東スポのモヤ記事、もしや全日本のお仕置き??? | 見上げれば、青空 ~羽生結弦選手に夢を託して~

見上げれば、青空 ~羽生結弦選手に夢を託して~

励まされ、受けとめられて、初めて人は、生きていけるのかな?

コメント、嬉しいです。
励まされないと、何もできない性質なので・・・・。
って、いきなり弱気?

フィギュアスケートの羽生結弦選手を応援しています。

苦しい程に結弦くんが好きな方、ようこそ!

先日の記事でモヤ記事として指摘したAERAの野口氏記事が、Web版出たのでオマケにはりました。

全米が終わりました。
ま、色々、呆れてますが。

で、ちょっと自分用に残しておきたい記事をピックアップ。

東スポのフィギュアスケート記事には、
結構良いものが多かったのですが、

たとえば、全日本のスピンノーカンについて、
はっきり疑問を呈したのは、東スポだけだった。


だけど。。。。
昨日UPされた全米記事は、ダメダメだった。
(だからUTLはリンク切っておきます。)


まずね、タイトルからして、
ネイサンの方が結弦くんよりも上、という印象を醸してる上、

全米のネイサンの写真を持ってるにも関わらず、
リンク表示にとどめ、

記事にバーンと載せたのは、
結弦くんがネイサンに負けた時の写真。

内容に無関係な2019年の写真をわざわざ、載せる悪質っぷり。

しかも、その写真というのが、リンク融解疑惑のさいたまワールドでの表彰台のツーショット。

「一昨年の世界選手権ではチェン(右)が金メダル、羽生は銀メダルだった」ってキャプションまで付けてる。

悪質な売文記事の可能性大。


タイトルや写真しか見ない人への印象操作を最大にするような常套手段を使ってる。

という訳で、資料として全文貼りました。
突っ込み付き。(赤字部分)


◆フィギュア「全米優勝」ネーサン・チェンの演技に見えた羽生結弦との差
1/18(月) 23:30配信 東スポWeb


 17日(日本時間18日)にフリーが行われたフィギュアスケートの「全米選手権」男子は、2018、19年に世界選手権を連覇したネーサン・チェン(21)が優勝し、71年ぶりの5連覇を達成して幕を閉じた。


一昨年の世界選手権ではチェン(右)が金メダル、羽生は銀メダルだった
↑↑なぜに、今、これを貼る? しかも、ネイサンに負けた件を強調するキャプションつけて。ここには今回のネイサンの写真を貼ればいいだけなのに。ネイサンは↓にリンクするだけってねえ・・・・。そりゃ、ネイサンの写真を載せてもアクセスも売れ行きも、上がらないでしょうけど・・・

【写真】全米選手権で5連覇を達成したチェン

 まずはショートプログラム(SP)で圧巻の演技を披露。フリーは冒頭の4回転ルッツこそ着氷でステップアウトして手を突くミスがあったが、その後は4回転フリップ―3回転トーループのコンビネーションを無難に成功させると、3回転ルッツ、4回転サルコー、4回転トーループからの3回転フリップ、4回転―3回転トーループのコンビネーション、最後はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)も鮮やかに決めた。

↑↑
結弦くんの演技を見慣れてるから、高さのないクワドには、全然ワクワクしないんだよね・・・。だからまあ、「無難」という表現には同意するけど、3Aのプレロテも、鮮やかと書かれると・・・(;´Д`)


ステップ、スピンも全てレベル4を獲得。合計322・28点で、2位のビンセント・ジョウ(20)に30点以上の大差をつける圧勝だった。

 こうなると、3月末に開催予定の「世界選手権」(スウェーデン・ストックホルム)で羽生結弦(26=ANA)との決戦の行方に注目が集まる。五輪2連覇中の王者・羽生は一足先に昨年12月の「全日本選手権」で優勝。その時の得点が合計で319・36点で、今回のチェンのスコアに2・92点及ばない。この差をどう見るか。

 周知のとおり全日本選手権も全米選手権もローカル大会のため、得点は国際スケート連盟公認にはならない。そして、ローカル大会の得点はやや甘めに出る傾向があるため、今回の両者のスコアがどこまで世界選手権に反映されるかは微妙だ。
↑↑
国内大会で甘め採点ってことを書いてくれたことは、大いに評価する。ありがとう!!

