Grayscale『Nella Vita』耳馴染みの良いメロディ目白押しのUSポップパンク3作目 | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。

 
本日、夏休み最終日…
 
この夏休み、非常に良いペースで記事が書けました。
 
ってことは?
 
ここ数年でいちばんグータラな夏休みでした(。-∀-)笑
 
ゲームと新譜チェックしかしてねぇ。
 
どうも、クズ人間のトトです。
 
 
おかげで記事のストックには
 
困らないようにはなったんですけどねー。
 
夏休み明けの明日からは夜勤2連チャン、
 
挙げ句に2回目の夜勤のあとは、夜勤明けで
 
夜は、行きたくもない会社の飲み会で
 
横浜方面まで行かなきゃいけないとかクソすぎですが。
 
 
さてさて、POP PUNKリリースが
 
盛り上がってきましたよ!\(^o^)/
 
個人的にも気分が上がる
 
ポップパンク系の新譜レビュー3連続!
 
今回のバンドは、今年レビューしたいくつかのバンド同様
 
iPod時代には様々な理由で追いきれておらず、
 
Spotifyを使い始めたからこそ、
 
こうして取り上げられたバンドの1つです。
 
気付いたらもう3枚目だよ…orz
 
これからはしっかり追っていきますよ!
 
そんなバンドの新譜はこちら
 
 
 
 
Grayscale『Nella Vita』
01. Just Right
04. YOUNG
05. Twilight (My Heaven)
08. What's On Your Mind
09. Asbury
10. Desert Queen
11. In My Arms
12. Tommy's Song
 
 
 
Fearless Records 所属のPOP PUNKバンド
 
Grayscale が、2017年リリースの『Adornment』 以来
 
2年ぶりの新譜Nella Vita を9/6にリリースしました。
 
 
 
と、自分がGrayscale に言いたい言葉ですがw
 
年間100~200枚ものCDを買っていたとしても、
 
追いきれてないバンドはいたワケですよ。
 
POP PUNKは好きだけど、
 
POP PUNKだけが好き、POP PUNKだけを聴いてる
 
ってワケじゃないのでね。
 
そのおかげで、あぶれてしまっていたGrayscale
 
ようやくこうしてレビュー記事に取り上げました。
 
前回レビューしたRoam と同じリリース日、
 
そんなRoam 共々、個人的に楽しみにしていた新譜、
 
期待に胸を膨らませつつ、聴いてみました。
 
 
 
 
 
 
Just Right
オープニングの1曲目は、静かなイントロからでも
POP PUNK/POP ROCK感をひしひしと感じます。
アップテンポな陽性サウンドなんて、個人的にも
スーパー得意!とするところ。
気に入らないワケがないんですよねぇ( ´∀`)
サビに入るとコーラス含めて声量多めで、
Happyな雰囲気で多幸感がとてもある。
クラップパートも陽性そのもので、
そこからなだれ込むラストサビは最高ですね。
 
 
Baby Blue
MV化されている2曲目は、イントロの時点で
CHVRCHES や現行Paramore 感がすごい。
曲自体もノリノリになれるポップな曲調で、
とてつもなく耳障りが良い。
He─y!! Oh─Oh~♪
っていうシンガロングパートもキャッチーで◎
 
Paramore もPOP PUNK時代をすっ飛ばして、
今の音楽性になった時に出会っていたとしたら、
そこまでえぇ…みたいなことには
間違いなくならなかったように思いますね(。-∀-)笑
だからこそ、Paramore の今の音楽性も
そこまで嫌いじゃない自分もいますけどね。笑
 
 
In Violet
陽性サウンドが2曲続いたあとは、
やや陰性な始まりを見せるMV化された3曲目。
しかし、サビは雰囲気も少し上がり気味で、
陽性のオルタナロック感を醸し出します。
ラストサビ前のおーおーコーラスも良いですね。
Deaf Havana 好きにオススメしたい1曲。
 
 
YOUNG
今回の下書きを書いた12日にMVがUPされた4曲目。
打ち込みや加工ボイスも大いに耳を突いてくる
心地良いリズムとテンポで展開する曲に。
もはやPOP PUNKとはかけ離れた曲ではあるものの
曲自体のキャッチーさや耳馴染みの良いメロディが
聴いててとても気持ち良いですね。
 
