Real Friends『Composure』バンド3枚目は、周囲に支えられ、完成させた良盤! | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。

 

Twitter上でのアンケートとかさ、

誰が見たい?何の曲聴きたい?みたいなことを、

レーベルやバンドがやるじゃないですか。

そんな誰しもが、そのツイートを見れる時間に

ログインしてるワケでもないし、

それで思ったほど反応がなかったり、

数にしても少なかったりして、

ツイート主がガッカリしてるのを見かけたりするけど

個人的には、何でそんなことを

Twitter全振りで決めようとしてんのか、と。

馬鹿が多いのもTwitterの嫌なとこだけど、

こういったTwitter全振りで

リスナーの反応を見ようとすんのも何かなぁ…

見れる人だけがたまたま見れたツイートを取り上げて

反応がないことを嘆かれても困るんだが。

それに反応しない人は見たくないのね?聴きたくないのね?

って判断されても、

いやいや、そんなツイート見てねーし知らんかったし

ってなるじゃん。

Twitterで決めんのも別にいいんだけど、

繰り返しセルフRTするとか、固定ツイートにしとくとか、

そのどちらもしばらくの期間続けて

多くの人が目にする確率を上げるとか、

色々とやり方あるんだからさぁ…

って思ってしまうのは自分だけですかそうですか。

どうも、トトです。


ついでに言うと、

インだけしてて、ツイートなんてしてない

所謂、ROM専みたいな

全くアクティブユーザーじゃない人とかいますよね。

少し前に水増しアカウント削除で話題になってましたが

1年以上、なんなら1ヶ月以上でもいいや。

自発ツイート(RT含む)をしてないアカウントも

まとめて消してくれないかなー

そもそも宣伝が必要なバンドのアカウント、

メンバーのアカウント、各種公式はいいとして

ホントにただの一般人なら

ツイート過多なヤツとかマジでいらんけど、

動いてないなら、それもいらんやん。

いちいち探してリムんのも面倒なんじゃ←

 

 

 

愚痴と疑問しか出てこないTwitterは置いといて。


さてさて、夏のPOP PUNK戦線、

前回のBetween You & Me に続いて、

今回もPOP PUNK盤をレビューしていきますよ。

BYAMのような新進気鋭の新人ではないですが、

2010年代のPOP PUNKバンドとしては

かなり躍進してるバンドのひとつですね。

所属は、Set It Off も移籍したFearless Records

Fearless も秀逸なPOP PUNKバンドを輩出してきたし、

このバンドもFearless がすっかり定着。

そんなバンドのスタジオアルバムとしては

3枚目となる新譜を、今月半ばにリリース!




Real Friends『Composure』
01. Me First
02. Stand Steady
03. From The Outside
04. Smiling on the Surface
05. Hear What You Want
06. Unconditional Love
07. Composure
08. Get By
09. Ripcord
10. Take A Hint


ポップパンクバンドReal FriendsのNewアルバム『Composure』について知っておくべき10の事実(ALTERNATIVE PRESS JAPAN)



Fearless Records 所属のPOP PUNKバンド

Real Friends が3枚目の新譜

『Composure』 をリリース\(^o^)/

残念ながら国内盤はリリースされていませんが、

来日経験もあり、バンドのサウンド的にも、

RFを好きな日本のリスナーもいるでしょう。


今回の新譜を聴くにあたり、

↑APでの記事のリンクを貼りましたが、

是非ぜひ、聴く前に読んで欲しいです。

読んで字のごとく、

"知っておくべき10の事実"

でしたからね。

そして、その記事の中で、歌詞に関しては


「前はKyleの書いたものを編集していたんだ。言い回しを変えたり、おかしなところを変えたりね。でも「Composure」は僕とKyleと半々で書いたんだ。たくさん貢献できて満足してるよ。」


と、いうことをvo.Dan が語っています。

Dan はここ数年、メンタルの病を患い、

バンドのツアーをキャンセルすることが続いてましたが

それを乗り越え、こうして新譜を完成させ、

今年最後のWarped Tour にも出演中。

間違いなく力作となっているであろう今作、

早速聴いてみました。
 

 

