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海からの誕生日プレゼント

3月15日は自分の誕生日でした。64回目です。

過去の釣り履歴を確認すると誕生日に釣行したことないんですが昨日は曇天予報の土曜日、腰越漁港の蒼信丸さんへアオリイカ釣りに行くことにしました。

江ノ島の上空に満月が。つまり大潮。でも満月の日はアオリイカが釣れない、と聞いたこともあるけど。

それでもなんとか海の神様からの誕生日プレゼントが欲しい。

予約が遅かったので釣座は右舷胴の間。釣り客10名が揃ったので5時35分に出船。


最初のポイントは江ノ島沖。

北風がビュービュー吹いてて寒い。

それでもなんとか釣りにはなっていてシャクリアオリイカの動作を続ける。

左舷で本命が上がったみたい。

また左舷。開始からしばらく左舷で4杯くらい釣れてる様子だけど我々の右舷は沈黙。


右舷が釣れないまま2時間程経過。

8秒に一回のシャクリをショートロッドで続けていると突然ズンとしたアオリイカの乗りが!

キタ!久しぶりの感触。慎重にリールを巻いて、

やった〜、釣れた!

アオリイカの一杯の達成感って何事にも変えられない。

いつもゼロかイチかの戦いをしてるので気持ちがすーっと抜けていく。

これが海からの誕生日プレゼント。


ひとつ取れるとその後の釣りが気分的に凄く楽になる。北風は強いけど今日釣りに来て良かった。


その後、9時頃に風がようやく治って10時ごろにポイントは葉山沖に移動しました。

「プレゼントはやはりひとつだけだよな」

そう思いながらシャクリ続ける。


12時を過ぎ残り1時間くらいか。

乗りは突然やってくる。ズン!

葉山沖で2杯目が。諦めかけてたので凄く嬉しい。もう自分的には満足しました。

「海の神様ありがとう」


そうして13時沖あがり。

結果、2杯。

船中0-5、合計19杯。うち右舷は6杯だったかな。この日は左右で差がつきました。

イカが乗った餌木はこの2本。ともに最近買った新戦力でした。当たり餌木を育てていくのもこの釣りの醍醐味ですね。


帰港後すぐに帰宅。途中戸塚のかつやでロースカツ定食食べて16時に帰宅出来ました。

さっそく2杯を検量。450gと350gでした。

型は小さいけど貴重なアオリイカ。

350gを冷凍庫へ。

450gは捌いて身の部分をグリーンパーチ紙に包んで冷蔵庫に寝かしました。

残った下足とエンペラと肝や水管を天ぷらに。

うまいですねー。

ビールやお酒が進みましたよ。

よい誕生日になりました。


2001年に始めたアオリイカ釣り。今回で76回め。通算142杯です。

この釣りは辛い釣りではありますが、イカが乗った時のあの感触、ずーんずーんと煽るような引き。無事ネットインした時の感動、やめられませんね。



至高の鯵フライを召し上がれ

「息子に聞いたんです。釣りたての鯵のフライが抜群だって。」

昨年末、娘の旦那様(婿殿)のお父様との電話での会話。

「是非、食べてみたいんですけど」

一瞬ためらいましたが、そこまで仰るならと婿殿のご両親を我が家にお招きして鯵パーティを開催することに。


1月11日、自分がインフルエンザに罹患しリスケ。

2月22日、娘がウイルス性腸炎になりリスケ。

と2度のリスケを重ねてようやく開催に漕ぎ着けた昨日(2025年3月8日)、婿殿を連れて金沢八景の弁天屋さんへ鯵釣りに行ってきました。

このところの鯵の釣果は低調。

2週間前に来た時も8尾と渋い展開でした。

そんな状況だからか6時過ぎに現地到着するも右舷のオオドモが空いていました。

「今日は最低でも二人で10尾」

婿殿に話したノルマは低く設定したつもりでした。


7時15分出船。

船は根岸湾の横浜ベイサイトマリーナ沖へ。


7時45分。釣り開始。

今日も渋そう、と思いきやコマセの詰め替え2回目ですぐにアタリ。


幸先よく一尾目が釣れました。

これは今日はいけるかも、と思ってたら大間違いでした。

その後、、、、。


アタリがない。


午前船だから時間が短いのにどんどん、どんどん時間が過ぎていく。

10時を過ぎた時点で自分、最初の1尾。婿殿、ゼロ。やばい!鯵パーティが成立しない。


「午後船も乗るよ!」

婿殿にそう言い伝えて娘にLINEで連絡。

「帰りは18時!」


流し替えをする度に船長に願を掛ける。

「どうか釣らせてください」


と、10時を過ぎるとようやくアタリが出てきたよ。


婿殿にもようやく本命!


