難敵!剣埼沖のマルイカ
みなさんこんにちは。
昨日はマサさんからのお誘いを受けて久比里のやまてん丸さんからマルイカ釣りに行ってきました。
途中、同行のひでちゃんをピックアップして5時半に現地到着。
予想に反してマルイカ船は空いていて右舷は4名中我々3名が独占できました。
自分の釣座はミヨシから2番目。
仕掛けは直結5本。スタート時は一番上にプラ角8センチを入れてみましたがすぐに外しました。
7時過ぎに出船。
ポイントは30分ほど走った剣埼のはるか沖。
70mほどの水深で釣りスタート。
50号のオモリを投げて仕掛け投入。
着底後底を少し切ってアタリを待ちます。
一流し目不発。二流し目不発。マサさんは既に型を出してる。
三回目の流し。竿先に反応が、、。。
すかさず合わせるとイカが乗った。
久しぶりに感じるイカの重量感。慎重に巻き上げて、
ようやく型見れた。なかなかのサイズで嬉しい。
その後、イカは乗るものの二回連続バラし。
うーん、マルイカは難しい。
それでもなんとか2杯目が取れたのだけどそれからサッパリアタリが出なくなった。
11時半、まだ桶には二つ。ヤバイヤバイこのまま終わってしまいそう。
そこから濃い群れに当ててくれたのか13時半までポツポツ拾えて、6杯になった。
釣れるのは良型ばかり。
たぶん小さいイカのアタリは取れてないんだと思う。さあつ抜けを目指そうと意気込んでみましたが最後の1時間は不発でした。
14時半に沖あがり。
結果6杯。数は冴えないけど型がよかったので救われました。
マサさんは20杯を超えてた。
ひでちゃんは苦戦して3杯。
船中の数字は知らないけど釣ってる人は数伸ばしてそう。
帰港後すぐに帰路へ。
ひでちゃん宅を経由して18時に帰宅できました。
さっそく料理に取り掛かる。
晩餐は、
弁慶マルイカの沖漬けと越乃寒梅。
マルイカ天ぷら。
マルイカ飯。
どれも最高に美味かった。
今回は数は取れなかったけど型がよくって美味しく食べられたので満足です。
今シーズンまたチャレンジしてみようかな。
日立の海で凪倒れ
みなさんこんにちは。ゴールデンウィークいかがお過ごしですか?
自分はみどりの日にマサさんと一緒に日立久慈港の弘漁丸さんへひとつテンヤ真鯛釣りに行って来ました。
朝4時過ぎに現地到着。
やはり好天のゴールデンウィーク、大勢の釣り客が集まって弘漁丸マダイ船は二隻出し。
座席は花札のくじ引きで決めるんだけど、マサさんが引いた札は十一月。11番目に残っていた席は右舷の舳先だけでした。
ともあれ5時少し前に出船。ポイントは日立久慈港を出てすぐ近くの浅場。
5号のカブラにエビ餌を装着して投入。
底まで10m〜15m程なので底は確実に取れるけど船が風に対して横向きに流しているからラインが前方や後方にナナメに出てアタリが取りずらい。いや、アタリそのものがたまにしかない。
それでもボトムをネチネチ探ってると魚が掛かった。
船中最初の本命をゲット。でもチャリコ、型が小さい。ほんとはリリースサイズなんだけど最初の一尾なので桶に泳がせておいた。
まともなサイズが釣れたら後でリリースしょうと。
でもこの日は好天、ベタ凪。
マサさん曰く「少し荒れてる方が真鯛の喰いがいい」んだとか。
これは完全に「凪倒れ」。とにかくアタリが少なすぎる。餌も取られず厳しい釣りに。
忘れた頃に、あ、掛かった!と思ったらカサゴ。
結局、沖あがりの11時半までに釣れた魚はこれだけでした。結局朝方に釣れたチャリコが最後まで桶に残って瀕死の状態で持ち帰りました。情け無い。
マサさんはヒラメとイナダ。本命真鯛は船中数えるほどしか釣れてなかった。
12時には帰港して帰路へ。
ゴールデンウィークだと言うのに常磐道も外環道も空いてて渋滞なしで帰宅できました。
今夜の肴はカサゴの煮付け。
旨いけどね、これ。でもやっぱり情け無い釣りになっちゃった。残念!!