 


Me First
まず最初の1曲目。
キラキラ系のイケメンPOP PUNKが好きな人には
おそらく逆のPOP PUNKを鳴らすのがRFな気がしますが
しかし、同じPOP PUNKには変わらない。
夏は大嫌いだけど、夏とPOP PUNKの親和性は
他ジャンルと比べてもいちばんじゃないかと。
そんな今の季節にピッタリなPOP PUNKを
1曲目から鳴らしてくれています。


Stand Steady
少し浮遊感のあるギターイントロから始まる2曲目。
陽性アップテンポなPOP PUNKを展開し、
Dan のハスキーな声と、サビのメロディが秀逸。
おぉーおーーおぉーーー!という
シンガロングパートも良いですね!


From The Outside
これは絶対好きなヤツやん!って
イントロからわかる3曲目。
やっぱMVになってる故の良さってありますよね。
こういうのを夏のビーチとかで聴きたいっすねぇ。
MVは、メンバー他の出演者みんな
背景色に合わせた服を着ているという
"色"に目がいく視覚的に面白いMVに。


Smiling on the Surface
続く4曲目。
これも紛れもなくグッドメロディなPOP PUNK。
ほんのりエモーショナルだけど、
多幸感すらも感じる秀逸POP PUNKナンバー。


Hear What You Want
良質POP PUNKナンバーが続きます、
折り返し地点となる5曲目。
こちらも少しエモーショナル寄りながら、
サウンドはきっちりバンド感は残しつつ、
サビのメロディがまた頭に耳に残るグッドメロディ。


Unconditional Love
ba.Kyle のお気に入り曲であると同時に、
これまでのバンドの曲とは違っていて、
今作に収録されなかったかもと語る6曲目。
確かにこれまでのRFにしては少し珍しい感じもする。
今作もここまできっちりPOP PUNKしてきた中で、
6曲目に持ってきたミドルバラード調ですしね。
これはこれでエモーショナル特化で、
RFとしても良い曲だと思いますけどね。


Composure
アルバムタイトルが決まる前に書かれた7曲目。
この曲があったことにより、バンドを前進させ、
落ち着きを取り戻させてくれた、と言ってますね。
そんな今作のタイトル曲は、再び
秀逸グッドメロディで、全開にしないほどの
エモーショナルさを上乗せしたPOP PUNKを鳴らしてます。
バンドにとっても大切な曲になっただろうし、
この曲でMV出して欲しいなぁ。


Get By
掻き鳴らすギターから始まる8曲目。
ミドルテンポに始まるも、サビに向かって
どんどんアップテンポになっていき、
盛り上げどころのサビでは、
しっかり上げサウンドのPOP PUNKに。


Ripcord
今度はドラムイントロが特徴的な9曲目。
今回はサビをミドルテンポにするいう逆展開。
しかし、ラストサビはアップテンポなサウンドで、
そこに乗るDan のエモーショナルなボーカルが
良さを際立たせる展開に。


Take A Hint
本作ラストを飾る10曲目。
頭っからアップテンポなPOP PUNKを展開し、
そこに持ち前のエモーショナルさも発揮し、
サビではコーラスありきな多幸感増し増しなサウンドに。
この曲のサビ良いっすわー。
多幸感ってのはこういうことを言うんだなと改めて。
繰り返し聴きたくなる感じはひとしおです。




以上、

Real Friends『Composure

でした。 今作さ…

かなり良くない?

歴代のRFのアルバムの中でも、いちばん好きなんだけど。

そもそものバンドの地力もあり、Fearless 所属もあって

POP PUNKバンドの中では

けっこう人気あるバンドにはなっていますが、

更なるファン増加を望める作品になるのでは?