全米も全露も”ウチの子凄いでしょ選手権”。

なのに、そこで出た点数が、その後のISU公式試合に影響するのが困ったもの。なぜジャッジは「ナショナルは非公式記録でしかない」って事実を無視するの???

で、その「ローカル大会の得点は甘め」が常識というのも、日本以外での話。日本では何故か、多くの選手に辛め採点が行われ、一部の選手には、いつも「見逃し爆盛り」があり、さらに一部の選手には激辛採点。

まさに、その激辛採点を受け続けてきた羽生選手を、この文脈で挙げるのは、「羽生も甘めに採点されてる」という印象操作の対象だってこと。ひどいや。


 まずは羽生。全日本のSPは103・53点にとどまり、技術点は56・21点と低かった。この原因はスピンの一つがまさかの0点。これはシットポジション(足を替えて座るスピン)の不成立という理由だった。これは羽生自身も修正可能という見解を示しているため、同じミスを繰り返すとは考えにくい。

↑↑
このノーカンについては、海外の専門ジャーナリストやOBOG、日本でも解説陣も「理由がわからない」と口を揃えるほどの重箱隅案件。もし、このスピンをノーカンにするのなら、ノーカンや大幅減点を受けるべき選手が何人もいるのに、他選手は、ほぼスルー。この不可解な激辛採点について言及せずに、ネイサンとの点差を語るなど、スポーツ紙として、あり得ない話。


 フリーは全てのジャンプを成功させ、大幅な加点を獲得。

↑↑
大幅な加点といっても、他選手よりも合計としての加点が大きかったというだけで、個々の加点の内容を見れば、本来5を付けるべきところを4とか2とかしか付けてないジャッジがいて、正当に評価された訳じゃないのに、沢山加点されて良かったねー的なのは、お花畑でしかない。


215・83点をたたき出したが、これでもまだステップはレベル3止まりだった。これが今季初戦、しかもコーチ不在だったことを考えれば、かなりの伸びしろが期待できる内容だった。

 一方、今回のチェンはSPが抜群の出来だった。ジャンプのノーミスに加え、ステップは全てレベル4。フリーの冒頭のジャンプさえミスしていなければ330点台に届いていた。

 ただ、SP、フリーともにスピンがやや甘めの採点。特にSPについてはレベル3と思われたものが、最終的にはレベル4に引き上げられていた。さらにフリー前半のジャンプもあまり高さが出ていなかった。世界基準の採点では厳しく見られる恐れがある。

↑↑
甘めの採点、と遠慮がちではあるが、甘めと書いたことは評価できる。でも、甘すぎる採点なんだよーーーー!!


 羽生にない多彩なジャンプで得点を重ねるチェンに対し、

↑↑
多彩ではなく、ジャンプに特化して、と書くべきだよね、ネイサンは。種類数としても、ネイサンはループは、結局、1度試しただけだっけ?結弦くんはルッツも跳んだばかりだよ。
このような書き方をすると、結弦くんは跳べるクワドの種類がネイサンより全然少ないように見えちゃうよね。多彩なってイメージだったら、クワドコンボの種類が豊富な結弦くんの方が、相応しいくらいなのに。


フィギュアスケートの本質でもある「演技」の部分でチェンを凌駕(りょうが)する羽生。新型コロナウイルスの猛威が収まらない中、まずは世界選手権が無事に開催されることを願うばかりだが――両者のハイレベルな戦いはステップやスピンといった細かな部分が勝敗を分けそうだ。

↑↑
勝敗を分けるのは、二人の演技内容じゃなく、ジャッジの姿勢でしょうに。ルール通りに採点するか、それとも、何等かの意図や圧力によって、ネイサンへの爆盛りを続けるか、ってことだよね?


https://news.yahoo.co.jp/articles/6db1347e74f37b72ed21f0ace1d153500aef22ae



あー、もしや。

全日本で、結弦くんのノーカンに噛みついたのは、東スポだったでしょ?

だから、ト●タあたりから、
広告を引き上げるぞとか、

何か、ネガティブな働きかけでもあった?

それで大慌てで忖度記事を書いてる????