早春のライト鯵
みなさんこんにちは。3月に入ってすっかり春めいてきましたね。釣りをするにもいい季節。
自分は昨日、金沢八景の弁天屋さんへライトタックル鯵午前船に乗ってきました。
5時過ぎに現地到着するとまだ四隅が空いていたので右舷ミヨシに釣座を構えました。
朝食を摂って時間を過ごして7時20分に出船。
釣りのポイントは横浜ベイサイドマリーナの沖でした。
コマセビシにイワシミンチを入れて2本針仕掛けを投入。着底後1mでコマセを振り2mでコマセを振ってアタリを待つ。
このコマセワークを一回の投入で3度行います。
するとビシのイワシミンチがちょうど無くなる寸法です。
船長によると鯵の反応はあるものの活性低くて口を使わないのだとか。コマセワークの後にじっくり待った方がいいとか。
船長の話の通り始めは鯵のアタリが来ません。
コマセが効いてくるのを待つしかなさそう。
そうして5回ほど空振りが続いたあとようやく1尾めが釣れました。
なんだか難しい日に来ちゃったな〜。
それでも海は穏やかで天気もよく気持ちのよい釣り日和ではありました。
鯵が渋いなかじっくりと待ってアタリを出すパターンがポツポツあって少しずつではありますがカウンターの数字が上がっていきます。
サイズは最大で25センチ、食べ頃、美味しそうな真鯵です。
そうして間が開くアタリをなんとか拾って10時50分沖あがり。
結果は本命真鯵が15尾、外道にイシモチ。
船中は2-23。やはり難しい日だったようです。
帰宅後改めての釣果確認。
鯵釣りとしては数が物足りないけど後処理を考えるとちょうどよかった。
夕方には娘夫婦が鯵料理を食べにくるので腕を振るいました。
やっぱり東京湾の真鯵は旨い!
婿殿にも好評でたくさん食べてもらえてよかった。
釣ってヨシ、食べてヨシ、の東京湾の真鯵。
撃沈することもあまりない釣り人の身方ですね。
貴重な1本に感謝
みなさんこんにちは。暦では立春ですがまだまだ寒いですねー。それでもこの土曜日の海の予報がよかったので新安浦港の長谷川丸さんからタチウオ釣りに行ってきました。
タチウオ釣りはいろんな釣り方がありますが、ここ数年は夏にジギング、冬に天秤餌釣りのパターンにしてますので今回は餌釣りで予約しました。
5時半ごろ現地到着するとまだ釣り座は余裕あったので好みの右舷ミヨシから二つ目に釣座確保しました。
長谷川丸さんは第一が天秤餌釣り船、第三号船がテンヤ&ルアー船です。第一長谷川丸には12名の餌釣り師が乗って7時20分に出船。
餌は鯖の短冊ですね。オモリは80号です。
釣りポイントは走水沖。水深70mくらいで釣りスタート。
棚は底付近から10m。自分の誘いはリールハンドル半回転、小刻みなシャクリです。
開始間も無く、シャクってきた仕掛けにアタリが。でも魚は乗らず空振り。でもアタリがあったので前向きに考えてました。
でもアタリはそれっきり。餌釣りのタチウオってアタリから掛けるまでの駆け引きが楽しいんだけどアタリの反応がありません。
周りも釣れてなく船中静かな展開。
そんな中、左隣のミヨシさんが1本取った。ここはチャンスかも!と小刻みシャクリを続けてると棚の上の方でアタリ!すぐにグーンと魚が乗った。
9時7分。
やっと1本が来ました。
採寸97センチ。指4本。まぁレギュラーサイズでしょ。ホットしました。
まあ、このペースなら5本はいけるな、と思ってました。
でも。この後はアタリもなく。餌も齧られず。
誘いのリズムを変えたりいろいろ試してみたけど。アタリがないタチウオ釣りは辛いです。
そのまま13時タイムアップ。
船中0-4。
自分、「ボウズ食らわなくてよかった」と言う展開でした。
走水沖、大津沖には多くのタチウオ船団が構成されてましたが見るところどの船もポツリポツリ。
反応はあるけど食わないよね、の状況でした。
こんな日には餌釣りではなくてルアーがよかったみたい。ジギングなら、口に掛からなくてもスレで釣れることもあるからね。ルアーは0-7だったそうです。
でもね。今年の釣りのテーマ、覚えてますか?