型は最大24センチ。


そこからなんとかポツポツ拾えて11時10分沖あがり。

結果、自分は前回と同じく8尾。

婿殿4尾。となんとかノルマを達成して鯵パーティ開催可能に。

娘に「午後は乗らない、当初の予定通り」とLINEしました。


帰港後、近くのバーミヤンでラーメン&半チャーハンを食べてから帰路へ。

14時前に帰宅出来ました。

ご両親が来られるのが17時半。

時間はたっぷりあるので風呂入って土曜競馬観て16時から料理開始。


そうして17時半、婿殿のご両親が来訪されて鯵パーティの開催です。

献立は、


おもてなしの姿造り。

テーブル両側から眺められるよう盛り付けてみました。


そして至高の鯵フライ!

「これは美味しい!聞いた通りです!」

お父様から嬉しい言葉をいただきました。

お母様も美味しい、美味しいと。


お酒も進み、楽しい時間が過ぎていく。

釣り人だったら東京湾の釣り鯵のフライが抜群なのは皆が知るところ。それを大切な娘の旦那様のご両親に振る舞えてよかったです。


また誰かが病気になったら、シケで船が出なかったら、雪でクルマが出せなかったら、鯵が全く釣れなかったら。それらの想定リスクをなんとかクリアしての鯵パーティ。疲れましたけど大成功です。ありがとうございました。



猫の日のLT鯵

2月22日は猫の日でしたね。

自分、猫も犬も飼ったことないのでなんの感慨もありませんが。そんな猫の日に金沢八景弁天屋さんへ午前鯵に行ってきました。

三連休の初日なのに鯵船は空いてました。

自分は右舷ミヨシに席を取りましたが右舷だけで4名しか乗っておらず潮先のミヨシはコマセが効かないかな、と不安になってきました。


7時15分出船。

釣り場は根岸湾から釣り開始。

先針にイソメ、枝針に赤タンを付けて投入。

着底後に2度コマセを巻いて底から2mに棚を合わせると、、。

いきなり本命のアタリ!

いつもはコマセが効くまでアタリは出ないのですが珍しく一投めで難なく鯵が釣れました。

「これは今日はイージーかも?」て思ってしまいましたが大きな間違いでした。

その後、アタリなく空振りのコマセ詰め替えを10回ほど。コマセの振り方や棚を低めにしたり高めにしたり。


9時ごろ、棚を底から2.5mに合わせてみるとアタリが出だした。30分ほどでポツポツ釣れてようやく時合い。

でも長くは続きませんでした。鯵の反応無くなり潮止まり。また沈黙の時間が。


10時半。午前船だから時間が短い。沖あがりまであと10分。もうかれこれ1時間ほど釣れてない。

もう6尾で終わりか、と思ってたら7尾めが釣れ最後の1分に、

8尾目が釣れたところで沖あがり。

それでも型はまずまずで最大25センチでした。


帰港後、すぐ帰路へ。

C2が渋滞してて13時15分に帰宅。

午前船は早く帰れるのがいいですね。

改めて今日の釣果。

この数なら捌くのも楽でした。


晩餐は、


型の良い2尾をお造りに。

横浜の鯵、やばいくらい旨い!


4尾は鯵フライに。コレは絶品。


そして2尾は握りで8貫。

うまいね〜コレコレ。


釣果は寂しかったけど家族3人で食べるにはちょうどいい数でした。干物を作れなかったのは残念ですが。

まあ、鯵釣りも釣れないことはあります。

次回はもう少し釣れたらなぁ。

悶絶のアマダイ

みなさんこんにちは。

昨日は釣友のマサさんのお誘いを受けて久比里のやまてん丸さんへアマダイ釣りに行ってきました。

7時15分に出船、釣り場は城ヶ島の東沖水深80mくらいのポイント。

8時過ぎに釣りが開始になりました。


一投め、オモリ着底後底から1mに棚を合わせて待つもアタリはこず今一度棚を取り直すことに。

その際に60号オモリで底を五回トントンと小突いてから棚に合わせると餌を吸い込むようなアタリが。

引きは三段引き。これは本命か?