何にしても、

自国の英雄をサゲ、

他国選手をアゲアゲしなくはいけないとは、

非常に、悲しいことです。




▶︎▶︎メルカリ登録 こちら◀︎◀︎
招待コード入力
UNVKVG
虹登録時入力で500円貰えます虹




↓ゆづ本レビュー:まとめ中↓



季節限定フィナンシェ
いちご&ショコラ

※ROOM「ANAショップ応援」





日々の励みです虹
ランキングボタン↓にも、ぽちっと願いしますm(__)m


フィギュアスケート人気ブログランキングへ






【前記事】
Life23追加情報/通信DXに確認した件2つ
ゆづボトル / うたしん解消…( ノД`)
【一昨日までの記事】
あの日、彼を救ったのは、”阪神淡路大震災からの復興”
沼落ちの瞬間~Afloカメラマン「天使」「魂の叫び」
表紙続々♪スケーターズ、Numberほか~個人的期待感などなど
最高だよお(*T^T) 通信DX 全日本選手権2020 最速特集号
FLY YUZUタオル販売に関心のある方へ
もはや競技名が「羽生結弦」/ マガジン感想その3
レビュー『フィギュア・スケーターズ 20』
レビュー:婦人画報 2021年 01月号 増刊 羽生結弦特別版
ロッテゆづキャンペーンまとめ!! GUM&GO、マスクケース(店頭&オンライン)



※アメンバー限定記事を読みたい方へ
 こちらを必ずお読みください。
 →「お願い事項」
※コメントポリシー


以下、オマケ

先日の記事で指摘し忘れてたのだけど、
前半の記事の「暗闇の底に落ちる感覚」のきっかけになった「みんな」として、結弦くんは特に選手名を挙げてないのに、
野口氏は、わざわざネイサンの名をまず書き込んだのは、
なんか、印象的(つまりは、嫌み攻撃)でしたね・・・。


◆「トリプルアクセルすら跳べない時期あった」 羽生結弦のコロナ禍での葛藤〈AERA〉野口美恵 2021.1.16

 昨年末に開かれたフィギュアスケート全日本選手権で羽生結弦選手が完全勝利をおさめた。コロナ禍という異例の事態のなか、羽生は「暗闇の底に落ちる感覚」だったという。AERA 2021年1月18日号では、羽生選手が「全日本」前の心境を吐露した。

【写真】エキシビションで優雅に舞う羽生結弦

*  *  *
 今季初戦となる全日本選手権で、羽生結弦(26)は、フリーの演技を終えたポーズのまま10秒間、リンクの中央で天井を見つめた。心の中でつぶやく。

「すごくいろいろな力をもらえたな。戦い抜いたな」

 ショート、フリーを通じて6本の4回転を含む全ジャンプを降りる、圧巻の演技。総合319.36点で、参考記録ながら今季世界最高得点での優勝を決めた。さらりとやってのけたようにさえ見えたが、実際にはこの10カ月は、葛藤の連続だった。

 羽生が最後に公式戦で滑ったのは昨年2月の四大陸選手権。3月の世界選手権はコロナ禍で中止になり、帰国後はコーチ不在のまま自主練習を続けてきた。

 最初の葛藤は、グランプリシリーズの辞退だった。自身の感染リスクに加え、関係者やファン、コーチに気を使った。

「私が動くことによって多くの人が移動し集まる可能性がある」とコメントし、自らが「出場しない」という犠牲を負った。

■暗闇の底に落ちる感覚

 ところがシーズンが始まると、米国のネイサン・チェン(21)や中国の金博洋(23)、日本でも若手の鍵山優真(17)らが、各地域の試合で活躍。嫌でもニュースは耳に入った。

「僕の中に入ってくる情報は、やっぱりみんなすごく上手で、うまくなっていて、1人だけ取り残されているような、暗闇の底に落ちていくような感覚がありました。なんかもう1人でやるのやだな、疲れたな、もうやめようとも思いました」

 試合があれば評価を得ることで課題も見つけやすい。コーチがいれば、客観的なアドバイスももらえる。しかし10カ月間も1人で過ごした羽生は、かつてない孤独の状態に陥った。

「毎日1人でコーチなしで練習していました。家族以外とは接触もしていません。1人で悩み始めると、負のスパイラルに入りやすいなと思いました。昨季に宇野昌磨選手が1人でグランプリシリーズを戦った時『やっぱり難しいんだな』と思いましたし、僕自身も昨季のグランプリファイナルで、ショートは1人でやってうまくいかなかった経験がありました」