前回のブログです。「SDGsな釣りをしよう」が今年のテーマです。
東京湾のタチウオは底引網が入って大漁だったとか。自分の釣りは食べるに充分ならいいんです。
と言うわけで、貴重な1本は。
頭は塩焼きにしました。普段は捨ててます。
正直、うまいですが可食部は少ないです。
尻尾部分は大名卸しにして天ぷらにしました。
塩振って食べたらうまいですねー。
腹身部分は、
西京味噌漬けを仕込みました。
指4本サイズなのでちょっと寂しいけどうまそうです。
メインボディは炙り刺身に。
これは定番。わさび醤油もいいですが塩で食べると甘味感じてうまいですよね。
餌釣りタチウオって、ともすればイレグイで20本とか30本とか釣れることあるじゃないですか。その時は裁き地獄にあって大半を干物にして冷凍する。それはそれでいいけれども1本しか釣れないってのもなかなかこれはこれでいいかも、です。
今、夜の21時。炙りタチウオで焼酎飲んでます。
うまいです。貴重な1本に感謝してます。
SDGsな釣りをしよう
明けましておめでとうございます。
毎年のことですが正月休みが明けて、仕事始めをしてすぐの成人の日の三連休はありがたいですね。
みなさん初釣りは済ませられましたか?
自分はここ数年はこの三連休に初釣りをすることにしています。三賀日は箱根駅伝を観たいですからね。
さて、2023年の初釣りにあたって今年の釣りのテーマを考えてみました。
そのテーマは、
「SDGsな釣りをしよう」です。
みなさんご存じかと思いますが、SDGsの17の持続可能な開発目標の中に「海の豊かさを守ろう」と言うのがありますよね。
この開発目標に則って今年は海の資源に優しい釣りをしようと思います。
自らの貧果の言い訳をするわけではないですが、釣りをするにあたって、釣果の数を求めず、海の恵みと自然を感じながらのんびりと釣りをしようと思っています。
そんなテーマを持ちながら、昨日訪れたのは長井港のすえじ丸さん。同行は釣り仲間のひでちゃんと甥っ子のホッシーで釣り物はヤリイカです。
仕掛けは自作の14センチブランコ6本にしました。スルメイカが混じるそうなので。
7時少し前に出船。船は南に1時間と少し走りました。着いたポイントは洲崎沖。
各港からヤリイカ船が集結しています。
8時15分ごろ釣り開始。水深は深く220mくらい。オモリは150号を使います。
実は150号って重くて苦手なんですよね。仕掛けを投入してオモリが着底して底を切った時に既にズッシリと重いので「イカが着乗りしたんじゃないか」と勘違いしてしまいます。感覚的には120号オモリでヤリイカが一杯乗った時のような重さがありますよね。
それでも150号オモリでイカが乗ってない重さをよく覚えて釣りをするようにしました。
ふた流し目、仕掛け着底後に誘いを入れていると150号オモリ+αの重量感が。
慎重に巻き上げてくると割といい型のヤリイカが。
幸先よく早めに型を見れて一安心。
その少しあと、今度は着乗りでかなりの重量感。
イカ釣りはこの重量感を感じてドキドキしながら巻いてくるのが楽しいですよね。「バレるな!バレるな!」と願いながら。
するとスルメイカ2、ヤリイカ1の三点掛け。
