子供への声掛けをどんな意識でしていますか? | 家族に笑顔が戻る最短距離~『不登校のち笑顔』

家族に笑顔が戻る最短距離~『不登校のち笑顔』

不登校のお子さんが動き出すために必要なことは,「子供に選択させて,結果を経験させてあげる」こと.
親御さんが意識と行動を変えるだけで,お子さんはどんどん変わり,現実がガラッと変わります.

親子揃って【小さな一歩を重ねたら】,必ず家族に笑顔が戻ります.

UMIカウンセラーのまさです.
 
うちの息子と娘,朝は母親に起こされてスタートしますが
 
 
自分が出発したい時間までには,ちゃんと準備できているようです.
 
 
起こされた後,出発までの声掛けは,ほぼゼロです.
 
 
 
 
 
不登校になる前,ほぼ毎日,息子は登校班の集合場所に,一番最後に行ってました.
 
 
それも,集合時間に間に合ったことの方が少なかったです.
 
 
娘も小2,3と,そんな感じでした.
 
 
 
 
 
で,家の中ではどんなことが繰り広げられていたかというと
 
 
「もうすぐ時間だよ」
 
 
「トイレ行きなさい」


「○○持った?」
 
 
「はやく準備しなさい」
 
 
「○×△☆~!」
 
 
 
要するに,子供たちが自ら行動するのを待たず


間に合わせるために,あれやこれやと手を焼いていたわけです.
 
 
息子に至っては,登校前にリビングでサッカーの朝練をしていたので
 
 
分刻みの予定を課されていて,分刻みで声掛けされてました.
 
 
今思うと,うざかったろうな(笑)
 
 
 
 
 
 
急がせている,間に合わせようと声を掛けているのに
 
 
結果は望むものとは逆(笑)
 
 
 
 
 
 
当時の我が家の声掛けですが,子供達を間に合わせたいと思う意識が
 
 
子供達が
 
 
迷惑かけないように
 
 
嫌われないように
 
 
困らないように
 
 
 
 
僕たち親が
 
 
迷惑かけないように
 
 
恥をかかないように
 
 
バカにされないように
 
 
 
 
といったマイナス意識で,子供達をコントロールしていたんですね.
(間に合わせようとすること自体,コントロールですから)
 
 
息子は不登校になってしまったので,朝の不毛な争いから逃れたわけですが
 
 
その後もしばらく,娘は親から「心配」という名の砲弾を受けてました.
 
 
 
 
 
いずれにしてもコントロールだから,望む結果にならなかったわけです.
 
 
 
 

 
でも,遅れることから学ぶこともある.
 
 
遅れることで何か問題が起きれば,どうすればいいか考えるでしょうし
 
 
それによって,僕たち親が何か思われたとしても,それは自分で引き受ければいい.
 
 
まして,その程度のことで,僕らの人間性が決まるわけでもないし.
 
 
ダメな親と思われても,思いたい人には思わせればいいだけ.
 
 
 
 
 
 
いずれにしても,時間をどう使うかは子供の課題なので
 
 
僕も妻も,いつからか,娘にガミガミ声掛けすることをしなくなりました.
(多分,小4になって程なくして)
 
 
娘からすると,声を掛ける人がいなくなったわけだから
 
 
時間の配分などを,自分で考えないといけなくなりますよね.
 
 
もちろん,最初のうちは失敗して遅れることもしばしばでした.
 
 
でも,余計な声掛けが無くなる分,コントロールによるマイナスエネルギーを受けなくなるので
 
 
行動の意識は,やらされてるから,自分でやろうに変わるんですね.
 
 
つまり,マイナスからプラスに変わったわけです.
 
 
その結果が,今なのかなと思います.
 
 
 
 
 
そして,息子は不登校を通して,自分の時間を自分で管理できるようになりました.
 
 
これも,すべてを本人に任せた結果でしょう.
 
 
 
 
 
 
 
親からすると,子供に
 
 
「失敗させたくない」
 
 
「恥をかかせたくない」
 
 
「人に迷惑をかけさせたくない」
 
 
などの思いがあるかと思います.
 
 
 
 
 
でも,「○○させたくない」というのはコントロールなので,現実はうまくいかないことが多くなります.
 
 
コントロールがいけないわけじゃないんです.
 
でも,コントロールというのは,他人を使って自分の望みを叶えることなので
 
 
相手からエネルギーを奪う行為なんですね.
 
 
だから,あなたもエネルギーを奪われる結果になります.
 
 
そうやって,お互いにエネルギーの奪い合いをすることで
 
 
お互いが疲弊していくことになります.
 
 
 
 
 
また,例えば「失敗させたくない」ということは
 
 
「失敗する」ことが強くイメージにあるので
 
 
結果として,失敗するような声掛けを(無意識に)してしまうんですね.
 
 
 
 

もちろん,時には,コントロールした方がいい場面もあるでしょう.
 
 
でも,単なる失敗体験であれば,子供のうちにたくさんさせてあげてもいいのかなと思います.
 
 
必ず,そこから学びがありますから.
 
 
その上で,自分でできるようになったら,その成功体験は自信になるでしょ?
 
 
その体験が,将来,お子さんの人生に生きてきますから.
 
 
 
 
 
 
心配や不安から「失敗しないこと」を経験させるより
 
 
失敗体験を学びに変える力があると信じて
 
 
お子さんを信頼してみませんか?
 
 
 
 
 
 
うちの子供達の例は,「時間に遅れる」という問題でしたが
 
 
「宿題をしない」「夜更かしをする」「ゲームをやめない」「歯を磨かない」「風呂になかなか入らない」など
 
 
お子さんの課題と思われるものは,お子さんに任せてみて
 
 
その結果を経験させてあげることが
 
 
将来的には,お子さんの成長のためになりますから.
 
 
 
 
 
 
 
 
それでも,声掛けしたくなるときは
 
 
まず,自分がどういう意識で声掛けしようとしているか,毎回意識に上げてみるといいと思います.
 
 
目の前の状況の何が嫌なのか?
 
 
どこを問題と思っていて,何が不安なのか?
 
 
このままだと,どうなると思っているのか?
 
 
それが起きたら,お子さんはどうなるのか?
 
 
お子さんがそうなるのは真実なのか?
 
 
 
 
 
これやってみると,ほとんどの場合,不安が和らいだり,不安が不安じゃないとわかったりします.
 
 
 
毎回意識に上げることを試みると,条件反射的に行動することが減ってくるので
 
マイナスのやり取りを,意識的に減らすこともできます.
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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