上がってきたのは小ぶり(23センチ)ではあるものの本命のアマダイ。これは幸先よい。今日は釣れるかも?と期待したんだけどそれは勘違いでした。


その後、アタリは遠くたまにあたっても外道の小さいキダイ。なかなかよい魚が釣れません。

そんな中、9時過ぎのこと、


隣のマサさんが良型ゲット。44センチの見事なアマダイ。羨ましいぞ!


その後、アタリ遠くたまのアタリは外道。悶絶の時間が過ぎていきます。

11時、なんだか本命っぽいヒキが来たけどそれはポニョ(18センチ)。丁重にリリースしました。


キダイ、トラギス、カナガシラ。

うーむ、うまくいかない。

隣のマサさんは良型追釣で絶好調。

何度か流し替えがあって既にお昼過ぎ。

底トントンの後でようやく本命っぽいアタリが。

ヒキもまずまず。途中オマツリしながらも、

なんとかジャスト30センチが釣れました。

ほっとする一尾だコレは。


そうして14時半に沖あがり。

結果本命3尾。型には恵まれなかった涙。

マサさんも3尾だけど44、38、33センチと良型ばかりで事実上の竿頭。

船中は0-5だったそうです。


帰港後帰路へ。カーナビの言う通りにルートを取ったらC2の渋滞に巻き込まれて18時過ぎに帰宅となりました。

アマダイは持ち帰り2尾なので処理は簡単でした。

23センチは背開きにして干しました。

30センチは、


鱗揚げ。サクサクで美味しい。


アラは潮汁に。

身の部分は昆布〆を仕込んで後日食べます。


アマダイ釣りは3年前に52センチを釣ってから良型に恵まれていません。どなたか良型アマダイを釣るコツがあったら教えてください。

よろしくお願いします。

劇渋のスルメイカ

みなさんこんにちは。年が明けてあっという間に二月に突入。寒い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか。

自分は昨日(2025/2/1)にともっきーと一緒に長井漆山港のすえじ丸さんへスルメイカ釣りに行ってきました。

釣座は左舷のミヨシから二つ。

イカ船の釣り客は12名。


仕掛けは14センチブランコ6本。オモリは150号です。


出船時刻少し遅れて7時18分に出船。

長井沖200mほどのポイントに着きました。

波はないですが西風が少し吹いていた。


仕掛け突入。着底。乗りを待つ。

しかし150号オモリが重い。この釣りはこのオモリの重さを覚えることが肝心。この重さより更に重くなったらそれがイカが乗った合図。


しばらくしてアタリが無い仕掛けを巻き落としし直すとズシリとイカの乗りが!

200mを電動リールのスピード14で慎重に巻き上げる。心地よいイカの引き。

無事上がってきたのは良型のスルメイカ。

8時25分のこと。


その後、また巻き落とししたらイカが乗った。


9時15分に二つ目が。


イカの反応は薄いけどこのペースならツヌケ近くは行けると思ってた。

でもその後、劇渋。

船は長井沖から城ヶ島西沖へと移動するもイカの反応なく。

隣のともっきーも苦戦、彼はまだ顔を見ていません。

少ないチャンスでイカが乗っても巻き上げでバレたりしてなかなか数が伸びない。


お昼を過ぎて船は長井沖に戻りました。

何度か流し替えをして13時39分。

今度は着乗りで釣りました。

イカの重みが心地良かった。これがこの釣りの醍醐味ですよね。


14時15分。沖あがり。

結果、本命3杯。ともっきーは残念、悶絶しながら本命型見ず。

船中0-3、ベテランさんも乗ってる中でなんと自分の3杯が竿頭ですってw。ほんとに渋い日でした。


帰港後帰路へ。渋滞なく17時に無事帰宅。

貴重な3杯は。


2杯の胴を塩辛に仕込みました。肝は船上で塩漬けにしてました。足は後日焼いて食べます。



3杯目に釣れた干し時間が短かったやつはさっそく焼いていただきました。コレ絶品ですね!