これは楽しいですね。
そのあとは、
デカヤリイカの三点掛け。
もうこれで気持ちに余裕ができました。
そうそう、釣りのテーマはSDGsです。
ある程度の釣果を得たらあとはのんびりと。
カップヌードルを食べながら休憩。
この日は雨予報から一転、穏やかな晴れで洲崎沖も城ヶ島沖も凪で気持ちいい。
その上、鯖の邪魔なく、オマツリも最小限で快適な釣りができています。
これまで沖のイカ釣りというと、
・竿が折れる
・電動リールのモーターが壊れる
・電源コードが断線する
などのトラブルを経験してますがこの日はノートラブルで。
14時、沖あがり。
結果、のんびりと釣りしてた割には
ヤリイカ10、スルメイカ4の計14杯。
思いのほかの好釣果でした。
ひでちゃんはヤリイカ6+スルメイカ1
ホッシーはヤリイカ5+スルメイカ2
船中は10人乗ってて3-16。
危ない危ない、SDGsとか言ってて危うく竿頭になるところでした笑。
17時ごろ帰宅。
道具片付けて釣果の処理。
翌日(1月8日)が我が家に親戚が集まる新年会なのでイカ料理の仕込みをしておきました。
晩酌は、
ヤリイカ刺身とスルメ下足焼き。
旨い!お酒がススム。
こうして無事、満足感高く2023年の初釣りを完了できました。
そうそう、今朝のすえじ丸さんの受付時に「お年玉」をいただきましたよ。
ポチ袋の中には500円玉が入ってました。この歳になってすごく久しぶりにいただいたお年玉。気持ちがほっこりして嬉しかった。
2023年はいい年になりそう。
みなさま、本年もどうぞよろしくお願いします。
2022年釣り納め
みなさんこんにちは。今年もあと3日ですね。
納竿釣行行かれましたか?
自分は今日(12月29日)、平塚の庄三郎丸さんへライトアマダイに行ってきました。
朝5時過ぎに到着すると庄三郎丸は釣り客でいっぱい。みなさん釣り納めにきてるんでしょうね。
ライトアマダイ船は3隻も出しているのに自分が乗った23号船だけで26名の満員御礼。
釣座は左舷の胴の間でした。
定刻6時半に出船。ポイントは大磯ロングビーチ沖の70mほどの水深でした。
アマダイ釣りで庄三郎丸を選んだのはオモリ40号でできるから。仕掛けも軽くて電動リール使うから楽な釣りです。
アマダイ釣りと言えば1年前に52センチの大アマダイを釣った以来なので今日は余裕で40オーバーくらいは釣れると思ってました。
しかし、甘かった。
釣れたのはポニョばかり。
外道に真鯖とオキトラギス。
リリースしたのはトラフグ、サバフグ、ガンゾウヒラメ、エソ。
正月用にデカアマを、なんて考えがオオアマでしたね。
納竿釣行は残念釣行になりました。
2022年の釣りは釣行回数22回。
釣り物は、
魚種としてはタチウオが多かったかな。
夏のシイラは行けずにそのまま引退を決めてシイラロッドとリール、ルアーを処分しました。
年末のヒラメも行けなかったのが残念。
満足度は、
半分以上が満足釣行だったので良い年になったかも。
今年のベスト3釣行は、
【第3位】7月16日ルアータチウオ(長谷川丸)
本数は5本だったけどドラゴンサイズも釣れて楽しめました。
【第2位】11月5日アオリイカ(蒼信丸)