APの記事では、Dan のメンタルにも触れ、

「Danと話し合いができない時があって、それは彼が躁病を患っていたからなんだ。」とFaselは当時を思い出します。「でもDanはずっと良いやつだった。僕は「こいつが嫌いだ」とは決してならなかったし、「こいつには助けが必要だ」と思ったんだ。そういう状況下においては、ツアーをキャンセルすることが救済だったんだよ。」

ということを語っています。

2016年に、Dan のメンタルによって

ツアーをキャンセルしたことがありましたが、

今年3月にも同じ理由でツアーをキャンセル】しています。

しかし、今年は

Warped の方に視点を当て、そこに向けて

きちんと治療を行っていく

と、↑のAPの記事でDan が語ってますね。


少し前に、Linkin Park Chester

1周忌を迎えたじゃないですか。

彼の死によって、海外でのメンタルへの向き合い方も

かなり変わったように思います。

DanChester と同じくメンタルを患ってますが、

それを理由にツアーをキャンセルすることがあっても

しっかり治療に専念し、再びツアーを始め、

メンバーの理解もあって今作を完成させた。

そして今はWarped Tour の真っ最中。

本人がいちばん感じていることでしょうが、

Dan は周りにホントに感謝しているでしょうね。

ちゃんとDan のことを理解し、

寄り添ってくれるメンバー、スタッフみんな

良いヤツらだなぁ(*´ω`*)

だからこそ、今回の作品が作れたんでしょうしね。



この先もPOP PUNK盤のリリースは控えてますが

ここまでのリリース作品の中でも、

上位に入るほど良いPOP PUNK作品だと思います。

POP PUNK好きなら是非、入手を!

 

 

 

 

 

この先、また少し長めの映画評(ネタバレ有)するので

 

興味ない人は回れ右推奨です。

 

 

 

 

 

 

POP PUNK盤と共に、

観たい映画も多い今夏2つめの映画観てきました。

前売券を買って、公開から約1週間



未来のミライ



観てきました。

時かけ』は円盤でだったけど、

その次の『サマーウォーズ』からは全作品

ちゃんと映画館で観ている細田 守監督作品の

最新作!

だったんですがー……(; ´∀`)←

これまでの作品と比べて、 最も起伏がない。

所々、見所となるシーンはあるものの

テンション50~60前後がずっと続く感じ。

盛り上がりポイントに欠ける。

観る人によっては退屈かもしれませんね。

それが細田作品史上、最も低評価くらってる

理由のひとつかもしれません。



細田作品の肝とも言える家族をテーマに

タイムリープを合わせた作品、

更に、大ヒットしたサマーウォーズぶりに

主題歌は山下達郎が細田作品にカムバック!



それだけ聞くと期待感も高まるけど…って感じ。

『未来のミライ』というタイトルとは言え、

そこまで"ミライちゃん"出てこないですしね(。-∀-)笑


あとは声優がなー…

前も何かの映画で、星野源が声当ててる作品見たけど

その時も、今回も星野源は

星野源が過ぎる!

誰が聞いても『あ、星野源』ってわかるレベル。

そういうのって過去にもいましたよね。

代表的なのはハウルのキムタク。

でも、あれってまさに"キムタク"だけど

だからこそ"ハウル"でもあったじゃないですか。

中の人も頭に浮かぶけど、ちゃんとキャラとして成立してる。

まぁ、そんなのは稀な例ですけどね。

お母さん役の"麻生久美子"も特徴的な声だし、

聞いたら誰かはわかるけど、

星野源よりも遥かに演技力で勝る為、

星野源ほど気にならなかったです。

あと、くんちゃんの中の人もなー…

4歳の子だからね、必然的に声優は女性になる。

にしても、声が女の子女の子過ぎて…笑

オマケに親からも、何なら本人も"くんちゃん"呼び。

青より黄色が好き。

親が生まれたばかりの赤ちゃん(未来ちゃん)に

構いっきりで、自分が相手にしてもらえなくて嫉妬&癇癪…

お兄ちゃんらしさが垣間見えるのはラストのみ。

甘えん坊だってことを差し引いても、

電車が好きなこと以外、男の子要素も少なくて

くんちゃん、ちょっと女々しすぎない?笑

まだ小さいし、声のことも、妹への嫉妬も、

そのへん全部わかるんだけども……なんかね。

劇中、赤ちゃんの未来ちゃんよりも

くんちゃんのが遥かに泣き喚いてる時間多いし笑

『お兄ちゃんなんだから』『お兄ちゃんでしょ!』

っていうシーンは、ほぼ皆無。

まぁ、見てる分には、子どもも2人目とはいえ、

子育てするには親もまだまだ未熟っぽいし、

何よりお父さん(星野源)は、くんちゃんが生まれた時

仕事仕事で子育て何もしなかったっていうしね。

そこで『お兄ちゃんなんだから!』って要素入れたら

それこそありきたりになる気もするし。

こんな親子(家庭)もいる

っていうリアル感はあったんじゃないかと。

タイムリープする超絶フィクションものなのに

リアル感を出しても…ってのは言うだけ野暮ですね笑

 