疲れたカラダにビールと冷酒が沁みる。

釣れた数は少ないけど満足度はそれなりに高い日になりました。

劇渋のスルメイカ、今回もたくさんのイイネや応援ツイートをありがとうございました。また頑張ります。


冬のタチウオは天秤で

みなさんこんにちは。9連休の年末年始休暇も今日で最終日ですね。初釣りには行かれましたか?

自分は昨日の4日釣友のともっきーを誘って新安浦港の長谷川丸さんへタチウオ釣りに行ってきました。

自分のタチウオ釣りは夏シーズンにはジギングで、冬シーズンは天秤餌釣りでやってます。ちなみにテンヤ釣りはやったことありません。

今回も天秤仕掛けで挑みます。


釣座は左舷の胴の間でした。

7時15分に出船。この日の東京湾は大時化で強風、波高く厳しい海です。

それでも走水沖60mで釣り開始。指示棚をシャクリながら巻き上げているとすぐにズンッと魚が乗りました。

幸先よく一投目で本命型見て「これは行けそう!」と思ってたら勘違いでした。

隣のともっきーは調子よく魚を掛けてるのに自分にはなかなか次が来ない。

針にちょん掛けにした鯖短冊の餌の先っぽだけ喰われてるケースが多いので餌を縫い掛けに変更してみるとようやく2本目か釣れました。

それでも走水沖ではなかなか釣れないまま船は観音崎沖へ。

棚は65〜55m。

ここではアタリが出始めた。ポツポツと釣れ始めて中にはメーターオーバーの良型も。

(この日の最大103センチ)


お昼頃、ようやく風も治ってきて気持ちよい初釣りに。釣り場も走水沖に戻ってあと1時間。

なんとかつ抜けは出来ました。


13時沖あがり。


結果、リリース2本を含めて11本。

掛けられないアタリや大型のハリス切れなどもありましたが自分としては満足いく内容でした。


ともっきーは流石の22本。

船中4-23でトップはテンヤ釣りの方。

海の悪い中でも釣りが成立して何よりでした。


帰港後帰路へ。

15時15分に帰宅出来ました。


小休憩の後、魚を捌く。11本はちょうどいい数でしたよ。

夜はタチウオ尽くしを楽しめました。


刺身は炙って姿造りに。冬のタチウオは脂ノリノリでうまい。


嫁が生春巻を造ってくれました。タチウオとチリソースは合いますね。


細めのタチウオは定番の梅紫蘇巻き天ぷらに。コレは間違いない。


寿司も少し炙って。今回は自分で握りましたよ。

だんだん上達してきました。


冬のタチウオは間違いなくうまい!

満足の2025年初釣りになりました。

お付き合いいただいたともっきー、ありがとう。

Xで応援いただいた皆さま、ありがとうございました。



2025年釣り納め

今年も残すところあと三日。みなさん釣り納め釣行へは行かれましたか?

自分は昨日(2024/12/28)甥っ子のホッシーを誘って平塚の庄治郎丸さんへアマダイ釣りに行ってきました。

この日の天気予報は晴れ西風が強く、とのことで他の港では出船中止の船も多かったようですが庄治郎丸はアマダイ2隻で出船します。

釣座は6号船の左舷ミヨシに二つ並んで構えました。


6時45分出船。

沖に出ると心配していた風は弱いもののうねりがかなりある。

それでも平塚沖の割と浅場の50mダチで釣り開始。

うねりで船が上下するから棚キープが難しい。

アタリもなく1時間経過。

船の中はすでに船酔いダウンの方々数名出ている。自分も気持ちの悪さは少し感じていたもののなんとか堪えて釣りできてました。


それにしてもアタリが来ない。のでロッドをキーパーに置いて休んでた。すると、その置き竿にアタリが!