 
Twilight (My Heaven)
そんな、聴いててもっと気持ち良いのが
陽性POP PUNK/POP ROCK感を出す5曲目!
そーそー、これだよこれ!Σd(≧∀≦*)
随所に入るクラップパートも、学園ドラマの
ミュージカル的な雰囲気があって良いですね。笑
明るく楽しい曲は大好きだ\(^o^)/
 
 
Old Friends
続く6曲目は、雰囲気もガラッと変わって
スロー~ミドルテンポで送るエモーショナルナンバー。
Old Friends ってタイトルからしてまさに、
大いにエモーショナルさを掻き立てていますね。
曲調的には寝る前に聴きたい1曲。
 
 
Painkiller Weather
再び心地良いリズムとテンポに戻ってくる7曲目。
ややエモーショナルでもキャッチー、
クラップもそんな曲の雰囲気を後押ししてます。
Painkiller Weather~♪
と、サビの部分は一緒にシンガロングしたいですね。
この曲ではギターソロまで披露してます。笑
 
 
What's On Your Mind
Paramore …いや、
Carly Rea Jepsen にこんな始まりの曲なかったか?
ってのをひしひしと感じる8曲目。
しかし、それはイントロの雰囲気だけで、
本編が始まると打ち込み音をガッツリ取り入れた
オルタナポップ感ひとしおな曲になってます。
今年書いたレビューの中にも
ポップパンク/オルタナロックなバンドはいくつかいますが
ポップパンク/オルタナポップはなかなかいなかった。
ポップパンクシーンの新たな方向性かな?
 
 
Asbury
9曲目は、エモーショナルなアコギ弾き語り。
vo/Collin の声質や曲調からして、
こういうの聴いてるとYellowcard が浮かぶなぁ。
アコギの弾き語りなんて超絶シンプルだけど、
ごちゃごちゃしないから良い!って部分もありますしね。
アコギ自体のサウンドはもちろん、
裏声を使うあたりもエモーショナルさを掻き立てます。
コーラスもとても良い味を出していて、
ボーカルの歌うメインメロディの裏にある
終盤のおーおーコーラスもとても良いです。
 
 
Desert Queen
前曲のアウトロからそのまま繋がる10曲目は
およそ2'30"の短い曲。
しかし、雰囲気はガラッと変わって、
小気味良く掻き鳴らすギターが気持ち良い、
アップテンポな陽性ナンバー\(^o^)/
曲調に少し懐古的にも感じるのは気のせい?
 
 
In My Arms
と思ってたら、続く11曲目は90年代のポップス感。
やっぱ少し前時代的なのは狙ってんのかな?
チャカチャカ掻き鳴らすギターとか、
ちょっとキラキラ感のある打ち込みとかさ。
もはやコーラスすらそんな風に聴こえてきた。笑
そういう雰囲気のMV作ってくんないかな?笑
 
でも、どこかこういうのって聴き心地というか
耳馴染みがすごく良いんですよね。
当時は音楽なんてロクに聴いてない子どもだったのに
意識しなくても流れてくる大衆音楽(ポップス)に
こういうのが多かったから?
……多かった?←
 
 
Tommy's Song
ラストを飾る12曲目は、ピアノでの弾き語り。
これがまたとてもエモーショナル。
アコギじゃなく、ピアノになると
Mayday Parade が出てくるのは何故だろう?笑
ボーカルの声質がね、言葉は悪いですが
ポップパンク/エモロックシーン的には
けっこうありふれた声質だと思うんですよね。
こういうエモ押しの曲だと余計に思う。
でも、だからこそ耳馴染みはとても良いんです。
後半はバンドサウンドとコーラスを取り入れ
壮大な雰囲気で終演へと向かっていきます。
 
 
 
 
以上、
 
Grayscale『Nella Vita
 
でした。
 
思いのほか、とても良かった(*´ω`*)
 