450gが一杯だけだったけど沖あがり間際にひとつ取れてカラダ震えました。
【第1位】7月2日餌木マダコ(黒川本家)
灼熱の太陽の下、必死に小突いて3キロクラス二杯混じりで爆釣。もうお腹いっぱいになりました。
こうやって振り返ると今年は派手さはなかったけど堅実に釣果を得られた印象。
釣果は別としても事故なく怪我なく安全釣行ができて良い年でした。
ツイッターのフォロワーさんの仕立てにも参加させてもらったりして釣り仲間が増えたのも収穫です。
今年もご一緒していただいた方々、ツイッターで応援や爆釣祈願、たくさんのイイネをしてくれた方々。ありがとうございました。
2023年は1月7日のヤリイカから始めます。
新年からもよろしくお願いします。
蒼信丸で十連勝❗️
みなさんこんばんは。
今日は休みを取って平日釣行してきました。
腰越漁港の蒼信丸さんからアオリイカです。
さすがに平日、釣り客は自分入れて3名で自分は右舷ミヨシに席を取りました。
蒼信丸さんのアオリイカ船に乗るのは今回でちょうど10回目。アオリイカ釣行記録を改めて見ると、蒼信丸さんでのアオリイカ釣果は。
2、3、3、1、1、1、1、2、1。
そうなんです。これまでボウズがないんです。
前回は終了間際までボウズで焦りましたが、沖あがり直前に一杯。これで九連勝!
「あ、こんなこと気付いたらマズイかも」不安がよぎりました。
さて、どうだったでしょうか。
まだ暗い6時に出船。
スタート餌木は夜光が入ったキャンドルにしてみました。
いつも通り指示棚を守り8秒に1回しゃくる。
この繰り返し。
暗いうちにひとつ取れればいいのだけれど、その期待は虚しく空は明るくなってきました。
餌木をローテーション。
グリーン系の餌木にしてみました。
するとしゃくった餌木にコツコツとアタリが。
何かな?イカでは無さそうだけど。
何度かシャクってると何かが乗りました。
でもアオリイカの手応えではない。
犯人はサバフグでした。ガッカリ。
そうこうしていると、オオドモ氏が乗せた。
開始1時間ほどで船中1杯目。
そしてまたオオドモ氏が2杯目。
「あらら、こちらには来ないのかな?」
と、2時間経過。
いつもアオリイカ釣りに来ると、「8時までにひとつ釣りたい」と一定の目標にしてるんだけどダメだった。ああ、このまま今日もメンタルやられる釣りになるのか?
そこで餌木をオリーブ系に。
この餌木は自分が4番バッターに育ててあげたいと思ってる餌木。阪神タイガースで言うと大山悠輔の位置付けなんですよ。
8時20分、しゃくったショートロッドがズン!と止められた。
キタキタ!今度はフグじゃない!本命の引き。
この最初のひとつが釣れた時の気持ちの抜け感。
たまりませんね〜。
前回は沖あがり直前まで追い詰められた感じでメンタルやられたのでこの一杯は救われました。
割と早めにひとつ取れたので後は楽チン。
釣れない時間が長ーく続きましたが餌木ローテーションも心の余裕がありました。
そうしてまた、4番候補のオリーブ系餌木に替えた沖あがり15分前。
しゃくったロッドがガツンと!
キター!コレは大型!
この感触!この感触!忘れないように味わいながらリールを巻く。
そうしてネットイン!
