【第十四話】ことわざ「1ガロンの○○よりも、一滴の△△△△の方が、多くの□□が取れる」 | 不動産投資で人生を自由に豊かに描く!「ライフデザイン実践会」

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わたしはど素人からスタートとして5年で家賃収入1500万円を達成し、2012年9月サラリーマンを卒業しました。ライフデザインの手段として不動産投資は最適です。不動産投資のノウハウや有益な情報や人生を豊かに描く方法をどんどんシェアしていきます。


From:ななころ

プライベートオフィスより

◆『人を動かす』を7回を読むプロジェクト

日本を代表する商売人が、

「この本は良い!」

「私の本を読むぐらいならこの本を読め!」

「7回は読みなさい!」


というほどの名著。


「人を動かす」(デール・カーネギー)

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しかし、簡単なようでいて難しい。

なかなか7回も読むことができない。

さらに言うと、1回すらちゃんと読むことができない。。。


ということで、1話づつクイズ形式にしてブログでシェアすれば、ななころが本の内容を理解しながら読み進められるのではないか!?

ついでに、ブログの読者のために役立つのではないか!?


と思い立って始めたプロジェクト。


「『人を動かす』を7回を読むプロジェクト」


「不動産投資のブログなんだから、不動産投資に関して発信してよ」と文句が出そうな企画(笑)。

自己啓発系に興味の無い方や毛嫌いしている人は、どうか読み飛ばしてしまってください。

(毎週1回だけの配信の予定です。)


とはいえ、人生をより良く描くには人間関係を良好に保つことが不可欠。


「人の動かす」の原文タイトルは、

「How to win friensd and infulence people」

(友と影響力のある人を獲得する方法)



ブログ読者様と一緒に「人を動かす」を読み進めながら、良好な人間関係を築いていきたいと考えている次第です。

 

 【第一話】日本一の商売人が「7回読め!」と言った本とは?

 

 【第二話】アメリカの最も偉大な大統領リンカーンが、良好な人間関係を保つために大切にしていた言葉は?

 

 【第三話】人を動かすためのたった1つの秘訣とは ?


 【第四話】「人の立場に身を置く」とはどういうことなのか?


 【第五話】数年間ずっと断られ続けてきた営業マンが、相手の方から「買うよ」と言われるようになった秘訣とは?

 

 【第六話】人生を強力に変える「◯◯」の効果とは?

 

 【第七話】少年時代の成功体験にもととなる、鉄鋼王アンドリュー・カーネギーの成功の秘訣は何か?

 

 【第八話】歴史的なアメリカ女性誌を作り上げた人物が、少年時代にアメリカ中の成功者とつながった秘訣とは?


 【第九話】史上最年少42歳でアメリカ大統領になったルーズベルトが考えていた「人の心をとらえる近道」とは?


 【第十話】人間関係の重要な法則「相手に重要感を持たせる」その具体的な方法は? 


 【第十一話】相手と議論になった時、この世にただ1つ最善の解決策とは?


 【第十二話】相手が明らかに間違っている時でも、意固地にさせず、誤りを認めさせて、納得してもらうには?

 
 【第十三話】自分の非がある時、相手がすんなり許してくれるためには?

 

 

 


◆カーネギーからのクイズ #013


ある技師の男が、アパートの家賃を下げてもらいたいと大家さんに交渉したいと考えた。


しかし、この大家さん、頑固者で有名。

他の入居者もことごとく交渉に失敗していた。


ところが、この「人を動かす」に書かれていることを実践してみたところ、大家さんの方から「家賃をを少し下げよう」と言ってきた。

さらに、「部屋の装飾を変えてあげよう」とも言ってきた。


さて、この男はどのように大家さんと交渉したのだろうか?

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◆答え

ことわざ

「1ガロンの苦汁よりも、一滴のハチミツの方が、多くのハエが取れる」

A drop of honey catches more flies than a gallon of gall.


この技師の男は、このことわざ通りのことを実践した。


・このアパートの苦情は決して言わない

・管理が悪いなどとも決して言わない

・そして、家賃が高いなどは決して言い出さない

まずはこう心に誓った。


そして、

・このアパートがとても気に入っていること

・管理が行き届いて感謝していること

・もう一年はここに住みたいと思っていること

こう大家さんに素直に打ち明けたのです。


すると、大家さんは自分の苦労を打ち明け始めたのです。

・苦情ばかり言ってくる入居者

・侮辱的な手紙をよこしてくる入居者

・無茶苦茶な言いがかりをつけてくる入居者


そうした入居者のお陰で苦しめられていることを、正直に話し始めたのです。


そして、入居者の方から、大家の立場を理解してくれたことに感謝を示し、そして家賃を下げようとも提案してくれたのです。


一滴のハチミツの方が、1ガロンの苦汁よりも、ハエをいっぱい捕まえることができるということを、実践してみせたのです。


人を説得する原則④「穏やかに話す。」

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◆ななころの体験談と今後の実践
 

この章の冒頭にもある通り、

「相手をやり込めようとすればするほど、自分は気持ち良くなるかもしれないが、決してその人を納得させて動かすことは決してできない。」


このことはこの本で、繰り返し繰り返し述べられています。

人を動かす上で最も大事なことなのだと、この本を読みななころは感じています。


不動産投資において、書籍やネットの情報では、

「物件の悪いところを指摘して値下げ交渉をする」

ということが書かれていたりしますが、これはよほど注意しなければなりません。


ななころの失敗談として、購入を検討していた物件で、「建物がひどい状態なので、○○円の修繕が必要なこと」を正直に伝えたところ、破談となってしまいました。

事実だけを伝えるならまだしも、売主との軋轢を生んでしまったのです。


そして数ヶ月後。。。

ななころが購入しようと考えていた金額よりも、さらに安い金額で売買が成立していたことを知ったのです。


もう数年前の話ではありますが、この物件を買えていたら、今ごろはもっと安定した経済基盤を確立できていたことでしょう。

今でも悔やまれる1件です。


ですから、今回この著書から学んだこのことわざをいつまでも教訓として、胸に刻んでおきたいと考えている次第です。


「1ガロンの苦汁よりも、一滴のハチミツの方が、多くのハエが取れる」

A drop of honey catches more flies than a gallon of gall.



◆編集後記

このことわざに出てくる「1ガロン」ってどのくらいの量なのだろう?と思って調べてみました。

 

1ガロンは、イギリスとアメリカが違っていて、それぞれリットルに直すと以下の通りだそうです。


 英国=4.545リットル


 米国=3.785リットル



もともとガロンはイギリスの単位だそうですから、4.5リットルが正式なのでしょう。

1.5リットルのペットボトル3本分ですね。


人間関係において、こういった「単位の違い」のような小さなミスコミュニケーションによって、いざこざがよく起こるものです。


特に夫婦喧嘩や親子喧嘩でよく起こりますよね。

片方が「これは絶対に1ガロン」と言い張り、もう一方が「これは絶対に4.5リットル」だと言い張って喧嘩になったりするのです。


「どっちが正しいか」の勝ち負けの土俵になってしまうのです。

本当はどちらも正しいことを言っているのにも関わらず。。。。


今回の章もあらため気づきの多くありました。