水、船舶が、航空機が、毎日昼夜分けなく日本を往来する。船底に病原菌を孕んだ蚊や毒性の昆虫が紛れ込んでいたとしても不思議じゃない。文明の利器は、そういった意味で「諸刃の剱」なのである。
介護福祉の「UPPER LIFE」
先週に引き続き「UPPER LIFE」についてお話しましょう。企業特別版の創刊の御挨拶でも述べたように、いま我が国の介護福祉は、絶望に近い状況下にあります。
介護者&要介護問題は他人事ではありません。明日は我身と思って間違いないでしょう。何しろ60才以上の高齢者3000万人、これは人口の1/4にあたります。
2020年にはその比率が、1/3になると予測しています。要介護で会社を退職する中堅サラリーマン年間30万人!特養(特別老人ホーム)の入居待ちが52万人!この現象を介護難民と称せずして何と表現しよう。
歯科の頁は特にお勧めです
今号で先ず読んで欲しいのは、鈴木絵美子先生のDENTAL頁「病気はお口からやってくる」~在宅での口腔ケアの勧め~です。天然歯1本の価格は100万円!?の見出しが衝撃的です。
ヒトには28本の永久歯があり、28本×100万円=2800万、どうです?天然歯がダイヤモンド1粒に見えてきませんか?と鈴木先生は最初から挑戦的に問題を投げかけます。
その理由(わけ)を実に明解に説明してくれます。歯がいかに生きていく上で大事であるか、読めば分かる。読者は思わず唸り、納得するはずです。活字を大きくして読み易くしたのも、高齢者への配慮からです。
時代のニーズに合わせ船出
この時代だからこそ「UPPER LIFE」の発刊は意義のあるものと位置づけています。少しでも介護福祉の道標(みちしるべ)となれば幸いです。
こんな箴言があります。「卒啄同機」(そつたくどうき:本当は「卒」の字の左側に"口")。どんな意味かといえば、卵が孵化するときに、卵の殻を嘴で破ろうとコツコツと叩きます。すると親鳥はそれに合わせて殻を破ろうとします。
その絶妙のタイミングによって、雛(ひな)は目出度くこの世に生を受ける。早すぎても、遅すぎてもいけない絶妙の摂理を「卒啄同機」(禅語=安岡正篤「一日一語」より)というのだそうです。
本来は政治家が、出処進退を決める際などに使う重みのある言葉であるそうな。(佐藤栄作総理は引退表明演説でこの箴言を使った)弊誌のような砂塵の如き冊子に引用するのは、恐れ多く憚(はばか)られるが、私の決意の拠り所として敢て用いた。
そう、「UPPER LIFE」は時代のニーズに合せて、絶妙のタイミングを捉え創刊したと、我ながら確信するのです。その決意のほどよしとして、皆様の御支援御指導宜しくお願いいたします。
※尚、市川三喜男氏の生年月日が1975年と記載されています。訂正してお詫び申し上げます。
正しくは、1943年(S18年)2月13日です。
蝉の最期は哀れ
週末はまるで梅雨が舞い戻ったような雨の日が続いた。老境に入り、冷たい雨に濡れながら、いまごろ蝉はどうしているんだろ、と気になりました。
雨に鳴く蝉はいない。恐らく少しでもエネルギーを温存するために、木陰でじっとしているのだろう。ぶるぶる震え、中には命尽きて木から落ちてしまうものもいる。
最後の雄叫びもできずに。せめて夏の終わりに華々しく散華して欲しかった。そうセンチメンタルになるのも齢の所為だろう。
早朝ラジオ体操に向かったら街路に、公園に数多くの蝉の死骸があった。ひと夏の喧(かまびすし)い蝉の鳴声もやむと、漫(そぞ)ろ寂しいものがある。そういえば、ゆっくり流れる雲も、梢を揺らす風も秋の気配漂う。もう9月。
「UPPERLIFE」今号おすすめのDENTALの頁。