【写真】ショートでは、黒い衣装で新たな魅力を見せた。大会参加について、自分や周囲の感染リスクを心配しつつも、「世界選手権への僕自身の希望を繋ぐために出させていただいた」と語った 


 精神的に追い込まれると、技術にも影響が出るもの。

「どん底の時期は結構長くて、10月終わりくらいまでありました。どん底に落ちきって、トリプルアクセルすら跳べなくなった時期がありました」

 暗闇の底にいたというその時期。羽生は古い二つのプログラムを踊ってみたという。それは8~11歳の頃に滑っていた「ロシアより愛を込めて」と、エキシビ曲「春よ、来い」。スケートがただ大好きで滑っていた気持ちを取り戻し、多くの人々に力を伝えたいという現在の思いを再確認したかったのだろう。

「両方のプログラムをやった時に『やっぱりスケート好きだな』って思ったんです。『スケートじゃないと自分はすべての感情を出し切ることができないな。だったらもうちょっと自分のためにわがままになって、競技を続けてもいいのかな』って思った時が、ちょっと前に踏み出せた時です。その頃から、コーチたちにビデオを送って『こんなふうになっているんだけど、どう思いますか』とアドバイスをもらったり、頼ることができはじめたんです」

■明るい曲のほうがいい

 調子を取り戻していくなかで、新プログラムも磨いていった。ショートは、ジェフリー・バトルが選曲したロック「Let Me Entertain You」。ただ、リモートで細切れに振り付けしていくには、やはり苦労があった。

「まず最初にステップだけ送られてきたんですが、場所も反転させたり、音の取り方や手の振りは自分でほとんどアレンジしました。ジャンプも『自分のタイミングだったらこうかな』と、試行錯誤してやってきました」

 振付師に頼れないぶん、自分のこだわりを詰め込んだ。

「こだわったのは押し引きみたいなものです。みなさんが見ている中で、呼吸ができる場所、心からノリ切れる芸術性みたいなものを考えながら振りを入れました。自分の代名詞のハイライトになるところは(『パリの散歩道』から)ひっぱってきた部分もありますし、このプログラムの音にどういう振りを入れるかを大事にしました」

 羽生の十八番であるブルースロック「パリの散歩道」からひっぱってきたのは、長い手足を生かしたポーズ「ヘランジ」。ファンの心をくすぐる一曲を仕上げていった。

「最初はピアノ曲を探していたんですが、ニュースや世の中の状況をみているなかで、やっぱり明るい曲のほうがいいなと。ちょっとでも明るい話題になったらなとこの曲に決めました」

(ライター・野口美恵)
※AERA 2021年1月18日号より抜粋
"https://news.yahoo.co.jp/articles/30865f590bf7ca216a669635a97489a1a6b4850f
https://dot.asahi.com/aera/2021011400016.html?page=1





◆羽生結弦「声援を心の中で再生した」 コーチ不在の全日本も渾身のプログラムで魅了〈AERA〉
1/17(日) 11:32配信
 昨年末のフィギュアスケート全日本選手権でコーチ不在にもかかわらず王者奪還を果たした羽生結弦選手。華麗で力強い演技は見る人に勇気を与え、王者はまた一つ壁を越えた。AERA 2021年1月18日号では、羽生選手が今シーズンのプログラムに込めた思いを語った。

【写真】フリーは複雑な葛藤を表現した。「コレオシークエンスの時は『もう戦いたくないけれど、(味方を)守らなくてはいけない』という意味で戦うシーン」と解説した (c)朝日新聞社


【写真】エキシビションでは、松任谷由実の名曲「春よ、来い」のピアノに合わせ優雅に舞った。フィナーレでは紀平梨花と一緒に片手側転を決めるシーンも

*  *  *
 みんなを笑顔にするショートとは対照的に、フリーは自己解放の場とした。心の奥にある「自身の葛藤」をいかに表現し、自身を救い、また葛藤する人々に寄り添うことができるのか。選んだのは上杉謙信を主人公にしたドラマ「天と地と」のテーマ曲だった。理由は、謙信に「共感」があったからという。

