先日の記事『女性自身、週刊女性 ゆづ祭り? レビュー』でレビューした女性自身記事が、
Web版で来ました。
案の定、ファンが関心を持つスクープをタイトルにして・・・。
◆羽生結弦がしていた巫女舞見学…教授明かすゆづ流演出の裏側
女性自身2021年01月21日15時50分
https://jisin.jp/sport/1941538/?rf=2 (元記事) https://news.yahoo.co.jp/articles/0b0cdc7da2659bec86b0bb0d2135b955dd98a1b9 (Yahoo!ニュース)
この記事には、
西村教授のお話の前段として
捏造記事がついているので、
(レビューで指摘済)
元記事はクリック不可案件です。
西村教授のお話のみ、
こちらに載せておきますね。
(章の冒頭のネイサン煽りも削除)
↓↓
■ゼミ教授明かす羽生の“巫女舞”見学
フィギュアスケート評論家の佐野稔さんは、日本人である羽生ならではの演技だと指摘する。
「羽生選手の新プログラムは、SPはロックで西洋音楽の流れをくんでいますが、フリーの『天と地と』は日本調です。SPを“導入”、フリーを“完結”と見立てるとすると、西洋から入ってきたフィギュアを日本人である自分の中で昇華させて大きく開花させた、というストーリーを感じます」
新プログラムに、ある“日本の伝統”を取り入れているのではないか、と教えてくれたのは、羽生の大学時代の指導教授である、早稲田大学人間科学部人間情報科学科の西村昭治教授だ。
「羽生さんから“巫女舞に興味があって、詳しく見学させてもらった”という話を聞いたことがあります。大学入学前後のころの話だったと思います」
巫女舞とは、神道で神事の際に奉納される舞だ。
「巫女がぐるぐる回転して舞台をあちこち移動しながら舞う様子にフィギュアスケートに通じるものを感じたのかもしれません。自分のフィギュアスケートにオリジナリティを出すために、それを前の『SEIMEI』や今回の『天と地と』の表現に取り入れたんじゃないかと思うんです」(西村教授)
(記事結びも、ネイサン煽りなので、削除)
「女性自身」2021年2月2日号 掲載
巫女舞は、
お宮参りの時に、
目の前で見せていただいたことがあるのですが、
そもそも、正確なところは解ってないので、
Wiki見てきました。
◆巫女舞
古代日本において、祭祀を司る巫女自身の上に神が舞い降りるという神がかりの儀式のために行われた舞がもととなり、それが様式化して祈祷や奉納の舞となった。前者(「神がかり系」)においては古来の神がかりや託宣の儀式の形式に則って回っては回り返すという動作を繰り返しながら舞うことなどで
ひゃー、
これって、ツイズルやスピン満載の結弦君のエキシビナンバーと重なるじゃない・・・・
その身を清めてからその身に神を降すという、その古態を残すところもあるが、現在では優雅な神楽歌にあわせた舞の優美さを重んじた後者(「八乙女系」)がほとんどである。
うわ・・・・「その古態」って、結弦くんの、手を合わせるルーチンと重なるよ・・・・。
巫女舞の原点は、降神巫(こうしんふ)による神がかりの儀式にあったといわれている。採物を手にした巫女がまず身を清めるための舞を舞い、続いて右回り左回りと順逆双方に交互に回りながら舞う。やがてその旋回運動は激しくなり、しだいに巫女は一種のトランス状態に突入して神がかり(憑依)、跳躍するに至って、神託を下すことになる。
って、これ、まさにバラ1
実際に目撃したという巫女の神遊(神楽)はまさしく神と舞い遊ぶ仙人のようだったと、記している。また、少し後の時代に属する『梁塵秘抄』にある「鈴はさや振る藤太巫女」にも鈴を持ちながら舞い踊る巫女が登場する。
うわー、ホプレガが目に浮かぶ・・・・。
そして、
SEIMEIの中盤の、
シャーンのところね、鈴持って待ってるよね?
うわーーーー。
なんかもう、結弦くんの演技が、
古代の、本来の巫女舞過ぎて、
ドキドキが止まらなくなってきた・・・。
明治維新での「巫女禁断令」で、古代からの託宣を行う憑依系巫女舞は失われたけど、
(柳田國男時代の話として)「神がかり」の系統を受け継いだ古い形の巫女舞を残している神社も僅かながら存在している、
というので動画を探したんですが、
見られたものは「古い形の巫女舞」ではなくて、
新しい系統のものばかり・・・。
ま、当たり前か。
もし、密かに受け継がれてたとしても、
安々と部外者に撮影させたりは、しないよね
結弦くんが見学させてもらったのも、
こんな感じのかな?
◆仙台神社の巫女舞(動画)
https://www.facebook.com/watch/?v=314144969608448
動画の後半で、
手にした鈴を高く掲げてシャンっと鳴らし、
手が中空で弧を描く場面があるんですが、
これって・・・・
SEIMEIの鈴を鳴らすシーンそのものでは・・・・
昭和時代までは憑依系の巫女舞が伝わっていたという、
島根県の美保神社の巫女舞にも、
鈴を鳴らす場面があります。
ぐるぐると優美に回ってらっしゃいます
という訳で、
西村教授の「巫女舞」という一言が、
こんなにも、結弦くんの演技の土台に食い込んできていたのかと、
びっくり
恐らくは、たった1回のインタで得た情報を、
小出しにして記事にしてるだろう女性自身。
貴重な記事を読ませてくれるのは嬉しいけど、
どうか、捏造エピソードと抱き合わで読ませることは、
止めて欲しいと、
切に切に願うのでした。
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以下、おまけ。
前記事に書いたピルエットの続報。
新プロ記事はあるけど、写真は四大陸のカーマイケルさんのSEIMEIだったって。紀平ちゃんも同様で、と。
そうかあ、結弦くんにだけ不可解な載せ方してる訳じゃなくて、
・・・なんていうか、そういう編集方針だった、ってことらしい。
アマビエさま、お願いします
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