From:ななころ
プライベートオフィスより
◆人を動かすことの難しさ
新型コロナウィルス感染拡大の影響を受けて、国民や事業者の心を引き留めようと、政府はさまざまな対策を打ち出し必死です。
TVやニュースは、Youtubeやネットニュースに流れている人たちを取り戻そうと、不安を煽り視聴率を稼ぐのに必死です。
経営者はこれ以上自粛していたら会社が回らなくなると、従業員を働かそうと必死です。
一方で、従業員は「こんな状況下で働かすなんて!?怒」と経営者を非難し、会社が休みになるように必死です。
多くの人が「人を動かそう」と必死なのです。
しかし、人は他人から動かされようとすればするほど動きたくない動物です。
ましてや心を操って動かそうとする人に嫌悪すら抱きます。
それが正しい方向であっても・・・
人を動かすのって本当に難しいと、多くの人が感じているのではないでしょうか!?
◆日本一の商売人と言えば?
ところで、日本一の商売人と言えば、あなたは誰を思い浮かべますか?
松下幸之助さん?
日本マクドナルドの藤田田さん?
ソニーの森田昭夫さん?
京セラの稲盛和夫さん?
さまざまな人が思い浮かぶと思いますが、ななころは「銀座まるかん」の創業者である斎藤一人さんが思い浮かびます。
斎藤一人さんは1993年から12年連続、長者番付10位以内というものすごい実績をだされた真の商売人。
1997年・2003年と納税日本1位になったほど、利益を出されている人です。
優しく平易な言葉で語りかける著書やYoutubeを聞き、身近に感じるからでしょうか。
ビビ~ンと電流が走ったような衝撃を受けるからでしょうか。
ななころの中では大きく影響を受けている人です。
間違いなく、多くの人の心を動かしている人です。
◆日本一の商売人が7回読めという本は?
その斎藤一人さんが、著書「強運」の中で、こんなことを語っているのをご存知でしょうか。
「一人さんの本を読む時間があったら、”この本”を7回読みなさい。」
”この本”とは何でしょうか?
それが、かの有名なデール・カーネギーが書いた「人を動かす」という本なのです。
1936年に初版が発行されたほどの古い本。
日本一の商売人が自分の著書を差し置いてでも「7回読め」と言っている訳ですから、しっかり7回読んだら、きっとものすごい人間になると思うのです。
なんと言っても、日本を代表する商売人からのアドバイスなのですから。
=== 斎藤一人「強運」より ===
私は、本を何冊も出しています。
でも、お弟子さんたちに、一人さんの本、読みな」って、勧めたことはめったにありません。
「一人さんの本を読む時間があったら、カーネギーの『人を動かす』を七回読みな」って言っています。
その人が『人を動かす』を読んで、成長してくれれば、私は嬉しいんです。
自分の本が売れることなんかよりも、その人を助けたいって、私は真剣に思っているんです。
あの本を読んで、中身を変えてほしいんです。
自分の中身を入れ替えれば、あらゆる悩みはなくなります。
私が「『人を動かす』を七回読みな」って言うと、「えっ、七回もですか?」って言う人がいます。
でも、七回読むのって、そんなに大変でしょうか?
大学に入って卒業するのって、四年かかります。膨大な学費もかかります。
でも、『人を動かす』を七回読むと、大学に三回入ったくらい、役に立つと私は思います。
お金も一冊の本代だけ。
こんなにおトクな勉強法はありません。
私はいままでに、何千冊と本を読んできました。
でも、『人を動かす』以上にいい本って、ありませんでした。
この本は、すべてのことの「基本」なんです。
(P.141〜142)
◆本当に7回も読んだ人いますか?
この本はあまりにも有名で、邦訳500万部突破の歴史的ベストセラーですから、きっと手に取られた方も多いことでしょう。
1度ぐらいは読まれた方もいるかと思います。
しかし、ほとんどの人が途中で挫折したのではないでしょうか。
すべて読んだ人でも、熟読して7回も読んだ方が果たしてどのくらいいるのでしょうか?
さらに、本を読み流すだけではまったく意味がありません。
実際に本に書かれている内容を、行動まで移した方はどのくらいいるのでしょうか?
なぜなら、とにかく読みにくいのです。。。
難しいことは一切書書かれていないのですが、昔から偉い人が言っているような、どこかで聞いたことのあるような有り難いストーリーが続くのです。
登場人物もカタカナの人が何人も何人も登場してきて、とにかく頭に入ってきにくい。
ななころも何度も挫折しました。
◆頭に入ってこないなら・・・
「人は教えることによって、もっともよく学ぶ」
教育界ではよく言われている言葉です。
教えるというとおこがましいのですが、ななころは自分の不動産投資の体験や気づきを勉強会でシェアすることで、自分自身を成長させてきました。
ライフデザイン実践会を立ち上げてすでに10年以上が経ち、延べで5千人ぐらいの人たちの前で、不動産投資や自己投資につながる情報をシェアしてきました。
人前で話すには誰よりも理解していなければならず、誰よりも学習することになります。
結果的に大きく成長することができたのではないかと考えています。
ですから、「人を動かす」という本が読みにくく、入ってきにくい本なのであれば、それをブログで1章づつクイズ形式でシェアしようと思ったのです。
クイズ形式でシェアすることで、ななころ自身が内容の整理ができます。
さらに普段ブログを読んで下さっている読者さんにも読んで頂けにも役立てるのであれば、こんなに最高のWin-Winはありません。
それではさっそく、Part1.1「盗人にも五分の理を認める」からの出題です!
◆カーネギーからのクイズ #001
アメリカの最も偉大な大統領とも言われるエイブラハム・リンカーン。
「人民の人民による人民のための政治~」で始まるスピーチはあまりにも有名です。
リンカーンの死の間際、配下から、
「ここに横たわっている人ほど完全に人間の心を支配できた者は、世に二人といないだろう」
と言わしめたほど、人間の心を巧みに捉えるのが上手だと言われていました。
さて、その卓越した人間関係スキルを持っていたとされるリンカーンも、過去に人間関係をこじらせて大失敗を犯します。
人から恨みを買い、命を落とすところだったのです。
そして、当時の失敗を教訓として、以降はある言葉を「座右の銘」とします。
私たちが人間関係を良好に保つためにも、常に心がけておきたい言葉です。
その「座右の銘」としていたのはどんな言葉でしょうか?
明日の記事でクイズの答えをご紹介します。お楽しみに♪
◆編集後記
今日は、3月に注文していたMacbookAir2020が届きました!
普段、勉強会用のテキストを作成したり、動画の編集などゴリゴリ作業する時は、2015年に購入したMacbookProを現役で使っています。
もう5年も経ちますが、未だにスペックは問題ありません。
この頃のMacbookはHDMIやSDカードのスロットもあり、とても重宝しています。
さすがMac!
とはいえ、持ち運ぶには少々重い。。。
外出時のちょっとした作業をするためのマシンをほしいと思っていました。
そんな時にMacbookAir2020が3月に突如登場。
薄くて軽い。
しかも大きくスペックアップしていて、一番最小構成でも必要十分なスペックがあり10万円程度。
何より流れるようなフォルがかっこいい。
これは買うしかない!
沖縄旅行中に瞬時に判断して購入しました。
(コロナの影響なのか、商品到着まですごく時間がかかった・・・)
普段からチェックしていると、「買いか、買いではないか」が一瞬で分かります。
不動産投資においても、
普段から物件をチェックしているか?
どれだけ多くの物件をチェックしているか?
によって、瞬時に行動できるかできないかが決まるんだなと感じた次第です。