「彼の中にある、戦い方の考え方や美学など、価値観が似ているのかなと思うところがありました。犠牲があることへの葛藤だったり、最終的に出家された悟りの境地のようなところまで。僕自身が、戦っても勝てなくなったり、苦悩に駆られたり、また僕が1位になることで誰かの犠牲があることを感じながらやっていたので。今、この世の中、戦わなきゃいけないことがたくさんありますが、何かちょっとした芯みたいなもの、戦いに向かっていく芯みたいなものが見えたらいいなと思います」

 編集にも力を注ぎ、別の和風の音源から琴や琵琶の音を持ってきて織り交ぜた。これほどまでに、選手自身が編集に関わるのは異例のことだ。

 ショートで「明るく生きる力」を、フリーでは「悩みながらも戦う力」を伝える──。使命をまとい迎えた全日本選手権。320日ぶりにファンの前に姿を現した。黒のライダースジャケットと黒革風パンツという新しいイメージの衣装。会場からは、声援でなく拍手が起きた。

「そういえば、声は聞こえないんだなあということを感じました。逆に(以前)新プログラムや新衣装を見たときに掛けてくださった声援を心の中で再生して、新しい応援の受け止め方をしていました」

 4年ぶりのロックに、観客は冒頭から手拍子でノッていく。力強い曲調のなか、冒頭の4回転サルコーも4回転トーループも、勢い余ってやや回りすぎの状態で着氷。それでもベテランの技術力でうまく流れを作り、高得点に繋げた。ショートは103.53点での首位発進。

「楽しむことはできました。でも点数的にはいい演技だったとは言えない内容だと思うので、修正しながら頑張りたいです」

■思いを演技で具現化

 翌日のフリーは「天と地と」。衣装は青緑色の美しい着物風で、花や鳥が舞う可憐な装飾や柔らかな生地感が、妖艶な美しさを感じさせる。羽生自身も演技には「しなやかだからこそできる鋭さ」をこめたという。

 冒頭の4回転ループを軽やかに降りると、残る4回転サルコーやトーループは「自信があった」。4回転4本の高難度プログラムにもかかわらず、ジャンプは音楽に溶け込みストレスを感じさせない。戦いと葛藤のはざまを揺れる魂が、その炎を燃やしているような演技だった。

「自分が(自分を)違うところから見ていた感覚でした」

 フリーは215.83点。得点をみてうなずくと、

「みんな健康で帰ってください」

 と会場に向かって叫んだ。

「ジャンプを完成させないと、プログラムの一連の流れとして伝えたいものも伝わらなくなってしまいます。今日はジャンプをシームレスに跳べたのが、表現として完成できたところです」

 その上で、前夜のショートについても語った。

「昨日の演技はちょっと粗削りだったと思います。『ジャンプ跳べたぜイエーイ』みたいのじゃなく、ロビー(・ウィリアムス)なら、もっとスマートな余裕のあるロックにしたいというのが反省点です」

 いかに余裕を醸し出せるか。もはやジャンプがパーフェクトであることは大前提という境地に至っている様子だった。

 羽生にとってコロナ禍での10カ月は、葛藤の末に何かを掴んだ時間になった。試合に出たくても自粛し、孤独に耐え、それでも人々に伝えたい気持ちと自身がスケートを大好きだという気持ちがある。すべての感情をのみ込み、あふれる思いを二つの演技で具現化したこと。それが何よりの勝利だった。

 2日後のエキシビションでは、自身を葛藤から救ってくれた「春よ、来い」を演じた。

「この世の中に一番伝えたいメッセージ。少しでも心が温かくなる演技がしたかった」

 自己犠牲の先に見いだしたのは、みんなを幸せにしたいという気持ち。26歳の羽生は、また一つ、新たな壁を越えた。(ライター・野口美恵)

※AERA 2021年1月18日号より抜粋

https://news.yahoo.co.jp/articles/3d834da71d252b4adca69a768a664f914e634ec4
https://dot.asahi.com/aera/2021011500012.html?page=1






アマビエさま、お願いしますお願い

左から、リアド・サトゥフ氏ねこまさむね水木しげるさん

東日本大震災クリック募金
令和元年台風第19号災害クリック募金
令和2年7月豪雨災害クリック募金



修正後・フィギュアスケート人気ブログランキングへ