ただ、ラストでくんちゃんが

『未来ちゃんのおにいちゃん!』

ってのを見つけ、自覚し、それにより成長していく

 

ってところが、今回の作品のオチであり、

くんちゃんは嫉妬によって

親も未来ちゃんも"好きくない"にはなるけど

生きてるだけで無償の愛をもらってるんだよ

ってのが、いちばんのテーマなんじゃないかな

と思いました。


そういったタイムリープシーンでは、

"ひぃじーじ"のシーンが良かった!

カッコ良かったわー!ひぃじーじ!

星野源が星野源過ぎるのと、

くんちゃんの女の子感が目立ちすぎてて

 

若き日のひぃじーじの声が

エンドロール見るまで福山雅治ってわかんなかった。

訛ってたのもあるし、それ以上に

ひぃじーじのシーンいちばんカッコ良かったしね。

あと、くんちゃんが片付けできないのは、

なーんだ、お母さんもじゃんってことがわかったり

未来のくんちゃんスカしてるなぁw

って思ったりw

それと、

未来の東京駅はちょっとワクワクしました( ´∀`)

 

こういうのはタイムリープもの、タイムトラベルものの

 

楽しいところですよね。



おおかみこども~』は母目線で、

バケモノの子』はどちらかと言うと父(と息子)目線、

今作『未来のミライ』は子育て中の親には

響く作品かもしれません。

主役は4歳児の男の子"くんちゃん"ですが、

同世代の子どもが見てもよくわからん内容でしょう。

トラウマ植え付けそうな怖いシーンはあるけど笑




今回はちょっとねー笑

細田作品は好きだし、毎作品ちゃんと観てるけど

ちょっとねー…うーん…って感じが否めません笑


Yahoo映画での評価平均は2.56/5.00

映画.comでの評価平均は2.5/5.0

※どちらも7/26時点

 


ものの見事に真っ二つに割れた数字、

それもわかります。納得です。

賛否が分かれるような内容ですもん。

点数を付けるなら、自分も3.0くらいにする。

色んな映画評みてても、

やっぱ3.0くらいの評価してる人はみんな

ほぼほぼ自分と同じようなこと言ってますしね。

2.0以下、4.0以上の評価の人より

やっぱ3.0と評価してる人の意見の方が

共感したものは多かったなぁ。

当然のことながら良いとこもあれば、

悪いところもあります。

ただ、誰かに細田作品をオススメする時に

『未来のミライちゃん』を

最初にオススメすることはないでしょうね。




今回、映画館に行って

いちばんテンション上がって、

いちばん鳥肌立ったのは



コレですかね笑

『未来のミライ』で予告編出た!

って公開初日からネットで流れててさー

観たい気持ちを抑え、ようやく自分の目で!

2020年ねぇ…

まともな(?)エヴァ好きなら公開予定日なんざ

ハナから信用なんてしませんわなw

そんなピュアなの、にわかだけやろw

エヴァ好きな人はみんな心荒んでますから←

にしても、8号機…ヴンダーと合体しましたか?

Q』の時に流れた予告編に出てた

号機とかいうキカイダーみたいのは

結局ナシの方向でよろしいですか?www

30秒にも満たない予告編にも関わらず、

言いたいこと、ツッコミたいとこは尽きませんなw

それでもやっぱり『おぉっ!』ってなったし、鳥肌立ったし、

 

自分もひねくれてるけど、やっぱりエヴァ好きなんですよ笑

予告で出た年、日にち等は気にすることなく

大人しく、ちゃんと"公開する日"を待ってますよ笑