スケート選手、後遺症酷く、21歳で引退

本日２本め
※前記事：（追記）婦人画報レビュー「羽生結弦さんが見つめてきた～」

※レビュー『KISS & CRY』その１➡こちら
※レビュー『フィギュアスケーターズ vol.21』➡こちら
※『志アイスショーに賭ける夢』レビューも入れました↓

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ポプラさんの記事です。

自分用に要点をまとめておきます。

●ロシアのアナスターシャ・シュピレヴァヤ元アイスダンス選手、21歳。

●新型コロナウィルスに罹患し、
　「窒息、歩行不能、腎臓の痛み」等の症状の後、
　練習に復帰するも、
　「足に激痛→両足とも骨折していた」となり、
　数ヶ月たっても後遺症が酷く、競技復帰の見込みが立たず、
　引退を余儀なくされた。

●発症まで：ロシアカップファイナルの後、コーチを変え、そのための検疫期間を終えて練習を開始して１週間程度で新型コロナウィルスを発症。

●自宅療養2か月で熱が下がらず、

『抗生物質を2種類使いましたが、まったく症状は改善しませんでした。　腎臓が痛み始め、その他にも症状が出始めました。気が狂うかと思うぐらい息が苦しくなって・・・ベッドから起きてトイレに行くだけで、窒息しそうになるのです。歩こうとしましたし、呼吸の訓練をしましたが、何も役に立ちませんでした。』

最終的には10日間入院。解熱する前に退院し、自宅療養。

●合併症が酷い。

●初練習で足に激痛。
　反応性関節炎（）で3よくあるコロナ後の合併症週間自宅療養となる。
　激痛は収まらず、両足とも骨折（中足骨）と判明。

●パートナーシップの解消となる。

●治療に何カ月かかるか不明、現役を諦め、引退。
（本人は30歳くらいまで競技を続けるつもりだったが・・・）

罹患から引退まで、10カ月くらいだったのだろうか。

若者は重症化しないと思われているが、

重症化というのは、人工呼吸器に繋がれて意識もないような状態を指すのであって、

恐らくアナスターシャさんも重症ではないのだろう。

重症化しなくとも、
選手生命を奪われるほどの後遺症に襲われることがある、というのは、

選手たちにとっては、
「死も同然」ではないだろうか。

もちろん、アナスターシャ選手のように、
別の道（コーチ）としてスケートに関わっていくことは可能かもしれないが、感染を免れていた選手仲間が華々しく競技を続け、自らが世界のトップを目指していく姿を見るのは、いったい、どのような気持ちになるだろうか？

日本でも、重症にはならなくとも、
感染前のように勉強や仕事を続けることは
困難となった若い人の体験談は、ネット上にいくらもある。

たとえ重症化しなくとも、
新型コロナウィルスに感染したら、
選手生命を奪われる恐れがある、
と考えるべきなのだ。

と考えていくと・・・・
（次の記事に続きます）