終わりよければ全てよし
みなさんこんにちは。
早いもので今年もあと3週間、忙しさを感じるこの頃ですがいかがお過ごしでしょうか。
自分は昨日の土曜日に佐島海楽園さんへカワハギ釣りに行って来ました。
開店時刻の5時半に現地到着。
1週間前に予約した釣座は右舷ミヨシ。
このところの釣果がまずまずで天気予報も良かったからかカワハギ船は満員でした。
定刻の7時に出船。
空は晴れ富士山と朝の月が綺麗に見えます。
満月ということは大潮ですね。
いつものように佐島マリーナの沖の浅場からスタート。
胴付き3本針にアサリ餌を付けて投入します。オモリは25号。仕掛けが着底したらロッドを叩いて止める、叩いて止める、を繰り返してみます。
ですがアタリは全くなし。
魚っ気が感じられないので仕掛けを動かさずまずは外道でも釣ろうとしますが外道すら釣れません。
まずは生体反応が欲しいのですが。
餌は船宿で買ったものを使ってました。でも生餌なんですがアサリの粒にプリプリ感がないんですよね。べちゃっとしてて新鮮さが無い。海楽園さんのアサリ餌って以前はもっと質がよかったような気がするけど。
釣れないのを餌のせいにするのもなんだけど、予備餌に準備してしてたマルキューの食わせアサリに替えてみました。この方が粒にハリがある。
そうこうしているうちに2時間経過。
船長は浅場に見切りをつけて亀城根の深場に移動しました。
水深40mから50mの深いところを攻めます。
するとこの日初めて魚が掛かった。ヒキはまずまずですがカワハギ特有のロッドを叩くような手応えがない。ファーストフィッシュは20センチほどのカサゴでした。丁重にリリース。
なかなか本命が釣れず焦って来ます。
誘いもいろいろ工夫してみました。
タタキ釣りはやめて仕掛けを揺らす程度の誘い。
揺らして止める、揺らして止める。
するとようやく本命らしきアタリとヒキが。
9時50分。ようやく1枚目。
ホッとしました。
そこからパタパタっと、
30分ほどの間に2枚目、3枚目。サイズもまずまず、23センチありました。
ですがそこからまたサッパリ釣れなくなった。
オマケに根掛かり頻発で仕掛けの幹糸が切れてオモリと仕掛けのロストが続きます。
替え針はたくさん持ってきたのですがオモリは4個。幹糸も4本。仕掛けとオモリが最後のひとつになってしまい根掛かりが怖いのでオモリを浮かせて釣ることに。
12時ごろ、気をつけていたのにまた根掛かり。
幹糸が切れて最後のオモリと仕掛けをロスト。
仕掛けは船でも買えますが財布は丘の車の中。つまりお金は持ってない。コレは詰んだか。残り時間は役2時間。
それではと、切れた幹糸からハリス止めビーズを外す。
タックルボックスに4号フロロがあったので幹糸仕掛けを船上で作成しました。
オモリは船長に使い古しを分けてもらって釣り再開。
すると13時。
自作仕掛けで4枚目。
そこから急にカワハギの喰いが立ってきた。
誘いも揺らして止める作戦が当たって、
5、6、7、8枚と。
8枚目はこの日最大の24センチ。カンカンとした金属的な強いヒキを堪能できて気分はスッカリ良くなってきた。
そして沖あがり直前の13時56分に、
あがりの9枚め。コレもまずまずの型でした。
こうしてお昼過ぎまでの釣れない時間が嘘のように最後の一時間で挽回できて気持ちよく14時に沖あがり。
結果9枚。船中3から11枚で9枚は3番手だとか。
上出来でしたね。
帰港後すぐに帰路へ。
少し渋滞してて17時に帰宅。
そこから休む間もなく魚を捌く。
3枚をピチットシート干しに。
3枚を塩麹漬けに仕込んで翌日以降に食べます。
夕食用には、
1枚を姿造りに、2枚を寿司ダネにして9枚。
アラと肝は唐揚げにしました。
この唐揚げ、「お魚イラストレシピ大百科」を参考に造りましたが抜群に美味かったですよ。
ビールによく合いました。
こうして大満足な一日が過ぎました。
カワハギ釣り、難しいけど奥が深くて面白いですね。