週末の雨が上がった、日曜の午後の空。

DVD『カンムリワシ具志堅用高』 第1部&第2部
DVD『日本ボクシング不滅の激闘史』いずれも絶賛発売中!!
Upper Official Siteへ
■デング熱、何と代々木公園で!
~世界は一衣帯水、病原菌は拡大する~
■介護福祉の「UPPER LIFE」
~歯科の頁は特にお勧めです~
~時代のニーズに合わせ船出~
■蝉の最期は哀れ
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明るい!楽しい!分かり易い!!
エンタメ風介護福祉フリーマガジン「UPPER LIFE」
↓創刊号・企業特別版の表紙
デング熱、何と代々木公園で!
聞き慣れない病名の”デング熱”とやらが、こともあろうか拙宅の御近所、代々木公園で発生したと聞き驚いた。蚊が媒体で、遊んでいた若者が刺されて感染、陽性反応が出たというから、おちおち散歩もできない。なんでも国内では70年ぶりだそうな。当分代々木公園には行けない。
子を持つ親は特に心配だろう。それじゃ蚊帳(かや)で身を覆って、いざ散歩と参ろうか。さぞ物々しい恰好になるだろうけど。蚊に毒性のモノか、そうでないモノか色も形も違わないので、是ばっかりは避けようがない。
私が朝ラジオ体操に行くのは、大山公園だが蚊が沢山いて御婦人方の中には、蚊取り線香を持ち歩き焚いているのをあちこちに見かける。あれは大変だ、移動する度に持ち歩くのだから。
夏場には、私は短パンを履いているので、よく蚊に刺されるのだが、帰宅して虫刺されの薬を塗って御終い。極普通の処置で済ませているのだが、デング熱はどうか、どうしたら早期に分かるのだろう?
高熱を出し頭が割れるように痛いと経験者は語るが、単なる頭痛とどう違うのだろう??やはりおかしいと感じたら、直ぐ病院に駆け込むしかないようだ。だが頭痛の度に病院に行くのも気が引ける。
世界は一衣帯水、病原菌は拡大する
いちいち気にしていたら何もできなかろう。蚊はどこにでもいる。タイ国にも香港にいるだろうに、刺された記憶がないのはなぜだろか。日本の蚊のように鋭く刺さないためだろうか。
アフリカに端を発したエボラ出血熱でも、現地の人々は知らぬ間にウイルスに侵され、あれよあれよと拡大していって、いま世界を恐怖に陥れている。他にサウジアラビアに発生したと伝えられるマース(MERS)も怖い。致死率50%だという。
元を辿れば、HIVウイルスもアフリカが源である。主なる発症の拡大原因は、大雑把にいえば不衛生、医師不足が挙げられるという。エボラ出血熱の場合感染したら、今のところ特効薬もないらしいから、死を待つだけという残酷なものだ。地球は猛毒細菌の温床である。
世界は一衣帯水、船舶が、航空機が、毎日昼夜分けなく日本を往来する。船底に病原菌を孕んだ蚊や毒性の昆虫が紛れ込んでいたとしても不思議じゃない。文明の利器は、そういった意味で「諸刃の剱」なのである。
介護福祉の「UPPER LIFE」
先週に引き続き「UPPER LIFE」についてお話しましょう。企業特別版の創刊の御挨拶でも述べたように、いま我が国の介護福祉は、絶望に近い状況下にあります。
介護者&要介護問題は他人事ではありません。明日は我身と思って間違いないでしょう。何しろ60才以上の高齢者3000万人、これは人口の1/4にあたります。
2020年にはその比率が、1/3になると予測しています。要介護で会社を退職する中堅サラリーマン年間30万人!特養(特別老人ホーム)の入居待ちが52万人!この現象を介護難民と称せずして何と表現しよう。
歯科の頁は特にお勧めです
今号で先ず読んで欲しいのは、鈴木絵美子先生のDENTAL頁「病気はお口からやってくる」~在宅での口腔ケアの勧め~です。天然歯1本の価格は100万円!?の見出しが衝撃的です。
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その理由(わけ)を実に明解に説明してくれます。歯がいかに生きていく上で大事であるか、読めば分かる。読者は思わず唸り、納得するはずです。活字を大きくして読み易くしたのも、高齢者への配慮からです。
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この時代だからこそ「UPPER LIFE」の発刊は意義のあるものと位置づけています。少しでも介護福祉の道標(みちしるべ)となれば幸いです。
こんな箴言があります。「卒啄同機」(そつたくどうき:本当は「卒」の字の左側に"口")。どんな意味かといえば、卵が孵化するときに、卵の殻を嘴で破ろうとコツコツと叩きます。すると親鳥はそれに合わせて殻を破ろうとします。
その絶妙のタイミングによって、雛(ひな)は目出度くこの世に生を受ける。早すぎても、遅すぎてもいけない絶妙の摂理を「卒啄同機」(禅語=安岡正篤「一日一語」より)というのだそうです。
本来は政治家が、出処進退を決める際などに使う重みのある言葉であるそうな。(佐藤栄作総理は引退表明演説でこの箴言を使った)弊誌のような砂塵の如き冊子に引用するのは、恐れ多く憚(はばか)られるが、私の決意の拠り所として敢て用いた。
そう、「UPPER LIFE」は時代のニーズに合せて、絶妙のタイミングを捉え創刊したと、我ながら確信するのです。その決意のほどよしとして、皆様の御支援御指導宜しくお願いいたします。
※尚、市川三喜男氏の生年月日が1975年と記載されています。訂正してお詫び申し上げます。
正しくは、1943年(S18年)2月13日です。
蝉の最期は哀れ
週末はまるで梅雨が舞い戻ったような雨の日が続いた。老境に入り、冷たい雨に濡れながら、いまごろ蝉はどうしているんだろ、と気になりました。
雨に鳴く蝉はいない。恐らく少しでもエネルギーを温存するために、木陰でじっとしているのだろう。ぶるぶる震え、中には命尽きて木から落ちてしまうものもいる。
最後の雄叫びもできずに。せめて夏の終わりに華々しく散華して欲しかった。そうセンチメンタルになるのも齢の所為だろう。
早朝ラジオ体操に向かったら街路に、公園に数多くの蝉の死骸があった。ひと夏の喧(かまびすし)い蝉の鳴声もやむと、漫(そぞ)ろ寂しいものがある。そういえば、ゆっくり流れる雲も、梢を揺らす風も秋の気配漂う。もう9月。
「UPPERLIFE」今号おすすめのDENTALの頁。

週末の雨が上がった、日曜の午後の空。

DVD『カンムリワシ具志堅用高』 第1部&第2部
DVD『日本ボクシング不滅の激闘史』いずれも絶賛発売中!!
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