1kg、ジャスト。
ありがとうアオリイカ。
こうして沖あがり。
型見れただけで満足なのに良型取れて大満足。
船中3名でミヨシ(自分)から2、0、5。
終わりよければ全てよし
みなさんこんにちは。
早いもので今年もあと3週間、忙しさを感じるこの頃ですがいかがお過ごしでしょうか。
自分は昨日の土曜日に佐島海楽園さんへカワハギ釣りに行って来ました。
開店時刻の5時半に現地到着。
1週間前に予約した釣座は右舷ミヨシ。
このところの釣果がまずまずで天気予報も良かったからかカワハギ船は満員でした。
定刻の7時に出船。
空は晴れ富士山と朝の月が綺麗に見えます。
満月ということは大潮ですね。
いつものように佐島マリーナの沖の浅場からスタート。
胴付き3本針にアサリ餌を付けて投入します。オモリは25号。仕掛けが着底したらロッドを叩いて止める、叩いて止める、を繰り返してみます。
ですがアタリは全くなし。
魚っ気が感じられないので仕掛けを動かさずまずは外道でも釣ろうとしますが外道すら釣れません。
まずは生体反応が欲しいのですが。
餌は船宿で買ったものを使ってました。でも生餌なんですがアサリの粒にプリプリ感がないんですよね。べちゃっとしてて新鮮さが無い。海楽園さんのアサリ餌って以前はもっと質がよかったような気がするけど。
釣れないのを餌のせいにするのもなんだけど、予備餌に準備してしてたマルキューの食わせアサリに替えてみました。この方が粒にハリがある。
そうこうしているうちに2時間経過。
船長は浅場に見切りをつけて亀城根の深場に移動しました。
水深40mから50mの深いところを攻めます。
するとこの日初めて魚が掛かった。ヒキはまずまずですがカワハギ特有のロッドを叩くような手応えがない。ファーストフィッシュは20センチほどのカサゴでした。丁重にリリース。
なかなか本命が釣れず焦って来ます。
誘いもいろいろ工夫してみました。
タタキ釣りはやめて仕掛けを揺らす程度の誘い。
揺らして止める、揺らして止める。
するとようやく本命らしきアタリとヒキが。
9時50分。ようやく1枚目。
ホッとしました。
そこからパタパタっと、
30分ほどの間に2枚目、3枚目。サイズもまずまず、23センチありました。
ですがそこからまたサッパリ釣れなくなった。
オマケに根掛かり頻発で仕掛けの幹糸が切れてオモリと仕掛けのロストが続きます。
替え針はたくさん持ってきたのですがオモリは4個。幹糸も4本。仕掛けとオモリが最後のひとつになってしまい根掛かりが怖いのでオモリを浮かせて釣ることに。
12時ごろ、気をつけていたのにまた根掛かり。
幹糸が切れて最後のオモリと仕掛けをロスト。
仕掛けは船でも買えますが財布は丘の車の中。つまりお金は持ってない。コレは詰んだか。残り時間は役2時間。
それではと、切れた幹糸からハリス止めビーズを外す。
タックルボックスに4号フロロがあったので幹糸仕掛けを船上で作成しました。
オモリは船長に使い古しを分けてもらって釣り再開。
すると13時。
自作仕掛けで4枚目。
そこから急にカワハギの喰いが立ってきた。
誘いも揺らして止める作戦が当たって、
5、6、7、8枚と。
8枚目はこの日最大の24センチ。カンカンとした金属的な強いヒキを堪能できて気分はスッカリ良くなってきた。
そして沖あがり直前の13時56分に、
あがりの9枚め。コレもまずまずの型でした。
こうしてお昼過ぎまでの釣れない時間が嘘のように最後の一時間で挽回できて気持ちよく14時に沖あがり。
結果9枚。船中3から11枚で9枚は3番手だとか。
上出来でしたね。
帰港後すぐに帰路へ。
少し渋滞してて17時に帰宅。
そこから休む間もなく魚を捌く。
3枚をピチットシート干しに。
3枚を塩麹漬けに仕込んで翌日以降に食べます。
夕食用には、
1枚を姿造りに、2枚を寿司ダネにして9枚。
アラと肝は唐揚げにしました。
この唐揚げ、「お魚イラストレシピ大百科」を参考に造りましたが抜群に美味かったですよ。
ビールによく合いました。
こうして大満足な一日が過ぎました。
カワハギ釣り、難しいけど奥が深くて面白いですね。
すえじ丸ヤリイカ仕立て
みなさんおはようございます。