慌てて手持ちにして合わせるとやっと魚が乗りました。電動で慎重に巻き上げると、

やった!小さいけどなんとか本命。それにコレは幻のシロアマダイ。やはり浅場にはシロがいるんですね。サイズは25センチ。人生初のシロアマダイなので通算132目めの魚です。


その一時間後、今度は手持ちの竿にようやくアタリが。


2尾目もシロ。これも25センチでした。


それにしてもアタリが少ない。

隣のホッシーも嘆きながら釣りしてます。

10時を過ぎると風も治まって凪模様になってきました。


船は大きく移動。今度は120mの深場へ。

これなら外道を含めてアタリは増えるだろう、と期待したのですが、、。

お昼時にはお日様ポカポカでまったりした時間が流れる。そしてまた置き竿に。すると、

なんだか大きなアタリが!

引き込みも良く竿を叩く反応。「ホッシー!タモタモ!」とタモを頼んでみたのですが、

釣れたのは30センチのアラでした。

これは高級外道、食べたら美味しいらしい。アラも初めての魚なので133目め。


こうして13時沖あがり。

結果、シロアマダイ2尾、アラ1尾をキープ。

ホッシーは本命小さめを1尾。

庄治郎丸アマダイ船は2隻で0-7。最大で55センチが出たとか。


帰港後、帰路へ。年末の渋滞も最小限で15時前に帰宅出来ました。

獲物が少ないので処理も簡単でした。

シロアマダイは開き干しにして正月に食べます。

そしてこの日の主役はコレ!


アラの姿造り。

初めて釣って初めて食べましたがホントうまい魚ですねー。食感が良くて旨味が強く抜群です。

こうして貧果ながらも豪華な食卓になりました。

そして2025年の釣りも今回のアマダイで終了。


今年は22回の釣行でした。

釣りモノは、


満足度は、

となりました。ちなみに今回のアマダイ釣りは「まあまあ釣行」でしたよ。

それでも満足度の高いつりが多くていい一年でした。

ベスト釣行は、


【第3位】 

2024/1/20 弁天屋ライトアジ釣り

今年の初釣りでした。ホッシーと娘の旦那を連れて親族3人釣行。半日船ながら40尾の真鯵が釣れて大満足。


【第2位】

2025/12/7 海楽園カワハギ釣り

アタリが少ないながらも後半に誘い方もハマって12尾、同行の婿殿も5尾釣れて大満足。


【第1位】

2024/4/20 弘漁丸テンヤマダイ

この日はマサさんと。

天気よくベタ凪ながらアタリ活発で楽しめました。マサさんも自分も数も型もまとまって大満足でした。


以上が2025年釣りまとめです。

釣りを趣味にしている以上、釣果を求めることもありますがそれよりも安全に楽しむことを重視しています。

今年も事故なく、単独でも釣り仲間とでも楽しく釣りができて幸せです。

Xのフォロワーさんとも釣行できたしお付き合いの幅も広がりました。


同行していただいた皆さん、SNSで応援やイイネをしていただいた皆さん、本当にありがとうございました。良い一年になりました。



冬至のヒラメ釣り

みなさんこんにちは。昨日(2024/12/21)は冬至でしたね。冬らしく寒い日が続いていますがいかがお過ごしでしょうか。

自分はマサさんと一緒に日立久慈港大さん弘漁丸へヒラメ釣りに行ってきました。

朝5時少し前に現地到着。

相模湾はシケで荒れたらしいですが日立の海は釣り日和で大勢の釣り客が集まってました。

この船は釣座は花札の抽選で決めるので良い札を引きたいもの。

マサさんに「僕くじ運悪いから」と言われて任され引いた花札はなんと二番くじ。船前方のイワシ餌生簀のすぐそばの右舷ミヨシ側に釣座が取れました。


まだ暗い5時半過ぎに出船。

風は少し吹いてるものの海は穏やかで問題なし。でもとても寒かった。

悴む手でイワシ餌を装着して投入。アタリを待ちます。

昨年12月に同じ船でヒラメ釣りに来た時は活発な喰いだったのに今回はなかなか渋い様ですよ。なかなか反応がありません。

それでも何度かの流し替えの後にようやくアタリが。じっくり待って本アタリで合わせるとしっかりとした重みが。「やっとキタ!」と思って巻き上げでみると残念、釣れたのはサメでした。


気を取り直して釣り再開。今度は小さなアタリがコツコツと続いて魚が掛かると次に釣れたのはフグでした。

それでも美味そうな良型のショウサイフグでしたので中乗りさんの船長の弟さんに捌いてもらいました。地味に嬉しい。


サメ→ショウサイと外道が続いて7時40分ごろ。

ようやく本命らしきアタリが。

じっくり竿が引き込まれるまで待ってから合わせるとしっかりと魚が乗りました♪慎重に巻き上げて、

3度目の正直でようやく本命!

