選手を何だと思ってるんだ

前記事：出版情報　『氷上の創造者』『婦人画報』

オニキス|12mm| 10P20Sep14 上杉謙信

Amazon（アマゾン）

990円

※レビュー『KISS & CRY』その１➡こちら
※レビュー『フィギュアスケーターズ vol.21』➡こちら

ROOMゆづ本2021↓予約とレビュー

驚愕

です。

ストックホルムワールドは開催するけれども、
そのエントリーを３月１日に〆切った後に、
北京五輪の国別出場枠を再検討すると言い出したんです。

誰が？って、
ＩＳＵですよ・・・

各国から、どのようにエントリーがあるのか、様子見して、
その後で、五輪枠の割り振りの仕方を決めるのだ、と。

それって、どう考えても、無茶クチャじゃないですか？？？

後出しジャンケンで五輪枠が変わっちゃうかもって分かっていながら、
選手はISUに命を預けて出場するとか、

あり得ない。

ＩＳＵって、もう、アマチュアスポーツの国際連盟として
機能してないんじゃないですか。
（いや、同じことを去年の3月も書いた気がするが）

いったいぜんたい、どういうことなの？？？

我らがモモ博士が、
原文までしっかり読んで、
解説（というか、呆れてる・・・）して下さってますので、
シェアさせていただきます。

※東スポの記事もさきほど出ました→※

感染力が一段と強い変異株が急速に拡大する欧州に、
いったい誰が安心して渡航できるというのでしょう。

エントリーだって、命がけ。

その命懸けのエントリーを、
後出しジャンケンみたいに、
枠取りに貢献できるかどうかは、
判らないよと宣言するって、
どれだけ選手の命（選手生命）とモチベーションを軽んじているのでしょう。

五輪の枠取りが無ければ
渡航したくないという選手も多いでしょう。

コロナ感染のために引退した選手だっているのですから。

それでも、
日本の連盟みたいに、
「他国が出るならウチも出て、
　枠取りするしかないよな」って言う国があるんですよね？

コロナ感染で引退した選手がいるってことも、
知らないはず、ないでしょうに。
（いや、ほんとに知らなくて、
　後遺症についても、全然知らない程に、
　無知蒙昧が揃っているのかもしれない、
　日本スケ連には。）

選手一人一人の命は、まあ、同でも良いから、
とりあえず、枠は取ってきてよ。

でもね、枠を取ってきたからといって、
キミに五輪の出場権を渡す訳じゃないよ。

だってキミがワールド出場で感染して、
後遺症でまともな演技ができなくなるかもしれないじゃないか。

そんな選手を五輪に出す訳、いかないじゃないか。

って、ことですよね？

しかも、
このワールドに出る選手は、

感染のリスクを背負って出場するのに、

その出場が、

五輪の枠取りにどのように貢献できるのかもわからないまま、
エントリーしなくちゃいけないんですよ？

あまりにも、
惨すぎます。

昨年のワールドで、多くの選手たちを振り回したISUが、また同じことをしようとしている。

いや、もっと酷い。

結局、アスリートファーストな組織じゃないってことなんだろうな。

改めて、悲しい気持ちです・・・・。