追えない状況もあったとはいえ、
 
やっぱちゃんと追ってないと駄目ですねー
 
逆に今作からGrayscale をちゃんと聴いたからこそ
 
受け入れられたって部分もあるかもしれませんが。
 
 
 
 
追えてはいなくとも、ちょいかじりしてた頃から
 
良いサウンドは出してましたけどね。
 
だからこそ『(追いたいけど)追えてないバンド』として
 
今日までしっかりバンドのことは認知してたワケですし。
 
 
そして、Wage War と同じくFearless Records に所属し
 
Wage War と同じく3枚目のアルバム。
 
wikiにもPOP PUNK / Alternative Rock とされている
 
Grayscale ですが、ここにAlternative Pop と呼べる
 
音楽性の曲も収録されたアルバムが出来ました。
 
Wage War のレビューにも書きましたが
 
やっぱりFearless バンドは、メジャーシーンにも
 
近いものを持ってるバンドが少なくない気がします。
 
まぁ、Wage War よりGrayscale の方が
 
遥かに好感でしたけどもね。
 
 
そういえば、5月にレビューしたEat Your Heart Out
 
Fearless からデビューアルバムをリリースしたし。
 
レビューで名前を出したMayday Parade も、
 
今はRise だけど、それまでは
 
長くFearless に所属していたバンドですしね。
 
そう考えると、やっぱレーベルの色と言うか、
 
レーベルがサインするバンドの傾向的には
 
統一されたようなものを感じますね。
 
 
 
そんなGrayscale 3枚目のアルバムNella Vita
 
POP PUNK好きのみならず、
 
Deaf Havana 好きなオルタナロック、
 
ParamoreCHVRCHES 好きなオルタナポップ、
 
そのあたりが好きな人、広く色んな人に
 
大いに薦めたい1枚です。
 
是非せひ。
 
 
 
 
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さてー……
 
9/6リリースの新譜シリーズは、
 
本来もう1枚書くつもりだったんですが
 
残念ながら蔵出しとなった1枚があります。
 
それがコチラ
 
 
 
Sleeping With Sirens
『How It Feels to Be Lost』
02. Never Enough (Feat. Benji Madden)
05. Ghost
06. Blood Lines
07. Break Me Down
08. Another Nightmare
09. P.S. Missing You
10. Medicine (Devil In My Head)
11. Dying To Believe
 
 
2ヶ月くらい前だったか、
Sumerian Records への電撃移籍と共に
9/6の新譜リリースを報を出したSWS
気付けばもう6枚目なんだなぁ。
 
で、今回の新譜
個人的にも楽しみではあったんです。
最初に発表された"Leave It All Behind" を聴いた時点でも
期待を抱いていたんですが…
いざ、1枚通して聴いてみると
…あれ?
って思ってしまったんですよねぇ(。-ω-)
 
さすがは初期から大いに人気のあったバンド、
それがSumerian への移籍、2年ぶりの新譜と
各MVの再生回数の伸びも現行バンドとしては上位でしょう。
しかぁし!
(。-ω-)ウーン… って気持ちが拭えませんでした。
 
前に自身の曲にKellin を迎えたGood Charlotte
今度そんなGCからBenji がゲストになっている曲なんかは
べんじーサンありきで、なかなか良さげだったけど。
そうして書きあぐねてる間に
Ds/Gabe は脱退してんしよ。
 
何だろね、少なくとも好きで聴いてた時期よりも
Kellin の声が受け入れ難くなってきた…
 
 
この頃は全然良かったんだけどなぁ。
 
Rise 期最後の作品となった3rd『Feel』
売上的にもバンド最大のヒットを飛ばしたのに
その次からの2作が不評だったのもな…
 
Epitaph からリリースした『Madness』
 
ワーナーからリリースした『Gossip』
 
レーベルの采配か、もしくは自身の判断か、
とはいえ不作が2作続いたのは痛かった。
その2枚に比べりゃ今作のが良いけど、
Rise 期の作品を超えるには至らず。
自分はそろそろSWSとはオサラバかも…
 
しかし、だからこそ
ここからSWSに入る人には良い作品なのでは?
とも思います。
 
んー、音楽って難しいですねぇ(。-ω-)