型は700gでソゲですが素直に嬉しい一枚。ほっとしました。

コレで3度のアタリをなんとかモノに出来ました。


次は弱ったイワシを泳がせてるといきなり大きなアタリが!グンと竿が引き込まれて合わせると魚が乗った、けどすぐにバレた。やっぱり少し待つべきでした。アタリが少ないのに焦っちゃった。もったいない。


次は9時半ごろ。

今回のアタリはいい感じで合わせが決まりました。でも、

マゴチでした。残念。


こうして少ないアタリをなんとかモノには出来ましたがこのマゴチのアタリが最後でした。


12時、沖あがり。

結果、本命ヒラメ1尾、外道にマゴチとショウサイフグ。

隣のマサさんは残念、型見ず。

船中は0-4で最大は1.8kgだったそうな。

今年の日立のヒラメは渋くて型が小さいようですね。昨年の3キロ、4キロ、5キロと大板が釣れたのが懐かしいです。


帰港後、お弁当を貰って帰路へ。

マサさん宅を経由して15時半に帰宅出来ました。

それから今日の釣果を捌く。


夕食は、

ヒラメとショウサイの刺身食べ比べセット。 

(画像手前がヒラメ、奥がショウサイ)

嫁と娘はショウサイが、自分はヒラメが美味しいという意見。どちらも美味かった。


他に、ヒラメの昆布〆と味噌漬け、マゴチの味噌漬けを仕込んで残ったアラは煮付けにしてもらいました。

コレ、抜群にうまい。


マサさんにいただいた会津の酒「末廣」にバッチリ合いましたよ。サイコーです。


2時起きのカラダに酒は早く廻って良い気分に。

こうして長い冬至の一日が過ぎました。

結果的には渋いながらも釣果に恵まれてまずまずの釣りになりました。

みなさん今回もお疲れ様でした。

大雪のカワハギ釣り

みなさんこんにちは。昨日は二十四節気の大雪でしたね。天気図も冬型の気圧配置で関東地方は晴天に恵まれました。これから冬本番の季節にシーズン終盤を迎えるカワハギ釣りに行ってきました。

娘の旦那様(婿殿)のクルマで佐島海楽園へ6時前に到着。この日のカワハギ船は10名の乗船で我々二人は右舷のトモに釣座を構えました。


7時少し前に出船。小田和湾を出ると海は昨夜の風が残ってて時化模様。

船は沖へ走って45mの深場から釣りスタート。

今回はこんな便利グッズを使ってみました。ダイソーで買ったマグネットクリップ。

三石忍姐さんのYouTubeで紹介されていたのを真似たもの。替え針をくっ付けておくと便利ですよ。右側にハゲ系の針、左にはスピード系の針をセットしてみました。

さて、時化の中釣り開始。このくらい荒れてる方が魚の活性は高いかも、と期待してましたが潮も速くて釣りにくい。それも船が揺れるものだから早朝に食べたすき家の牛丼が胸に込み上げてきた。「やばい、酔ってはダメ」自分に言い聞かす。隣の婿殿もなんだか具合悪そう。