昨日はツイッター釣り仲間のマッキーさんのお誘いを受けて長井港のすえじ丸さんからヤリイカ仕立て船に乗ってきました。
メンバーは、幹事のマッキーさん、おぼちゃんさん、のぶゾーさん、peigoさん、ホタぞーさん、HIDEさん、ともっきーさん、私の8名。
船に乗り込む前に幹事さんが作ったクジを引いて釣座を決めました。
自分の釣座は右舷ミヨシから2番目。片舷4名なので余裕の釣座です。
7時出船。船は南下して城ヶ島沖を目指します。
仕掛けは11センチブランコ6本に120号オモリ。
ようやくポイントに着いて仕掛け投入です。
水深は160mくらい。
朝のサービスタイムにイカを乗せたいですが反応なし。久しぶりのヤリイカ釣りなので120号オモリの感覚が掴めずイカのアタリが出せずに時間が過ぎていきます。
1時間ほどして左舷のpeigoさんが船中1杯目を取りましたがみなさん苦戦してされてる様子。
それでも、おぼちゃんさん、のぶゾーさん、マッキーさんと順番に型を見れて自分は取り残されていきました。
やばい、これはボウズくらうかも。
10時を過ぎて未だ釣果ゼロ。
気分転換にひと流し捨ててカップヌードルタイムをとって一休みしました。
お昼が近くなってきた。ポイントは190mの深場に移動すると、底で誘いをかけてた竿先にようやくイカのアタリが。すかさず合わせてイカを乗せると確かな重みが。
慎重に電動リールで巻き上げて、
11時40分、ようやく型が見れました。
ホッと一息。
「やっとキタ」とツイートして仕掛けを再投入。
するとこの深いポイントで着乗り。
なんだか重みとヒキが強いぞ。
この重みを楽しみながら「バレるな、バレるな」と巻いてくると水面近くで裏の方とオマツリ。
ヤバイ!と思ったけどなんとかバレずにイカを取り込めました。
スルメイカのダブル。
これは準本命。塩も持ってきたのですぐに捌いて沖干しに、キモは塩漬けに。
その後ヤリイカ1杯を追加した頃、潮が速くてオマツリ多発なので幹事さんの判断でオモリを150号に合わせることに。
150号は重い。イカが乗ってなくても重いので感覚掴めずその後はイカの乗りが分からなかった。単に乗らなかっただけかも。
そうして13時50分沖あがり。
釣果はヤリイカ2杯、スルメイカ2杯でした。
みなさんの結果はこんな感じ。(画像らマッキーさんのツイートから拝借)
のぶゾーさん13杯でお頭でした。流石ですねー。
こうして天候にも恵まれ全員型見れて楽しい仕立て船になりました。
沖干しもいい具合に乾きましたよー。
帰港後記念撮影。みなさん満足そう。
帰路、ひでちゃんの家を経由して17時半に帰宅。
道具片付けて塩辛を仕込みました。
スルメイカにはアニサキスが2匹ずついましたよ。
そうして風呂に入ってる間に、
ヤリイカのお刺身と下足焼きが出来てました。
嫁に感謝!
イカは白ワインに合いますね。
文化の日に山梨の道の駅で買った新酒、甲州ヌーヴォーを開けました。うまかったー。
こうして一日を終えました。
幹事のマッキーさん、お疲れ様でした。お世話になりました。
参加のみなさんありがとうございました。
楽しい釣りになりました。
魔法の餌木に救われる(part3)
このブログでアオリイカのテーマの記事をご覧いただくと「魔法の餌木」というのがよく登場します。
コレが魔法の餌木。アオリーQの型番GT-59TB。
実は昨年の11月6日にこの魔法の餌木二代目をロストし今回のアオリイカ釣行に新しいパッケージを開けたのでした。魔法の餌木三代目。
というわけで、昨日アオリイカ釣りに行ってきました。
釣船は腰越漁港の蒼信丸さん。
10日前の朝8時ちょうどに予約電話を掛けたのになかなか繋がらず、8時12分にやっと予約出来た釣座は16名定員の最後のひとつ、左舷胴の間(ミヨシから4番目)でした。
これまで20年以上中オモリ式のアオリイカ釣りやっていますが左舷胴の間で釣るのは多分2回目。
なんだか嫌な感じはしていました。
ともかく6時少し前に出船。
最初のポイントは江ノ島沖の24m。
スタート餌木はオレンジマーブルを選択しました。
空は曇天。波はなく少し北の風が冷たい。
潮は澄んでいますが昨日はシケてたらしいので釣れる雰囲気は山盛りでした。
餌木をブラウン系に替えた6時半、8秒間隔てシャクっているとイカが餌木を抱いた感触!
