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結弦くんのマスク(^-^)/
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フモさんも、全方向に優しく在れる人なんだね・・・。そしてだれよりも結弦くんに読んでほしい
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これも、あとでゆっくり読むので、取り急ぎ、貼っておきますね。
スポーツ見るもの語る者~フモフモコラム : 羽生結弦氏が優れた表現者であるだけでなく「リズール」でもあることを浮き上がらせた『Number』1019号は永久保存版ですの巻。 https://t.co/pDXH1A1UuG
— フモフモ編集長 (@fumofumocolumn) January 22, 2021
※Numberは・・売り切れちゃうんじゃないかな?
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『凄すぎ!!Number1019号 レビュー』
このNumberのアーテイストインタを読み、
さっきの清塚さんの言葉を聴いて、
ふと、思い出したエピソードがあった。
結弦くんがホプレガを作ろうとしていた時に、
作曲した久石譲の許可がなかなか下りなかったという件。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210122/15/tuk-masa/ed/01/j/o1024068314885216817.jpg?caw=800)
スケートで使う曲は、
競技のルールや、ショーの時間的な制約によって、
一つの曲をそのまま使うケースよりも、
切り出したり、切り捨てたり、組み替えたりして使われることが多い。
原曲の良さが消えてしまったり、
作曲者が特に思いを込めた肝心の部分が失われてしまったり、
元の曲とは全く別の代物になってしまうこともある。
まして、
ホプレガのように、2つの曲を組み合わせたとなると・・・
(そして、フィギュアスケートの曲の場合は、
全く別の作曲家の曲を継ぎ合わせて一つのプログラムにすることすら、かなりポピュラーな手法だったりする。)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210122/15/tuk-masa/6a/08/j/o0698094814885217338.jpg?caw=800)
作曲家の思いやオリジナリティを蹂躙しちゃうことも、
あるだろね。
実際、原曲を知ってるプログラム曲の(我が推し以外の選手の)演技を見ていて、何度、ズッコケたことか。
よく知られた曲なのにメロディーをぶった切って何小節か飛ばしていたりとか、逆に、余分に繰り返したりとか。
曲への愛が深ければ深いほど、
その瞬間の失望感は大きい。
久石譲さんがフィギュアスケートに自分の楽曲を使われることに、
特に、自分が演奏したものを使われることに
激しい抵抗感を持っていたのは、
そんな理由なんじゃないかなと
想像していたら、
当たらずとも遠からずな記事を、
書いて下さったのは、いとうやまねさんでした。
※音響デザイナー・矢野桂一が紡ぐ『フィギュアスケート音楽』の世界(前編)2017/7/4 より
●久石譲氏のご厚意『Hope & Legacy』
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210122/15/tuk-masa/c6/5a/j/o1024068314885217989.jpg?caw=800)
もちろん、
アーティストの中には、
このような恐れを抱かない方もいらっしゃるだろうし、
フィギュアスケートで有名選手が滑ることで
楽曲が注目されることに感謝している場合もあるだろう。
だけれども、きっと、
「お願いだから、曲の良さが伝わるように
編集してね」って気持ちでは、あるのではないかしら。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210122/15/tuk-masa/6e/16/j/o0860117414885217387.jpg?caw=800)
久石さんは結局、結弦くん再度の誠意あるお願いを受け入れて、
楽曲使用許可をくれたけど、
(たしか、それも、当初は1シーズンのみ、みたいな限定的なものだったような気もする。。。その後、ケヴィンや鍵山くんが久石さんの曲を使おうとしたけど断念したというエピもあり。)
羽生結弦版ホプレガを聴いた感想は一切伝わってきてないし、
演技を見たかどうかも、一切わからない。
いつか、聴かせてもらえるのだろうか。
久石譲さんが、結弦くんのホプレガに、
どんな気持ちを抱いたかを。
(ちなみに久石譲さんが多くの人に知られたきっかけは宮崎駿監督との出会いな訳だけど、その宮崎さんは自身の初監督作品「未来少年コナン(TVアニメ)」を劇場版として再構成して欲しいとオファーを受けた時、「自分の子どもの手術はできない」と断って、結果的には、全く別人が映画版を編集することとなり、どっちらけな映画ができてしまった件、マニアなら知ってるエピソード。)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210122/15/tuk-masa/b5/45/j/o0594039614885216134.jpg?caw=800)
清塚さんが、
FaOIのためのアレンジは結弦くんとの共同作業だった、とおっしゃり、
矢野さんが、
結弦くんの一見すると突飛な要求も、
楽曲として成立させられるものであり、
演技との繋がりが深い点を具体的に説明してくださり、
そして松尾さんなど、
曲の構成をバラバラにされて短縮されていたにも関わらず
「自分の手元から曲が離れて、
一つの作品として独り立ちしていく感覚がありました。」
「寂しさはありませんでした」と、
まるごと受け止めてらっしゃるではないですか。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210120/08/tuk-masa/bb/6d/j/o0680051014884164715.jpg?caw=800)
松尾さんは、その理由を二つ、挙げてらっしゃいます。
一つは、9つのパートの芯の部分を正確に掴み取り掬い上げて使っていたこと。もう一つは、松尾さんが曲に込めた「震災への思い」が、結弦くんの演技で”体現”されていたこと。
東日本大震災を経験していない松尾さんが、
第三者として(たとえ、それが、神の啓示を受けたかのごとき超越体験から生まれたものであっても!!)作った楽曲を、
被災者本人である結弦くんが演じることで、
”完成した(=何も欠けたものがなくなった)”と感じられたのかもしれません。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210112/02/tuk-masa/2a/a9/j/o0599040214880465760.jpg?caw=800)
清塚さんが、今日、最後におっしゃっていましたよね、
「音楽ってね、言葉みたいなものでね。」と。
あれだけ饒舌な清塚さんですら、
音楽を言葉になぞらえる。
あれだけコメント力を各界専門家に絶賛される結弦くんが、
「自分は、スケートでしか表現できない」と、
思いを曲に乗せる。
結弦くんの演技は、既に、
音楽にのって滑るとか、
リズムに合わせてステップを刻むとか、
メロディーラインを身体で表現するとか、
そういうレベルはとっくに超えてしまっていて、
もっともっと深いところで、
その曲の芯の部分と繋がっている。
耳で聴くだけでは多くの人びとが感じられないものを、
身体表現として具現化させている。
見た瞬間に、
自分の想像を超えたもの=彼の伝えたいこと、
=彼の演技を映し鏡とした我が身の救済???
が飛び込んできて、
魂を根こそぎ持っていかれ、
言葉を失う。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210101/15/tuk-masa/9e/a7/j/o0453068014875384168.jpg?caw=800)
そう、
宇都宮直子さんのように。
言葉じゃないから、
すべての人の心にダイレクトに響くのか。
失った言葉は、
宙を舞い、
やがて、
時間をかけて地上に降りてくる。
その時やっと、
結弦くんの描いた世界を、
自分の言葉に写し取っていけるのかも、しれない。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210106/08/tuk-masa/c6/cd/j/o0792100014877677106.jpg?caw=800)
これが、
史上最高のアートを、
史上最高の技で彩ってみせてくれる、
それを語れる言葉なんて、
そうやすやすと、
みつかるはずはない。
そして、
同じ時代に生きていることに、
また今日も、感謝。
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