そんな中、アタリがあって最初の一枚が。

なんとこのカワハギは針掛かりしておらず仕掛けの幹糸がツノに絡まって釣れてしまいました。なんだか微妙な一枚。

その後、婿殿にも最初の一枚が来てお互いに本命の顔が見れました。

8時を過ぎるとだんだん風と波が収まってきた。

ポイントが何度か替わる度にアタリも出てきてポツポツと釣れるようになりました。

型も23センチの中型が主体で小気味の良いヒキが楽しめます。

婿殿にも良型。23.5センチ。彼も針を替えたり誘い方を替えたりして工夫しながら釣ってましたよ。

自分はこんな感じ。我ながら楽しげですね。


こうして朝方の時化が嘘のように昼ごろにはポカポカ陽気の凪の海になって気持ちのよい釣りができました。

14時沖あがり。

結果、自分12枚、婿殿大健闘の5枚。

船中3-13でお頭に一枚足らずでした。おしい。


外道にこんな魚も釣れましたよ。

名前がわからずXで問い合わせると「シラコダイ」とフォロワーさんに教えて頂きました。これは初めて釣ったので人生131目めの魚になりました。


帰港後、帰路へ。クルマの中で婿殿といろいろ話をしましたが彼も今日のカワハギ釣りは楽しかったらしく、また来シーズンもやりたいとのことでした。自分のことはさておき彼が楽しんでくれたのは何よりでした。


交通渋滞で17時に帰宅。12+5=17枚のカワハギを捌きましたよ。

良型はお頭付きで皮を剥いて醤油麹に漬けました。漬け込みが終わったら婿殿のご実家へクール便します。

小型は一夜干しに。


中型はお刺身と、


握りと、

頭の部分は味噌汁に。

どれも抜群の旨さ。ふゆのカワハギは絶品ですね。

こうして長い一日が過ぎていきました。

またひとりカワハギファンが増えてよかったです。

望月のアオリイカ

「この世をばわが世とぞ思ふ望月の欠けたることもなしと思へば」
藤原道長が詠んだ望月の歌。千年前に道長が観た月が今日(11月16日)の満月だそう。

朝5時45分。江ノ島の奥にその望月が浮かんでました。

道長はこの世は一片の欠けもないほど我が世と思われたようですが、現実自分の我が身を思うと思い通りにならないことばかり。

仕事のことはさておき、馬券は外れるは買った株は下がり売った株は上がる。それは日常茶飯事。そして釣りも思い通りには行かない。その代表格がアオリイカ。


2024年11月16日。

望月の朝、まだ暗いうちにアオリイカ釣りが始まりました。

夜光の入った新品の餌木でスタート。

「暗いうちに釣れたらいいね」隣のともっきーとそんな話をしていましたが...

釣れない、乗らない、気配がない。

前回は朝マズメに調子良く釣れたのに今日はダメ。同行のホタぞうさんも苦戦してます。


指示棚と一定のリズム。

中オモリを使うシャクリのアオリイカ釣りはその二つを守れば必ず釣れる釣りです。

そんなに難しい釣りではないです。

でも、思うように行かないのがこの釣り。

やるべき事をキチンとやっているのに。


そんな中、シャクリアオリイカ船でバーチカルティップランをやっているともっきーにヒット!

良型のアオリイカが上がってきました。

船中もポツリポツリと。

気配が出てきた。


澄み潮にはコレ。2001年にアオリイカ釣りを始めた時に吉祥寺丸勝で買ったもの。

こいつを投入すると餌木が抱かれた感触。乗らなかったけどイカの気配が。


もうすでに11時。気配が出てきた、釣れる気がする。

ここで自分にとっての魔法の餌木、GT-59TBを新品開封して投入。さあ、釣るぞ。

と、まもなく。

「模様がよくないのでスミイカモンゴウイカ狙いにします。ハリス2m、オレンジの餌木」との船長アナウンス。


はあ、スミモンゴウだと⁈ボウズ上等でアオリ狙いなのに。

まあ、しょうがない。乗合船だから船長指示は絶対。

そして船は江ノ島の西へ。


オレンジの餌木、ハリス2m。底から棚を取ってアタリを待つのがスミイカ釣り。東京湾で何度かやってるから要領はわかってる。

すると、イカのアタリが。


ほら、スミイカ!と思ってたらコレはシリヤケイカでした。とりあえずイカは釣れたけど微妙な気持ち。オレが求めてるのはコレじゃない!


ほんと思い通りにはならない。

最後、アオリイカ狙いに戻しましたが13時ゲームオーバー。


結果、シリヤケ1杯。

船中0-4、16名で16杯。

ともっきー健闘の2杯、ホタさん残念。


以前、聞いたことある。満月の日はアオリイカ釣れないんだってよ!

思うようにはいかないのが世の中だよ、道長さん。望月のアオリイカは撃沈でした。