すかさず合わせると一瞬イカの重みを感じてスカッと抜けた。どうもカンナがイカに刺さらなかったようです。
乗りは無かったけどイカは居る。前向きに考えてました。
その後、ブルー系の餌木に替えてみるとまた抱かれた感触が。それも乗りまで至りませんでした。
そんな中、左舷ミヨシの方が船中1杯目を上げる。それでも連チャンはなく渋〜い展開。
8時を過ぎた。釣れない。
では、
魔法の餌木三代目、投入。
これで1時間粘ってみるもののノーヒット。
神経がどんどん削られます。
船は江ノ島沖から鎌倉沖の海域をポイント替えながら流して行きますが船中釣れるのはポツリポツリ。
11時。あと残り2時間くらい。
「20分ほど走ります」とのアナウンス。
ここで気分を一旦リセットしてみる。
ハリスも新しいものに交換して、「棚を守る」「シャクるリズムを崩さない」それだけやっていれば必ず釣れる。そう信じて。
船は烏帽子岩周りから平塚の黄色い観測塔周りへ。ラスト1時間。もう一度魔法の餌木を投入。
でも釣れない。やはりこの澄塩にはブルー系がいいんじゃないか?流し替えのタイミングで餌木交換しようと魔法の餌木を見てみると、新品のはずなのにイカの噛み跡がある。
「気づかなかったけどイカが抱いている」
よし、この餌木を信じよう。
12時45分。
観測塔周り24m。シャクった餌木に何かが引っ掛かったような感触。
リールを巻くとブルブルっとした生体反応。これは魚かも?疑心暗鬼に巻き上げると次はズーン、ズーンとした本命らしき引きに。
「頼む!アオリであってくれ!」そう願いながら中オモリを持ってハリスを手繰る、と海面に炭が!「やったイカだ!」
中乗りさんかタモ取りしてくれて、
やりました!もう諦めてた。ボウズ覚悟してた。
緊張の糸がプツリと切れたような感覚。一気にカラダから力が抜ける。
この抜け感がたまらない。
釣れたのは魔法の餌木でした。
嬉しくて中乗りさんに記念撮影お願いしました。
画像では大きく見えますが450gでした。
でも会心の一撃です。
13時10分、沖あがり。終了間際の一杯、痺れました。
船中釣果は0-2。2杯は2名とのことなので16名中型見れたのは8名ってこと。曇天なのに厳しい日でした。
14時帰港。帰路へ。
16時半に帰宅。
今日使った餌木を潮抜きする。これだけの餌木をローテーションしました。魔法の餌木ばかりを使っていたわけではないんです。
でも本当に頼りになりますね。もう市場では売っていない型番なのでロストしないようにしなければ。
一杯の貴重なアオリイカは、下足とエンペラを天ぷらにしました。
胴体はグリーンパーチ紙に包んで冷蔵庫に寝かせます。熟成アオリイカを食べるのが楽しみです。
こうして一日が終わりました。
ストイックでドラマチックな展開の逆転劇。
ひとつの釣果でも満足釣行になりました。
今回もツイッターでの応援、ご祈願をありがとうございました。